2016年10月10日月曜日

【中央競馬予想の回顧】京都大賞典、毎日王冠、オパールS、平城京S、サウジアラビアRC

 祝日の月曜は京都大賞典。
 ◎キタサンブラックは逃げ宣言のヤマカツライデンを行かせて、うまく番手に収まる。そのまま4コーナーを回り、ゆっくり前に並びかけて上がりの勝負に持ち込み、後続の追撃を退けて人気に応えた。次走のジャパンカップが楽しみだ。
 2着には3番手を追走していたアドマイヤデウスが入り、馬券はハズレ…。

 日曜は東京で毎日王冠。
 ◎ウインフルブルームマイネルミラノを行かせて2番手から。平均ペースで流れていい感じに見えたのだが、直線では反応せず、7着。全く見せ場なし。
 1、2着は外を伸びたルージュバックアンビシャス。結果的には、この2頭の決め手が抜けていた。
 馬券はハズレ。

 京都ではオパールS。
 ◎ナックビーナスは1番人気だが単勝4.0倍は美味しく映った。レースでは5、6番手から外を回して前を追ったが、前の残る展開・馬場に泣かされ、6着。
 勝ったのは最低人気のラインスピリット。前の残る馬場とはいえ、これは全くのノーマークだった。
 馬券は当然ハズレ。

 土曜は京都で平城京S。
 ◎モズライジンは中団からグイッと抜け出して確勝かと思ったところに内をタムロミラクルにすくわれて、またも2着。4走連続2着とは珍しい。
 馬券は1-2着のワイド1点勝負が的中。馬連にしておけばというのは結果論。競馬は当たってナンボ。よしとしておきたい。

 東京ではサウジアラビアRC。
 ◎ダンビュライトは後方待機からブレスジャーニーと併せ馬の形で外を伸びてきた。最後は内にササったが、そこに馬はおらず、事なきを得た。ダンビュライトには伸び負けたが、3着に3馬身差をつけて2着を確保。今後が楽しみだ。
 馬券は馬連をとった。

 今週は5戦2勝。土曜はよかったのだが、日・月が不発ではトータルはマイナス。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2016年10月9日日曜日

【中央競馬予想と与太話】京都大賞典(2016)~四つの大賞典~

 3連休の3日間開催最終日は、京都大賞典。
 「大賞典」がつくレースは、現在は京都の他に阪神、小倉、新潟のあわせて四つである(昔は中京や福島にもあったそうだ)。この四つの大賞典をすべて勝った馬は、まだいないらしい。大賞典四冠王の誕生を待ちたいところだ。
 それに王手をかけているのがヒットザターゲット。阪神を除く三つの大賞典を勝っている。京都大賞典はすでに勝っているので、今回1着になっても偉業達成とならないのは残念だ。
 数年前にもう一頭、リーチまでいった馬がいたような記憶があるのだが思い出せない。何かの勘違いだろうか…。

 レースにいってみたい。
 10頭立てと少頭数になった。GI馬も2頭のみ。それなら人気でも◎キタサンブラックを信頼。逃げ宣言のヤマカツライデンよりも内の枠を引いたので競馬が少し難しいかもしれないが、そこは鞍上を信頼。逃げるなり番手につけるなり、スムーズに運んでくれるだろう。ここは通過点にしてほしい。
 推奨穴馬は、前述のヤマカツライデン。前走はハンデにも展開にも馬場にも恵まれた感はあるが、今回もすんなり行ければ。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2016年10月8日土曜日

【中央競馬予想と与太話】毎日王冠、オーパールS(2016)~ビワハヤヒデを下した快足馬~

 今週はこの時期恒例の3日間開催。ローカルの開催を削ってここに持ってきているのだが、よい方向とは思えないなあ…。短期的には売り上げが伸びるのだろうが、地方のファンは確実に減っていくだろう。毎度恐縮ですが、いつもの愚痴でした。

 真ん中の日曜日には毎日王冠とオパールステークスが組まれている。記憶に残る毎日王冠は1994年。ネーハイシーザーが勝ったレースだ。
 ネーハイシーザーは快速の中距離馬。このレースでも、逃げたサクラバクシンオー(バクシンオーが1800 mのレースに出ていたとは)を見る位置からグイッと抜け出して、1馬身半差の完勝。その勢いで次の天皇賞も、同期のビワハヤヒデやウイニングチケットを抑えて優勝を飾った。鞍上の塩村克己騎手ともども、人馬ともにこれが唯一のGI勝利となった。

