2021年7月17日土曜日

【読書メモ】荻原浩『海の見える理髪店』(集英社文庫)

 表題作を含む6編の短編が収められている、直木賞受賞作。。
 テーマは家族。といっても、家族の温かい愛ではなく、ちょっとねじれた家族感情の機微を描いた小説だ。
 切っても切れない家族の絆。好きなわけじゃないけど、断ち切ることもできない。「腐れ縁」とは血縁のことを言うのかもしれない。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

海の見える理髪店 (集英社文庫(日本)) [ 荻原 浩 ]
価格:638円(税込、送料無料) (2021/7/17時点)



にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

【中央競馬予想と与太話】函館2歳S、不知火S(2021)~不知火って、ドカベンの投手?~

 五輪開幕を1週間後に控え、祝福ムードどころか不穏な空気が漂っている。賛否両論あるだろうが、行われる以上は選手には全力を出し切ってほしいものだ。

 そんな土曜は函館で函館2歳ステークスが組まれている。2歳世代最初の重賞だ。そして、3週間開催最終週の小倉のメインは不知火ステークス。不知火とは何なのか、久しぶりに「特別レース名解説」で調べてみると…。
不知火(しらぬい)は、夜間の海上に多くの光が点在し、ゆらめいて見える現象。干潟の冷えた水面と大気との間にできる温度差によって、漁火が無数の影像をつくる異常屈折現象とする説が有力。八代海や有明海は、不知火の名所として知られる。
なのだそうだ。九州つながりで小倉で組まれているとは知りませなんだ。ドカベンの不知火投手のことではなかったということで、一件落着としておきたい。

不知火ちがい

 レースにいってみたい。予想は函館2歳Sを中心に。
 今年は11頭と異例の少頭数になった。なぜなのだろう。
 本命は◎メリトクラシー。評判のシルバーステートに初勝利をもたらした馬だ。初戦逃げ切り勝ちの馬は好みではないのだが、外枠なら逃げなくても競馬はできそう。父に初重賞勝利を届けたい。
 推奨穴馬はフェズカズマ。初芝でも。

 不知火Sは◎グランスピードが本命。前につけたい。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2021年7月13日火曜日

【お父さんの週末料理】2021年7月10・11日~娘のリクエスト~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代後半)、母(年齢非公表)、娘(中2)、息子(小5)の4人。

 週末は梅雨前線が去り、梅雨明けの気配。娘の部活も、息子の野球も予定通り行われた。

 7月10日(土) 

 娘は朝から初の公式戦。残念ながらデビュー勝ちはならなかった。
 妻と私は早朝から息子の野球公式戦にかり出された。試合はまたも1点差負け…。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は妻がシウマイを出してくれた。
 昼は娘は試合会場でおにぎり。他の3人は試合後にピエリで外食。息子と妻はすがきやのラーメン、私はから揚げ定食を食べた。

◆晩ご飯◆
 昼が遅い時間でがっつりだったため、食欲なし。野球の審判もやってクタクタだったが、気力を振り絞って(大げさ)鱧(はも)の湯引きとカツオのたたきを作った(たたきは切っただけ)。さっぱりでグー。
 他は簡単サラダと五穀米。

ハモの湯引きとカツオのたたきなど

 7月11日(日) 

 娘は珍しく2日連続で部活。
 息子も2日連続で早朝から試合。この日も妻が付き添ってくれた。少年野球の拘束時間の長さはハンパない…。しかも結果は大敗…。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は妻が餃子を作ってくれた。他は簡単サラダと五穀米。
 昼は息子はグランドでおにぎりとソーセージ。
 娘と私は家で冷や奴とオムレツを食べた。息子が冷や奴が苦手なので、息子のいないときに食べることが多い。他はサラダと五穀米。

オムレツ

◆晩ご飯◆
 娘の給食が終わったので、昼に何が食べたいか聞くと「春巻きがええなあ」とのこと。たっぷり20本を作った。春雨ではなく、ビーフンで作った春巻きもなかなかグー。この日は昼が遅く、ジュースも飲んだのであまり進まなかったが、明日からモリモリ食べてください。娘よりも息子がぱくついた。
 他はサラダ、スープ、五穀米。

春巻き

たくさん作った

2021年7月11日日曜日

【中央競馬予想の回顧】プロキオンS、七夕賞、マレーシアC(2021)

 今週はプロキオンS。
 ◎メイショウウズマサは注文通りハナへ。2番手のトップウイナーにつつかれるかたちでややハイペースになった。4コーナーを先頭で回り、トップウイナーにはかわされたがラチ沿いで粘っている。そこへ飛んできたのが同馬主のメイショウカズサ。ズドンと突き抜けてJRAレコードで勝利。
 カズサにかわされたときにウズマサのほうは外へヨレた。もう限界だったのだろう。しかし、ダノンスプレンダーの追撃をギリギリでしのいで3着を確保。
 お陰様で馬券はガッツリ勝っていた複勝が的中。10倍ついたのでかなり浮いた。

