2019年11月9日土曜日

【中央競馬予想と与太話】エリザベス女王杯、福島記念(2019)~ダンシングブレーヴ産駒の名牝~

 今週はエリザベス女王杯。その裏で福島記念も行われる。
 エリザベス女王杯は今回でゾロ目の44回目。エリザベス女王がご主人のフィリップ殿下と来日したのが1975年のこと。その年に、来日を記念してできたのがこのレースだ。

 ゾロ目つながりで、第22回の勝ち馬がエリモシック。(今で言う)3歳3月と遅いデビューにもかかわらず、オークストライアルの4歳牝特で3着に入り、オークスでは何と2番人気を集めたが、6着に敗れた。10月に1勝を上積みして滑り込んだ秋華賞は3番人気2着。実績の割に人気のあった馬だった。素質が評価されていたのだろう。
 そして、古馬になって迎えたエリザベス女王杯では、断然人気のダンスパートナーをクビ差で競り落として見事にGI馬となった。父のダンシングブレーヴを彷彿とさせる鬼脚だった。
 母としてパッとしなかったのは残念。子孫から大物が出てほしいものだ。

エリモシック。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。
 本命は◎クロノジェネシス。秋華賞で本命に推し、期待に応えてくれた馬だ。GI連勝は簡単ではないが、ここは追いかけるのがスジだろう。その前走は休み明けでプラス20 kgとパワーアップ。まだ上積みが見込めそう。
 推奨穴馬も3歳からシャドウディーヴァ。相手なりに走る。

 福島記念は人気でもクレッシェンドラヴ。ハンデ戦だが平穏傾向のレースだ。

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2019年11月8日金曜日

【中央競馬予想と与太話】デイリー杯2歳S、武蔵野S(2019)~なぜ仲がよいのか~

 11月に入り、ようやく気温が下がってきたが、これでも平年よりは高いそうだ。日本の気候が変わってきているのだろうか。
 そんな土曜は京都でデイリー杯2歳ステークスが、東京で武蔵野ステークスが組まれている。

 デイリー杯2歳Sはスポーツ紙の名を冠した重賞だ。他には東スポ杯2歳Sがこのパターンだが、この二紙はJRAと特に仲がよいのだろうか。
 JRAがこのレース名をどのように解説しているか、いつものように「特別レース名解説」を見てみると

本競走は、昭和41年に創設された重賞競走。創設時は1600 mだったが、翌年から1400 m(49年~52年は1200 m)に短縮され、平成9年より再び1600 mとなった。
 デイリースポーツは、神戸新聞社より発行されているスポーツ紙。本競走は、同社より寄贈賞を受けて実施されている。

だそうだ。なぜ仲がよいのかまでは書いていなかった…。

 レースにいってみたい。
 例年同様、1勝馬がほとんどで、どこからでも入れそう。本命は◎ライティア。シンハライトの全妹が新馬を勝ってここに駒を進めてきた。その前走は時計も上がりも大して速くないが、2走目の上積みで姉譲りの切れ味を見せてほしい。細い馬なので、馬体減には注意。
 推奨穴馬はウイングレイテスト。良馬場が向けば。

 武蔵野Sはデュープロセスが本命。3歳世代を代表するダート馬だ。

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2019年11月6日水曜日

【お父さんの週末料理】2019年11月2~4日~レトルトもレンジの時代~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小6)、息子(小3)の4人。

 文化の日の3連休。娘の誕生日があった。

 11月2日(土) 
娘は小学校のお祭りへ。息子はお祭りは行かず、いつも通り野球の練習へ。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は妻がオムレツを作ってくれた。お陰でゆっくり眠れた。
 昼は娘と妻はお祭りへ行った(妻はスタッフとして)ため、息子と私の二人メシ。娘の苦手なカレーを食べた。息子はボンカレーネオの中辛。ボンカレーの高級版があるとは知らなかった。レンジで簡単に作れるのにもびっくり。私は銀座カレー。他はサラダ。

ボンカレーネオ。レンジですぐできる

◆晩ご飯◆
 私が選んだ「今週の魚」は鱸(すずき)。シンプルにオリーブオイルでソテーしらた、娘も息子も「これ、美味しい!」と高評価。魚を食べるのが苦手な息子が「骨も少ないし、食べやすいで~」と、珍しく娘よりも早く食べ終えた。また食べよう。
 他はサラダ、スープ、ご飯。

