2016年3月14日月曜日

お祭り(蓮如忌)に行ってきた~小2の娘と年中組の息子~

 日曜日に近くのお寺で蓮如忌が行われた。浄土真宗の中興の祖である蓮如さんを追悼する催しである。お寺でお粥(有料ですが)が振る舞われ、屋台もいくつか出る。お祭りではないのだが、子どもたちはお祭り感覚で参加した。

【まずはお粥】
 家で軽く昼ご飯をとって、自転車で出発。息子と私は電動自転車に二人乗り。娘は自分の自転車でついてくる。上手に乗れるようになったものだ(前日はこけてたけど…)。
 お寺に到着し、まずはメインのお粥をいただく。息子は
「なんで(ジャンキーなものではなく)お粥なん?」
と不満げだった。3人で2人前を食べた。
 このとき隣でお粥を食べていたのが、息子のクラスメイトだと判明。お互い恥ずかしいのか、あまり言葉を交わさなかった(笑)。

お粥。少し堅めで美味しかった

【お待ちかねの屋台へ】
 ちょっと多いかなあと思ったのだが、子どもたちに1000円ずつ渡して好きに使わせた。
 まずは二人ともスーパーボールすくい(300円)へ。子ども向けにかなり丈夫に作ってあり、どんどん取れる。何個すくっても、もらえるのは五つと決まっているのだが、たくさんとれるほうが面白いよね。

たくさんとれて満足

 息子は次にクジ引き(300円)へ。ガラガラ回すと、白い玉がぽとり。
「3等賞おめでとう!」
と言われて喜んでいたが、1~3等までしかないクジだった…。息子は珍しく、剣ではなくビニールのボールをチョイス。

 その間に、娘は水あめ(100円)を堪能。安いものをたくさん買いたいというよりも、思い切って高いものを買えない性格のようだ(笑)。お金を貯め込むタイプかもしれない。
 水あめは想像以上に美味しかったようで、帰ってからも
「あんなに美味しいものが100円なんて、めっちゃお得やったわ」
と妻に報告していた。そこまでか?…。

【外のお店へ】
 お寺の外にも店があるので、そちらも見に行った。
 娘は和菓子屋さんに突撃。
「いちご大福が2個入りのしかないから、半分ずつお金を出し合って1個ずつ分けへん?」
と私に提案してきた。頭が回るようになってきたものだ。しかし、残念ながら人気のいちご大福は売り切れ。店から出てきて、珍しく娘が真剣に考え込んでいる。何なのだろうと思っていると、おもむろに
「やっぱりもう1回行ってくる」
と店に入り、桜餅(130円)を買ってきた。頭の中がアンコでいっぱいだったのだろう(笑)。

 娘が桜餅を食べている間に息子とブラブラしたのだが、めぼしい店はなかった。娘のところに戻ると
「ソフトクリームも買っていい?」
と、抹茶とバニラのミックス(260円)を購入。好きに使ってよいと言った手前、好きにさせたが、食べすぎやろ…。

【再びお寺へ】
 再びお寺に戻った。息子は
「もう1回スーパーボールすくいがしたい」
と再チャレンジ。息子はお腹いっぱいで、今日は食い気よりも遊び気がまさったようだ。

 娘はさらに食い気に走り、小サイズのリンゴ飴(200円)を食べた。リンゴ飴は初体験。
「え、本物のリンゴが中に入ってるんや?」
と驚いた様子。たしかに食べてみるまでは分からないかもしれない。これで娘は990円を使い、終了。しかし、まさかここまで食べ物に走るとは想定外だった。

リンゴ飴

 息子は姉の勧めで最後の100円を水あめに使い、こちらも終了。口と手がベトベトになったが、美味しかったらしい。

水あめ。ネバ~

 その後、娘は同じ祭りに来ていたクラスメイトと鬼ごっこなどで遊んだ。こういうことがきっかけで、仲良くなったりするのかもしれない。
 思いのほか楽しいイベントだった。

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2016年3月13日日曜日

【お父さんの週末料理】2016年3月12・13日~グー(いいね)×百億兆回の高評価~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代前半)、母(年齢非公表)、娘(小2)、息子(年中組)の4人である。なお、朝ご飯は妻が早起きして作ってくれている。


