2017年8月15日火曜日

夏の甲子園:滝川西vs.仙台育英戦を見に行った【小1の息子】

 息子は小学1年生。春の甲子園をテレビで見ていたときには、ファウルとストライクの区別もあやふやだった。しかし、野球チームに入団して野球への興味が増し、毎晩のように私と巨人戦を観戦し、さらにはアニメ「キャプテン」見て、ずいぶん野球に対する理解が進んだ。
 先日は滋賀県の予選大会も見に行き、最後まで観戦できた。その予選で頂点に立った彦根東が全国大会へ。それが甲子園なのだと知り、甲子園がどういう大会なのか分かったようだ。さらに、開幕戦で彦根東が劇的なサヨナラ勝ち。息子は、暇さえあれば甲子園を見て、トーナメント表に赤線を引くまでになった。

トーナメント表。彦根東が赤で塗られている

 そんなところに、会社で甲子園の無料チケットが配られた。それなら見に行こうかと、8月12日(土)の第1試合、滝川西(北北海道)vs.仙台育英(宮城)戦を選んだ。
 いざ出発。試合開始約20分前に到着した。席は何とかなるだろうと思っていたが、内野自由席はすでにほぼ満員。横に並ぶことはできず、縦に並んだ席を何とか確保した。陣取ったのは滝川西の一塁側。というわけで滝川西を応援することに。

試合前

 さあ試合開始。さすがは甲子園に出てくるチームだ。比べるのはかわいそうだが、滋賀県の予選で見た投手よりも、かなり球が速い。しかし、それでも球速は140 km弱。プロに行くような投手はモノが違うのだと、改めて思い知らされた。

球が速い

 1回表、仙台育英の3番打者の山田選手がいきなり先制の2ラン。19年ぶりの甲子園の滝川西には、これがかなり効いたように見えた。その裏の攻撃で、先頭打者を出しながらも、送りバントが痛恨の併殺打に。2回表には9番打者の長谷川投手に3ランを浴び、0-5と差が開いた。

いきなり0-5

 滝川西は攻撃面ではバントに固執したが、それがことごとく失敗し、流れを掴めない。選手も監督も、浮き足立っているように見えた。3、4回はしのいだが、5回以降は守備のミスも出て一方的な展開に。

一方的な展開に

 0-12と大差がついた7回裏に、滝川西が満塁のチャンスを作ると、球場全体が滝川西の竹原選手を鼓舞。私の息子も手拍子で声援を送った。その期待に応え、竹原選手が見事な3点適時打! 試合の大勢には影響なかったが、滝川西にとって、忘れられない3点になったことだろう。私も涙が出そうになった。
 この7回裏の「球場全体が滝川西応援団状態」には賛否両論あるだろうが、現地で見ていると応援したくなってしまう。「ライブで見る」とは、そういうことなのだ。
 最終的には3-15で仙台育英の勝利。どれだけ差がついても攻撃の手を緩めない仙台育英の姿勢も素晴らしかったし、常に全力疾走の滝川西も甲子園に爽やかな風を残した。鈴木選手の左翼からのバックホームレーザービームは見事だった。

試合終了

 甲子園常連の仙台育英と、19年ぶりの滝川西。場慣れの差が出た試合だった。何を言っても結果論だが、1回裏のバントが決まって1点返していれば、これほど大差のゲームにはならなかったと思う。
 息子は応援したチームが大差負けして面白くなかったかたと思いきや「最後まで見る」と9回裏までちゃんと見た。いまは「単なる惨敗」としか思えないのだろうが、いずれは滝川西の頑張りが理解できるようになるだろう。
 お土産に彦根東のボールを買って甲子園を後にした。来年もまた行きたいが、席の確保がたいへんだなあ。

彦根東のボール

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【お父さんの週末料理】2017年8月6・8・9・11・12・13日~お母さんの誕生祝い~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小4)、息子(小1)の4人である。

 お出かけやら夏休みやらでいろいろあったので、2週間分を簡単にまとめた。

 8月6日(日) 

◆晩ご飯◆
 私以外の3人は、昼にBBQをしたためお腹が重め。サワラを焼いた。ジューシーで美味しかった。お腹が重い割にはすいすい完食。
 他はサラダとそうめん。

サワラの塩焼き

 8月8日(火) 
この日は夏休みを取った。

◆昼ご飯◆
 みんな大好き皿うどん。具だくさんにして、モリモリ食べた。
 他はサラダとスープとビンナガマグロの刺身。

皿うどんとビンナガマグロ

◆晩ご飯◆
 子どもたちと、ピザを生地から作った。オーブンレンジのレシピ通りに作ったら、意外に簡単に、パリッと上手にできた。トマトソース味とホワイトソース味の2種類を堪能。生地をこねるのは子どもたちがやってくれた。上手にできました。
 他はサラダとスープ。

 8月9日(水) 
この日も夏休み。昼は外食した。

◆晩ご飯◆
 豚肉と生姜焼きのタレが残っていたので、使い切った。具の多い生姜焼きは好評。
 他はサラダとざるそば。

具だくさん生姜焼き

 8月11日(金・祝) 

