11月に入った。今年もあと2カ月とは早いものだ。競馬も開催が変わって京都・東京の後半戦がスタートするが、今週はGIはお休み。
そんな土曜は京都でファンタジーステークスが、東京で京王杯2歳ステークスが組まれている。片方は牝馬限定とはいえ、同じ日に同じ距離の2歳重賞を組まなくても…と思うのは私だけだろうか。
京王杯2歳Sは今回で55回目の節目を迎える。ゾロ目つながりで言うと、第33回の勝ち馬がグラスワンダー。何だか同じようなことを書いたなあと思ったら、4週間前の毎日王冠のときにもこの馬を取り上げたのだった。
グラスワンダーが勝った1997年当時は、このレースは京成杯3歳Sという名前だった。逆に、現在の京成杯オータムHが京王杯オータムHという名の古馬のレースだった。京王沿線の府中で京成杯、京成沿線の中山で京王杯というテレコになっていたのだ。
「これはマズかろう」
とレース名を入れ替えたのが1998年のこと。グラスワンダーは「府中で行われた京成杯」の最後の勝ち馬だったのだ。
レースにいってみたい。
10頭中7頭が賞金400万円。この中から勝ち馬が出れば波乱となりそうだが、本命は◎マイネルグリット。小倉2歳Sの勝ち馬だ。新馬戦で1600 mを勝っていて、父はスクリーンヒーローなら距離は心配ないだろう。マイネル軍団から久しぶりに大物登場か。
推奨穴馬はカイトレッド。左回りに戻って。
ファンタジーSは◎レシステンシアを狙う。大型馬で上積みが。
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