そんな土曜は中京で中日新聞杯が組まれている。このレースは2007年まではマル父限定重賞だった。いまやマル父というくくりは意味をなさなくなり、むしろ外国産馬を優遇してあげなければ可哀相なほどだ。サンデーサイレンスが日本の競馬を根こそぎ変えてしまった。
マル父限定時代の最後の勝ち馬がサンライズマックス。ステイゴールドを父に持つ、サンライズの冠名でおなじみの松岡氏の持ち馬だ。
初勝利に4戦を要したが、3歳の秋に頭角を現して500万、1000万条件戦を連勝。次に格上挑戦でこのレースに出走した。
53 kgのハンデもあってか、単勝2.4倍の1番人気。レースではデムーロ騎手の手綱で見事に差しきり勝ちを収めた。母父のダンシングブレーヴ譲りの切れ味の持ち主だった。
その後もエプソムCと小倉大賞典を勝った上級中距離馬だった。いまも元気にしているのだろうか。
サンライズマックス。netkeiba.comより
レースにいってみたい。
冬のローカルハンデGIIIに、フルゲートの18頭が揃った。オッズも割れ気味で、一筋縄では収まりそうにない。
本命は◎ボッケリーニ。兄のラブリーデイ同様、勝ち味に遅いが、安定感は抜群。連軸には最適だ。ごちゃつかずに回ってきてほしい。
推奨穴馬は隣の枠のテリトーリアル。まだまだ元気。
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