2021年1月11日月曜日

【中央競馬予想と与太話】フェアリーステークス(2021)~ニシノフラワーと同期の快足牝馬~

 3日間開催の最終日はフェアリーS。以前は暮れの中山で1200 mの2歳重賞として行われていた。
 このレースが初めて1200 mで行われた1991年の勝ち馬がディスコホール。GIの阪神3歳牝馬Sでニシノフラワーの5着に頑張り、中2週でフェアリーSに出走した。
 レースではテン乗りの岡部幸雄騎手を背に、1番人気に応えて快勝。快足ぶりを見せつけたが、翌年の桜花賞で9着になったのを最後に引退した。ケガでもあったのだろうか。

ディスコホール。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。昨年はスマイルカナがここをステップに飛躍した。それに続く馬が出るだろうか。
 本命は◎クールキャット。新馬を勝ち直後に重賞に挑戦した前走では、ソダシの0.6秒差5着と素質の片鱗を見せた。今回人気するであろうテンハッピーバローズとは、そのレースで0.2秒差。叩き2走目の上積みと、有利な内枠で逆転へ。
 推奨穴馬は隣の枠のネクストストーリー。前走は条件戦とはいえ牡馬相手に健闘。この相手なら。

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2021年1月10日日曜日

【中央競馬予想と与太話】シンザン記念(2021)~惜しくもGIを勝てなかった良血牝馬~

 3日間開催の中日はシンザン記念。今回で55回目の節目を迎える。

 ゾロ目つながりで、第33回の勝ち馬がフサイチエアデール。サンデーサイレンスを父に持つ、良血牝馬だ。
 フサイチエアデールは、武豊騎手が4回乗ってようやく1勝目をあげると、条件戦の2着を挟んでシンザン記念に出走した。1番人気はエイシンキンボール(金の玉? すごい馬名だ…)に譲ったが、レースでは好位から抜け出して快勝。
 いまの時代なら「桜花賞へ直行!」となるところだが、4歳牝馬特別(いまのフィリーズR)を勝って桜花賞へ向かった。レースではプリモディーネの鬼脚に屈して惜しくも2着。その後もエリザベス女王杯で2年連続で2着するなど活躍したが、GIには手が届かなかった。
 母としてもGI馬のフサイチリシャールを生んだのだから立派。ビーチサンバやライラプスが母系をつないでくれるだろうか。

フサイチエアデール。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。アーモンドアイがここから飛躍したのは記憶に新しいところ。今年も大物がいるのだろうか。
 本命は◎ダディーズビビッド。馬名にいくつ点があるのだろうか。それはさておき、新馬で降した馬が次々勝ち上がっているし、前走は今回と同条件の中京1600 mで快勝。前々走は崩れたが、不良馬場のせいとしておきたい。
 推奨穴馬はワザモノ。前走は強敵相手に頑張った。ここまで人気がないとは。

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2021年1月9日土曜日

【中央競馬予想と与太話】淀短距離ステークス(2021)~オシャレな名前の快足牝馬~

 大寒波が襲来。雪は降らないようだが、キンキンに冷えた3連休となりそうだ。寒波とコロナを吹き飛ばすような大当たりといきたいものだ。

 そんな3日間開催初日の中京メインは淀短距離S。中京で「淀」の名のついたレースが行われるのも珍しい。
 このレースが京都以外で組まれるのは今世紀初。1994年に阪神で行われて以来、ずっと京都だったようだ。
 その1994年の勝ち馬がキクカダンディで、その2着に入ったのがユキミザケ。オシャレな馬名で印象に残っている馬だ。
 ユキミザケは社台RHの前身である日本ダイナーズクラブの持ち馬で、アレミロードを父に持つ短距離牝馬だった。4歳になってすぐに条件戦を卒業すると、当時は2月に組まれていたこのレースに出走。キクカダンディには逃げ切りを許したが、好位から2着に差し込んだ。その後、オープン特別で2勝をあげ、合計で七つも勝ったのだから立派だった。

 レースにいってみたい。
 18頭のフルゲートが揃った。本命は◎アイラブテーラー。昨年の勝ち馬だ。前走は9カ月の休み明けで+28 kgに加えて窮屈な競馬を強いられたにもかかわらず、タイム差なしの4着まで差してきた。叩き2走目で連覇へ。敵は56 kgの斤量か。
 推奨穴馬はロードアクア。左回りは得意。

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2021年1月7日木曜日

子どもたちの2学期と年末年始【中1の娘と小4の息子の様子】

 中1の娘と小4の息子の2学期と年末年始の様子をまとめておく。例年は別々にするのだが、今年はコロナで書くことも少ないので一つにまとめた。

◆2学期◆
 コロナの第2波が収まったタイミングで2学期がスタート。通常に近い生活が戻ってきたと思ったのも束の間、2学期が終わる頃には第3波が到来。子どもたちは可哀相だが仕方がない。3学期に休校にならないことを願うばかりだ。
 ところが、わが子たちは「もう1回、休校にならへんかなあ」などと悠長なことを言っている…。第1波のときの休校生活が楽ちんだったそうだ。
 運動会は学年単位での開催。活躍の場を奪われた息子は残念がっていた。一方、娘は「短くてええわ」と全く逆の反応…。