鱸のソテー。息子が喜んだ

 11月3日(日) 
この日も息子は午後から野球の練習。晩は娘の誕生祝いに焼き肉屋へ。

◆朝・昼ご飯◆
 朝はサクッと食べられるシウマイと練り物。ソーセージ巻は息子の好物だ。他はサラダとご飯。
 昼は娘にホットケーキを焼いてもらった。お陰でランニングに精を出せた。助かります。他はサラダ。

娘が自分で作った誕生日ケーキ

 11月4日(月・祝) 

◆朝・昼ご飯◆
 朝は鰯(いわし)の焼き浸し。安くて美味しい。野菜がたっぷり摂れるのもよい。他はサラダとご飯。
 昼はちょっとサボって納豆めかぶ卵ご飯。娘は納豆&卵ご飯、息子は卵かけご飯とめかぶを別に食べ、私は納豆、めかぶ、卵をご飯にぶっかけた。手軽で栄養満点。
 他はサラダ。

鰯の焼き浸し。野菜もたっぷり

◆晩ご飯◆
 厚切り牛ステーキを焼いた。アメリカはアンガス産だ。大きなステーキを焼いて、4人に切り分けたら、レアが苦手な息子と妻が難色を示した…。ステーキはレアが美味しいと思うんだけどなあ。息子は、味や見た目よりも、レアな肉を噛むのが苦手なのだ。好みはともかく、元気が出た。
 他は漬け物風サラダ、ホワイトスープ、ご飯。ホワイトスープはスープにホワイトソースを入れたもの。息子の好物で、このときだけは一滴残さずスープを飲み干す。

厚切り牛ステーキ。焼き加減が難しい

◆作り置き◆
 今週は4品とたくさん作った。ベーコンブロック一つと豚ステーキ6枚を使った。
 一つ目はベーコンと厚揚げの煮物。厚切りベーコンがグー。娘の好物だ。二つ目は豚と大根の土手煮。試食した息子が激しく気に入った。

左が厚揚げとベーコンの煮物、右が豚と大根の土手煮

 三つ目は豚肉のQちゃん炒め。豚肉ときゅうりのキューちゃんを炒めた。コリコリ食感。四つ目は豚とナスのトマト煮込み。娘のリクエスト。明日からモリモリ食べてください。

左が豚とQちゃんの炒め物、右が豚とナスのトマト煮込み

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2019年11月3日日曜日

【中央競馬予想の回顧】みやこS、アルゼンチン共和国杯、ファンタジーS、京王杯

 今週はみやこS。
 ◎ワイドファラオは前の3頭の激しいハナ争いを見る5番手の位置から。いい位置取りに見えた。4コーナーで前にとりついたが、そこでゴチャゴチャっとして、少し待たされた。その間に外を差し馬が抜けていく。馬群がばらけてからそれを追ったが、5着まで。ゴチャゴチャがなくても勝ち負けまでは厳しかったか。
 勝ったのはヴェンジェンス。速い流れを利して、後方一気を決めた。

 東京ではアルゼンチン共和国杯。
 ◎トラストケンシンは後方から。オジュウチョウサンの引っ張る流れで馬群は縦長になり、それなりに流れているように見えた。直線に入り、内を突いて馬群を縫うように抜けてきたが、5着まで。もうひと伸びが足りなかった。これが重賞の壁か。
 勝ったのはムイトオブリガードオジュウチョウサンの直後から、内を突いて抜け出した。横山典騎手が上手く乗った。

 土曜はファンタジーS。
 ◎レステンシアはパドックでよく見せた。レースではすっと2番手へ。1000 mは57秒3とやや速かったが、逃げ馬をかわすとしっかり伸びて見事に1着。優等生な競馬で2連勝。阪神JFでも人気しそうだ。
 馬券はワイドで流していたが、2、3着に1、2番人気の馬が入り、しかも3着馬は買っていなかったというオチ。トントンに終わった…。単勝を買わなかったのが悔やまれる。

 東京では京王杯2歳S。
 ◎マイネルグリットは好位につけたが直線は沈む一方。今年の小倉はレベルが低かったのか…。何の見せ場もなかった。
 勝ったのはタイセイビジョン。中団から一頭だけ違う足で突き抜けた。ここでは一枚も二枚も上だった。



