2014年5月9日金曜日

2014 G.W. ラ・フォル・ジュルネびわ湖、敦賀観光、おごと温泉湯元館に行ってきた その3

 敦賀観光の翌日はおごと温泉湯元館に行った。
 この日は天気予報も悪く、雨でも楽しめるところということで、当初はスーパーリゾート雄琴あがりゃんせに行く予定だった。ところが行ってみてビックリ。
「女性は2時間待ちです」
とのこと。流行っているとは聞いていたが、まさかここまでとは…。2時間など待てるはずもなく、帰路へ。みんな温泉気分になっていたのに、全くがっかりだ。
 ところが帰り道に「おごと温泉湯元館」を通りがかったので、日帰り入浴ができないかダメ元で寄ってみたところ、これが大正解だった。


◆5月5日(月・祝)おごと温泉湯元館◆
 駐車場に車を入れると、すかさず係の人が寄ってくる。駐車場までお出迎えとはサービスがよい。
「日帰り入浴できますよ」
との返事にみんな大喜び。ただ、まだ料金を聞いていない。しかし、係の人に
「どうぞ~」
と玄関まで案内され、受付へ。逃げられない状態になってしまった。
「日帰り入浴はお一人様5000円になります~」
何て言われたらどうしようとビクビクしていたが、4人で6000円とのこと。後で調べると、大人も子どもも一律1500円らしい。この料金なら許容範囲だ。もちろんタオル代も込みである。

 さあ、いざ大浴場へ。何と、男女それぞれ3カ所の大浴場に入れるのだ。この日は、男性は11階の最上階露天風呂、8階の眺望大浴場、2階の回遊大浴場に入浴可能。女性は11階の最上階露天風呂の代わりに5階の湯幻逍遥(とうげんしょうよう)という自然風の露天風呂に入れた。11階と5階は、日によって男女が入れ替わるそうだ。
 私は息子(4歳)とともに男湯巡り。まずは8階へ。本日の男湯は、山側の「山望の湯」だ。新緑の比叡山や比良山がきれいに見える。風呂も脱衣所も清潔で気持ちよい。さすが一流旅館だ。時間帯もよかったのか、かなり空いているのもありがたかった。
 やはり大きいお風呂はいいですなあ。


 続いて11階の最上階露天風呂「月心の湯」へ。こちらも最高だった。10階建てのホテルの屋上に露天風呂を作ったようなものである。息子も、11階という高さにややビビり気味ながらも、絶景を楽しんだ。
 琵琶湖が一望できる絶景露天風呂はぜひお勧めだ。


 最後は2階の回遊大浴場へ。これは、上の二つと比べると施設も古く、地味だった。また、初めて電気風呂に入ったのだが、筋肉がピクピクして気持ち悪かった。何か効果があるのだろうか…。

 以上の3カ所の大浴場に入浴した後は、地下のゲーセンで少しゲームをしてから帰路についた。これで1500円はお値打ちだ。昼食付きのプランもあるらしいので、次回はそれも考えてみたい。
 急遽立ち寄った湯元館だったが、予想外の大満足体験となった。ぜひまた行きたい。

 今年のG.W.はラ・フォル・ジュルネびわ湖、敦賀観光、おごと温泉湯元館とも初めての体験だったが、おおいに楽しんだ。また行こう。

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2014年5月8日木曜日

2014 G.W. ラ・フォル・ジュルネびわ湖、敦賀観光、おごと温泉湯元館に行ってきた その2

 ラ・フォル・ジュルネびわ湖の一週間後には、敦賀へ行った。

◆5月4日(日)敦賀観光◆
 一週間後の5月4日には私の希望で福井県敦賀市に行った。わが家から敦賀まで、電車一本で行けるのだ。
 敦賀行きの目的は、採れたてのホタルイカ。いちど、スーパーのものではなく、新鮮なホタルイカを食べてみたかったのだ。ホタルイカといえば富山なのだが、そこまで行くのは無理だ。そこで敦賀で代替しようとしたのだが、これは失敗だった。結論をいうと、敦賀ではホタルイカを食べることができなかった。残念。

