2021年3月27日土曜日

【中央競馬予想と与太話】高松宮記念、マーチS(2021)~瀬戸口-福永ライン~

 今週は中京で高松宮記念が、中山でマーチステークスが組まれている。高松宮記念がスプリントGIに生まれ変わってから、もう四半世紀が経つとは早いものだ。

 2004年に、今年と同じ3月28日の高松宮記念を勝ったのがサニングデール。当時は珍しかったマル市馬で、5700万円の値がついたのだから、期待されていたのだろう。
 瀬戸口厩舎-福永騎手の黄金ラインでデビュー戦を快勝。その後も福永騎手を主戦に勝利を重ねたが、2003年の高松宮記念は惜しくもビリーヴの2着。翌年の同レースで雪辱を果たし、悲願のGIを制したのだった。それが最後の勝利となってしまったが、GIを取ると取らないでは大違いだ。

サニングデール。JBBAより

 レースにいってみたい。
 今年も今週だけBコースという馬場設定だが、土曜はそれほど極端に速い時計は出ておらず、超のつく高速決着にはならなさそうだ。
 本命は◎レシステンシア。前走は逃げてレコードで楽勝。1200 mは初めてだが、むしろ向く可能性も。8枠ならハナを切らなくてもよさそう。ここまで人気するとは思わなかったが、実力を評価されていると思いたい。
 推奨穴馬はサウンドキアラミッキーブリランテの8枠2頭。外枠が怖い。

 マーチSは人気でも◎アメリカンシードが本命。ここは通過点。

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【中央競馬予想と与太話】毎日杯、日経賞(2021)~「メルシー」を代表する馬~

 まだ3月なのに桜が満開。馬券も春満開といきたいところだ。
 そんな土曜は阪神で毎日杯が、中山で日経賞が組まれている。毎日杯が1800 mになってから、はや15年。より実力が試されるコースになった。

 いまから27年前、今年と同じ3月27日に行われた毎日杯を勝ったのがメルシーステージ。当時、まだ減量騎手だった河北騎手を背にデビューし、3戦目で初勝利をあげた。3歳になり、アーリントンCでエイシンワシントンを抑えて河北騎手に重賞初制覇をプレゼント。次に迎えたのが毎日杯だった。
 当時は2000 mだったこのレースも、タイキブリザードの追撃をクビ差でかわして重賞連覇。しかし、4番人気を集めた皐月賞では13着に惨敗し、その後も連敗を重ね、毎日杯が最後の勝利となってしまった。当時たくさん走っていた「メルシー」を代表する一頭だった。

メルシーステージ

 レースにいってみたい。9頭と頭数こそ少なめだが、なかなかのメンバーがそろったような。
 本命は◎シャフリヤール。前走の共同通信杯は、勝ち馬のエフフォーリアには差をつけられたが、2着とはアタマ差の3着。その2着馬のヴィクティファルスが先週のスプリングSを勝利。それを物差しにすれば、ここも好勝負は必至。福永騎手が他の馬を選んだのは残念だが、ぎゃふんと言わせてほしい。
 推奨穴馬はナシ。人気どころで収まる見立て。

 日経賞は◎ワールドプレミアが本命。一線級とそれほど差のない競馬はしているが、もっとやれる馬のはず。そろそろ目覚めてもらわないと。

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2021年3月25日木曜日

【読書メモ】米澤穂信『王とサーカス』(創元推理文庫)

 太刀洗万智シリーズ第2弾。第1弾は未読だが、問題なく楽しめた。
 フリージャーナリストの太刀洗万智(たちあらいまち)がネパールの首都カトマンズを訪問中に、主要王族が皆殺しになるという大事件が発生する。一方で、太刀洗が取材した軍人も殺害されてさらし者になった。
 軍人殺害は、いったい誰が何のために行ったのか。その謎を解かねば、記事に軍人の件は載せられない。太刀洗は真相に到達できるのか。
 ラストの謎解きとどんでん返しはお見事。「真の犯人」がそこにいたとは。

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2021年3月22日月曜日

【お父さんの週末料理】2021年3月20・21日~3月のから揚げ祭り~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代後半)、母(年齢非公表)、娘(中1)、息子(小4)の4人。

 日曜の昼は3人で天一にいった。
 また、週明けからは給食がなくなるので、から揚げ大会を開催。たくさん作った。
 写真は妻が作ってくれている平日の弁当。

平日の弁当

 3月20日(土・祝) 

 息子は午後から野球の練習。娘はヒマ人。

◆朝・昼ご飯◆
 妻が朝は食パンを、昼は焼きそばを作ってくれた。お陰で息子の自主練とランニングができた。

◆晩ご飯◆
 今週の魚は鮭。半身のフィレをすべて塩焼きにした。ご飯によく合う。
 他は焼き肉、サラダ、スープ、五穀米、豚レバー。焼き肉用の牛肉がお買い得だったので購入。ただし、一人2枚(笑)。サラダは久しぶりに娘が作ってくれた。

鮭の塩焼きと焼き肉

 3月21日(日) 

 一日中雨だった。娘は朝から船上講座。息子は昼から野球の室内練習。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は鮭の残りを食べた。朝ご飯の定番。他は簡単サラダと五穀米。
 昼は、娘はコンビニでパンとからあげクンを買って、船で食べた。からあげクンのレモン味は美味しかったらしい。
 残りの3人はラーメン半額券と餃子無料券を使うため天一へ。息子と私はこってりを、妻は屋台の味をチョイス。満腹になった。