 3月12日(土) 

◆昼ご飯◆
 今日は久しぶりに息子とバローへ。一匹で約1000円の立派なハマチによだれが出たのだが、土日の2日間で使い切れるかどうか微妙だったので断念。替わりに息子が選んだ、というか私が選ばせた「今週の魚」はタラ。切り身をバターで焼いた。安くて美味しかった。娘も息子も骨を上手に取って、美味しく完食。
 他は白ご飯、五目豆、ネバ三、サラダ、和風スープ。

ひじき入り五目豆

◆晩ご飯◆
 子どもたちとあんパンを作った。以前から「いつか作ろう」と楽しみにしていたのを、ついに実行したのだが、何と失敗。うまく膨らまなかった。オーブンレンジの取説のレシピ通りに作ったつもりだったんだけど…。また機会を見てリベンジしたい。
 メインは生春巻き。子どもたちも一緒に巻いてくれたのだが、これがなかなか難しい。ついつい具をたくさん入れすぎてしまう。
 他は白ご飯、五目豆、ネバ三、サラダ、和風スープ。

不揃いな生春巻きたち

 3月13日(日) 

◆昼ご飯◆
 今日はお祭り(蓮如忌)に行くので、軽めに。昨日の生春巻きの残りと、食パン、スープ、五目豆。軽めと言いつつ、それなりに食べた。

生春巻きをパクつく息子

◆晩ご飯◆
 娘、息子とギョウザを作った。娘はキャベツのみじん切りを担当。もう、任せておけば完遂してくれる。頼もしいものだ。息子はコネコネ係と包み係を担当。こちらも上手にやってくれる。ホットプレートで焼いて、美味しく食べた。特に息子はオヤツが控えめだったので、モリモリ食べた。
 もうひと品、ハンガリー料理のジャガイモの重ね焼き(Rakott krumpli)を作った。先日、娘がハンガリー料理教室に行き、レシピを持って帰ってきたので、作ってみた。ジャガイモとミンチとトマトを重ね、サワークリームでとじてオーブンで焼くという料理。パルマンティエに近いが、サワークリームとトマトの風味で、かろやかな仕上がり。こちらも息子がたいへん気に入り
「グー(いいね)が百億兆回やな」
と異例の高評価。作った甲斐もあったというものだ。
 他はサラダ、五目豆、ネバ三、即席わかめスープ。

ギョウザとハンガリー料理

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【予想の回顧】フィリーズR、中山牝馬S、中日新聞杯、仁川S(2016)

 今週はフィリーズR。
 ◎ダイアナヘイローは何と出遅れ。前に行く馬だけに、想定外だ。向こう正面では行きたがっていたが、そのわりにはいい手応えで押し上げ、4コーナーでは大外に。2着馬に次ぐ上がりで追い込んだが、離れた4着まで。なんだかチグハグな競馬だった。
 勝ったのはソルヴェイグ。3番手から抜け出して、1馬身3/4差の完勝。条件戦で人気を裏切っていたのが嘘のような快勝だった。
 馬券は単勝勝負だったのでハズレ。

 中山では中山牝馬S。
 ◎リーサルウェポンは大きく出遅れ。今日は出遅れにたたられている。妖怪が取り憑いているに違いない。12着に惨敗。中山で出遅れては厳しかった。
 勝ったのはシュンドルボン。叩き2走目できちっと変わった。2着は断然人気のルージュバック。落鉄があったにしても、案外の伸びだった。怪物レベルの馬ではないようだ。
 馬券はボックスに1着馬が入っておらず、ハズレ。

 土曜は中日新聞杯。
 ◎ケツァルテナンゴは中団の後ろから。直線では外に出してジリジリ伸びたが、さほど切れず、8着まで。もう少し前につけたかった。
 勝ったのはサトノノブレス。58 kgを背負っての1番人気は厳しいだろうと馬券から外していたのだが、見事にやられた。
 もちろん、馬券はハズレ。

