2021年1月10日日曜日

【中央競馬予想と与太話】シンザン記念(2021)~惜しくもGIを勝てなかった良血牝馬~

 3日間開催の中日はシンザン記念。今回で55回目の節目を迎える。

 ゾロ目つながりで、第33回の勝ち馬がフサイチエアデール。サンデーサイレンスを父に持つ、良血牝馬だ。
 フサイチエアデールは、武豊騎手が4回乗ってようやく1勝目をあげると、条件戦の2着を挟んでシンザン記念に出走した。1番人気はエイシンキンボール(金の玉? すごい馬名だ…)に譲ったが、レースでは好位から抜け出して快勝。
 いまの時代なら「桜花賞へ直行!」となるところだが、4歳牝馬特別(いまのフィリーズR)を勝って桜花賞へ向かった。レースではプリモディーネの鬼脚に屈して惜しくも2着。その後もエリザベス女王杯で2年連続で2着するなど活躍したが、GIには手が届かなかった。
 母としてもGI馬のフサイチリシャールを生んだのだから立派。ビーチサンバやライラプスが母系をつないでくれるだろうか。

フサイチエアデール。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。アーモンドアイがここから飛躍したのは記憶に新しいところ。今年も大物がいるのだろうか。
 本命は◎ダディーズビビッド。馬名にいくつ点があるのだろうか。それはさておき、新馬で降した馬が次々勝ち上がっているし、前走は今回と同条件の中京1600 mで快勝。前々走は崩れたが、不良馬場のせいとしておきたい。
 推奨穴馬はワザモノ。前走は強敵相手に頑張った。ここまで人気がないとは。

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