2020年12月13日日曜日

【中央競馬予想の回顧】阪神ジュベナイルF、カペラS、中日新聞杯(2020)

 今週は阪神ジュベナイルF。
 ◎オパールムーンは行き脚がつかず、後方から。これは想定内。3コーナー過ぎから追い上げ、直線入り口では馬場の中ほどに持ち出して進路を確保。ここから前走同様に伸びてくる…はずだったのだが、前走ほどの脚は使えず6着まで。これがGIの壁か。
 勝ったのはソダシ。好位から馬群を抜け出し、内をすくったサトノレイナスとの叩き合いをハナ差で制した。白毛馬初のGI制覇の偉業を達成。

 中山ではカペラS。
 ◎フォーテは前に行けず、中団から。これでは持ち味が出ず、ブービーの15着。重賞の壁は高かった。
 勝ったのはジャスティン。2番手から粘り込み、クビ、クビ差の接戦を制した。

 土曜は中日新聞杯。
 ◎ボッケリーニは中団から最速で上がり、粘るシゲルピンクダイヤをクビ差で捉えて見事に勝利。良血馬が重賞初制覇。
 しかし、2着のシゲルピンクダイヤを押さえておらず、馬券は単勝をちょろっと取っただけではトリガミ。

 今週は3戦で0勝2敗1分。他もイマイチでトータルはマイナス。連勝はあっさりストップしてしまった…。

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【読書メモ】村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』(文春文庫)

 村上氏が、ランニングを切り口に作家人生をふり返った本。後書きで村上氏自身が「僕はこの本を『メモワール』のようなものだと考えている。個人史というほど大層なものでもないが、エッセイというタイトルでくくるには無理がある」とオシャレに説明している。さすが、上手いこと言うなあ。

 村上氏は30歳で小説家としてデビューし、2年後に専業になる決意をした。そしてその翌年に、ランニングを生活に取り入れた。それ以来、四半世紀にわたって小説を書き続け、地面を走り続けてきた人生のメモワールが本書である。村上氏の作家人生とランナー人生は、ほぼ重なっているのだ。
 本書が書かれたのは2005年から06年にかけてだ。40代後半(1995年頃)にランナーとしての(速く走るという意味での)ピークを過ぎて、タイムが落ちてモチベーションを下げていた村上氏が、再び走る気が湧いてきて、真剣なランニングを再開した時期だ。
 練習内容はわりとサラッと書いてあるが、ちゃんと読めばかなりのトレーニングを積んでいることが分かる。「継続」を大事にして、ストイックにトレーニングをしていたようだ。小説も同じようなスタイルで執筆しているのだろう。

 ランナー(特に長距離ランナー)なら、たびたび尋ねられるであろう「なんで、そんな苦しい思いをしてまで走るの?」という疑問。なかなか答えるのが難しいが、それを村上氏が上手に語ってくれた。
 私も長距離ランナーの端くれとして、おおいに共感するとともに、多くの刺激を受けた。走る気持ち、人生を頑張る気持ち、感謝の気持ちが湧いてくる本だ。モチベーションが落ち気味のランナーには特にお勧めしたい。
 また、村上氏が京都の生まれだとは知らなかった。一方的に親近感を感じてしまった。

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【中央競馬予想と与太話】阪神ジュベナイルF、カペラS(2020)~実は年男~

 今週は阪神で阪神ジュベナイルフィリーズが、中山でカペラステークスが組まれている。
 阪神ジュベナイルFは今年で72回目を迎える年女(?)だ。前回のねずみ年はブエナビスタが、その前はメジロドーベルがこのレースを制している。今年の勝ち馬も、この2頭のような活躍をしてくれるだろうか。

 実は私もねずみ年だ。私の生まれた年にこのレースを勝ったのがキシュウローレル。もちろん走っているところは記憶にない(あったら怖い)。当時は牡馬も出走できたこのレースを勝ち、最優秀3歳牝馬(いまで言う2歳)に選ばれた名牝だったそうだ。
 しかし、引退レースで馬場に足を取られて転倒骨折し、予後不良になり、悲運の名馬となってしまった。

 レースにいってみたい。18頭のフルゲートになった。1勝馬から重賞2勝馬まで、目移りするメンバーと言ってよいだろう。
 本命は◎オパールムーン。前走は怒濤の末脚で2着に追い込んだ。阪神1600 mで破壊力倍増とならないか。陣営は距離延長に慎重だが、血統的には歓迎のような。
 推奨穴馬は隣の枠のユーバーレーベン。お父さんと同じで、気が向けば走るのかも。

