2014年4月26日土曜日

マイラーズC、フローラS 予想と与太話2014

 今週は京都でマイラーズC、東京でフローラSが行われる。
 マイラーズCは一昨年に阪神から京都に移り、今回で3回目だが、まだ慣れない…。この歳になると、新しいことに馴染むのに時間がかかる。
 阪神の1600 mと京都の1600 mでは、距離は同じでも要求される能力はやや違うので、傾向も変わってきそうだ。今後は京都金杯とのかかわりが深くなるように思う。
 本命は◎オースミナイン。その京都金杯で2着した馬だ。その2着のレースも直線で包まれて少し待たされたもの。スムーズなら突き抜ける。
 推奨穴馬はラトルスネーク。個人的に追いかけている馬だ。前走で1600 mに目処。スタートを決めて流れが向けば。

 フローラSは◎マイネグレヴィル。ブライアンズタイム産駒、最後の大物になってほしい。

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2014年4月25日金曜日

福島牝馬S、錦S 予想と与太話2014

 今週から京都・東京開催が開幕。気候的にも過ごしやすく、競馬観戦には絶好の時季だ。
 私には二人の子ども(小1の娘と4歳の息子)がいるのだが、私の影響を受けてかなりの競馬好きになってしまった。競馬は基本的に「駆けっこ」なので、小さい子どもにも分かりやすいのだろう。なので、競馬場に連れていけば大喜びするのは分かっているのだが、あまりに競馬が好きになりすぎても困るしなあ…(お母さんもやや怒り気味)。どうしようか。

 そんな土曜は福島で福島牝馬Sが行われ、京都のメインは錦Sである。
 錦Sは今回でまだ3回目という新しいレース。錦とは京都の錦通りのことだ。烏丸Sや堀川特別と同じ、京都の通り名レースシリーズということになる。
 過去2回ともこの時期に行われている。開幕直後の京都なら前に行く馬が有利かと思ったのだが、中団あたりから差してくる馬が上位にきている。
 本命は◎ダイナミックガイ。前走は外枠で溜めがきかなかったとのこと。内目の枠を引いた今回はチャンスだ。ハンデは少し見込まれたが、それだけ実力を評価されているのだと考えたい。
 推奨穴馬はニシノカチヅクシ。前走、逃げて勝利した。単騎が見込めそうなここは、もう一丁があるかも。

 福島牝馬Sは◎キャトルフィーユ。このレースは中山牝馬Sとの関連が深い。

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2014年4月20日日曜日

予想の回顧 皐月賞、アンタレスS、中山GJ 2014

 今週は皐月賞。まれに見る大混戦で、5頭が単勝10倍以下だった。
 ◎ワンアンドオンリーはスタートで行き脚がつかず、最後方から。結果的にはこれが痛かった。3コーナーから外をマクっていき、4コーナーでは大外をブン回す。
「そりゃ届かんやろ…」
と思っていたが、残り1ハロンからグイグイ伸びて、最速の上がりで0.3秒差の4着に突っ込んだ。もう少し前にいけていたら…残念だ。ダービーでは人気になりそう。
 勝ったのはイスラボニータ。中団の外でピタリと折り合った。GIの速い流れで、むしろ折り合いがついたのかもしれない。4コーナーでは外に持ち出し、直線でトゥザワールドをねじ伏せると、1馬身1/4差で完勝。距離延長も右回りも問題なかった。フジキセキ産駒が最後の世代で念願のクラシックを制覇。おめでとう。

 土曜の京都メインはアンタレスS。
 本命◎ナムラビクターは中団でニホンピロアワーズを見る位置から。3コーナー手前で動き始め、ニホンピロアワーズに馬体を併せに行く。そのまま2頭で併せ馬のかたちで直線へ。残り1ハロンでナムラニホンピロを競り落としてそのままゴール。横綱にケンカを売って、見事に勝ちきった。
 ところが、2着にトウショウフリークが差し込んできたため、馬券は単勝(馬券道場)を取っただけに終わった…。前に行く馬は厳しいと思っていたのだが、意外にスローな流れになった。逃げ馬が揃っていると、時としてこういう流れになる。

 中山では中山GJ。アポロマーベリックが先手を取ると、他馬を寄せ付けずそのままゴールへ。影も踏ませぬとはこのことか。「障害界のサイレンススズカ」と呼びたくなる勝ちっぷりだった。
 本命◎アドマイヤトライは最後から二つ目の障害の着地でバランスを崩し、8着に敗れた。ただ、それがなくても2着争いまでだっただろう。