 朝の8時過ぎに出発。電車に乗ること約1時間半、敦賀駅に到着。ぐるっと敦賀周遊バスに乗り換えて「敦賀きらめき温泉 リラ・ポート」を目指す。バスの運転が荒く、娘が酔うという誤算はあったが、何とか無事に到着した。

敦賀周遊バス、運転荒い

 リラ・ポートとは、プールも併設された温泉施設である。大浴場とプールを両方利用して700円と、料金も良心的だ。まずはプールへ。あまり期待していなかったのだが、泡プールや露天プールなどいろいろな仕掛けがあり、子どもたちはかなり楽しかったようだ。想像以上の大当たりだった。

リラ・ポート、プール

 続いて大浴場へ。大浴場には露天風呂もあり、ちょっとした旅館の大浴場並みだ。それほど混んでいないのもよかった。息子と二人でゆっくりと湯船に浸かることができた。
 2階の待合室はこんな感じ。仮眠どころか、爆睡可能な広々とした座敷が自由に使える。風呂→昼寝→風呂なんていう贅沢な時間の使い方もできそうだ。

リラ・ポート、待合い

 次は、再び周遊バスに乗り、日本海さかな街へ。敦賀港直送の魚介が並ぶ鮮魚店をはじめ水産加工の店、昆布、珍味、銘菓の専門店など50数店と海鮮丼・寿司・焼き鯖・特産品の専門店やレストランなど16の飲食店が軒を連ねる巨大海鮮市場である。

日本海さかな街

 周遊バスで、今度は息子が酔った。何とか耐えて無事に到着できたのだが、どうも運転が荒いような…。車に弱い人は要注意である。
 いざ到着したら…、何と大混雑。こんなに人気のある施設だとは知らなんだ。1時を回っていたのだが、飲食店はどこも満員。30分ほど待って、ようやく昼食にありつけた。味はまずまずといったところか。ただ値段もそれなりなので、コストパフォーマンスはそれほど高いとはいえないなあ。

日本海さかな街

 昼食後はホタルイカを初めとする鮮魚を買いたかったのだが、最初にも書いたようにホタルイカは不在。ホタルイカだけでなく、地元の魚はほとんどなく、どの鮮魚店も判で押したように同じ品揃え。マグロとサーモンとイクラである。今日は漁が行われなかったのか、それとも午前中に地の魚は売り切れるのか。いずれにしろ、がっかりだった。仕方なくマグロ、サーモン、イクラを買って帰路についた。

 その日の夕食は、買ったマグロ、サーモン、イクラなどを使って「にぎり寿司大会」を行った。家族4人のうち、二人がお寿司屋さん役に、二人がお客さん役になり、寿司を握るのだ。楽しくて美味しかったのだが、寿司を握るのは意外に難しかった。4歳の息子が大将役をやったときは、手をペロペロと舐めていた。大将、そんなお寿司はお客さんには出せまへんで…。
 敦賀で買ったマグロ(中トロ)、サーモン、イクラはどれも美味しかった。お寿司屋さんごっこも楽しかったし、大満足の晩ご飯だった。

 おごと温泉湯元館へ続く。

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2014年5月7日水曜日

2014 G.W. ラ・フォル・ジュルネびわ湖、敦賀観光、おごと温泉湯元館に行ってきた その1

 今年(2014年)のゴールデンウィークは、泊まりの旅行には行かなかったが、日帰りでいろいろなところに出かけた。子ども(小1と4歳)がいると、どこにも出かけないのはイケナイことのような罪悪感を感じてしまう。世間の雰囲気に踊らされているのは分かっているのだが。

