2014年4月20日日曜日

予想の回顧 皐月賞、アンタレスS、中山GJ 2014

 今週は皐月賞。まれに見る大混戦で、5頭が単勝10倍以下だった。
 ◎ワンアンドオンリーはスタートで行き脚がつかず、最後方から。結果的にはこれが痛かった。3コーナーから外をマクっていき、4コーナーでは大外をブン回す。
「そりゃ届かんやろ…」
と思っていたが、残り1ハロンからグイグイ伸びて、最速の上がりで0.3秒差の4着に突っ込んだ。もう少し前にいけていたら…残念だ。ダービーでは人気になりそう。
 勝ったのはイスラボニータ。中団の外でピタリと折り合った。GIの速い流れで、むしろ折り合いがついたのかもしれない。4コーナーでは外に持ち出し、直線でトゥザワールドをねじ伏せると、1馬身1/4差で完勝。距離延長も右回りも問題なかった。フジキセキ産駒が最後の世代で念願のクラシックを制覇。おめでとう。

 土曜の京都メインはアンタレスS。
 本命◎ナムラビクターは中団でニホンピロアワーズを見る位置から。3コーナー手前で動き始め、ニホンピロアワーズに馬体を併せに行く。そのまま2頭で併せ馬のかたちで直線へ。残り1ハロンでナムラニホンピロを競り落としてそのままゴール。横綱にケンカを売って、見事に勝ちきった。
 ところが、2着にトウショウフリークが差し込んできたため、馬券は単勝(馬券道場)を取っただけに終わった…。前に行く馬は厳しいと思っていたのだが、意外にスローな流れになった。逃げ馬が揃っていると、時としてこういう流れになる。

 中山では中山GJ。アポロマーベリックが先手を取ると、他馬を寄せ付けずそのままゴールへ。影も踏ませぬとはこのことか。「障害界のサイレンススズカ」と呼びたくなる勝ちっぷりだった。
 本命◎アドマイヤトライは最後から二つ目の障害の着地でバランスを崩し、8着に敗れた。ただ、それがなくても2着争いまでだっただろう。

 今週は3戦1勝で、1勝も単勝をチョロッと取ったのみ。他がちょこちょこ当たって惨敗は免れたが、負けは負け。来週から開催も変わり、ツキも変わることを期待したい。

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