運動会ではソーラン節を披露した

◆成績と友人関係◆
 今年はコロナの影響で前・後期制になり、10月に前期の通知表が来た。娘も息子も大きな問題はなし。娘は上位の成績だそうだ。偉い。ただし、音楽や美術の鑑賞は低評価。親と同様、文化的な血は流れていないようだ…。
 友人関係も大きなトラブルはない。娘は一緒に登校している4人組や部活の仲間とつるんでいる。
 息子はクラスメイトに加え、野球チームにも仲のよい友だちがいる。たくさん友だちがいるのはよいことだ。ただ、いまの小学生は忙しい(息子もその一人)ので、放課後に遊ぶ相手がなかなか見つからないらしい。時代ですなあ。

◆部活と習い事◆
 娘は軟式テニス部に入っている。それほど厳しくなく、娘でも十分についていけているようだ。コロナの影響で全く見に行けないが、いちど試合を観戦したいものだ。
 Z会も引き続きやっている。スイスイと終えられるわけではないが、頑張っている。来年度からはタブレット方式に変更の予定だ。

テニスのユニフォーム。なかなかカッコいい

 息子の習い事は野球、公文、チャレンジタッチの三つ。公文とチャレンジタッチはコツコツと続けている。公文は中2の教材になり、さすがに難しくなってきてペースは落ちたが、4学年上のことをやっているのだから大したものだ。
 力を入れているのが野球。木曜夜と土・日の週3回で、土日のいずれかは朝から夕方までだ。日本の少年スポーツは時間が長い…。親の負担もかなりのものだ。
 本人よりも母親がイレ込んでおり、鬼コーチの母親にしごかれながら、自主練も頑張っている(笑)。先日は新しいバットとスパイクも買った。ボロボロになるくらい使い倒してください。

バッセンで特訓中

◆Nintendo Switch◆
 念願のスイッチを買った。私が勘違いしており、5~6万円はすると思っていたら、3万円強であることが判明。娘と息子が1万円ずつ、妻が4千円、残りを私が出して本体を購入した。
 息子はほとんどフォートナイトのみ。私には面白さがイマイチ分からないが、息子はハマっている。友だちと待ち合わせてやるのも楽しいようだ。
 娘はもっぱら「あつ森」。友だちと通信することもできるのだそうだ。
 私はマリオUにハマってしまった。一つのコースをゴールするのに何回も死ぬので、すべてクリアするには、かなりの時間がかかりそうだ…。

◆冬休みと年末年始◆
 例年はおじいちゃん、おばあちゃん(私の両親)の家に行くのだが、コロナのため今年は控えた。年が明けて感染が急拡大しているので、行かなくて正解だったのだろう。近日中に関西にも緊急事態宣言が出そうだ。
 というわけで、ほとんど外出せず、家で寝正月。ちょろちょろ買い物に行ったり、キャッチボールをしたりしながら、ダラダラと過ごした。ここまでどこにも出かけなかった年末年始も記憶にない。来年は自由に行動できるようになっていればよいが、どうなることやら。

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【読書メモ】渡辺淳子『東京近江寮食堂 青森編』(光文社文庫)

 東京近江寮食堂シリーズ第3弾。今回は青森の郷土料理がたくさん紹介される。
 滋賀から東京にやってきた妙子と、東京の下町に住む安江のオバチャン2人が営む東京近江寮食堂。タイトルにある「寮」はなくなってしまったが、食堂は絶賛営業中だ。
 前回の宮崎に続き、今回は青森出身の睦美がバイトとして加わる。常連客や新しいママさん客なども絡み、下町情緒あふれる人間関係が、滋味深い郷土料理とともに描かれる。心が満たされると同時に、食欲が刺激される作品だ。

 本作のメインメニュー(?)はイガメンチ。青森県民のふるさとの味だ。どんな料理なのかは読んでのお楽しみ。ググるのではなく、本書で知ることをぜひお薦めする。
 私としては、わが滋賀県(近江)をもっと紹介してほしいが、ここ2作はそういう路線ではなくなってしまった。次回は原点回帰で滋賀にスポットを当ててほしいなあ。

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2021年1月5日火曜日

【中央競馬予想の回顧】京都金杯、中山金杯(2020)

 今週は中京で京都金杯。
 ◎タイセイビジョンは7番人気と思った以上に人気がない。レースではかかり気味に3番手を追走。いい手応えで4コーナーを回る。これは一発があるかも。
 直線に入り、人気のピースワンパラディと併せ馬のかたちで外から伸びたが、これには切れ負けし、3着とクビ差の4着まで。もうひと伸びが足りなかった。残念。
 勝ったのは12番人気のケイデンスコール。内をスルスル抜けてきて、新潟2歳S以来の勝利で大穴を開けた。