◆4月27日(日) ラ・フォル・ジュルネびわ湖◆
 てなわけで、まずは4月27日(日)にラ・フォル・ジュルネびわ湖に行ってみた。ラ・フォル・ジュルネはフランス語で「熱狂の日」の意味。フランスのナントに端を発するイベントで、街中を音楽一色に染めて、さまざまな催しが行われるというもの。大津では5回目の開催となるらしい。

ラ・フォル・ジュルネびわ湖

 プログラムを見て、どれを見たいか娘(小1)に決めさせたところ「書道、スラヴの熱き血潮に出会う~筆と2台のピアノからほとばしる情熱~」というシブイ公演を選んだ。音楽よりもパフォーマンスに興味があるようだ。
 講演の内容は、滋賀県内の高校の書道部が登場し、ピアノの音楽に合わせて大きな作品を完成させるというもの。出場した高校は三つ。どの高校も女子部員がほとんどだ。各校それぞれ、特徴のある作品をその場で描いた。一発勝負なので失敗は許されないところが緊張感を誘う。
 息子(4歳)は飽きて途中で中座したが、娘は最後まで楽しく見られた。

 その前に、龍谷大学吹奏楽部による、子ども向け音楽体験会にも参加した。ライブの吹奏楽はなかなかよかったと私(父親)は思ったのだが、子どもは面白くなかったらしく、着ぐるみと遊んだ後は、お絵かきに熱中していた。どうもわが子たちは、親に似て音楽には興味がないようだ。

ラ・フォル・ジュルネびわ湖、龍谷大学吹奏楽部

 書道の公演の後は、クイズラリーに参加。会場を巡ってクイズに答えると、バッジをもらえる。子どもたちは、音楽よりもこういう催しのほうが楽しいらしい。音楽の血は流れていないようだ…。

ラ・フォル・ジュルネびわ湖、クイズラリー

 敦賀観光へ続く。

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2014年5月6日火曜日

書評 野尻抱介『南極点のピアピア動画』(ハヤカワ文庫JA)

萌えつきました…。オタク色満載、萌え指数Maxの近未来SF。


「ピアピア動画」という架空の動画投稿サイト(ニコニコ動画がモデル)と、「小隅レイ」というこれまた架空のボーカロイド(初音ミクがモデル)を土台にした連作集。四つの短編を並べることにより、近未来のオンラインネットワーク(オタクたちのコミュニティともいう)の世界観を語った作品。オタク色満載だが、時代設定や社会状況設定はしっかりしており、ちゃんとしたSFになっている。さすが野尻氏。
 ニコニコ動画や2ちゃんねるの近未来には、どのような世界が広がっているのか。たとえば、あるプロジェクトの計画をネットに投稿すると、それに賛同したユーザーから寄付が集まり、資金が調達される。その結果、ロケットが飛んだり、潜水艦が出動したり、破天荒なイベントが実現されるのだ。そんな奇想天外な近未来社会が描かれている。
「そんなアホな」
と思う一方で
「でも、ありそうかも」
と思わせられるところが、野尻氏の筆力である。

 また、インターネットが作る新しい社会を描いているのだが、そこではネットによって人間関係は完結しない。生身の人間どうしの血の通った関係が物語を支えているところが興味深い。野尻氏の社会観が現れているのだろう。

「SFは好きだけど、萌えはどうもなあ…」
という人にもお勧めできる一冊。



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2014年5月4日日曜日

予想の回顧 天皇賞・春、青葉賞、天王山S 2014

 今週は天皇賞・春。ゲートの中で、ゴールドシップが吠えて暴れていたのには驚いた。普段はゲートがアップになることがないので、知らないだけなのだろうか。
 レーススタート。そのゴールドシップは大きく出遅れ。◎ウインバリアシオンは中団につけたのだが、徐々に位置を下げていき、2周目の3コーナーでは後方4、5番手。さらにその後ろにキズナゴールドシップ。1~3番人気が後方と、不穏な空気が漂う。今年も荒れるのか。
 真っ先に動いたのはウインバリアシオン。坂の下りでスパート開始。結果的にはこれが好判断だった。先に動いた分、4コーナーで外に振られるのも最小限に抑えられ、直線ではフェノーメノと併せ馬の形に。いったんは前に出たように見えたが、最後はフェノーメノに突き放されて2着。またもやGIには手が届かなかったが、力は示した。結果論になるのかもしれないが、スタート直後の中団の位置をキープしたかったか。
 馬券はフェノーメノ(とゴールドシップ)を蹴飛ばしていたため、ハズレ。