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2019年11月2日土曜日

【中央競馬予想と与太話】みやこS、アルゼンチン共和国杯(2019)~アルゼンチン共和国杯とJCを連覇した馬~

 今週はGIはひと休み。京都でみやこステークスが、東京でアルゼンチン共和国杯が組まれている。

 アルゼンチン共和国杯はこの時期のGIIなので、コースと距離がほぼ近いジャパンカップの前哨戦となりそうなのだが、結びつきは薄い。やはり天皇賞・秋から向かう馬が優勢だ。
 このレースとジャパンカップを連覇したのは2008年のスクリーンヒーローまでさかのぼる。スクリーンヒーローは昨日も取り上げたグラスワンダーの子で、3歳まではあまりパッとせず、ラジオNIKKEI賞で2着になったときも、14番人気という伏兵だった。
 セントライト記念3着で菊を諦め、1年間休養。これが功を奏したのか、4歳秋に復帰して1、2、2着で迎えたのがアルゼンチン共和国杯だった。レースでは好位から抜け出して1馬身半差の快勝。次走のジャパンカップでは9番人気ながらディープスカイとウオッカを退けて見事に戴冠したのだった。
 その後はスランプに陥り、一発屋かと思わせておいて、翌年の天皇賞・秋でカンパニーの2着に入るなど、つかみ所のない馬だった。
 真骨頂は種牡馬入りしてからで、いきなりモーリスとゴールドアクターのGI馬を輩出。
「これはすごい種牡馬が現れた」
と思わせておいて、GI馬はそれ以来出ていない。ここでも、つかみ所のなさをおおいに発揮している。
 忘れた頃に、また大物を出すのかもしれない。

スクリーンヒーロー。ウマニティより

 レースにいってみたい。
 前日時点で、前走で条件戦を勝ち上がった馬が1番人気になっているように、ぶっちゃけレベルは高くない。それなら、格上挑戦でも◎トラストケンシンで足りないか。前走は、その1番人気のアフリカンゴールドに1馬身3/4差の2着だったが、斤量差が1 kg広がれば逆転できないか。やや重馬場は2戦2勝。ひと雨あれば、なお面白い。
 本命馬が人気薄なので、これを推奨穴馬としたい。

 みやこSは◎ワイドファラオが本命。前走はノブワイルドに逃げ切られたが、展開のアヤ。インティについていって、競り落としたい。

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2019年11月1日金曜日

【中央競馬予想と与太話】ファンタジーS、京王杯2歳S(2019)~京王沿線の京成杯~

 11月に入った。今年もあと2カ月とは早いものだ。競馬も開催が変わって京都・東京の後半戦がスタートするが、今週はGIはお休み。
 そんな土曜は京都でファンタジーステークスが、東京で京王杯2歳ステークスが組まれている。片方は牝馬限定とはいえ、同じ日に同じ距離の2歳重賞を組まなくても…と思うのは私だけだろうか。

 京王杯2歳Sは今回で55回目の節目を迎える。ゾロ目つながりで言うと、第33回の勝ち馬がグラスワンダー。何だか同じようなことを書いたなあと思ったら、4週間前の毎日王冠のときにもこの馬を取り上げたのだった。
 グラスワンダーが勝った1997年当時は、このレースは京成杯3歳Sという名前だった。逆に、現在の京成杯オータムHが京王杯オータムHという名の古馬のレースだった。京王沿線の府中で京成杯、京成沿線の中山で京王杯というテレコになっていたのだ。
「これはマズかろう」
とレース名を入れ替えたのが1998年のこと。グラスワンダーは「府中で行われた京成杯」の最後の勝ち馬だったのだ。

 レースにいってみたい。
 10頭中7頭が賞金400万円。この中から勝ち馬が出れば波乱となりそうだが、本命は◎マイネルグリット。小倉2歳Sの勝ち馬だ。新馬戦で1600 mを勝っていて、父はスクリーンヒーローなら距離は心配ないだろう。マイネル軍団から久しぶりに大物登場か。
 推奨穴馬はカイトレッド。左回りに戻って。

 ファンタジーSは◎レシステンシアを狙う。大型馬で上積みが。

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【目指せサブ3】45歳でランニングを始めました(2019年10月の記録)

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。2018年2月の初マラソンでサブ4を、3月の2度目でサブ3.5を、翌シーズン2018年11月の3度目でサブ3.1(3時間10分)を達成。現在(47歳)はサブ3を目標にトレーニング中。
 暖かい日が多く「涼しい」と感じるようになったのは最後の1週間くらいだった。月の半ばに海外出張があったため、そこを「抜く週」にした。