 福島では七夕賞。
 ◎ロザムールも同様にハナへ。こちらは平均ペースに落とすことに成功し、トーラスジェミニと併せ馬のかたちで4コーナーへ。直線では2頭のマッチレースになり、最後はトーラスジェミニに軍配。行った行ったのレースになった。
 馬券は馬連が的中。46倍つけば大満足。

 土曜はマレーシアC。
 ◎ジュランビルは3番手から進めたが、先に抜けたボンボヤージには届かず、3着止まり。このレースも前々の決着だった。ちなみに、7頭立てで全馬の単勝が10倍以下という珍しいレースだった。

 今週は3戦2勝。2勝ともそれなりにガッツリ的中し、トータルもプラスを計上した。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

【中央競馬予想と与太話】プロキオンS、七夕賞(2021)~メイショウあるある~

 今週は小倉でプロキオンSが、福島で七夕賞が組まれている。小倉でプロキオンSが行われるのは初めてだ。
 プロキオンSが阪神で行われていた時期に、一度だけ京都で組まれたのが2006年。そのときの勝ち馬がメイショウバトラーだ。
 メイショウバトラーは父メイショウホムラ、母メイショウハゴロモで、父母メイショウスキー、母母メイショウエンゼル(両方のおばあちゃんがメイショウ)という、メイショウがてんこ盛りの馬だ。
 ダートでデビューした後、芝に転向して小倉大賞典を勝つまで出世したが故障。復帰後はダートに戻った。
 ダート返り初戦を12着と惨敗した次のレースがプロキオンSだった。7番人気も当然か。しかしレースでは人気のシーキングザベストに2馬身半差をつけて快勝。その後も交流重賞4連勝を飾るなど、ダートで大活躍した。最後は地方で10歳まで走ったのも「メイショウあるある」な馬だった。

メイショウバトラー。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。今年は小倉のダート1700 mで行われる。
 本命はメイショウ繋がりで◎メイショウウズマサ。前走は1600 mへの距離延長で人気を落としたが、寸前まで粘って、0.1秒差の4着に頑張った。年を取るにつれて、距離が保つようになってきた。小倉の1700 mなら粘り込めないか。人気がないので、これを推奨穴馬とする。

 七夕賞も逃げ馬の◎ロザムールが本命。土曜の福島の芝は前残りが目立った。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2021年7月9日金曜日

【中央競馬予想と与太話】マレーシアカップ(2021)~昔のアジアウィーク~

 東京で緊急事態宣言が再発令。これが最後になってほしいものだが、どうなることやら。

 中央競馬は小倉の3週開催の2週目で、アジアウィークとなっており、土曜にはマカオJCT、インディアT、マレーシアCの3鞍が組まれている。小倉でアジアウィークが開催されるのは初めてではないだろうか…と思ったら、中京と小倉で隔年開催の時期があった。
 設立当初から中京で行われていたアジアウィークが、初めて小倉で開催されたのが2000年。その年は土曜にマカオJCT、タイランドC、マラヤンRATの3レースが行われていた。
 マラヤンレーシングアソシエーションは、当時、マレーシアとシンガポール両国の競馬を統轄していた団体で、後にマレーシアとシンガポールの二つに分裂したためなくなった。そのため、アジアウィークのレースからも消え、代わりにマレーシアCとシンガポールTC賞ができたのだった。
 2000年の小倉で行われたマラヤンRATの勝ち馬がフサイチゴールド。ノーザンテーストを父に持つ良血馬だが、平地ではこのレースが最後の勝利になり、後に障害入りして2勝をあげた。
 それから20年以上が経ち、フサイチの馬も見なくなって久しい。

 レースにいってみたい。
 今年は3勝クラスの芝1200 m戦という条件で行われる。過去の傾向は全く役に立たなさそうだ。本命は◎ジュランビル。再び距離を短縮してきたのが吉と出ないか。超高速馬場で前につけたいところ。
 推奨穴馬はビアイ。行った行ったの展開があるかも。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2021年7月4日日曜日

【中央競馬予想の回顧】CBC賞、ラジオNIKKEI賞、九州スポーツ杯(2021)

 今週はCBC賞。
 ◎ビオグラフィーは3番手から。超高速馬場でいい位置取りに見えたが、4コーナーでギブアップ。11着に沈んだ。時計勝負はあわなかったか。
 勝ったのはファストフォース。果敢にハナを切り、粘りきった。格上挑戦馬がJRAレコードで穴を開けた。

 福島ではラジオNIKKEI賞。
 ◎プレイイットサムはのんびり後方から。向こう正面では最後方まで位置取りを下げた。これは想定外だ…。3、4コーナーで内を回って差を詰めたが、直線は流れ込んだだけの7着。前につけてほしかった。
 勝ったのはヴァイスメテオール。2馬身半差の完勝劇とは恐れ入った。

 土曜は九州スポーツ杯。
 ◎ゴールドパラディンは3コーナーから押して押して前を追ったが、8着まで追い上げるのがやっと。差すレースでは味が出なかった。
 勝ったのはテンザワールド。前残りの流れを次元の違う脚でまとめて差し切った。

 今週は3戦0勝。他もイマイチでトータルはマイナス。早くも夏バテ気味だ…。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...