2014年8月14日木曜日

アサガオの観察日記【捏造編】~小1の娘の夏休みの宿題~

 娘は小学1年生。いま、初めての「夏休みの宿題」に取り組んでいる。主な宿題は、ひらがな・計算のプリント、計算カード(毎日)、絵日記、それとアサガオの観察だ。アサガオの観察には2枚の用紙があり、1枚は花を、もう1枚は種を観察することになっている。

 そして夏休みに入った。計算プリントはすぐに終わり、絵日記も3枚中2枚を書き終えた。順調な滑り出しなのだが、なぜかアサガオを観察しようとしない。毎朝、大きな花がきれいに咲いているのに…。チャレンジ1年生のヒマワリの観察にも手をつけないし、どうも観察は好きではないらしい。

「アサガオがきれいに咲いてるで。観察したらどう?」
「でも、今日はあんなことや、こんなことがあるし…」
娘の「でも」から始まる会話は、だいたいが言い訳系である。
「いつか、ちゃんとやるんやで」
「は~い」

毎日こんな会話を繰り返しているうちに、8月に入った。すると、ある日を境にアサガオが咲かなくなった。こんなに急に咲かなくなるとは、親も知りませなんだ…。

「ほら、言わんこっちゃない。できるときにしとかへんから、こんなことになるねん」
「……。じゃあ、ど・う・す・れ・ば・い・い・の・よっ!(怒)」

と逆ギレする娘…。最近は、都合が悪くなると、泣くのではなく怒るようになってきた。これも成長と言えるのだろうか…。
 ここで救いの手をさしのべたのはお母さん。きれいに咲いているときに、アサガオの写真を撮ってくれていたのだ。この事態を予想していたのだろうか。さすがである。


 娘はこの写真を見ながら、観察日記を書いた。ていねいなことに、日付まで7月20日と改ざんされている。立派な捏造アサガオ観察日記の完成だ。これでは小保方氏のことは批判できませんなあ。
 日付まで改ざんしてあるのを見た私は、これはちょっとやり過ぎだと思い、やり直させた。全部消して、正直なところを書くように言ったのだ。娘もやはり良心に引っかかるところがあったらしく、素直に応じた。その結果、新たにできた観察日記がこちら。


 たいへんよく書けました。状況が正確に、わかりやすく記されている。お父さん的には100点満点だ。最後の「たねはちゃんとやります」にはウケた。

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2014年8月10日日曜日

【予想の回顧】小倉記念、レパードS、九州スポーツ杯(2014)

 小倉記念の本命は◎マーティンボロ。中団の後ろで折り合いをつけると、3コーナーから進出開始。サトノノブレスの後を追うように大外へ持ち出すと、この2頭がグイグイ伸びて、そのまま1、2着フィニッシュ。前走がフロックではなかったことを示した。
 馬券は馬連を取った。25倍を超えたのはラッキーだった。

 新潟ではレパードS。◎アスカノロマンはスタートから押していくが、いい位置を取れず中団からの競馬に。3コーナーから外を上がっていき、アジアエクスプレスの直後まで迫るが、直線では突き放されて5着まで。序盤に好位置を取れなかったのが痛かった。
 勝ったのはアジアエクスプレス。立て直して力を発揮した。

 土曜の小倉メインは九州スポーツ杯。◎サトノアラジンは1.6倍と抜けた1番人気。レースでは好位から4コーナーで先頭に並びかけると、ズバッと伸びて3馬身差の完勝。人気に応えた。
 馬券は、安かったが馬連をとった。

 今週は3戦2勝。他のレースがイマイチだったのでトントンに終わったが、調子は上向きということにしておきたい。

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2014年8月9日土曜日

【予想と与太話】小倉記念、レパードS(2014)~もう一丁~

 今週は小倉で小倉記念、新潟でレパードSが行われる。
 レパードSは今年で6回目と、まだ若い重賞である。レース名のレパードは豹(ヒョウ)のことなのだろうが、なぜ動物の名前がレース名になっているのだろうか。レパードが「あり」なら、ライオン特別やエレファントSなんてのもあってよさそうだが、動物の名前はこのレースだけだ。
 その謎を解くべく、JRA特別レース名解説で調べてみると…

