2014年8月15日金曜日

【予想と与太話】博多ステークス(2014)~堅実派を狙う~

 お盆休み真っ最中だが、今週はほぼ毎日出社した。ひと気の少ない会社で仕事をするのも悪くない。

 そんな土曜の小倉メインは博多S。芝の準オープンのレースとして定着している。
 博多とはもちろん福岡市の博多区のこと。福岡で、いや九州で一番の繁華街といってよい地域だ。仕事では何度か行ったし、数年前には親戚の結婚式で訪れたが、旅行では久しく行っていない。昼は小倉で競馬、夜はホークスの試合を見て、博多に繰り出す…ええなあ。

 妄想はこれくらいにしてレースにいってみたい。
 ハンデ戦だが、それほど重量に差はないので、斤量は気にしなくてよかろう。それよりも天気(馬場)のほうが気になる。
 本命は◎ダノンフェニックス。いつも差のない時計で走る堅実派である。前走も着順は7着だが0.5秒差なら悪くない。渋った馬場、小倉ともに良績があるし、斤量も56 kgなら問題なかろう。
 もう一頭気になるのは同枠のマイネルアイザック。この馬も堅実に走る。重馬場に実績がない分だけ評価を下げたが、良馬場なら枠連で勝負するかも。
 推奨穴馬はプリンセスジャック。前走が不甲斐なかったが、準オープンなら一発が。

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2014年8月14日木曜日

アサガオの観察日記【捏造編】~小1の娘の夏休みの宿題~

 娘は小学1年生。いま、初めての「夏休みの宿題」に取り組んでいる。主な宿題は、ひらがな・計算のプリント、計算カード(毎日)、絵日記、それとアサガオの観察だ。アサガオの観察には2枚の用紙があり、1枚は花を、もう1枚は種を観察することになっている。

 そして夏休みに入った。計算プリントはすぐに終わり、絵日記も3枚中2枚を書き終えた。順調な滑り出しなのだが、なぜかアサガオを観察しようとしない。毎朝、大きな花がきれいに咲いているのに…。チャレンジ1年生のヒマワリの観察にも手をつけないし、どうも観察は好きではないらしい。

「アサガオがきれいに咲いてるで。観察したらどう?」
「でも、今日はあんなことや、こんなことがあるし…」
娘の「でも」から始まる会話は、だいたいが言い訳系である。
「いつか、ちゃんとやるんやで」
「は~い」

毎日こんな会話を繰り返しているうちに、8月に入った。すると、ある日を境にアサガオが咲かなくなった。こんなに急に咲かなくなるとは、親も知りませなんだ…。

「ほら、言わんこっちゃない。できるときにしとかへんから、こんなことになるねん」
「……。じゃあ、ど・う・す・れ・ば・い・い・の・よっ!(怒)」

と逆ギレする娘…。最近は、都合が悪くなると、泣くのではなく怒るようになってきた。これも成長と言えるのだろうか…。
 ここで救いの手をさしのべたのはお母さん。きれいに咲いているときに、アサガオの写真を撮ってくれていたのだ。この事態を予想していたのだろうか。さすがである。


 娘はこの写真を見ながら、観察日記を書いた。ていねいなことに、日付まで7月20日と改ざんされている。立派な捏造アサガオ観察日記の完成だ。これでは小保方氏のことは批判できませんなあ。
 日付まで改ざんしてあるのを見た私は、これはちょっとやり過ぎだと思い、やり直させた。全部消して、正直なところを書くように言ったのだ。娘もやはり良心に引っかかるところがあったらしく、素直に応じた。その結果、新たにできた観察日記がこちら。


 たいへんよく書けました。状況が正確に、わかりやすく記されている。お父さん的には100点満点だ。最後の「たねはちゃんとやります」にはウケた。

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2014年8月10日日曜日

【予想の回顧】小倉記念、レパードS、九州スポーツ杯(2014)

