2015年2月28日土曜日

【予想と与太話】阪急杯、中山記念(2015)~三強を負かすならやはり~

 今週は阪神で阪急杯、中山で中山記念が行われる。
 中山記念は時期的な問題もあり、別定GIIのわりにはあまりメンバーが揃わなかったのだが、近年は好メンバーが揃うようになった。ドバイへのステップに、京都記念ではなくこちらを選ぶ馬が増えてきたのが理由の一つだろう。

 ところで、今週の土曜(2/28)から、今年も最終馬連が始まった。このイベントの度に書いているが、私の持論は
「払戻金の上乗せ(控除率の引き下げ)に勝るファンサービスなし」
である。各レースでの上乗せはわずかでも、長い目で見ると回収率にそれなりの差が出てくる。細く長く馬券を楽しみたいファンにとっては、これが一番ありがたい。今年もメインレースの資金を最終レースに回して、張り切って参加したい。
 とはいえ、馬券を当てなければその恩恵にもあずかれない。ビシビシと当てていきたいものだ。

 レースにいってみたい。
 今年も3頭のクラシックホースが揃う、豪華メンバーとなった。しかし、本命はそれ以外から◎ステファノス。ダービーにも出られただろうが、無理せず大事に使われてきた馬だ。前走で待望の重賞制覇。その後もGIはパスしてここに向かってきた。ここも勝って、安田記念の有力馬にのし上がってほしい。
 三強はそれぞれ心配点があり、馬券的に妙味もないので相手にとどめるが、外すわけにもいかない。◎からこの3頭への馬券が中心。
 推奨穴馬はタガノグランパ。復活がないか。

 阪急杯は◎コパノリチャードが本命。この時期は走る。推奨穴馬はオリービン

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2015年2月27日金曜日

【予想と与太話】アーリントンカップ(2015)~前走のレベルは~

 少しずつ春が感じられる今日この頃。競馬カレンダーも今週から阪神・中山開催がスタート。この開催が始まると
「真冬は終わりやなあ」
と感じるのは私だけではないだろう。

 そんな土曜の阪神メインはアーリントンC。例年、この開催の開幕週に行われている3歳の重賞だ。
 ここ数年、毎年書いていることだが、アーリントンはアメリカのテキサス州の地名で、MLBのレンジャーズの本拠地がある。レンジャーズといえばダルビッシュ投手。ケガさえなければ10勝は堅いだろう。そして、田中賢介選手は残念ながら退団したが、新たに藤川球児投手がチームに加わった。まずは開幕メジャーを勝ち取って、復活してほしいものだ。

 レースにいってみたい。
 弥生賞の前週に行われるので、小粒なメンバーになりがちだが、ここ3年の優勝馬はいずれも後にGIを勝っている。やはり、阪神の1600 mは底力が要求されるということなのだろう。
 本命は◎アルマワイオリ。前走の朝日杯では人気薄ながら2着に突っ込み、折り合えば走ることを証明した。その前走のレベルが疑問視される向きもあるが、その疑念を晴らす好走を期待したい。相手筆頭も同レース4着の○ネオルミエール
 推奨穴馬はケツァルテナンゴ。折り合えば。

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2015年2月24日火曜日

映画評 『20世紀少年』

さじ加減が難しい


 浦沢直樹原作の人気マンガを映画化したもの。第1章、第2章、第3章と進むにつれて、のめり込んでいった。「トモダチ」はいったい誰なのか。唯一にして最大の謎が徐々に解き明かされていくスリル、「トモダチ」のかもし出す怪しげな雰囲気など、原作のドキドキがよく再現されている。オチも、一ひねりあってよかった。なるほど、こうきたか。

 ただ、第1章での雰囲気作りというか、本作品の世界観の構築が少し物足りなく感じた。主人公のケンヂとその仲間たちが駆り立てられていく様子や、「トモダチ」の存在の不気味さなどが伝わりきっていないように思う。
 私は原作を読んでいたので、第2、3章にはどっぷり浸かることができたが、原作を読んでいない人はどうだったのだろう。第1章で見るのをやめた人も多かったのではないだろうか。

 原作のある映画は、何を割愛するか、そのさじ加減が難しい。どうでもいいエピソードにこだわりすぎると、全体が薄くなる。かといって本筋以外のものをそぎ落としすぎても、原作の雰囲気が伝わらない。
 第1章は、原作の細かいところにこだわりすぎて、やや本筋が伝わらなかったが、第2、3章はそのバランスが修正され、いい感じでのめり込めた。原作を読まずに映画を見る人は、投げ出さずに第3章まで見てほしい。




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2015年2月22日日曜日

【お父さんの週末料理】2015年2月21・22日~前とそんなに違うかなあ~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代前半)、母(年齢非公表)、娘(小1)、息子(年少)の4人である。なお、朝ご飯はパンとヨーグルト程度で済ませているので、特別に何か作ったとき以外は省略する。