 阪神メインは仁川S。馬券は>アポロケンタッキー-キングノヨアケのワイド1点勝負。
 アポロケンタッキーは好位から抜け出して見事に勝利。しかし、もう一頭のキングノヨアケがハナを主張せず、控えて5着まで。逃げた馬が最下位に沈む流れだったので、ある意味正解だったのかもしれないが、逃げないと持ち味が出ないのだろう。

 今週も4戦0勝。他も散々で大幅マイナス。泥沼だ…。

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2016年3月12日土曜日

【予想と与太話】フィリーズR、中山牝馬S(2016)~ずっとこの時期なのに~

 今週は西でフィリーズR、東で中山牝馬Sが行われる。
「中山牝馬Sってこんな時期だったっけ?
と思って調べてみると、1983年に重賞になってから、ずっとこの時期だった…。レースの時期がころころ変わるので、動いていないレースまで動いているように感じてしまったようだ…。

 レースにいってみたい。
 ルージュバックが人気と注目を独り占めしているが、本命は◎リーサルウェポン。前走は重馬場のうえにスタートも悪く、リズムに乗れなかった。良馬場見込みのここなら巻き返し可能。ハンデも恵まれた。二走前を見直す。
 本命が人気薄なので、これを推奨穴馬としたい。

 フィリーズRは◎ダイアナヘイローを狙う。

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2016年3月11日金曜日

【予想と与太話】中日新聞杯、仁川S(2016)~韓国ではありません~

 今週は寒の戻りで少し冷えたが、週末から週明けにかけては気温が上昇し、来週は春の陽気とのこと。馬券も春といきたいものだ。

 そんな土曜は中京競馬が開幕。阪神・中山の3週目から中京が始まるという変則日程だ。私が何度言ってもJRAは聞いてくれないが、言わずにはいられない。気持ち悪いので、やめてほしい。
 中京のメインは初日から重賞の中日新聞杯。一方、阪神メインは仁川Sである。
 仁川は宝塚市内の地名で、阪神競馬場がそこにある。また仁川という名の川があり、宝塚市と西宮市の境界になっているのだそうだ。韓国の仁川市のことではないので注意が必要だ。

 レースにいってみたい。
 仁川Sは、阪神改修後の2007年から2000 mになったオープン特別。この距離になってから、今回でちょうど10回目となる。10年など、あっという間だなあ…。
 12頭立てと少し寂しいメンバー構成。本命は◎アポロケンタッキー。前走は人気に応えて2着馬を0.7秒ちぎり、オープン入りを果たした。このメンバーなら昇級でも。
 推奨穴馬はキングノヨアケ。すんなり行ければしぶといのは前々走が示す通り。

 中日新聞杯は◎ケツァルテナンゴが本命。じりじり伸びるこの馬にとって、中京は向きそう。

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野球賭博問題を考える【告白者に対するメリットが必要】

罪を憎んで人を憎まず


 笠原、福田、松本竜の3名に続き、高木京も賭博に手を染めていたことが発覚した。私見を述べておきたい。

【身内調査の限界】
 いまごろになって4人目が発覚したことで、改めて身内調査の限界が明らかになった。マスコミもコミッショナーも文部科学大臣もスポーツ庁長官も、揃って「徹底的な調査を」と言う。私もそう思う。
 でも「どうやって」徹底的な調査をすればよいのだろう? 調査しているのは身内。しかも捜査ではなく調査であり、強制力はない。
「できれば話してください」
と言われて、正直に
「やってました」
と話すアホがいるだろうか。
 強制力を持った第三者、できれば警察権力が出てこないと、全貌は明らかにならないだろう。
※3/11の報道で、NPBの第三者委が徹底調査に乗り出すことが明らかになった。たしかに身内(巨人)の調査よりはマシだろうが、強制力がないことには変わりない。笠原や胴元の「協力」など得られないだろう。

【それでも身内で何とかしたいなら】
「でも、警察も動いてくれないし、(NPBも含めた)身内で何とかしないといけないんです」というなら、司法取引的な策を実行するしかないだろう。
 現状では、勇気を奮って自ら告白したところで、何のメリットもない。無期限の資格停止処分がくだされるだけでなく、「怖い人」から報復を受ける恐れもある。それなら
「黙っていれば、ばれないかも」
という可能性に賭けるのが普通の発想だ。ばれたところで、自ら告白した場合と状況は同じである。