 レースにいってみたい。
 GI馬はロゴタイプのみと、やや小粒なメンバー。オッズも割れ気味だ。本命は◎ウインフルブルーム。1年半ぶりの前々走を見事に勝利で飾り、前走はクビ差の2着。ネーハイシーザー同様の先行力を武器に、抜け出してほしい。有力馬が揃って休み明けなのも好都合だ。
 推奨穴馬は、穴というほどではないがステファノス。休み明けでもきっちり仕上げてくる厩舎だ。

 オパールSは◎ナックビーナスが本命。今年の3歳は各路線でレベルが高そうだ。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2016年10月7日金曜日

【中央競馬予想と与太話】サウジアラビアRC、平城京S(2016)~京都の奥座敷のそのまた奥~

 台風が通り過ぎて、ようやく涼しくなってきた。中央競馬も今週から京都・東京開催。今年も残り3開催とは、早いものだ。

 そんな土曜は東京でサウジアラビアロイヤルカップが行われる。一方、京都のメインは平城京ステークスで、その他に愛宕特別と久多特別の二つの特別レースが組まれている。
 レース名の愛宕は京都市北西部にある愛宕山のことで、ぎりぎりで京都市に含まれる。嵐山や嵯峨からよく見える山なので、ご存じの人も多いかもしれない。頂上には愛宕神社があり、防火の神様として祀られているそうだ。全国にある愛宕神社(あたごさん)の総本山である。京都の奥座敷である清滝からさらに山を登ったところにあるので、夏はとても涼しく清らかな空気だと勧められたことがあるが、行ったことはない。

 レースにいってみたい。予想は平城京Sを中心に。
 ダート1800 mの準オープン戦。12頭と頭数は少なめ。このメンバーなら、今度こそ◎モズライジンが決める。このクラスで3走続けて2着。そのうち2回はピオネロに負かされたものだから、このクラスでは最上位の力の持ち主だ。重馬場は得意なので雨予報はむしろ歓迎。夏に使ってきた疲れさえなければ。
 相手は人気でもタムロミラクルは抑えざるを得ない。この2頭が中心。
 推奨穴馬はリーゼントロック。4勝はすべてやや重か重であげたもの。雨が降れば怖い(降らなければ買わないかも)。先日引退したDeNAの三浦大輔投手がオーナーだ。

 サウジアラビアRCは◎ダンビュライトを狙う。初戦が圧巻。ひと雨降りそうなのもプラス材料か。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2016年10月5日水曜日

【書評】湊かなえ『サファイア』(ハルキ文庫)

自らをモデルにした一話にはビックリ


 宝石名がタイトルの話が七つ収められた短編集。真珠、ルビー、ダイヤモンド、猫目石、ムーンストーン、サファイア、ガーネットの七話が並べられている。
 人の悪意を書くことにかけては現代日本、いや世界でナンバーワン(当社比)の湊氏にしては、今回はどの話も悪意指数はやや抑えめ。しかし、各話のラスト(オチ)は切れ味抜群で、「エッ」と絶句するような読後感。エピローグ的な余韻がなく、ブツッと話が切られる終わり方なのだ。
 驚いたのは、自らをモデルにした一話。とことんまで突き詰め、それを「さらけ出す」思い切りの良さと勇気には脱帽。しかしこれは「自分自身をさらけ出す」のとはまた違うことであり、だからこそ「悪意全開」の作品を次々と世に出せるのだろう。湊氏は「悪意をたくさん持っている人」ではなく「悪意をとことんまで突き詰められる人」なのだ。



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
サファイア [ 湊かなえ ]
価格:680円(税込、送料無料) (2016/10/5時点)

楽天ブックス

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

2016年10月2日日曜日

【お父さんの週末料理】2016年10月1・2日~秋の味覚、栗ご飯~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小3)、息子(年長組)の4人である。

 今週は外食はなし。栗ご飯を作った。

 10月1日(土) 

