レパードSは今年で6回目と、まだ若い重賞である。レース名のレパードは豹(ヒョウ)のことなのだろうが、なぜ動物の名前がレース名になっているのだろうか。レパードが「あり」なら、ライオン特別やエレファントSなんてのもあってよさそうだが、動物の名前はこのレースだけだ。
その謎を解くべく、JRA特別レース名解説で調べてみると…
「レパード(Leopard)」は、イギリス国王の紋章である盾の脇に描かれている獅子のとであり、ユニコーンと対をなす動物として扱われている。また、豹を意味する英語。古代ローマでは、豹の息には不思議な香りがあるとされ、それによって動物たちを狩ることができると恐れられた。そして、その香りに対抗できる唯一の動物がユニコーンだと信じられていた。
というわけらしい。もう一つの3歳限定ダート重賞であるユニコーンSと対をなすレースということなのだろう。
イマイチ納得いかない気もするが、レースにいってみたい。予想は小倉を中心に。
小倉記念はいかにも夏のハンデGIIIというメンバーになった。その中から本命は◎マーティンボロ。昨年春頃から急に成績が上向きはじめ、そこから約1年間で5勝を挙げ、前走でついに重賞を制覇した。休み明けも重馬場も苦にしないし、小倉も得意。ハンデは2 kg増でも重賞連勝を期待したい。
推奨穴馬は重馬場得意の2頭、ミキノバンジョーとタダノグーフォ。
レパードSは◎アスカノロマン。このレース、前走1000万条件戦を勝った馬の成績がよい。
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