 そういう状況を打破するには、勇気を出して告白した人にはメリットを与える必要がある。具体的には「無期限ではない処分に軽減する」「退職金を出す」などが考えられる。もう一つ大事なのは「怖い人からの報復行為からは守ってあげる」と約束することだ。
 罪を憎んで人を憎まず。個人を罰することが目的ではなく、全容を明らかにすることが目的なら、考慮に値する策ではないだろうか。

【不可解な点】
 この事件が発覚した当初から、不可解な点がある。なぜ胴元側を強制的に捜査できないのかということだ。胴元側である「飲食店経営のB氏」を調べ上げれば、ほぼ全容が明らかになるだろうに、なぜしないのか。それとも、できないのか。
 警察は「慎重に捜査を進めている」そうだが、なんのこっちゃよく分からない。違法な賭博の胴元をしてたんだから、罪は明らかなのでは? さっさとしょっ引いて、吐かせればいいのに。
 この疑問に答えてくれる報道は、私の知る限り、ない。

【黒い霧事件との比較】
 これは事件そのものではなく、報道への批判である。黒い霧事件を引き合いに出す報道が目立つが、それには但し書きが必要だろう。
「黒い霧事件では八百長行為があったが、今回の事件では八百長行為はなかった(ことがほぼ確実)」
ということである。そこを書かずに「過去には黒い霧事件があった」などと引き合いに出すのは、意図的にミスリーディングを誘っているとしか思えない。

 もう一つ報道に対して苦言を示すなら、高木京の関与が発覚したことは「再発」ではないということだ。高木京の件は、再発ではなく、前回の続きである。それを「再発防止うんぬん」などの記事と並べるのも、ミスリーディングを狙っているとしか思えない。意地が悪い。

【着地点はどこに】
 いったんは収まったと思われた事件が、再び掘り起こされた。さて、どう着地するのだろうか。
 賭博をしていた選手が、もう何人かいる可能性は高い。また、「これ以上いません」ということをを証明するのは難しい。「存在する」ことよりも「存在しない」ことを示すほうが、よほどハードルは高いのだ。
 そのためにも(話は戻るが)B氏の徹底追求が必要だろう。警察がB氏を調べ上げ
「これ以上の選手の関与は認められませんでした」
と結論しない限り
「助かった奴がいるに違いない」
と思われても仕方ない。私もそう思うだろう。
 一日も早い、警察権力による捜査を願いたい。

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2016年3月10日木曜日

【書評】永江朗『「本が売れない」というけれど』(ポプラ新書)

現在の出版業界、なかでも書店の苦境を語ったエッセイ


 書店員、出版社員、フリーライターなどとして、長年、出版業界に携わってきた永江氏が、現在の出版業界の苦境、特に書店の苦境について思いを巡らせた本。

 いま、出版業界はたいへん厳しい状況にある。売り上げは全盛期(1990年代後半)のほぼ半分近くまで落ち込んでいるのに、新しく出る本の数は大きく増えている。これが何を意味するかというと、一つの本の売り上げは、最盛期の半分を大きく下回るということなのだ。

「なぜ、こんなことになったのか」、「その解決策やいかに」について、永江氏が考察する。
 よく言われるのは「活字離れ」だ。しかし永江氏はこれを否定する。現代人は、むしろ活字をよく読んでいる。それが新刊書籍や雑誌ではなくなっただけだと。新刊本を買うのではなく図書館やブックオフで調達し、雑誌を読むのではなくネットで情報を収集するようになっただけというのだ。なるほど、これは身に覚えがある。
 その他にも、取り次ぎの見計らい配本、書店の新刊ベストセラー偏重、出版社の自転車操業などに異を唱え、出版業界を立て直せないかと策を練る。現在の出版業界の苦境が、しみじみと伝わってくる一冊である。出版業界の現状を知りたい人の入門書にちょうどよい。

 一つ注意したいのは、永江氏の主張には数字的な根拠がないものも散見されるところである。永江氏個人の印象や思い入れに拠って書かれた部分が少なくないように感じた。だから「エッセイ」なのである。
 でも、エッセイだから読みやすく、心に響く。そういう本だと思って読んでほしい。



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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...