2020年12月11日金曜日

【中央競馬予想と与太話】中日新聞杯(2020)~マル父限定時代~

 12月も半分近くが過ぎ、来週からは冷え込むそうだ。あっという間に年の瀬ですなあ。中央競馬も残り3週間。ラストスパートといきたいところだ。

 そんな土曜は中京で中日新聞杯が組まれている。このレースは2007年まではマル父限定重賞だった。いまやマル父というくくりは意味をなさなくなり、むしろ外国産馬を優遇してあげなければ可哀相なほどだ。サンデーサイレンスが日本の競馬を根こそぎ変えてしまった。

 マル父限定時代の最後の勝ち馬がサンライズマックス。ステイゴールドを父に持つ、サンライズの冠名でおなじみの松岡氏の持ち馬だ。
 初勝利に4戦を要したが、3歳の秋に頭角を現して500万、1000万条件戦を連勝。次に格上挑戦でこのレースに出走した。
 53 kgのハンデもあってか、単勝2.4倍の1番人気。レースではデムーロ騎手の手綱で見事に差しきり勝ちを収めた。母父のダンシングブレーヴ譲りの切れ味の持ち主だった。
 その後もエプソムCと小倉大賞典を勝った上級中距離馬だった。いまも元気にしているのだろうか。

サンライズマックス。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。
 冬のローカルハンデGIIIに、フルゲートの18頭が揃った。オッズも割れ気味で、一筋縄では収まりそうにない。
 本命は◎ボッケリーニ。兄のラブリーデイ同様、勝ち味に遅いが、安定感は抜群。連軸には最適だ。ごちゃつかずに回ってきてほしい。
 推奨穴馬は隣の枠のテリトーリアル。まだまだ元気。

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