2019年12月20日金曜日

【中央競馬予想と与太話】阪神カップ、中山大障害(2019)~サイレンススズカと同じトリオ~

 いよいよ有馬記念ウィーク。2019年もあっという間に終わってしまいそうだ。
 そんな有馬記念前日は、阪神で阪神カップが、中山で中山大障害が組まれている。
 阪神カップJRAに二つしかない定量のGIIだ(もう一つは札幌記念)。スーパーGIIという呼称が定着しないのは、あまりスーパーなメンバーが集まらないからだろうか…。

 12年前、前回の亥年の勝ち馬がスズカフェニックス。スズカ-橋田厩舎-武豊騎手という、サイレンススズカと同じトリオで走った馬だ。
 条件馬の時期は中距離を使われていたが、徐々に距離を縮め、5歳にして初めて芝1200 mを使った高松宮記念で見事に勝利。GI馬となった。その年の暮れの阪神カップで見事に人気に応えたが、それが最後の勝利となってしまった。
 サンデーサイレンス産駒のスプリンターとして、印象に残る馬である。

スズカフェニックス。JRAより

 レースにいってみたい。
 フルゲートの18頭が揃った。本命は◎マイスタイル。スズカフェニックス同様、距離を縮めて良さが出てきた馬だ。先行力のある馬なので、最内枠も好都合か。前残りの馬場で、前々からの押し切りを期待。
 推奨穴馬はイベリス。高速馬場は向きそう。

 中山大障害は◎メドウラークを狙う。すんなり行ければ。

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2019年12月16日月曜日

【お父さんの週末料理】2019年12月14、15日~船に餃子は厳しかった~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小6)、息子(小3)の4人。

 今週はずっと家で食べた。朝と昼は妻が作ってくれ、私が作ったのは晩ご飯2回分。午前中が楽ちんだ。

 12月14日(土) 
息子はいつも通り午後から野球の練習。

◆朝・昼ご飯◆
 妻が朝は卵焼きなどを、昼は肉まんを出してくれた。寒くなると肉まんが美味しい。

◆晩ご飯◆
 冷えてきたので鍋。息子のリクエストでトマト鍋にした。市販のトマト鍋の素を使用。かなり甘い味付けだ。
 具は鶏肉、大根、えのき、糸こん、キャベツなど。締めはマロニーで満腹になった。次は市販の素ではなく、自家製でやってみようか。

 12月15日(日) 
この日は娘も息子も朝から用事。

◆朝・昼ご飯◆
 妻が朝はフレンチトーストを、昼は弁当を作ってくれた。
 娘は船が大きく揺れたので酔ってしまい、王将の餃子は残して帰ってきた。確かに酔った状態で王将の餃子は厳しかったかもしれない。息子は盛り盛り完食。

◆晩ご飯◆
 今週も肉三昧。格安の豚ブロックと鶏むね肉を使った。まずは煮豚。煮卵も一緒に作ったら息子が激しく気に入った。
 残りの豚ブロック一つと鶏むね肉2枚はオーブンでこんがり焼いた。ちょっと焼きすぎたか。豚肉はキュウリとと炒めた。コリコリ食感がグー。
 鶏むね肉はピーナッツと炒めた。肉を焼きすぎて、ちょっと硬くなってしまった。
 煮豚の煮汁がもったいなかったので、ゆで卵と糸こんと厚揚げを煮汁に投入。明日には味がしみて美味しくなっているはず。たくさん食べてください。

左がきゅうりと豚、右がピーナッツと鶏むね肉

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2019年12月15日日曜日

【中央競馬予想の回顧】朝日杯フューチュリティS、ターコイズS(2019)

 今週は朝日杯フューチュリティS。
 ◎ペールエールは好発を切ったが、促しても前に行けず中団へ。道中も手綱が動きっぱなしで、手応えが悪い。4コーナーでは失速して、早くも試合終了。何の見せ場もなく、最下位に沈んだ。何かあったか。
 勝ったのは1番人気のサリオス。好位から抜け出し、いったんは後ろの馬が優勢に見えたが、そこから再加速して2馬身半差をつけた。かなりのエンジンだ。

 土曜はターコイズS。
 ◎シゲルピンクダイヤは1番人気。レースでは好スタートを決めたが下がっていってしまい、道中は中団から。3コーナーから外を豪快にマクって前に取りつくも、最後は前と同じ脚色になり、3着まで。スタート後に位置取りが下がったのが痛かった。
 勝ったのはコントラチェック。ハイペースで押し切って逃げ切り勝ち。

