2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。2018年2月の初マラソンでサブ4を、3月の2度目でサブ3.5を達成。来シーズンのサブ3.25を目標にトレーニング中。
◆総 評◆
走り始めて1年が過ぎた。まさかこんなに走ることになるとは、1年前は思いもしなかった。人生、どう転ぶか分からないものだ。
月間走行距離は201.74 km。まれに見る猛暑の月に、スピード系トレーニングも減らさずに行っての結果だから、上出来と言ってよいだろう。29日(日曜日)と31日(夏休み)に距離を稼げたのが大きかった。正直、最後は200 kmを超えるように距離を調節した。
不足気味なのは平日のトレーニングか。ランニングして帰宅する日をもう少し増やしたい。
◆30 kmジョグ◆
猛暑日が続き、さすがに今月は30 km走は無理と思っていたら、台風が来て一時的に気温が下がった。たまたまその日(29日の日曜日)に時間がとれたので、30 km走ができたのはよかった。
台風一過で下がったとはいえ、30 ℃を超える気温の中、キロ約5分半のペースで走ったのだからよいトレーニングになった。ペースは上がらず心拍数ばかりが上がるが、スタミナがついていると信じたい。
◆スピード系トレーニング◆
夏はスピードよりもスタミナをつける時期というのが定説だが、せっかく定着し始めたインターバル走をやめるのももったいない気がして、週に一度、やっている。確かに冬場ほど追い込めないが、それでも最も走力がつくのはインターバル走だと感じる。
基本的に毎週土曜をスピード系トレーニングにあてている。今月は4回あった土曜のうち3回を、5 kmのインターバル走にあてた。1.25 kmの直線がとれるので、1 km×5本、1.25 km×4本、2.5 km×2本など、バリエーションをもたせている。
猛暑の時間帯に走ったら、キロ4分半を切るのがやっとで、最後は心拍数も上がらなくなった日もあった。脱水症状一歩手前だったのだろうか。ぶっ倒れないように気をつけたい。
土曜日の残り1日は、5 kmのほぼ全力走。これもフラフラになった。汗だくの男がローソンに現れ、さぞ怪しかったことだろう…。
◆トレラン◆
ジョグはなるべく日陰のあるコースを走った。比叡山山麓のプチトレイルコースや、公園のミニクロスカントリーコースなど、比較的日陰の多いコースを選択。直射日光が当たらないと、全然違う。ただし、暑さと高低差で、距離は落ち気味。
8月は比叡山を登るトレーニングもよいかもしれない。
◆「抜く」週◆
1カ月に1週間程度、負荷を減らして「抜く」週を作ることにしたのだが、今月はやらなかった。あまりに暑く、「抜く」必要のある疲労が溜まるほど、走り込めなかった感じだ。
平日の帰宅ランが減り気味で、週末のジョグも山道とはいえ距離が落ち気味。「ぐっと負荷をかけて抜く」ことができず、メリハリのない1カ月だったのかもしれない。まあ、この暑さだと、仕方ないか。
◆レース用シューズ◆
夏の間に、来季のレース用のシューズを選ぼうと思って、いろいろ悩んでいたのだが、解決した。ステップスポーツ京都店に行って相談したら、若いお兄ちゃんが相手をしてくれた。おそらくサブ3は当たり前で、サブ2.5とかで走る人種なのだろう(笑)。
来季の目標タイム(3時間15分)と、いまジャパンブーストを使っていることを伝えると
「ブーストで気持ちよく走れているなら、アディダスを使い続けるのがお勧めです」
とのこと。このお兄ちゃんはブースト信者だった(笑)。ということで(履いてみたい気持ちはあるのだが)他メーカーへの浮気はとりあえず封印。
じゃあブーストの中で何がお勧めかというとジャパンなのだそうだ。そのお兄ちゃんも、レースシューズはジャパンだ。ジャパンブーストは、サブ4向けという位置づけだが、サブ3.25やサブ3でも十分に耐えられるシューズだそうだ。世界記録を出したくらいだから、そりゃそうだよな。
ジャパンブースト。よいシューズだ
そのうえで、もし、さらに薄いシューズがよいのなら、お勧めはadizero SUB2らしい。これは意外だった。ジャパンの上位モデルは、匠レンとセンだと思っていたのだが、実はそうではないのだそうだ。匠シリーズは三村氏の考えが入っているので、adizeroのブーストシリーズとは少し系統が違うらしい。ジャパンの軽量、レース用モデルは匠シリーズではなく、サブ2なのだそうだ。
というわけで、来季の初めはジャパンブーストを引き続き使い、もう少し薄くてもいけそうなら、シーズン終盤に、筋肉の売り切れ覚悟でサブ2を試してみようと思う。
アディゼロサブ2
◆トレーニング用シューズ◆
走り始めて1年を過ぎた。これまでは、足を守ることを第一に考えてきたが、それなりに筋力もつき、これといった怪我もない。そろそろ、足を守るばかりではなく、いじめることも必要になってきたように思う。
そこで、走らない日(主に平日)はベアフット系のシューズ(ナイキのフリーラン)を履いて、筋肉に刺激を入れようと思う。あまりに暑くて負荷がかからないから、こんなことを考えてしまうのだろうか。
◆BCTトレーニング◆
近所に、安価なジムが8月にオープンした。これも数カ月前から引き続いての案件なのだが、結論を出した。
安いとはいえ、月3000円。3カ月分でシューズが一足買える。それなら、とりあえず筋トレは自前でやってみようと決意した。効果が出なければ、ジム通いを改めて検討すればよい。
そこで、マラソン向けの筋トレの本を探し、選んだ一冊がこれ。
速くなる体幹トレーニングBCT《増補版》
BCTは2013年に日体大が箱根駅伝を制したときに初めて行ったトレーニングだ。著者の原健介氏が考案者でBase Control Trainingの頭文字。筋トレではなく、「体をうまく・適切に動かすため」のトレーニングだそうだ。
実際やってみると、ストレッチ(動的・静的両方)と筋トレの間のような感じで、特に体のバランスが鍛えられる。
まずは、立って行う種目をいくつか会社でやっている。縮んだ体を伸ばすのにちょうどよい。仕事にもプラスの影響が出ていると思う。
それに加え、寝転んで行う種目のいくつかを、家でのストレッチに組み込んだ。わが家では、お父さん(私のこと)と娘、息子で、寝る前に軽い体幹トレとストレッチをやっているのだ。
始めてからまだ数週間だが、効果を感じる。走りのフォームが変わったような。背伸びをしながら、骨盤や股関節を使って走っている感覚だ。これまでも、骨盤や股関節をうまく使えていない感じはしていたのだが、それが改善されてきているように思う。続けていきたい。
◆来季の大会◆
京都マラソンの受付も始まり、来季のレースの申し込みを考える時期になってきた。
びわ湖高島栗マラソンが今年も開幕レース。そして、
あいの土山マラソンを来季のフルマラソン初戦に選んだ。
当たるかどうか分からないが、京都マラソンにも申し込む予定。来季はどんなスケジュールになるのだろうか。
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