 土曜は東京で青葉賞。◎ラングレーはスタートで後手を踏み、後方から。3コーナーでも包まれてポジションを上げられず、4コーナーではやむを得ず内を突いた。直線ではグイッと伸びて一瞬「オッ」と思ったのだが、最後は息切れして11着。スムーズなレースができなかったにしろ、見せ場がなかった。
 今年の青葉賞は、ダービーにはつながらなさそうに思う。

 土曜の京都メインは天王山S。◎ダノンレジェンドは道中から押っつけっぱなし。最後は伸びていたが8着まで。1200 mは短いのか。

 今週は3戦全敗。他のレースもいまいちで、トータルもマイナス。京都開催になってから、低空飛行が続いている。立て直しを図りたい。

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2014年5月3日土曜日

天皇賞・春 予想と与太話2014

 今週は天皇賞・春。菊花賞とともに、京都の誇る伝統の長距離GIだ。京都には他にもいろいろGIがあるが、この二つはやはり別格である。
 ところが格の高さとは裏腹に、近年、天皇賞・春は荒れ気味である。イングランディーレが横山典騎手の口笛とともに逃げ切ったのがちょうど10年前。それから昨年まで、馬連万馬券が5回、しかもそのうち2回は5万円超えだから、最も荒れるGIと言えるだろう。昨年も、2、3番人気の馬で決まったが、1番人気のゴールドシップに人気が集中していたため、馬連は30倍を超えた。
 強い馬が強い勝ち方をするレースであってほしい気持ちもあるが、馬券的には非常に面白い。

 レースにいってみたい
 現時点で単勝10倍以下が3頭。4、5、6歳の代表が1、2、3番人気となっている。その中から本命は◎ウインバリアシオン。6歳、すなわちオルフェーヴル世代の代表だ。屈腱炎を患った馬だが、先週の追い切りでは超抜時計を叩き出した。再発の不安もあるだろうが、陣営も勝負に出ているのだろう。乗り替わりと追い込み一手の脚質は不安材料だが、他の人気馬も同様の不安は抱えている。悲願のGI奪取のチャンス。
 人気馬ですんなり収まるとは思えないので、相手は手広く流したい。推奨穴馬はちょっと多めの3頭。前走の負けで2、3走前がすっかり忘れられているサトノノブレス、前走で◎の2着だったホッコーブレーヴ、相手が軽かったとはいえ前走の長距離レースで強い勝ち方を見せたフェイムゲーム

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2014年5月2日金曜日

青葉賞、天王山S 予想と与太話2014

 気温もぐんぐん上昇して、四連休はお出かけ日和になりそうだ。わが家も日帰り小旅行に行く予定である。

 そんな土曜は京都メインに天王山Sが、東京メインに青葉賞が組まれている。
 天王山Sは2012、2013年は行われなかった。代わりに同条件の天保山Sというレースができたので、てっきり名前が変わったのだと思っていたら、復活した。何か理由があるのだろうか…。ややこしいなあ。
 ちなみに昨年の天保山Sの予想でも書いたのだが、天王山と天保山の関係は面白い。

 レースにいってみたい。
 本命は◎ダノンレジェンド。2連勝中の登り馬だ。今年の4歳馬のダートのレベルはかなり高いと見た。同じく4歳のハーロンベイが強敵。この2頭の馬券が本線。
 推奨穴馬はエーシンビートロン

 青葉賞は◎ラングレーを狙う。東京の2400 mは向きそう。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...