 東では中山金杯。
 ◎ココロノトウダイは内枠からラチ沿いの先行集団へ。そのままピタッと内を回って4コーナーへ。馬場の3分どころに持ち出して進路を確保すると、人気のヒシイグアスとの叩き合いに持ち込んだ。ヒシイグアスにはクビ差及ばなかったが、2着は確保。よく頑張ってくれた。
 馬券は馬連をとってそこそこ浮いた。単勝も当たれば万々歳だったが、それは贅沢というものか。

 今週は2戦1勝。トータルはすこ~しマイナスだったが、さい先よしということにしておきたい。

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【お父さんの週末料理】2021年1月1~4日~今年のおせちとから揚げ大会~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代後半)、母(年齢非公表)、娘(中1)、息子(小4)の4人。

 コロナ禍のため、祖父母の家にも行けずじまい。初詣にも行かず、年始はずっと家でご飯を食べた。
 たくさん作ったおせちと餅を食べ、家でごろごろという寝正月。これだけ外出の少なかった正月も珍しい。
 最後の休みの日はから揚げ大会でみんな大喜び。

 まずは今年のおせちを紹介。左上から大根と里芋の炊いたん、筑前煮、エビのうま煮、鰤の塩焼きと照り煮、エビの中華煮、タコの中華煮、伊達巻き。伊達巻き作りに初めて成功した。
 これに加えて、黒豆と煮豚も作った。

今年のおせち。三段重ね×2セット。

 1月1日(金) 

 夜更かしのため娘がなかなか起きず、朝からみんなを待たせてイラつかせた…。午後はみんなでピエリに福引きに。見事に全部ハズレた…。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は雑煮とおせち。大晦日にお菓子やアイスを食べながら夜更かししたので、あまり食欲なし。
 昼はおせち、スープ、餅。子どもたちが雑煮よりも焼くほうがよいというので、餅は焼いた。

雑煮と伊達巻き

◆晩ご飯◆
 ローストビーフを作った。息子の好物だ。しっとり美味しくできた。
 他は簡単サラダ、スープ、餅、おせち。

ローストビーフとサラダ

 1月2日(土) 

 キャッチボールなどをしつつ、基本は家でごろごろ。

◆朝・昼ご飯◆
 朝と昼は同じメニュー。ローストビーフの残り、簡単サラダ、スープ、餅、おせち。餅は子どもたちのリクエストで焼き餅。蜂蜜をつけるのがブームになっている。

黒豆も上手にできた(自画自賛)

◆晩ご飯◆
 ホイコーローを作った。陳建一氏のレシピだ。豆チを使うとコクが出る。息子が気に入り、多めに作ったが食べ尽くした。よいことだ。
 他はサラダ、スープ、餅orご飯、おせちの鰤(ぶり)。子どもたちは餅を、私は冷凍ご飯を食べた。

ホイコーロー。豆チのコクがグー

 1月3日(日) 

 この日も特に用事なし。スーパーに行ったりしつつ、ごろごろ過ごした。
 春巻きを作ろうと思っていたが、おせちがたくさん残っていたので延期した。

◆朝・昼ご飯◆
 朝と昼は簡単サラダ、スープ(昼はナシ)、餅、おせち。

◆晩ご飯◆
 おせちの煮豚が手つかずで残っていたので食べた。これも陳建一氏のレシピだ。パイナップル缶の甘みがグー。  他はサラダ、スープ、餅orご飯。餅がなくなったので、私は冷凍ご飯。

 1月4日(水) 

 妻はこの日から出勤。午前中に息子をバッティングセンターに連れて行った。
 夜は、みんな大好きから揚げ大会。

◆朝・昼ご飯◆
 朝はおせち(エビ・タコ、筑前煮、黒豆)、簡単サラダ、スープ、ご飯。餅が切れたので久しぶりにご飯を炊いた。
 昼はおせち(煮豚、黒豆)、簡単サラダ、イカめし。実家からもらったイカめしをチンした。今度は自分で作ってみよう。
 ようやく、おせちがほとんどなくなった。

◆晩ご飯◆
 から揚げ大会! もも肉2枚とむね肉2枚を、2種類の衣で揚げた。一つは市販の「ニップン 伝説のから揚げ粉」。もう一つは私が独自に配合したわが家流。ひとくち目は伝説のから揚げ粉に軍配が上がったが、味が濃く、次第にわが家流も人気が出た。
 揚げ油の温度がうまく上がらず、いつもちょっと緩くなってしまう。IHが弱っているのだろうか。次回は天ぷらモードを使ってみよう。
 たくさん作ったが、8割方食べ尽くした。これだけパクパク食べてくれると、作り甲斐もあるというものだ。
 他はサラダ、スープ、しらす、五穀米。

 2021年も無事にスタート。コロナに負けないよう、バランスのよい食事を心がけよう。

から揚げ大会。もも肉2種+むね肉2種の4種類

【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...