 今週は日曜の晩ご飯は外食(くら寿司)のため、3食分。風邪なのかマズかったのかよく分からないが、息子の食があまり進まなかった。

 2月21日(土) 

◆昼ご飯◆
 何を食べたいか聞いたところ、息子が「サンマ!」と言ったので魚にした。思いつきをテキトーに言っているだけなのは分かっているのだが…。

<タラのちり蒸し>
 下記レシピを参考に、タラを蒸して、ポン酢で食べた。かなりイケてると思ったのだが、息子はダメだった。
参考レシピ:みんなのきょうの料理

<鶏団子スープ>
 鶏ガラでダシをとったのだが、あまりいいダシがとれなかったような。質がよくなかったのだろうか。具は鶏団子、ニンジン、大根、コンニャク。


<サラダ>
 大根、オクラ、菜の花、春菊、ひじき。子どもたちは、この前は「春菊、好き~」と言っていたのに、今日は「苦っ」と難色を示した。そんなに違うようには思わないのだが、鋭い味覚をもつ子どもには、違いが分かるのだろうか…。

<コロッケ>
 バロー名物、18円のコロッケ。

<炊き込みご飯>
 3食分のご飯をいっぺんに作った(4合)。具はマイタケ、ひじき、コンニャク、ニンジン。


―評 価―
 娘にはタラも炊き込みご飯もかなり好評だったのだが、息子はタラがダメだった。グズりながらもタラを全部食べたのは偉いんだけど…どうも好みがよく分からん。ちょっと風邪気味だった影響もあるのかもしれないが、コロッケは3秒で完食したしなあ…。

◆晩ご飯◆
 前回に生春巻きを作ったときのライスペーパーが残っていたので、それを使うために生春巻きを作った。

<生春巻き>
 具は鶏胸肉(うまうま鶏肉ハム)、モヤシ、キュウリ、ニンジン、菜の花。これらを適当に組み合わせてライスペーパー、またはサニーレタスで巻いた。巻くのは子どもたちが担当。ゴマドレッシング、スイートチリソース、ニョクマム、ポン酢など、好みのタレをつけて食べた。

<ひじきとコンニャクの煮物>
 炊き込みご飯のひじきとコンニャクが余ったので、煮物にした。

<鶏団子スープ>
 昼の残り。

<炊き込みご飯>
 昼の残り。

―評 価―
 生春巻きは、妻と娘には好評、息子には不評。前回は息子にも好評だったのだが、今回はダメだった(1個は食べた)。風邪気味なのか、気まぐれなのか、今回は口に合わなかったのか…よく分からん。
 春巻きを巻くのは楽しいらしく、二人とも張り切って巻いてくれたのはよかった。また、この日に買った春菊と菜の花は食べきった。二人とも、苦いと言いつつ食べるのは偉い(息子はあまり貢献していない気もするが)。

 2月22日(日) 
◆昼ご飯◆
 メインは昨日の作り置きのうまうまハム。

<うまうま鶏肉ハム>
 昨日作ったうまうまハム。レシピは先々週を参照。今回は味噌を酒で溶いて下味をつけ、ニンジンと大根を巻いた。湯煎して出した。


<ひじきとコンニャクの煮物>
 昨日の残り。

<鶏団子スープ>
 昨日の残り。

<炊き込みご飯>
 昨日の残り。

<サラダ>
 大根、サニーレタス、キュウリ、ニンジン。

<ゴボウサラダ>
 最近定番入りしたメニュー。子どもにも人気。
参考レシピ:キューピーとっておきレシピ

―評 価―
 うまうまハムは今日も好評。息子も昨日のようにグズることなく食べ終えた。昨日に作った炊き込みご飯、スープ、ひじきの煮物も予定通り食べ終えた。

◆番外編◆
 トンカツ用の豚肉が余ったので、明日の晩ご飯用にトンカツを作り置き。ついでに今日のおやつにゴボウチップスを作った。

<トンカツ>
 ひと口カツ用の豚肉をトンカツに。最初に水気をよく切る。

<ゴボウチップス>
 下記のメニューの通りに作った。
参考レシピ:みんなのきょうの料理

―評 価―
 ゴボウチップスは、サクサクとまではいかなかったが、それなりに上手にできた。しかし息子は「苦っ」と半分ほどでギブアップ。確かに苦いものも混ざっている。揚げすぎたのか、皮が苦くなるのか。娘はパクパク食べた。

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【予想の回顧】フェブラリーS、小倉大賞典、洛陽S、ダイヤモンドS、斑鳩S(2015)

