【小学1年の息子】
わが子たちの通う小学校では、毎年この時期に土曜参観がある。「今年はこんな先生で、こんなクラスですよ」というのを親に見てもらうことが目的なのだろう。
まずは1年生の息子のクラスへ。担任の先生は一昨年、昨年と娘の担任だった先生なので、どんな先生かはおおむね分かっている。女性のベテラン教師で、うまくクラスをまとめてくれる安心感がある。3年連続でお世話になります。
授業は算数。1から順に数を数えたり、簡単な足し算をしたり、(当たり前だが)まだお試し期間中の内容だ。一人、調子乗りの男子がいて、授業中もなかなか騒がしい。こういう子の扱い方が、先生の腕の見せ所なのかもしれない。
ピカピカの1年生
息子はものを準備したり片付けたりするのが早く、褒められているそうだ。一方、忘れ物が異常に多い。毎日どこかに何かを必ず忘れてくる。先のこと先のことを考えてしまう性格なのだろう。イラチの傾向は父親似なのかもしれない…。
【小学4年の娘】
続いて、妻と入れ替わりで4年生の娘のクラスへ。こちらは今年からこの小学校に赴任してきた、若い女性教師が担任。生徒とは、ため口の関西弁で友だちのように話している。
授業は道徳。「おつりが足りないとき」と逆に「おつりが多いとき」の二つの場面を並べ、「おつりを返すべきかどうか」を考える。「正しい答えはない」が、「一生懸命考えないとダメ」がルールなのだそうだ。
4年生ともなると慣れたものだ
娘は以前ほど「はい、は~い」と手を上げてアピールすることはなくなり、ずいぶん落ち着いてきた。女の子はこういうところの成長が早いなあ。友だちの体験談を食い入るように聞いていたように、授業には積極的に参加できているようだ。
教室の後ろには娘の作った学級新聞が貼ってあった。将来の夢は友だちと一緒にお菓子屋さんを開くことなのだそうだ。
このクラスにもお調子者の男子がいて、なかなか賑やかだ。一人こういう子がいると、それにつられて騒ぐ子が出てきて、どんどん騒がしくなっていくのだろう。若い先生がコントロールするのはたいへんそうだが、頑張ってほしい。
娘も息子も、勉学面でも交友面でも問題なく過ごしてくれているのは、親としてありがたい。楽しいクラスになるといいね。
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