 今週は3戦1勝で、1勝も単勝をチョロッと取ったのみ。他がちょこちょこ当たって惨敗は免れたが、負けは負け。来週から開催も変わり、ツキも変わることを期待したい。

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2014年4月19日土曜日

皐月賞 予想と与太話2014

 今週は牡馬クラシック第一弾の皐月賞。しかしここ数年、当たった記憶がない。はっきりとは分からないが、おそらく10年以上連続でハズれ続けている。その間、ヴィクトリーを本命にしながら馬券を取り逃がしたことが、相性の悪さに拍車をかけた。
 ビシッと当てて、今年でこの流れを断ち切りたいところ。

 レースにいってみたい。
 まれに見る混戦模様だ。その理由は、有力馬どうしの直接対決が少ないためだ。具体的には、トーセンスターダムイスラボニータが暮れの重賞やトライアルを使わなかったため、その他の有力馬と初めての手合わせとなる。そのため力の比較が難しく、混戦ムードとなっているわけだ。
 こういうときは、人気の盲点になる馬や、忘れられたトライアルが出やすい。積極的に探していきたい。

 本命は◎ワンアンドオンリー。ラジオNIKKEI杯の覇者だ。そのラジオNIKKEI杯のレベルが疑問視されていた(私もしていた)が、前走の末脚を見て考えを改めた。掲示板を二度も外していること、「ダービーでこそ」という陣営のコメントなど心配な点もあるが、最内枠から道中は死んだふりをして、直線で少し外に持ち出して、ズバッと差してほしい。
「そんなにうまくいくんかいな」
という声が聞こえてきそうだが、ノリならやってくれるはずだ。

 怖いのは若葉S組。推奨穴馬はアドマイヤデウスウインフルブルーム。両馬ともまだ底を見せていないのに、現在7、8番人気。メイショウサムソンが勝ったときを思い出す。
 もう一頭、大駆けがあるなら◎と同厩のスズカデヴィアスか。

 最後に人気馬について、難癖をつけておきたい。
 イスラボニータロサギガンティアはフジキセキ産駒。種牡馬としてクラシックに縁のなかったフジキセキが最後の世代で皐月賞制覇、なんてうまい話はないだろう。
 うまい話といえば、トゥザワールドもそう。川田騎手の二週連続GI制覇も、そううまくはいかないだろう。
 アジアエクスプレスは距離が、トーセンスターダムは初輸送が不安。

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2014年4月18日金曜日

アンタレスS、中山GJ 予想と与太話2014

 この前、入学式が終わったと思ったら、もう4月も後半。今週で阪神・中山開催が終了し、来週から京都・東京開催が始まる。あっという間だ。

 そんな、京都最終週の土曜メインはアンタレスS。一昨年に京都から阪神に移ってきたレースだ。代わりにマイラーズCが阪神から京都へ行くことになった。この入れ替えには何か理由があったような気がするのだが、忘れた。レース時期や条件の変更が多くて、いちいち覚えてられん。
 昨年はホッコータルマエが勝ち、その後のGI制覇へつなげた。今年もそのような馬がいるのだろうか。

 レースにいってみたい。
 昨年に引き続き、ニホンピロアワーズに登り馬が挑むという構図。昨年同様、登り馬が優勢と見て、本命は◎ナムラビクター。ダート右回りは4-0-2-1で、掲示板は外していない。昨秋に復帰後、阪神の良馬場で2戦2勝。良馬場見込みの今回も勝利を期待したい。
 強敵は○ソロル。今年の4歳馬のダートのレベルはかなり高いように思う。57 kgの分だけ。
 推奨穴馬も4歳馬からクリノスターオー。良馬場ですんなり行ければ。

 中山GJ(ついグッドジョブと読んでしまう)は◎アドマイヤトライ。超良血馬が障害でひと花咲かせないか。

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2014年4月17日木曜日

書評 野崎まど『know』(ハヤカワ文庫JA)

