2017年6月10日土曜日

【中央競馬予想と与太話】マーメイドS、エプソムC(2017)~第3回の勝ち馬は~

 今週は西でマーメイドステークス、東でエプソムカップが組まれている。
 マーメイドSは今年で22回目。設立当初は定量戦で、牝馬の一線級の出走が見られた。印象に残る一頭が、第3回の勝ち馬のランフォザドリーム。リアルシャダイ産駒が好きだったこともあり、応援していた馬だ。
 河内騎手のお手馬で、クラシック戦線には乗れなかったが、4歳時に素質が開花。年明けの京都牝馬特別と中山牝馬Sで2着に入る活躍を見せた。その後、3走足踏みしたが、このマーメイドSを1番人気で見事に勝利して初の重賞制覇。秋には牡馬相手の朝日CCも制して、女王杯ではメジロドーベルの2着に入ってエアグルーヴに先着した。
 1年間、ほぼ月に一度の間隔で出走したタフな馬で、リアルシャダイ産駒らしい成長力を持った牝馬だった。大物の子どもを出してほしいものだ。

ランフォザドリーム。競馬道OnLineより

 レースにいってみたい。夏の牝馬のハンデ重賞にふさわしく、かなり荒れ模様のレース。馬券を買う側もそれは承知なので、人気が割れている。
 本命は◎アースライズ。前走で1000万条件を買ったばかりの格上挑戦馬にもかかわらず、ハンデは54 kgで、単勝も現時点で8.5倍。もう少しハンデも軽く人気もないと思っていたのだが、それだけ実力が評価されているということにしておきたい。前走のように、前につけたい。
 推奨穴馬はプリメラアスール。すんなり行けそう。

 エプソムCは人気でも◎アストラエンブレム。同斤量で逆転。
 こちらの推奨穴馬はベルーフ。一発ならこれか。

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2017年6月9日金曜日

【中央競馬予想と与太話】安芸ステークス(2017)~安芸と言えば宮島~

 今日は珍しく仕事で遅くなった。
 上半期のGIも宝塚記念を残すのみとなり、新馬戦もスタート。メインレースが条件戦になる日が増えてくる時期だ。
 そんな土曜の阪神メインは安芸S。高知県の安芸市ではなく、広島の安芸地方を指すそうだ。安芸と言えば、宮島を想起する人も多いだろう。ご存じ、日本三景の一つで、世界遺産でもある。私もいちど訪れたことがある。(出張中だったので…)厳島神社を見て、生ガキを一つ食べた程度で帰ったのだが、日本三景の名に違わぬ風光明媚なところだった。船に乗る必要があるところが「特別な場所」感を高めるのかもしれない。

 レースにいってみたい。
 ダート1400 mの準オープン戦。この時期の条件戦は降級馬が幅をきかせるのだが、今回は一頭も出走しない。珍しい。
 本命は人気でも◎キャプテンシップ。準オープンに昇級後は3→3→2着。降級馬のいないここなら、そろそろ順番。逃げ馬不在で、展開も向きそう。
 推奨穴馬はナシ。人気どころで収まると見た。

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2017年6月8日木曜日

巨人の12連敗について考えた【その原因と解決策?】

 2017年6月7日、巨人が12連敗を喫して42年前の球団記録を塗り替えた(翌日も負けて、13連敗に記録更新)。いちばん悔しいのは選手であり首脳陣であろう。それは承知で、周囲で勝手なことを言うのがファンのつとめ。そのつとめを果たすべく、思ったことを書いてみた。


《1975年との比較》
 42年前に11連敗したときは、長嶋監督。今年は高橋監督。二人とも、現役を退いてすぐ就任した、青年監督だというのが大きな共通点。巨人で、引退した翌年から監督を務めたのは、長嶋監督の後は高橋監督だけだ。やはり、引退即監督就任には無理があるのだろう。
 近年は落合監督や工藤監督など、コーチを経験せずに監督になって成功する例が増えてはいるが、いずれも現役をやめて即監督ではなかった。最近の例外はプレイングマネージャーだった古田監督と谷繁監督だが、二人とも失敗。現代野球では、現役引退即監督は無謀だと結論してよさそうだ。
 長嶋監督は1年目、高橋監督は2年目という違いはあるが、高橋監督1年目もこういう状態になっておかしくなかった。あの打率、得点でよく2位になったものだ。519得点は3位と大きく離れたリーグ4位。投手が頑張って2位になったが、一つ歯車が狂えば今年のような状態になってしまう程度のチーム力だったということだろう。

《やる気の問題ではなさそう》
 選手も首脳陣も、投げやりになっているようにも、士気が落ちているようにも見えない。(堀内監督時代のように)チームが空中分解しているようでもない。士気を保っているところは、さすがは巨人軍といえる。ただ、空回りしていることはたしかだが…。