◆総 評◆
 月間走行距離は249.5 km(苦笑)。3カ月連続250 km超えはならず。最後に500 m走ってもよかったのだが、やめた。距離は結果であり、目標ではない。週末が4回(8日)で海外出張もあったので、こんなものだろう。
 ポイント練習は週3回。速いペースのインターバル走、閾値走またはペース走、ロング走の三つだ。ほぼ予定通りのトレーニングが消化できた。

◆インターバル走◆
 第1週の分は9月にやったので、今月は3回。気温が下がったためか、走力がついたのか、ペースがかなり上がった。
 1回目は初めて3:50切りを5本揃えられ、初のトータル19分切り。5 kmの19分切りが見えてきた。
 2回目は海外から帰ってきて2日後の祝日。午前中はやや熱っぽく、疲れが抜けていない感じだったのだが、何と3:45切りを5本揃えて18分34秒で走りきった。体はだるいが、筋肉はフレッシュだったのかもしれない。
 3回目はハーフマラソンの疲れか、夜に走ったからか、ペースが落ちた。とはいえトータル19分は切ったので、先月に比べるとずいぶん速くなった。気温が下がってきた効果もあるのだろうが、走力がついてきたと思いたい。

◆閾値走◆
 心拍数155(運動強度85%)で10km走るトレーニング。今月は2回。
 1回目は、心拍計がうまく動かず、ペースを上げても心拍数が155にいかない。8 kmをかなり速いペースで走って終わりにした。閾値走としては失敗。
 2回目はうまく走れた。涼しくなったので、いままでの閾値走で最もペースが上がったら、同じ心拍数155でもしんどく感じた。そういうものなのだろうか。

◆ペース走◆
 涼しくなってきて本番も近づいてきたので、ペース走を入れた。
 キロ4:10を切る程度のペースで10 km走ったら、かなりきつかった。もう少し楽に終えられるかと思っていたが、甘かった。このペースでもう少し余裕をもって走れるようになればよいのだが。
 10 km走はあまりやらないので、自己新が出た。

◆ロング走◆
 ロングジョグは1回だけ。峠越えコースを150分走った。350 m以上を上り下りすると、かなり脚に来る。腸脛靱帯炎が再発しないように注意。アップダウンのあるコースを長く走るときは、ウェーブライダーが重宝する。
 海外出張前には30 km走を敢行。4:30ペース(2時間15分)が目標だ。10月なのに日差しが強く、台風の影響で強風があり、給水もなしの悪条件では、目標に30秒足りなかった。残念。最後の2 kmはバテた。フルマラソンの終盤を体感できたということにしておきたい。

◆栗マラソン◆
 ロング走が少なかったのは、びわ湖高島栗マラソンに今年も参加したため。今回で3年連続3回目だ。娘がついてきてくれたのは、嬉しかったし助かった。
 5日前にインターバル走、2日前に10 km自己ベスト、前日に20 kmジョグと、全くテーパリングをせずに走った。詳細はこちら。

びわ湖高島栗マラソン(2019)に参加した

娘がついてきてくれた

◆抜く週◆
 海外出張があったので、そこを抜く週にした。ホテルに24時間使えるジムがあったのはラッキー。トレッドミルで30分軽く走り、バイクかエリプティカル(クロストレーナー)を30分やれたのはよかった。
 今回は時差調整をあまりせず、日本時間になるべく近いサイクルで生活したため、夜の2~3時には目が覚めた。その意味でも、早朝(深夜?)に使えるジムはありがたかった。
 ヨーロッパは緯度が高いので夜が長いため、外をほとんど走れなかったのは残念。外国で暗い時間に走るのはハードルが高い。

◆まとめ◆
 台風が何回も来たり、海外出張があったわりには予定通りにトレーニングできたか。ハーフで何とか90分も切って、3時間5分が少し見えてきたかな。
 大阪マラソンまで、あとちょうど1カ月。2週間はしっかりトレーニングして、残り2週間を調整にあてて、本番へ向かいたい。

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【読書メモ】深木章子『殺意の構図』(光文社文庫)

 初めて読んだ深木作品。なるほどよく組み立てられたストーリーだ。「構図」という言葉をタイトルに使いたくなるのも頷ける。  一人称を変えることにより、さまざまな角度から事件に光が当たる。 「なるほどそうか」「確かにそうだよね」「そうか、この人だったか」 と納得しているうちに...