そんな土曜の阪神メインはシリウスS。2000 mは、現在のJRAのダート重賞では最長距離なのだそうだ。いわれてみれば、他のダート重賞は2000 m未満だ。
「そういえば、昔はウインターステークスというダート長距離重賞があったし、東海ステークスもいまと違って2000 mを超える距離だったような…」
と思って調べてみた。すると、ウインターステークスは東海ステークスの前身だったことが判明。
1984年に2200 mのウインターステークスとしてスタートし、1990年には2300 mに距離が延長された(何でやろ)。1997年にGIIに昇格するとともに東海テレビ杯の冠名がつき、2000年にはオープン特別だった東海ステークスと合併されるかたちで東海テレビ杯東海ステークスとなったのだそうだ。中京競馬場の改修などのどさくさに紛れて、距離はいつの間にやら1800 mで定着してしまったとのこと。ダートの長距離名物重賞がいつの間にかなくなってしまったのは寂しい限りである。
さて今年のシリウスSに話を戻したい。
JRAの説明によると、JCダートの前哨戦としてこの時期に移ってきたらしいのだが、JCダートのステップにはやや早すぎないか。事実、JCダートとはあまり結びついていないようだ。
今年も「GIではちょっとしんどいなあ」という馬が揃った印象。そんな中から本命は◎ナイスミーチュー。前走でニホンピロアワーズに食い下がったように、6歳にしてますます力をつけてきた。休み明け、阪神ともに得意。57.5 kgは少し心配だが、この相手なら何とかしてくれないか。
推奨穴馬は、こちらも鉄砲駆けするマルカプレジオ。枠連で勝負するのも面白い。
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