 今週は2戦0勝。他もイマイチでトータルはマイナス。大勝ちした翌週は、たいてい反動が出る…。

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2019年12月14日土曜日

【中央競馬予想と与太話】朝日杯フューチュリティS(2019)~ミレニアムの勝ち馬~

 今週は朝日杯フューチュリティステークス。阪神に移ってきて、はや6回目になる。

 2000年のミレニアムの年の勝ち馬がメジロベイリー。4戦目で未勝利を脱して、1勝馬の身でこのレースを迎えた。当然、人気するわけがなく10番人気。しかし、レースでは横山典騎手を背に中団から抜け出して穴を開けた。これが、武邦彦調教師の最後のGI勝利となった。
 その後は故障し、約1年2カ月後に復帰。しかし、2戦してまた故障して、そのまま引退となってしまった。血統は、メジロブライトの弟で、メジロ牧場で生まれたサンデーサイレンス産駒という変わり種だった。
 調べてみると、現在は青森県のフォレブルーという施設で余生を送っているそうだ。元気でやっているのだろうか。

メジロベイリー。JBISより

 レースにいってみたい。
 コントレイルはホープフルSに回ったが、その他の有力どころが顔を揃えた。本命は◎ペールエール。前走は1番人気を裏切って3着に終わったが、休み明けでひと伸びを欠いた。いまの阪神の馬場で先行力は大きな武器。チークピーシズが効けば。
 推奨穴馬はエグレムニ。距離が保てば。

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2019年12月13日金曜日

【中央競馬予想と与太話】ターコイズステークス(2019)~元巨人のエースの持ち馬~

 気がつけば来週は有馬記念。あっという間に年が明けて金杯になるのだろう。
 そんな土曜は中山でターコイズSが組まれている。重賞になってから、今回で5回目だ。第1回目から馬連5万円超の大波乱。昨年の第4回も馬連万馬券と、荒れ傾向のレースだ。

 重賞格上げ以前は、長らくオープン特別として行われていた。
 オープン特別時代、今からちょうど30年前の勝ち馬がレディゴシップ。オークス、(当時は3歳限定だった)エリザベス女王杯のGIでは歯が立たなかったが、女王杯惨敗後のターコイズSは、少頭数だったこともあり3番人気。的場騎手を背に逃げ切り勝ちを収めた。その後は、このレースも含めて9戦連続で掲示板に載る堅実な成績を残して引退。馬主孝行な馬だったと言えるだろう。
 クラブ馬主の社台RHの持ち馬で、元巨人の江川卓氏が1口持っていたことでも著名な馬だった。

 レースにいってみたい。
 16頭のフルゲートとなった。本命は◎シゲルピンクダイヤ。GIで2、3着の馬が54 kgとは恵まれた。大きく崩れたのはオークスだけ。秋華賞後は距離の長いエリザベス女王杯ではなくここを狙ってきた。最強の1勝馬の名を返上したい。
 推奨穴馬はモアナ。堅実に駆ける。

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2019年12月12日木曜日

【読書メモ】加藤文元『宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃』(角川書店)

 IUT理論の提唱者である望月氏の盟友である加藤氏が、IUT理論を一般読者にも分かるように易しく解きほぐした。確かに分かりやすく書かれており、この目的は十分に達成されていると言ってよいだろう。
 IUT理論が正しいことになれば、数学界のパラダイムシフトとなることがよく分かった。一方で、正しいかどうかはまだ微妙であり、今後の検証が待たれるのが現状のようだ。

 IUT理論の内容はかなりかみ砕いて説明されているため、本書からは数学的な真偽はまったく判定できない。判定するにはもっと勉強して、内容に踏み込まないとダメなのだろう。
 数学的な内容がある程度分かる人からすれば
「えっ、そんなんアリ?」
と言いたくなるような理論なのかもしれない。
 数学におけるコペルニクス的転回となるのか、絵に描いた餅で終わってしまうのか、今後の報告を待ちたい。

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2019年12月11日水曜日

【読書メモ】東山彰良『流』(講談社文庫)

 2015年の直木賞受賞作。台湾を舞台にした、ぶっ飛びエンタメ小説だ。ひと昔前のヤンキー漫画のノリで繰り広げられる大活劇に、祖父の殺害犯の謎が絡まり、一気に読ませる秀作。
 台湾(国民党)と中国本土(共産党)という「二つの中国」が庶民とどうかかわっっているのか実感できた。台湾と中国本土の微妙な関係がうまく伝えられている。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...