「レパード(Leopard)」は、イギリス国王の紋章である盾の脇に描かれている獅子のとであり、ユニコーンと対をなす動物として扱われている。また、豹を意味する英語。古代ローマでは、豹の息には不思議な香りがあるとされ、それによって動物たちを狩ることができると恐れられた。そして、その香りに対抗できる唯一の動物がユニコーンだと信じられていた。

というわけらしい。もう一つの3歳限定ダート重賞であるユニコーンSと対をなすレースということなのだろう。

 イマイチ納得いかない気もするが、レースにいってみたい。予想は小倉を中心に。
 小倉記念はいかにも夏のハンデGIIIというメンバーになった。その中から本命は◎マーティンボロ。昨年春頃から急に成績が上向きはじめ、そこから約1年間で5勝を挙げ、前走でついに重賞を制覇した。休み明けも重馬場も苦にしないし、小倉も得意。ハンデは2 kg増でも重賞連勝を期待したい。
 推奨穴馬は重馬場得意の2頭、ミキノバンジョータダノグーフォ

 レパードSは◎アスカノロマン。このレース、前走1000万条件戦を勝った馬の成績がよい。

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2014年8月8日金曜日

【予想と与太話】九州スポーツ杯(2014)~菊花賞への試金石~

 お盆を翌週に控え、夏休みの予定に頭を巡らせている人も多いだろう。私はほぼ出社することになりそうだが、お盆に出社するのは嫌いではない。業者もこないし電話もほとんどないし、けっこう仕事がはかどるのだ。

 そんな小倉開催2週目の土曜メインは九州スポーツ杯。メインレースに1000万条件戦が組まれていると、夏競馬感が高まってくる。
 九州スポーツは東スポ系列のスポーツ紙なのだが、東スポや大スポとは違い、朝刊紙である。系列紙とはいえ、かなり毛色が違うようだ。エロ欄、芸能欄も少なめなのだろうか。ただ、競馬欄は大スポと同じものを掲載しているらしい。

 レースにいってみたい。
 9頭立てと、メインレースにしてはちょっと寂しい頭数になってしまったが、メンバーは揃った。1600万条件戦で勝鞍があるのに、なぜかこのクラスまで降級してきた馬もいる(バッドボーイ)。なかなかのハイレベルといってよいだろう。
 本命は唯一の3歳馬◎サトノアラジン。昨冬は重賞でイスラボニータやワンアンドオンリーを抑えて1番人気になった馬だ。惜しい競馬が続いて春のクラシック路線には乗り損ねたが、無理使いをしないのが池江流(それだけ余裕があるということか)。春を休養にあてた効果もあり、前走は500万条件戦を完勝。素質馬が軌道に乗ってきた。ここは通過点にして秋は菊花賞に向かってほしい。
 少頭数だけに堅く収まりそうだが、しいて挙げるなら推奨穴馬はシュピッツェ。道悪は鬼かも。

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2014年8月3日日曜日

【予想の回顧】アイビスサマーダッシュ、クイーンS、小倉サマージャンプ、KBC杯(2014)

 今週は新潟でアイビスサマーダッシュ。
 ◎アンゲネームは前に行けず後ろからの競馬。混み合う外ラチ沿いを避けて内を突くが、伸びそうで伸びず5着まで。スタートでもう少し前に行ければ違った結果があったかもしれない。

 札幌ではクイーンS。
 ◎ケイアイエレガントはスタートでやや置かれたが、おっつけて2番手に上がる。4コーナーでは先頭に並びかけていったが、後ろの馬にあっさりかわされた。最初に脚を使ったのが応えたか。もう少しすんなりと先行したかった。

