2016年8月29日月曜日

【夏休みあれこれ】はじめてのUSJ、父の誕生日、保育園の夏祭り~小3の娘と年長組の息子~

 今年の夏休みはイベント盛りだくさん。福井旅行、祖父母の家にお泊まり、映画、キャンプに加え、先日は友人と一緒にはじめてUSJに行ってきた。その後は私の誕生日を挟み、最後の土曜日は恒例の保育園夏祭りがあった。

《はじめてのUSJ》
 子どもたちはもちろん、親もはじめてのUSJ訪問。ただし人混みの苦手な私は欠席で、娘、息子、妻、娘の友人、そのお母さんという5名の組み合わせとなった。娘の友人家族は何度かUSJに行ったことがあり、効率よく回るためのノウハウを持っていたのはありがたかった。
 基本中の基本は、とにかく早く行くことだそうだ。私がグウグウ寝ている間に、6時過ぎの電車に乗って旅だった。
 昼ご飯もそこそこに、「予約」と「並び」を繰り返して、かなりたくさん乗ったそうだ。ハリー・ポッターやジュラシックパークをはじめ、おもなアトラクションにはだいたい乗れたらしい。
 しかし年長組の息子は意外にもゴーカート(エリモのリトル・ドライブ)が最も楽しかったと言う。自分で動かせるのがよかったのだろう。

意外にも一番人気のゴーカート

 一方、小3の娘はハリー・ポッターが楽しかったそうだ。とはいえ、ハリー・ポッターの本も映画も見ていないので、肝心なことが分かっていない可能性あり。次に行くときには、本か映画を見てからにしよう。
 こんな調子でガッツリ楽しみ、家に帰ってきたのは何と夜の10時。もちろん最長記録だ。35 ℃を超える猛暑の中、こんなに遊んで大丈夫なのか心配したが、KOされたのは子どもではなく親のほうだった…。娘と息子は1日ゆっくり寝たら体力も回復。すぐに通常運転モードに戻ったが、妻は2、3日グロッキー状態だった。子どもの回復力にはかないませんなあ…。

《私の誕生日》
 小3ともなると、いちおう父親の誕生日は知っているらしく、ささやかにお祝いをしてくれた。

娘の作ってくれたミサンガ

 娘が、最近マイブームのミサンガを作ってくれた。ありがたい話だ。ただ、妻へのプレゼントよりも少し格が落ちるような…。妻の誕生日には
「もうすぐお母さんの誕生日やで」
と子どもたちを促しているためだということにしておきたい。

《保育園の夏祭り》
 8月最後の土曜日は、恒例の保育園夏祭り。息子は年長組なので、最後の夏祭りだ。まずはかき氷を平らげた。

かき氷をサクッと完食

 息子は当て物でビニールの剣をゲットしてご満悦。

お目当ての剣をゲット

お友達も同じものをゲットしており、当然、戦いが始まった。しかし、みんながヒーロー役で、誰もやられないのが可愛らしい。

 最後は盆踊り。息子は指先までビシッと伸ばして、上手に踊っていた。こういうイベントには前向きに取り組むタイプのようだ。よいことだ。
 息子は4月生まれなので、ついこの前までは頭一つ背が高かったのだが、そういう差もほとんどなくなってきている。6歳から小学生になるというのは、そういう意味でも理にかなっているのだろう。

盆踊り

 この保育園には娘も通っていたので、ずいぶん長い間お世話になっているが、いよいよ最後になってきた。あと約半年、いい思い出を作ってください。

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【書評】宮部みゆき『長い長い殺人』(光文社文庫)

「財布」とは目の付け所がさすが


 1992年に単行本化された連作長編ミステリー。
 ある不倫カップルがお互いの正式な配偶者を殺害し、多額の保険金を得たと疑いをかけられる。その事件に関係する10人の「財布」が語り部となって物語が進むところが斬新。財布という、寝ているとき以外はほぼ持ち主と行動を共にする相棒を一人称に据えるとは目の付け所がいい。
 事件が社会に与える影響がリアルに描かれるところが宮部流。後の『模倣犯』などにつながる、ピリピリしたどす黒い緊張感が物語の空気を形作っている。
 社会派ミステリーの王道をいきながらも、斬新な設定で新しい道を切り開くのが、さすが宮部氏。動機の面でやや弱い感じがしたが、それも些細なことに思わせる名作。