 カペラSは◎フォーテが本命。ハナを切らなくても大丈夫。

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2020年12月11日金曜日

【中央競馬予想と与太話】中日新聞杯(2020)~マル父限定時代~

 12月も半分近くが過ぎ、来週からは冷え込むそうだ。あっという間に年の瀬ですなあ。中央競馬も残り3週間。ラストスパートといきたいところだ。

 そんな土曜は中京で中日新聞杯が組まれている。このレースは2007年まではマル父限定重賞だった。いまやマル父というくくりは意味をなさなくなり、むしろ外国産馬を優遇してあげなければ可哀相なほどだ。サンデーサイレンスが日本の競馬を根こそぎ変えてしまった。

 マル父限定時代の最後の勝ち馬がサンライズマックス。ステイゴールドを父に持つ、サンライズの冠名でおなじみの松岡氏の持ち馬だ。
 初勝利に4戦を要したが、3歳の秋に頭角を現して500万、1000万条件戦を連勝。次に格上挑戦でこのレースに出走した。
 53 kgのハンデもあってか、単勝2.4倍の1番人気。レースではデムーロ騎手の手綱で見事に差しきり勝ちを収めた。母父のダンシングブレーヴ譲りの切れ味の持ち主だった。
 その後もエプソムCと小倉大賞典を勝った上級中距離馬だった。いまも元気にしているのだろうか。

サンライズマックス。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。
 冬のローカルハンデGIIIに、フルゲートの18頭が揃った。オッズも割れ気味で、一筋縄では収まりそうにない。
 本命は◎ボッケリーニ。兄のラブリーデイ同様、勝ち味に遅いが、安定感は抜群。連軸には最適だ。ごちゃつかずに回ってきてほしい。
 推奨穴馬は隣の枠のテリトーリアル。まだまだ元気。

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2020年12月9日水曜日

【目指せサブ3】48歳おっさんランナーの練習月報(2020年11月の記録)

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。2019年12月の大阪マラソンでサブ3.05(3時間05分)を達成。現在(48歳)はサブ3を目標にトレーニング中。
 ポイント練習は、平日に閾値走またはペース走、土曜にインターバル走、日曜にロング走が基本。

◆総 評◆
 月間走行距離は246 km。フルマラソンに向けたテーパリングの期間がほとんどだったことを考えるとまずまずか。

◆明石城公園マラソン◆
 約1年ぶりのフルマラソン。コロナ禍の時期に開催してくれてたいへんありがたかったのだが、まさかの激坂難コースだった。30 kmで失速してサブ3ならず。詳細はこちらを。

【目指せサブ3】明石城公園マラソン2020に出場した(滋賀のおっさんランナー)

発着点のきしろスタジアム

◆インターバル走・スピード走◆
 10月末日が大会前最後のインターバル走だったので、11月はなかった。
 本番の約10日前に、トラックで400 m×10本を行った。それほど追い込むわけではなく、1周を85秒程度のペース。気持ちよく走り終えた。
 家から15 kmほどのところにあるトラックを初めて使った。皇子山よりも空いているような。タイミングが合えば、また行こう。

◆閾値走・ペース走◆
 大会前はペース走が増える。本番の2週前に20 kmを、1週前に10 kmを4:10程度のペースで走った。20 kmは向かい風でちょっときつかったが、10 kmはわりと楽にこなせた。気温も下がり、このペースでだいぶ楽に走れるようになってきた。

◆ロングインターバル◆
 久しぶりに、5 km×3本のロングインターバルをやった。初めて20分50秒(キロ4:10)以下を3本揃えられた。今年の初めには達成できなかったペースだ。走力がついていると思いたい。

◆ロングジョグ◆
 本番の3週前に最後のロングジョグ。びわ湖岸を150分走ったら、30 km強になった。心拍数のドリフトもほとんどなく、バテずに走り終えられた。これだけ走って違和感が生じないのもありがたい。
 びわ湖岸に、信号がなくフラットな15 kmほどのコースがとれる。ただ、冬型の気圧配置になると風がきついのが難点。

◆まとめ◆
 明石城公園マラソンは、最後に失速したのでダメージもあまりなく、1週間でトレーニングを再開できた。
 すぐ回復できたので、中3週で神戸トライアルマラソンに出走予定。今度はフラットなコースだ。強風が吹いたり、コロナで中止になったりしませんように。
 この大会が終わったら、当分、大会はない。少しゆっくりしよう。

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2020年12月8日火曜日

【お父さんの週末料理】2020年12月5・6日~鯛を連チャン~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代後半)、母(年齢非公表)、娘(中1)、息子(小4)の4人。