 小倉記念の本命は◎マーティンボロ。中団の後ろで折り合いをつけると、3コーナーから進出開始。サトノノブレスの後を追うように大外へ持ち出すと、この2頭がグイグイ伸びて、そのまま1、2着フィニッシュ。前走がフロックではなかったことを示した。
 馬券は馬連を取った。25倍を超えたのはラッキーだった。

 新潟ではレパードS。◎アスカノロマンはスタートから押していくが、いい位置を取れず中団からの競馬に。3コーナーから外を上がっていき、アジアエクスプレスの直後まで迫るが、直線では突き放されて5着まで。序盤に好位置を取れなかったのが痛かった。
 勝ったのはアジアエクスプレス。立て直して力を発揮した。

 土曜の小倉メインは九州スポーツ杯。◎サトノアラジンは1.6倍と抜けた1番人気。レースでは好位から4コーナーで先頭に並びかけると、ズバッと伸びて3馬身差の完勝。人気に応えた。
 馬券は、安かったが馬連をとった。

 今週は3戦2勝。他のレースがイマイチだったのでトントンに終わったが、調子は上向きということにしておきたい。

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2014年8月9日土曜日

【予想と与太話】小倉記念、レパードS(2014)~もう一丁~

 今週は小倉で小倉記念、新潟でレパードSが行われる。
 レパードSは今年で6回目と、まだ若い重賞である。レース名のレパードは豹(ヒョウ)のことなのだろうが、なぜ動物の名前がレース名になっているのだろうか。レパードが「あり」なら、ライオン特別やエレファントSなんてのもあってよさそうだが、動物の名前はこのレースだけだ。
 その謎を解くべく、JRA特別レース名解説で調べてみると…

「レパード(Leopard)」は、イギリス国王の紋章である盾の脇に描かれている獅子のとであり、ユニコーンと対をなす動物として扱われている。また、豹を意味する英語。古代ローマでは、豹の息には不思議な香りがあるとされ、それによって動物たちを狩ることができると恐れられた。そして、その香りに対抗できる唯一の動物がユニコーンだと信じられていた。

というわけらしい。もう一つの3歳限定ダート重賞であるユニコーンSと対をなすレースということなのだろう。

 イマイチ納得いかない気もするが、レースにいってみたい。予想は小倉を中心に。
 小倉記念はいかにも夏のハンデGIIIというメンバーになった。その中から本命は◎マーティンボロ。昨年春頃から急に成績が上向きはじめ、そこから約1年間で5勝を挙げ、前走でついに重賞を制覇した。休み明けも重馬場も苦にしないし、小倉も得意。ハンデは2 kg増でも重賞連勝を期待したい。
 推奨穴馬は重馬場得意の2頭、ミキノバンジョータダノグーフォ

 レパードSは◎アスカノロマン。このレース、前走1000万条件戦を勝った馬の成績がよい。

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2014年8月8日金曜日

【予想と与太話】九州スポーツ杯(2014)~菊花賞への試金石~

 お盆を翌週に控え、夏休みの予定に頭を巡らせている人も多いだろう。私はほぼ出社することになりそうだが、お盆に出社するのは嫌いではない。業者もこないし電話もほとんどないし、けっこう仕事がはかどるのだ。

 そんな小倉開催2週目の土曜メインは九州スポーツ杯。メインレースに1000万条件戦が組まれていると、夏競馬感が高まってくる。
 九州スポーツは東スポ系列のスポーツ紙なのだが、東スポや大スポとは違い、朝刊紙である。系列紙とはいえ、かなり毛色が違うようだ。エロ欄、芸能欄も少なめなのだろうか。ただ、競馬欄は大スポと同じものを掲載しているらしい。