《あらすじ》
 殺人事件の動機は明確。殺害方法の操作が進むが、なかなか黒と断定されない不倫カップル。そこに決定的な目撃証言が出てきて、事件は意外な方向に。彼らは白だったのだろうか…。



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2016年8月28日日曜日

【中央競馬予想の回顧】キーンランドC、新潟2歳S、釜山S(2016)

 今週は札幌でキーンランドC。
 ◎ナックビーナスは逃げたシュウジを見る位置取り。4コーナーでは前を射程圏に入れてシュウジを追ったが、差が詰まらない。ラスト100 mで脚が上がって5着まで。もう一押しがきかなかったが、自分の競馬はできたか。
 勝ったのはブランボヌールナックビーナスの一列後ろから、外を通って最後はシュウジをかわしきった。終わってみれば3歳馬のワンツー。

 新潟では新潟2歳S。
 ◎キャスパリーグは内を回って抜け出しをはかり、ジリジリ伸びたが5着まで。スパッと切れるタイプではないのかもしれない。
 勝ったのはヴゼットジョリー。中団から、馬場の中ほどを突き抜け、1馬身1/4差の完勝。次走が楽しみだ。

 土曜は小倉で釜山S。
 ◎タムロミラクルは中団の外を回るかたち。3コーナー過ぎから外をまくっていき、直線では馬群の中を割ってきたが、先に抜けた1、2着馬には届かず3着。ちょっと踏み遅れた印象。

 今週は3戦0勝。他もイマイチで、トータルは当然マイナス。ドツボにはまりつつある…。

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2016年8月27日土曜日

【中央競馬予想と与太話】キーンランドC、新潟2歳S(2016)~最後の1400 mの勝ち馬~

 今週は札幌でキーンランドカップが、新潟で新潟2歳ステークスが組まれている。
 新潟2歳Sの距離が1600 mに伸びたのが2002年のこと。その前年、最後の1400 mとなったレースの勝ち馬がバランスオブゲーム。ダビスタの薗部氏の持ち馬で、後に中距離戦線で活躍した。しかし意外にもデビュー勝ちは1000 mの直線コースで、2戦目にこのレースを制したのだった。GIには手が届かなかったが、重賞を7勝し、このレース以外の6勝はすべてGIIというGIIハンターだった。

 レースにいってみたい。予想はキーンランドCを中心に。
 前哨戦の函館スプリントSとUHB杯が小波乱の結果。上位入線馬にも信頼はおきづらい。本命は別路線組から◎ナックビーナス。芝1200 mに使い始めてから2連勝。好位から抜け出す走りは安定感抜群だ。3連勝での重賞制覇を期待したい。洋芝は初めてだが、ダートでも勝っているし、重い馬場は得意ということにしておきたい。
 推奨穴馬はホッコーサラスター。北海道大好きホースの大駆けがないか。

 新潟2歳Sは◎キャスパリーグが本命。唯一のディープ産駒。

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2016年8月26日金曜日

【中央競馬予想と与太話】釜山ステークス(2016)~焼き肉に海鮮~

 もう8月も終わりに近いが、なかなか気温が下がらない。人間もたいへんだが、この暑さの中を全力で走らなければならないお馬さんたちには頭が下がる。

 そんな土曜の小倉メインは釜山S。
 釜山は、ソウルに次ぐ韓国の第2の都市。関空から1時間半だから、北海道とほとんど変わらない時間で行けるわけだ。焼き肉はもちろんだが、海鮮料理が名物らしい(よだれ)。LCCも就航しているし、一度行ってみたいものだ。

 レースにいってみたい。
 釜山Sはまだ新しいレースで…と思っていたら、今回でもう7回目。最初の3回は芝だったのが、4回目からダートに変わった。
 本命は人気でも◎タムロミラクル。現級で0-1-2-0の成績は、降級馬のいないここなら大いばりだ。小倉ダートも2-1-1-1と大得意。大外枠も、閉じ込められずに済むと前向きに捉えたい。
 推奨穴馬はゴールドスーク。距離さえ保てば。