◆晩ご飯◆
 週明けから給食がなくなるので、から揚げ大会。色の濃いほうがからあげグランプリシリーズの「からあげ太閤 香ばししょうゆ味 ガーリック風味」(長い…)。白いほうがわが家オリジナルだ。
 グランプリは、かなり濃い味付けだ。ひと口目は美味しいが、たくさん食べるにはちょっと濃い。一方、わが家オリジナルは、あっさり目。娘いわく
「互角やけど、たくさん食べられるのはわが家のほう」
だそうだ。明日からも食べてください。
 他はサラダ、うどん、豚レバー。ご飯を炊かず、うどんにした。娘も息子もうどんのほうがよいらしい。

から揚げ。左がわが家オリジナル、右がグランプリ

◆作り置き◆
 やげん軟骨の大パックが半額になっていたので即買い。もやしキムチとトマトと炒め合わせた。コリコリとシャキシャキの食感がグー(自画自賛)。
 リサイクル炒めも作った。

やげんキムチ

2021年3月21日日曜日

【中央競馬予想の回顧】阪神大賞典、スプリングS、ファルコンS、フラワーC(2021)

 今週は阪神大賞典。馬券は◎アリストテレスと○ショウリュウイクゾの馬連とワイドで勝負した。
 道中は同枠の両馬が並ぶかたち。3コーナーで進出を開始したが、ショウリュウイクゾは早々に手応えがなくなり、勝ち負けに絡めず、10着惨敗…。断然人気のアリストテレスも直線で失速して7着。惜しくもなんともないハズレ。
 勝ったのは2番人気のディープボンド。5馬身差の圧勝。重馬場もよかったのだろう。

 中山ではスプリングS。
 ◎ヴィクティファルスは中団を手応えよく追走。4コーナーでは大外を回す横綱相撲で前を追う。最後はアサマノイタズラをアタマ差でかわして見事に1着。
 しかし、アサマノイタズラを押さえておらず、馬券はハズレ…。10頭に流したのにヒモ抜けとは…。

 土曜はファルコンS。
 ◎ルークズネクストは何とハナへ。しかも、1000 m通過が56秒2のハイペース。4コーナーで人気のグレナディアガーズに番手から迫られたときは失速を覚悟したが、内から食い下がる。いったんは前に出られたが、最後は差し返してマッチレースをものにした。なかなかの勝負根性だ。
 馬券は単勝と馬連をとった。単勝もとれたのは大きかった。

 中山ではフラワーC。
 ◎ユーバーレーベンは後方から大外を回す大味な競馬。坂を上がってエンスージアズムを追い詰める。テレビ画面では、最後の最後でかわしたように見えたのだが、ハナ差届かず3着。馬券も外れた。
 勝ったのはその2頭の前にいたホウオウイクセル。祖母のメジロドーベルも喜んでいることだろう。

 今週は4戦1勝。土曜のプラスを日曜で吐き出した…。

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【中央競馬予想と与太話】阪神大賞典、スプリングS(2021)~ケガに泣いた同期の桜~

 今週は西で阪神大賞典が、東でスプリングステークスが組まれている。
 スプリングSは今回で70回目の節目を迎える老舗の重賞だ。一時期はオルフェーヴルを初めとするそうそうたるメンバーがここをステップにクラシックでも活躍し、最もクラシックに結びつくレースだった。しかし、近年は直行する馬が増えて、レベルは落ち気味。主流のローテも変わっていくものだ。

 節目繋がりで、50回目の勝ち馬がアグネスゴールド。社台-アグネス-長浜厩舎-河内騎手の黄金タッグで走った良血馬だ。
 デビュー3連勝できさらぎ賞を勝ち、スプリングSに出走。単勝1.4倍の圧倒的人気に応えた。
 しかし、同期には同じ黄金タッグのアグネスタキオンがいた。河内騎手がどちらを選ぶか注目が集まったが、何とアグネスゴールドが故障。皐月賞はアグネスタキオンが楽勝した。しかし、そのタキオンも皐月賞後に故障して引退。ケガに泣いた同期の2頭だった。

アグネスゴールド。JBISサーチより

 レースにいってみたい。ここ数年の傾向通り、今年もやや小粒なメンバーか。
 本命は◎ヴィクティファルス。前走の共同通信杯は、勝ち馬のエフフォーリアには千切られたが2着を確保。怪物候補を相手に善戦した。相手の軽くなるここはチャンス。
 推奨穴馬はニシノオイカゼ。底を見せていない馬は押さえるに限る。

 阪神大賞典は◎アルキメデスで仕方なかろう。相手探し。

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2021年3月20日土曜日

【中央競馬予想と与太話】ファルコンS、フラワーC(2021)~田島裕和騎手との名コンビ~

 今年は関西で早くも桜が開花。桜花賞がどうなるのか心配だ。
 そんな土曜は中京でファルコンステークスが、中山でフラワーカップが行われる。両重賞とも今回で35回目だから、同じ年にできたレースだ。

 ファルコンSは、設立当初は中日スポーツ賞4歳ステークスの名で1800 mで行われていたが、1996年に1200 mのスプリント重賞となった。その年の勝ち馬がスギノハヤカゼ。NHKマイルCで5着になった次走に、当時は初夏に組まれていたこのレースを選んだ。
 レースでは1番人気に応えて見事に勝利。その後はスワンSでレコードをたたき出すなど、スピード満点のマル外快足馬だった。田島裕和騎手とのコンビが印象に残っている。

スギノハヤカゼ。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。昨年の朝日杯を勝ったグレナディアガーズが登場。このレースにGI馬が出てくるのはかなり珍しいような。
 といいつつ本命は◎ルークズネクスト。GI馬には一目置くが、どうも昨年の朝日杯はレベルに疑問。それならシンザン記念で2着の実績をもつこの馬で勝負にならないか。どこかで外に出したい。
 推奨穴馬はニシノアジャスト。安定株。

 フラワーCは人気でも◎ユーバーレーベンが本命。重い馬場はよさそう。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...