ハードな電脳SF。でも舞台は京都。このギャップがいい。

 すべての情報を処理できるようになったとき、人は神になれるのか。神になった人は、どこへ向かうのか。本書のテーマをちょっと大げさに書けば、こんな感じだろうか。SFにありがちなテーマや状況設定ではあるが、独特の世界観をもった作品だ。
 あらゆる情報を処理できる人間が繰り広げる電脳戦が本書のハイライトだ。その電脳戦が、京都御苑だったり嵐山だったり、古都京都を舞台にしているところが楽しい。
「想像を超えた近未来」と「古きよき古都」がミックスされた、新基軸のSF。

◆あらすじ◆
 舞台は2081年の京都。小型のコンピューター「電子葉」を脳に埋め込むという法案が可決される。人間は、電子葉を通じてネットワークにアクセスし、瞬時に膨大な情報を得ることが可能になった。究極のウェアラブルコンピューターといえば分かりやすいだろうか。
 そういう、いかにもSFチックな状況を設定しつつ、京都を舞台に物語は展開する。丸太町通りや京都御苑など、今と変わらない京都の町並みが登場する。「超ハイテク」と「古都」のギャップがこの物語の隠し味だ。
 主人公の御野・連レルは情報庁の官僚で、ほぼすべての情報にアクセスできる特権を持つ。エリート中のエリートなのだ。
 しかし一人の少女の出現により、連レルの生活は一変する。この少女の向かう先はどこなのか。すさまじい電脳戦の末に少女がたどり着いた場所は…。



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2014年4月14日月曜日

ニック・バーリー『日本はこうしてオリンピックを勝ち取った! 世界を動かすプレゼン力』(NHK出版)

「お・も・て・な・し」の舞台裏

 2013年秋、オリンピックの招致レースで東京が勝利を収めた。その最終プレゼンを指揮したバーリー氏が、プレゼンに込めた意図と、その舞台裏を記した本である。
「お・も・て・な・し」ばかりがクローズアップされているが、45分間のプレゼンには、さまざまな仕掛けが施されていた。この緻密に組み立てられたプレゼンが、東京の勝利を呼び込んだのだ。

 本書の前半(第1章)は、実際のプレゼンの全文と、それぞれのスピーチの狙いが書かれている。7人のプレゼンターの人選はもちろん、その並びや各プレゼンの内容は、徹底的に練られたものだったのだ。
 滝クリ氏の「お・も・て・な・し」が取りあげられることが多いが、実は、隠れたキーパーソンはトップバッターの佐藤選手だったらしい。

 後半の2~4章では、バーリー氏のプレゼン術の真髄が披露される。
 バーリー氏がプレゼンを任された都市(ロンドン、リオデジャネイロ、東京)は、何と三大会連続で誘致合戦に勝利しているのだ。その秘訣が包み隠さず語られている。
 とはいえ「目から鱗」のようなことが書いてあるわけではない。バーリー氏のプレゼンはあくまでも基本に忠実なのだ。逆に考えれば、基本に忠実なプレゼンを貫徹するのがいかに難しいかということである。そしてその「基本」は、以下の3点に集約できる。

・自分たちの「売り」がブレず、一貫していること。
・プレゼン全体で一つのストーリーを語ること。
・自分たちを選ぶことにより、相手にどういうメリットがあるかを訴えること。

「そんなん当たり前やん」と思うことなかれ。この「己を知り、相手を知る」ことを徹底すればプレゼンに勝てるのだ。

 オリンピック招致チームがプレゼン単体を外部に委託していることを、私は知らなかった。一見、細部までよく分かっている自分たちでプレゼンを組み立てるほうが、より配慮の行き届いたものになるような気がするが、そういうものではないらしい。アピールすべきポイントや欠点を冷静に分析し、一つのストーリーを組み立てるには、第三者の視点が必須であることが本書を読んでよく分かった。「プレゼンのプロ」が必要なのは、そいういう理由だったのだ。
 わが身を振り返っても、自分自身のアピールポイントや欠点を簡潔にピックアップするのはなかなか難しい。私に限らず、自分のことは意外に見えていないのだろう。
 ニック氏に私のプレゼンを依頼したら、どのようなストーリーを作ってくれるだろうか。
「アピールできるポイントがありません。無理です」
なんて言われたりして…。



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 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。現在は52歳。  2020年12月の神戸トライアルマラソンでサブ3を達成! 自己ベストは2024年3月のびわ湖マラソンの2時間54分台。 ◆総 評◆  雨でポイント練がずれ込んだので、祝日の月曜も含めた8日間の記録...