 今週はフェブラリーS。◎コパノリッキーは予定通りの1番人気。注目のスタートはやや立ち後れたが、内から押していく。ここで前がふさがらなかったのが大きかった。何とか2番手をキープでき、ひと安心。余裕十分の手応えで直線を向くと、残り400 mからスパートを開始。最後はインカンテーションの追撃を半馬身差で退けて、見事に連覇達成。結果的には、最初の1ハロンの攻防が勝利につながった。
 馬券は馬連を本線で取った。15倍もついたのは美味しかった。

 小倉では小倉大賞典。◎ラングレーは1番人気。後方待機から大外を回すが、直線では伸びを欠き、7着。同じような位置にいた馬が上位に来ているから、展開の問題ではなさそう。もう少し距離があるほうがいいのか。
 勝ったのはカレンブラックヒル。調教と結果が直結する馬で、分かりやすい。58 kgは厳しいと見たのだが、してやられた。

 京都のメインは洛陽S。◎レッドアリオンは2、3番手追走から、最後は粘る逃げ馬をかわして見事に1着。重賞級の能力を示した。馬券は単勝を取った。

 土曜は東京でダイヤモンドS。◎アドマイヤフライトは中団の前団で折り合いをつける。やや行きたがっているようにも見えるが、問題ない範囲だろう。そのままジッとして4コーナーへ。うまく進路が開いたときは「よしっ」と思ったのだが、サッパリ伸びず11着に終わった。距離が長かったか、輸送が応えたか、力不足か。いずれにしろ完敗。
 フェイムゲームが見事に連覇を達成。58 kgを背負って2馬身差をつける完勝。ここでは力が数枚上だった。ぜひ天皇賞に向かってほしい。

 京都では斑鳩S。◎エイシンぺぺラッツはちょうど真ん中あたりから、4コーナーで前にとりついたが、人気のダンスディレクターにうまくフタをされ、追い出しを待たされた。最後は差を詰めてきたが4着まで。スムーズなら2着はあったかもしれないが、勝ったダンスディレクターは強かった。

 今週は5戦2勝。今年最初のGIをビシッと当てたので、よしとしておきたい。

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2015年2月21日土曜日

【予想と与太話】フェブラリーS、小倉大賞典、洛陽S(2015)~自分の形なら~

 今週ははやくもGI開幕戦。フェブラリーSはマーチSやエイプリルSと同じく月の名前シリーズだが、このレースだけが別格のGI。他はマーチSこそ重賞だが、それ以外はすべてオープン特別か条件戦(と思う)だから、このレースだけが際だっている。JRAで最初にできたダートの重賞も、このレースなのだそうだ。

 レースにいってみたい。横綱(ホッコータルマエ)こそ欠席だが、それ以外の馬はほぼ勢揃いした。頂上決戦にふさわしいメンバーと言えるだろう。
 本命は◎コパノリッキー。1番人気は確実だが、無理に逆らう必要もないだろう。自分の形に持ち込めたときの強さは証明済み。そういう形にならなかった場合は諦める。分かりやすい馬だ。スタートを決めて流れに乗り、期待に応えてほしい。
 推奨穴馬はレッドアルヴィス。前走が強かった。このレースは4歳の成績もよい。

 小倉大賞典は人気でも◎ラングレー。弟に続けるか。
 京都は今週は重賞がなく、少し寂しい。洛陽Sの本命は◎レッドアリオン

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2015年2月20日金曜日

【予想と与太話】ダイヤモンドS、斑鳩S(2015)~ダイヤモンドSのレース名の由来とは~

 昨年の2月は毎週末に雪が降り、特に東京開催が何度も中止になった。たしか東京は3週連続で、計4日間が中止になったのではなかったか。それに比べると今年は雪はほとんどなく、雨がよく降る。寒く感じるのは私がオッサン化したからであって、今冬は暖冬なのかもしれない。

 そんな土曜の京都メインは斑鳩S、東京メインはダイヤモンドSである。ダイヤモンドSはサファイヤSやオパールSなどと同じ、石の名前シリーズだ。何を基準にレース名を選んでいるのかというと、どうやら誕生石が基準のようだ。


 レースにいってみたい。
 数少なくなった3000 m超のレース。東京ではこのレースが最長距離である。本命はアドマイヤフライト。前走は休み明けで+20 kgにもかかわらず、GIIで3着に粘りこんだ。ハンデ据え置きのここはチャンス。長距離輸送に実績がなく、東京も初参戦なのは気がかりだが、6歳になった今ならこなしてくれないか。
 推奨穴馬はシャンパーニュ。格上挑戦のためハンデは激軽の51 kgだが長距離適性は高い。

 斑鳩Sはこのクラスの実績馬と底を見せていない4歳馬が激突。かなりのハイレベルと見た。本命は◎エイシンペペラッツ。京都1400 mは最適の舞台。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...