 土曜は小倉で小倉サマージャンプ。
 ◎グリッターウイングは2周目のスタンド前で上がっていき、先頭集団にとりつく。しかし、飛越でおかれる場面などもあり、1、2着馬には突き放され、3着をキープするのが精一杯だった。昇級初戦でよくやったと言えるのかもしれないが、馬券はハズレ。現時点では前2頭が強かったということなのだろう。
 勝ったのはメイショウブシドウ。高田騎手はこのレース4連覇を達成した。それもすべて違う馬での勝利。大記録といってよいだろう。

 小倉メインはKBC杯。
 ◎マイネルクロップは後方から。4コーナーでは大外を回すが、あれだけ外を回されては勝負にならず、10着に惨敗。展開も枠順も向かなかった。
 勝ったのはトウシンイーグル。6歳にしてダート初挑戦のセン馬が穴を開けた。これは何回買っても取れそうにない。

 今週は4戦4敗。他のレースもパッとせず、散々だった。

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2014年8月2日土曜日

【予想と与太話】アイビスサマーダッシュ、クイーンS(2014)~10回目の直千~

 今週は新潟でアイビスサマーダッシュ、札幌でクイーンSが組まれている。
 アイビスサマーダッシュは日本で唯一の直線重賞。創設当初はいろいろ話題になったが、今年でもう14回目。年に一度の変わった重賞として定着してきた。
 今年はスプリンターズSが新潟で行われる。それならいっそ、この直線1000 mでGIを行ってもよいのではないだろうか。そういうわけにはいかんか…。

 レースにいってみたい。
 新潟1000 mの外枠有利はいまや常識。しかし今年は有力馬が内枠に入り、波乱の匂いがする。本命は◎アンゲネーム。新潟1000 mを狙って使われている馬で、今回が10回目の出走となる。前走は同じ舞台の韋駄天Sで5着に敗れているが、最内枠で0.5秒差なら悪くない。一発を期待。
 本命が人気薄なので推奨穴馬はナシ。

 クイーンSはオツウを狙いたかったのだが、痛恨の大外枠。前に行きたい馬にこの枠はつらい。
 代わって本命は◎ケイアイエレガント。最内枠からスムーズに先行したい。

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2014年8月1日金曜日

【予想と与太話】小倉サマージャンプ、KBC杯(2014)~ニューヒーロー誕生を期待~

 今週から8月に入り、小倉・新潟開催が始まる。夏本番だ。
 小倉・新潟ともに6週間の開催。それまでずっと8週間だったのが、一昨年あたりから短縮された。減らした分を中央場所に回して売上を増やそうという魂胆なのだろうが、よい方向とは思えないなぁ。九州や新潟の競馬ファンを減らすことにつながり、長期的にはマイナスの影響を与えると思うのだが…。

 そんな小倉の開幕週は障害重賞の小倉サマージャンプが組まれている。
 小倉の障害コースはタスキコースになっており、左に曲がったり右に行ったり、うねうねと走る。障害レースは周回コースよりもタスキコースのほうが好きなのは私だけではないだろう。
 小倉サマージャンプは重賞となってからは今回で16回目。2009年からは別定戦になり、夏のジャンプ王決定戦ともいえるレースになった。現在、高田騎手が違う馬で3連覇中なのだが「これは記録なのでは」と思って調べてみると、やはりこの男がすでに達成していた。武豊騎手である。しかもGIで。

天皇賞・春(1989~91年:イナリワン→スーパークリーク→メジロマックイーン)
弥生賞(1996~98年:ダンスインザダーク→ランニングゲイル→スペシャルウィーク)

 ちなみに武騎手は、弥生賞は99年にアドマイヤベガで惜しくも2着(1着はナリタトップロード)で連勝ストップ。天皇賞・春は92年にメジロマックイーンで連覇し、合計4連勝を達成した。
 しかし違う馬で4連覇の記録はないようだ。高田騎手には新記録達成の期待がかかる。

 という前振りとは関係なく、本命は◎グリッターウイング。障害入り3戦目の前走を圧倒的人気に応えて楽勝した。障害のニューヒーロー誕生を期待したい。
 推奨穴馬は肩入れしている北沢騎手のアラタマユニバース。安定して走る。

 KBC杯はマイネルクロップ。小倉は向きそう。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...