 今週も娘、息子ともに土日とも用事があった。ヒマ人にしているよりもよいことだ。
 息子と妻は、土曜の昼は外食した。

 12月5日(土) 

 娘も息子も朝から練習。二人とも午前中で終了だった。

◆朝・昼飯◆
 朝は妻が用意してくれてた。妻が早起きで助かる。
 昼は2匹で400円とお買い得のチダイを焼いた。尾頭付きを食べると「食べた~」という気になるのは私だけだろうか。魚の頭が好きな娘と2人でホジホジした。
 他は温豆腐、サラダ、スープ、五穀米。湯豆腐はレンジでチンするタイプ。生姜風味のタレがなかなかグー。
 息子と妻は初めて「まいどおおきに食堂」に行った。練習後で時間も遅かったので、息子がバカ食いしたそうだ。コロッケ、メンチカツ、から揚げ、だし巻き、焼きそばなどを平らげたらしい。空腹なのは分かるが、もう少し考えて食べましょう…。

チダイの塩焼き、サラダ、スープ、五穀米

◆晩ご飯◆
 娘が「魚は頭がついてるほうがいい」と言うのでスーパーで探すと、美味しそうな真鯛を発見。鯛が2食続くが、まあいいだろうということで、煮付けにした。一人半匹で、頭はいつも通り娘と私が担当。遅い時間に昼食をバカ食いした息子も完食した。偉い。よく食べるのはよいことだ。
 他はサラダ、スープ、五穀米。みんな昼が遅かったので控えめ。

鯛の煮付けとご飯

 12月6日(日) 

 娘は午後から座学、息子は弁当を持って朝から夕方まで練習。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は食べやすいシウマイ。チンするだけで美味しい。他は簡単サラダと五穀米。
 昼は妻の作ってくれた豚肉弁当。息子はグランドで、娘と私は家で食べた。ありがとうございました。

◆晩ご飯◆
 豚肉と白菜が安い。となれば、豚と白菜のミルフィーユ。豚肉、白菜、溶けるチーズを重ねて、トマトを乗せて、ふたをして加熱。肉どうしがちょっとくっついてしまった。水分を少し足すとよかったのかもしれない。味はグーで、特に息子が気に入った。ブラックペッパーがよくあう。
 他は豚レバー、サラダ、五穀米。作り置きの鶏キムチなども食べた。

豚肉と白菜のミルフィーユ。乗っているのはトマト

◆作り置き◆
 特価の鶏むね肉で、鶏キムチ、鶏肉と大根とコンニャクの煮物を作った。鶏キムチは豚キムチの鶏肉バージョン。息子が気に入った。
 ミルフィーユの豚肉も余ったので、豚チーズ巻も作った。加熱しすぎたのか、チーズが溶けてしまった。
 明日から食べてください。

鶏と大根とコンニャクの煮物、豚のチーズ巻

鶏と大根とコンニャクの煮物、鶏キムチ

2020年12月7日月曜日

【中央競馬予想の回顧】チャンピオンズC、チャレンジC、ステイヤーズS(2020)

 今週はチャンピオンズC。
 ◎ゴールドドリームクリソベリルカフェファラオに次ぐ3番人気。妥当なところか。
 レースでは馬なりで後方から。前に行きたい馬が何頭かいて、ペースはそれなりに流れている。いい感じだ。
 直線を向き、クリソベリルが前に取りついたときは突き抜けると思ったが、伸びない。そこに襲いかかったのがチュウワウィザード。2馬身半差をつけて鮮やかに勝利。
 その後ろを追うように伸びてきたのがゴールドドリーム。最後は粘るインティをクビ差で捉えて2着に浮上。お陰様で馬連が的中した。40倍つけば十分。

 土曜はチャレンジC。
 ◎ブラヴァスは中団から最速で上がったが、先に抜けたレイパパレには追いつけず、2着。馬券は馬連を取って、ちょっとだけ浮いた。
 勝ったレイパパレは、これで無傷の5連勝。来年が楽しみだ。

 中山ではステイヤーズS。
 ◎ポンデザールは1番人気。マラソンレースで牝馬の1番人気は珍しい。レースでは3番手につけ、2周目の3コーナーから押して押して前を追ったが、2頭に残られて3着。反応が悪かった。
 勝ったのはオセアグレイトポンデザールと同じ位置から、こちらはぐいっと伸びて初重賞勝利。

 今週は3戦2勝。チャンピオンズCのお陰もあり、トータルは2週連続のプラスを達成。いつ以来だろうか。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...