《では、原因は》
 連敗の原因は、貧打に尽きるだろう。坂本、阿部、マギーのクリーンアップこそ頑張っている(いた)が、それ以外の野手が軒並み2割台前半。正捕手の小林に至っては2割を切っている。12連敗目の6月7日のスタメン(DH制)の打率は、1割台が2人、1、2番は0.200と0.212、捕手の実松は0割。9人中5人がこれでは…目を覆うばかりである。
 石川が打率0.272とレギュラーを取りつつあるが、それ以外の若手~中堅がチャンスを掴めない。巨人史上まれに見るくらいチャンスがごろごろ転がっているのに、だーれもレギュラーを奪えない。ほんとに歯がゆくて仕方がない。

《では、貧打の原因は》
 なぜ若手~中堅がこれほどまでにさっぱり打てないのだろうか。個々の選手の能力のせいにするのは簡単だ。スカウトが悪い(取ってくる選手の質が悪い)という言い方もできるだろう。この日の対戦相手の西武のドラ3の源田が、巨人のドラ1の吉川尚をはるかにしのぐ活躍を見せているのは、その象徴かもしれない。
 しかし、ドラフトで指名されるほどの選手たちが、揃いも揃って能力不足なんてことがあるだろうか。巨人はここ数年、ずーっと貧打だ。進化したのは坂本だけ。レギュラーを取りそうな石川も、日ハムからの移籍選手。指導者に問題ありと考えるのが普通だろう。
 この現状はフロントも承知しており、内田コーチや田代コーチを招聘したのだろうが、効果なし。何か構造的な問題があるような気がしてならない。

《貧打解消の策はあるのか?》
 素人考えを承知で言うと、巨人の選手は「みんなが同じ打撃を目指している」ように見える。
「脇を締めて、内からバットを出して、右中間・左中間へ強い打球を打つべし」
全員が「右にならえ」で、この打撃を目指しているように見えるのだ。長距離砲の大田(移籍したけど)や岡本から、小兵の松本や重信まで、みーんなこの打撃だ。オープンスタンスで、テイクバックをしっかり取って、センター返し。そりゃ、この打撃が合う選手もいるのだろうけど、金太郎飴じゃないんだし…。
 松本や重信は、常に三遊間を狙って転がしていればいい。たまに決め打ちで、バーンと引っ張ればいいのだ。「左の井端」を目指して何が悪い。岡本は全打席、レフトスタンドを狙って打てばいい。状況を考えた打撃など、くそ食らえだ。
 というのは極論としても、全員が同じ方向を目指す必要はなかろう。持ち味を生かすことが、できていないように見えるんだよなあ…。

《希望の光》
 希望の光は、1976年に巨人が優勝していること。張本選手と加藤初投手を補強し、王さんが本塁打と打点の二冠王に輝き、見事に優勝した。
 今季は、由伸監督に預けた。成績は問わないから、レギュラーを張れる選手を育ててくれ。そして、来季は優勝争いに加われ。
 そうはならないんだろうなぁ…。

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2017年6月6日火曜日

【お父さんの週末料理】2017年6月3、4日~アサリ好きでしたか~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小4)、息子(小1)の4人である。


 6月3日(土) 

◆昼ご飯◆
 息子を病院に連れて行って時間がなかったので、かき揚げがメイン。野菜と魚介のかき揚げをトースターでチンした。好評だったが、1パックではちょっと少なかった。
 他はサラダ、ハムスープ、ざるうどん。

◆晩ご飯◆
 この日は息子と二人で買い物に。選んだ「今週の魚」はエビ。刺身もOKの有頭エビを鶏肉、ナスとともに、シンプルに塩で炒めた。エビ味噌のコクが美味。
 他はサラダ、ハムスープ、マカロニ、サザエの刺身。サザエの刺身は息子は気に入ったが、娘はいまいちだった。逆だと思っていたので、意外。

 6月4日(日) 

◆昼ご飯◆
 前日にイカを買っていたのだが、この日の買い物で息子が
「これ食べたいな~」
とアサリを指名。アサリ好きとは知りませなんだ。イカとアサリを「わた」と一緒に炒めた。オイスターソースが多すぎて辛かったが、まずまず好評。旬の時期は少し過ぎたが、アサリが美味しかった。
 他はサラダ、ハムスープ、そうめん。今季初そうめんは、もちろん瞬殺。

アサリとイカとナスのオイスターソース炒め

◆晩ご飯◆
 翌日のお弁当も考え、青じそたっぷりチキンバーグがメイン。今週も「みんなのきょうの料理」のレシピ。梅だれは作らなかったが、ポン酢で食べたら爽やかで美味。青じそ好きの娘はもちろん、青じそをそれほど好まない息子もモリモリ食べて、弁当分がなくなりかけた。娘がこねて、焼いてくれた。上手にできました。
 他はサラダ、そば、納豆。そばは1玉ではちょっと少なかった。子どもたちもたくさん食べるようになってきたし、次からは2玉にします。