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【書評】加藤周一『20世紀の自画像』(ちくま新書)

加藤周一氏の「戦後まとめサイト」的な本


 一貫して反戦と第9条護持を主張した戦後知識人の加藤氏。第1部はその加藤氏が、対談という形で1950~70年代を語る。「自らの戦後」をまとめたものと言えるだろう。相変わらず、主張が明確で読みやすい。美術や芸術にも造詣が深く、文化に絡めて歴史をとらえる加藤氏の主張は、柔らかでありながらも筋が通っている。
 第2部は成田龍一氏が、知識人としての加藤氏の活動をまとめたもの。戦後の日本における加藤氏の立ち位置と、加藤氏の思想の流れがよく分かった。しかし、まとめサイトが得てして
「なんで『まとめ』がこんなに長いねん」
となりがちなように、「あまりまとまっていないまとめ」になっているような気も。やはり加藤氏の思想を知りたいなら、まとめではなく、原典にあたるほうがよいようだ。

 成田氏も本書で述べているように、いまや「知識人」という言葉はほとんど死語になった。芸人やアイドルが情報番組の司会やコメンテーターを務めるなど、非専門家である「お茶の間代表」的なキャラが重宝される。
 小難しい言葉を使って、上から目線でものを語る知識人は不要だが、かといって非専門家が横行しすぎてはいないか。
「私はこれについて詳しくは知らないんですけど」
という枕詞は聞き飽きた。加藤氏が目指したという「非専門化の専門家」が今こそ求められている。



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2016年8月24日水曜日

【映画評】『予告犯』(2015)

現代社会の矛盾を巧みに取り込んだエンターテインメント作品


 「ジャンプ改」に連載されていたマンガを映画化したもの。原作マンガは読んでいないのだが、問題なく楽しめた。
 マンガが原作ということもあり、基本はエンターテインメント作品である。「シンブンシ」をかぶった犯人がネットを使って私的制裁を予告し、それを公開するというインパクトが、本作の刺激性を高めている。
 次は誰が狙われ、どういう制裁を受けるのか。思わず引きずり込まれてしまう。

 しかし後半は一転、予告犯側に焦点が当てられる。いったい誰が公開制裁を行っているのか。そこには、社会からこぼれ落ちてしまった者たちの憤怒があふれていた。
 現代社会の矛盾を巧みにストーリーに取り込み、格差社会の問題点をあぶり出す。ネットが重要な鍵を握るのも、臨場感を高めている。単なるエンターテインメントに終わらず、作品に一つのバックボーンを与えることに成功していると言えるだろう。

 主演の生田斗真はいい感じだった。でも、ちょっとイケメンすぎるかなあ。警察役の戸田恵梨香は、うーん…。頭が悪そうな美女は適役だが、ここに主要キャストを配する意味がなかったような…。

 原作マンガも読んでみようかな。

《あらすじ》
 シンブンシをかぶった犯人がネットで犯行を予告し、個人に制裁を加える。制裁を加えられるのは、小悪党。大犯罪者などではなく「バイト先でゴキブリをフライにする」ような、みみっちいバカがターゲットだ。「ネットで炎上する」代わりに、実際に肉体的・精神的な制裁を加えられるようなイメージである。

 一方、誰が何のために予告→制裁を繰り返しているのか。後半は犯行を行う側、すなわち「予告犯」側に視点が移る。予告犯はグループであることが明らかになる。どこで、どういう繋がりを持った者たちによる犯行なのか。そのきっかけは意外なところにあった。



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【福知山マラソン走ってきました~】滋賀のおっさんランナーのランニング週報:2024年11月18~24日の記録

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。現在は52歳。  2020年12月の神戸トライアルマラソンでサブ3を達成! 自己ベストは2024年3月のびわ湖マラソンの2時間54分台。 ◆総 評◆  土曜に、福知山マラソンを走ってきた。果たして結果はいかに。キロ...