◆昼ご飯◆
 今週は息子と買い物に。選んだ「本日の魚」はブリ。天然ブリがお買い得だった。定番の照り焼きにして、サクッと完食。息子の評価は「グー×100」。
 他はサラダ、鶏ガラスープ、栗ご飯。栗ご飯は「みんなのきょうの料理」のレシピ。エビと栗とチーズの組み合わせが美味。意外な組み合わせだが、よく合う。息子の評価は「グー×1000」。

栗ご飯とブリの照り焼き

みんなのきょうの料理 チーズと栗の秋ごはん

◆晩ご飯◆
 久々に子どもたちの大好物、タコ焼き。目の前でクルクルと焼くのはやはり楽しい。最近は、娘が返してくれるようになった。いつもの通り、プレーン、チーズ、キムチの3種類で、大玉42個を完食。以前は少し余ったのだが、残らなくなってきた。
 他はサラダ、鶏ガラスープ。

 10月2日(日) 

◆昼ご飯◆
 メインはイカとチンゲンサイのオイスターソース炒め。定番の組み合わせだが、ちょっと水っぽくなってしまったかも。
 他はサラダ、鶏ガラスープ、栗ご飯。

◆晩ご飯◆
 メインはまたも「みんなのきょうの料理」から「チャーシューなす」。厚切りの豚肉とナスをチャーシュー風のタレに絡める一品。甘辛いタレが食欲をそそる。丼にしても美味しそうだ。子どもたちにも好評。
 他はサラダ、ラーメン。エビラーメンが買い置きしてあったので使った。息子は
「なんか、お腹いっぱいや~」
とサラダをちびちび食べていたので、説教モードかと思いきや、チャーシューとラーメンは超速で平らげた…。なぜラーメンはツルツルと食べられるのだろうか。

チャーシューなす

みんなのきょうの料理 チャーシューなす

にほんブログ村 子育てブログ 一姫二太郎へ
にほんブログ村

【書評】片野優、須貝典子『料理でわかるヨーロッパ各国気質』(実務教育出版)

取材ではない、生の体験が伝わってくる良書


 オーストリア、ハンガリー、セルビアと、ヨーロッパの非メジャー国(失礼)に実際に居住し、その間にヨーロッパ各国を頻繁に行き来した日本人コンビにしか書けないうんちくが満載。片野氏と須貝氏が、ヨーロッパ各国の「食」を切り口に、その国の歴史を交えながら、それぞれの国民の気質を分析する。
 著者コンビは、本書を書くために各国を訪れたわけではない。これまでのヨーロッパ生活で各国を訪問した経験を、本書に著したのだ。だから上辺だけの記述に陥らず、実際の生の体験が伝わってくる。

 取り上げられている国は全部で20。英仏独の大国から、旧ユーゴの小国まで、さまざまな国の国民的料理と、それを支える国民気質が紹介されている。どれも興味深いのだが、やはり「料理とヨーロッパ」といえば、イギリスを取り上げないわけにはいかないだろう。本書でも真っ先に紹介されている。
 イギリス料理はなぜまずいのか。産業革命の発祥地であり、アメリカの母国でもある先進国イギリスの料理がなぜまずいのだろうか。
 普通なら「いやいや、実はイギリス料理も美味しいんですよ」と、お茶を濁すところ。しかし本書は大胆にも「イギリス料理がまずい」ことは公然の事実とばかりに、歴史や国民気質までさかのぼって徹底的に分析する(笑)。

 興味深かったのはハンガリー。著者の二人が以前に住んでいたということもあり、その思い入れが感じられる。その思い入れを支えるのは、やはり「食」。食事が合わなければ、その国が好きになれるはずがないだろう。

 取材ではない、生の体験が伝わってくる良書。ヨーロッパに行きたくなること請け合い。



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
料理でわかるヨーロッパ各国気質 [ 片野 優 ]
価格:1620円(税込、送料無料) (2016/10/2時点)

楽天ブックス

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

【福知山マラソン走ってきました~】滋賀のおっさんランナーのランニング週報:2024年11月18~24日の記録

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。現在は52歳。  2020年12月の神戸トライアルマラソンでサブ3を達成! 自己ベストは2024年3月のびわ湖マラソンの2時間54分台。 ◆総 評◆  土曜に、福知山マラソンを走ってきた。果たして結果はいかに。キロ...