青じそたっぷりチキンバーグ。爽やか

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2017年6月4日日曜日

【中央競馬予想の回顧】安田記念、鳴尾記念(2017)

 今週は安田記念。
 ◎ヤングマンパワーは11番人気。きたらでかい。レースでは、逃げたロゴタイプの後ろの外をキープ。予定通りの位置取りだったが、ペースは想定外。1000 mが57.1秒と、やや速い流れになった。直線では馬場の中ほどに出して伸びかけたが、坂下でギヴアップ。16着に終わった。前に行った馬が軒並み沈む展開では厳しかった。
 勝ったのはサトノアラジン。外から末脚一閃。粘るロゴタイプをクビ差かわして、見事にGI馬となった。結果論だが、前走だけで人気が下がりすぎていた。
 驚いたのは推奨穴馬のロゴタイプ。前に行った馬が2桁着順に沈むなか、ハナを切って粘りに粘って2着を確保。この条件がよほど合うのだろう。

 土曜は阪神で鳴尾記念。
 ◎スマートレイアーは5番手の外。もう少し前につけると思っていたのだが。3コーナー過ぎから仕掛けて、4コーナーではムチが入った。馬場の中ほどをしぶとく伸びたが、前のステイインシアトルに残られて2着。外々を回って強い内容だったが、もう少し前につけていれば1着もあったか。
 馬券は馬連を本線でとったので、そこそこ浮いた。

 今週は2戦1勝だったが、他がふるわずトータルはマイナス。GIの連勝も2で止まった。

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2017年6月3日土曜日

【中央競馬予想と与太話】安田記念(2017)~JC以外のGIを初めて勝った外国馬~

 今週は安田記念。春のマイル王決定戦である。
 今年は香港から2頭の参戦があった。ありがたい話だ。安田記念を初めて制した外国馬は、1995年にUAEからやってきたハートレイク。ゴドルフィンの所属馬で、5歳の時に日本に遠征し、京王杯SCで5着の後、安田記念を制したのだった。ジャパンカップ以外の日本のGIを、外国馬が初めて優勝した瞬間でもあった。

ハートレイク。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。
 本命は、思い切って◎ヤングマンパワー。今回の参考になりそうなのが、同じ距離で行われたNHKマイルC。それほどスローな流れではなかったが、前につけたアエロリットが直線で3分どころに持ち出して抜け出た。スローが見込まれる今回も、同じような競馬をした馬が勝つと見た。逃げるであろう隣のロゴタイプについていき前につけて、直線でスイッと抜け出してほしい。
 推奨穴馬はロゴタイプ。行った行ったがないか。

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2017年6月2日金曜日

【中央競馬予想と与太話】鳴尾記念(2017)~25年ぶりの牝馬の勝利へ~

 梅雨入り前の過ごしやすい時期だ。わが家ではカブトムシがサナギになった。

 中央競馬は今週から阪神・東京開催がスタート。その初日の阪神メインは鳴尾記念である。鳴尾記念は、かつては2500 mで行われていた。阪神競馬場の改修に伴い、今はなくなってしまった距離だ。
 2500 m時代の勝ち馬の一頭がタケノベルベット。ちょうど25年前の1992年の優勝馬である。(今でいう)3歳の2月にデビューし、夏までに3勝をあげた。秋には準オープンの立場で、当時は3歳限定だったエリザベス女王杯に出走。前哨戦を使っていなかった各上挑戦馬が人気するはずもなく、ブービーの17番人気だった。しかしレースでは、藤田伸二騎手を背に鮮やかにマクりを決めて、3馬身半差の完勝劇。単勝90倍超の大穴をあけた。
 そして次に選んだレースが、当時は冬に行われていた鳴尾記念。ここでも古馬の牡馬を蹴散らして勝利をあげたのだった。これが最後の勝利となってしまったが、当時は牝馬が古馬中長距離戦線で活躍するのは珍しく、印象に残る馬だった。

タケノベルベット。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。
 鳴尾記念がこの時期に移ってきたのが5年前。過去5回のうち、昨年を除く4回で、ここをステップにした馬が宝塚記念で馬券に絡んでいる。今年はどうだろうか。
 本命は、人気でも◎スマートレイアー。少頭数でスローペース見込み。しかも開幕週の内回りコースなら、前に行けるこの馬に有利だ。武豊騎手にふられたのはやや気がかりだが、デムーロ騎手なら不足なし。タケノベルベット以来、25年ぶりの牝馬の勝利へ。
 少頭数なので推奨穴馬はナシ。相手を絞りたい。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...