 レースにいってみたい。
 9頭立てと、メインレースにしてはちょっと寂しい頭数になってしまったが、メンバーは揃った。1600万条件戦で勝鞍があるのに、なぜかこのクラスまで降級してきた馬もいる(バッドボーイ)。なかなかのハイレベルといってよいだろう。
 本命は唯一の3歳馬◎サトノアラジン。昨冬は重賞でイスラボニータやワンアンドオンリーを抑えて1番人気になった馬だ。惜しい競馬が続いて春のクラシック路線には乗り損ねたが、無理使いをしないのが池江流(それだけ余裕があるということか)。春を休養にあてた効果もあり、前走は500万条件戦を完勝。素質馬が軌道に乗ってきた。ここは通過点にして秋は菊花賞に向かってほしい。
 少頭数だけに堅く収まりそうだが、しいて挙げるなら推奨穴馬はシュピッツェ。道悪は鬼かも。

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2014年8月3日日曜日

【予想の回顧】アイビスサマーダッシュ、クイーンS、小倉サマージャンプ、KBC杯(2014)

 今週は新潟でアイビスサマーダッシュ。
 ◎アンゲネームは前に行けず後ろからの競馬。混み合う外ラチ沿いを避けて内を突くが、伸びそうで伸びず5着まで。スタートでもう少し前に行ければ違った結果があったかもしれない。

 札幌ではクイーンS。
 ◎ケイアイエレガントはスタートでやや置かれたが、おっつけて2番手に上がる。4コーナーでは先頭に並びかけていったが、後ろの馬にあっさりかわされた。最初に脚を使ったのが応えたか。もう少しすんなりと先行したかった。

 土曜は小倉で小倉サマージャンプ。
 ◎グリッターウイングは2周目のスタンド前で上がっていき、先頭集団にとりつく。しかし、飛越でおかれる場面などもあり、1、2着馬には突き放され、3着をキープするのが精一杯だった。昇級初戦でよくやったと言えるのかもしれないが、馬券はハズレ。現時点では前2頭が強かったということなのだろう。
 勝ったのはメイショウブシドウ。高田騎手はこのレース4連覇を達成した。それもすべて違う馬での勝利。大記録といってよいだろう。

 小倉メインはKBC杯。
 ◎マイネルクロップは後方から。4コーナーでは大外を回すが、あれだけ外を回されては勝負にならず、10着に惨敗。展開も枠順も向かなかった。
 勝ったのはトウシンイーグル。6歳にしてダート初挑戦のセン馬が穴を開けた。これは何回買っても取れそうにない。

 今週は4戦4敗。他のレースもパッとせず、散々だった。

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2014年8月2日土曜日

【予想と与太話】アイビスサマーダッシュ、クイーンS(2014)~10回目の直千~

 今週は新潟でアイビスサマーダッシュ、札幌でクイーンSが組まれている。
 アイビスサマーダッシュは日本で唯一の直線重賞。創設当初はいろいろ話題になったが、今年でもう14回目。年に一度の変わった重賞として定着してきた。
 今年はスプリンターズSが新潟で行われる。それならいっそ、この直線1000 mでGIを行ってもよいのではないだろうか。そういうわけにはいかんか…。

 レースにいってみたい。
 新潟1000 mの外枠有利はいまや常識。しかし今年は有力馬が内枠に入り、波乱の匂いがする。本命は◎アンゲネーム。新潟1000 mを狙って使われている馬で、今回が10回目の出走となる。前走は同じ舞台の韋駄天Sで5着に敗れているが、最内枠で0.5秒差なら悪くない。一発を期待。
 本命が人気薄なので推奨穴馬はナシ。

 クイーンSはオツウを狙いたかったのだが、痛恨の大外枠。前に行きたい馬にこの枠はつらい。
 代わって本命は◎ケイアイエレガント。最内枠からスムーズに先行したい。

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【読書メモ】深木章子『殺意の構図』(光文社文庫)

 初めて読んだ深木作品。なるほどよく組み立てられたストーリーだ。「構図」という言葉をタイトルに使いたくなるのも頷ける。  一人称を変えることにより、さまざまな角度から事件に光が当たる。 「なるほどそうか」「確かにそうだよね」「そうか、この人だったか」 と納得しているうちに...