こんな盛りだくさんチケットが、大人も子どもも1枚2500円と格安。これは大人気チケットで、すぐに完売になってしまうに違いないと思いつつ、発売時間にパソコンの前で待機してポチポチやっていると、4枚のチケットがとれてしまった。
「やった~」と息子が大喜び(父のほうが喜んでいたという話も)。一方で「プロ野球、人気ないなあ」とも思ってしまう。こんなによいチケットが簡単に取れてしまうとは。
年に一度の大阪での巨人の主催試合
当日は妻と私は仕事を休んで、西九条を経由してドーム前へ。6月にもオリックス-広島戦を見に来たところなので、勝手は分かっている。
グランドへは11時に降ろしてくれた。これは貴重な体験だ。ベーランをしたり、ジャビットの車で写真を撮ったりした後は、巨人軍のヴィーナスのお姉さんたちとダンス。主宰試合なので、ヴィーナスさんたちも全員が遠征に参加しているのかもしれない。午前中からお疲れ様です。
ヴィーナスとダンス
体験後は、次の練習見学の列に並びながら昼ご飯。妻がおにぎりと卵焼きなどを作ってくれていた。財布にもお腹にも、大助かりだ。
退屈する間もなく、練習見学が始まった。バックネット裏の特等席で練習を見学。全体のアップなどはなく(済んでいるのだろうか?)、バラバラと集まってはそれぞれ体幹トレやダッシュなどを行い、順番に打撃練習をする。思ったよりも、まとまりがない。
打撃練習で目立ったのは、やはり岡本。飛距離が違う。生え抜きとしては原さん以来の、待望の右の長距離砲。四番に定着してほしいものだ。
吉川尚の打撃練習。後ろに立っているのは高橋監督
いったん球場を出て、イオンで食料を調達。当然、みんな考えることは同じなので、レジは長蛇の列だ。何とかお弁当と枝豆を購入し、球場へ。球場内で買うよりも、ずいぶん安くついた。
いざ試合開始。巨人はヤングマン、ヤクルトはブキャナンの両外国人が先発。1回裏、長野が先頭打者ホームラン! いきなりホームランが見られるとは大興奮だ。
来場者全員に「おばちゃんオレンジパンチ」プレゼント
ヤングマンは4回まで0点には抑えているが、走者をたくさん出し、非常に不安定。後から分かったのだが、2回にライナーを手首に受け、骨折していたそうだ。骨折しながら、よく5回を投げきったものだ。
骨折だったとは…
4回に巨人が追加点をあげ、2-0とリード。今日は勝てるかも!?
しかし5回表、ヤクルト打線が火を噴いた。坂口、青木、山田哲の3連打で1点を返すと、主砲のバレンティンがカウント0-3から豪快な逆転3ラン。「打った瞬間」の、5階席まで届く特大の一発だった。もう1点を追加して、5-2とヤクルトが逆転。
バレンティンの特大の一発などでヤクルトが逆転
その後、巨人が1点を返して3-5とし、6回裏へ。この回の巨人の攻撃を見て帰ることにしたら、三者凡退…。球場を後にした。
試合は6-5でヤクルトが逃げ切り。巨人はあと1点が遠かった。
ヤクルトが逃げ切った
朝から晩まで、丸一日、めちゃめちゃ楽しんだ。ナイターは最後まで試合を見られないのが難点だが仕方ない。巨人の試合が大阪で見られるだけでもラッキーなところに、グランド体験や練習見学のおまけ付き。大大満足の一日だった。一度、東京ドームで巨人を応援したいなあ。
サインをもらうチャンスがあるかもと思って色紙を用意したが、不発。応援用のボードに用途を変更した。息子に誰を応援するか尋ねたところ、「捕手がええなあ」と言うので、スタメンの宇佐見を応援するボードを作った。テレビ中継に写ることを期待したのだが、宇佐見が無安打ではドモナラズだった…。
宇佐見、打ってほしかった
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