◆昼ご飯◆
 午前中に用事があったので、妻が作ってくれた。娘と妻は手作りオムライス。息子と私はレトルトカレー。
 他はサラダとスープ。

◆晩ご飯◆
 私が選んだ「今週の魚」はブリ。2枚に下ろした半身が980円。いつもブリでは能がないと思いつつ、つい買ってしまう。塩焼きはもちろん好評。
 他はサラダ、スープ、白ご飯、鶏レバーの煮物。サラダは切り干し大根とキャベツの爽やかサラダ。みんなのきょうの料理のレシピを参考にした。

ブリの塩焼き

切り干し大根のさっぱりサラダ

 8月12日(土) 
昼は甲子園に行ったので外食。

◆晩ご飯◆
 料理の時間があまり取れなかったので、たこ焼き。最近は娘が返してくれるのだが、この日はあまり上手くできず、苦戦していた。油が少なかったのかもしれない。いつもと違うたこ焼き粉を使ったら量が少なかったが、みんなお腹が重かったのでちょうどよかった。
 他はサラダ、スープ、鶏レバーの煮物。息子はレバーはNGだが心臓は好物だ。変わっている。

栄養満点鶏レバー

 8月13日(日) 

◆昼ご飯◆
 麻婆春雨を作る予定だったのだが、私の都合で遅くなったので、豚ミンチとエリンギをオイスターソースで炒めただけになった。すみません。
 他はサラダ、スープ、おにぎり。

◆晩ご飯◆
 少し早いが妻の誕生パーティー。フルコースを一品ずつ供した。サーブは子どもたちが担当。
 突き出しは枝豆。山形の茶豆だ。
 前菜はブリとヒラメのカルパッチョ。ヒラメは本日の目玉食材だ。淡泊で美味。
 スープは冷製トマトスープ。これもみんなのきょうの料理のレシピ。酸味が爽やかで食欲をそそる。ただし、酸っぱいのが苦手な息子はダメだった。

冷製トマトスープ

 メインはパリパリチキンステーキ。鶏肉を、水を入れた鍋などでギューっと押さえながら焼くと、パリッと仕上がる。もも肉を買ったつもりがむね肉だったのは少し残念…。

パリパリチキンステーキ

 締めは冷製タラコスパゲティ。レタスクラブのレシピだ。もう少し塩気があってもよかったかもしれない。

冷製タラコスパゲティ

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【書評】池井戸潤『下町ロケット』(小学館文庫)

時代劇風のストーリー?


 半沢直樹ですっかり人気作家になった池井戸氏の代表作の一つ。高い技術力を持つ小さな町工場が、大手メーカーの妨害や圧力を跳ね返し、社長の夢であるロケットエンジンの製作を実現させる。
 一難去ってまた一難。大企業の狡猾な手口により、理不尽な要求が次々と突きつけられる。これを真っ正面から退けるという、昭和の香りのするストーリーになっている。判官贔屓のわれわれ日本人は、おおいに溜飲を下げることができる。
 この単純さ、まっすぐさが池井戸小説の人気の秘訣なのだろう。時代劇に似た雰囲気を感じるのは私だけだろうか。



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2017年8月13日日曜日

【中央競馬予想の回顧】関屋記念、エルムS、阿蘇S(2017)

 今週はエルムS。
 ◎ピオネロはスタートしても進んでいかず、後方から。想定外だ。札幌のダートで大外を回しては届くはずもなく、人気を裏切る7着。滞在競馬は合わないのだろうか。ガッカリだ。
 勝ったのはロンドンタウン。人気のテイエムジンソクをマークして、グイッとかわした。-14 kgがよかったのかもしれない。

 新潟では関屋記念。
 ◎ウインガニオンは逃げたアルターズアポジーの直後につけた。予定通りだ。そのまますんなりと4コーナーへ。あとは逃げ馬をかわすだけだったのだが、マルターズアポジーが予想外の粘り腰を見せて逃げ切った。ウインガニオンは何とか3着馬の追撃を振り切って2着を死守したが、馬券はハズレ…。

 土曜は小倉で阿蘇S。
 ◎メイショウウタゲは4、5番手と絶好の位置取り。4コーナーで外を回したが、内からブライトアイディアにはじき飛ばされてバランスを崩し、武豊騎手は追うのをやめてしまった。不完全燃焼の8着。ブライトアイディアの鮫島良騎手はおとがめなしだったのだろうか…。
 勝ったのはコパノチャーリー。2番手から抜け出して後続の追撃をハナ差でしのいだ。

 今週は3戦0勝。他もポツポツではトータルはマイナス。小倉開催が始まってから、深刻な状態だ…。

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2017年8月12日土曜日

【中央競馬予想と与太話】関屋記念、エルムステークス(2017)~第1回の勝ち馬は~

 今週は小倉では重賞はなく、新潟で関屋記念が、札幌でエルムSが組まれている。
 エルムSは最初の1回だけシーサイドSという名前で函館で行われた。この1996年の勝ち馬がキョウトシチー。クラブ法人の友駿ホースクラブの持ち馬だった。○○シチーという馬名をつけるクラブで、90~00年代はこのキョウトシチーをはじめ、タップダンスシチーやエスポワールシチーなどが活躍していた。しかし近年は、2013年のグランドシチーによるマーチS制覇を最後に重賞勝ちもなく、厳しい状況のようだ。
 クラブ法人もマイネルやタイキが低迷し、社台グループのひとり勝ち状態が続いている。社台グループの企業努力には敬意を払うが、寡占に近い状態が続くのは競馬界にとってあまりよくないだろう。どこかライバルが出てきてほしいものだ。

 レースにいってみたい。
 本命は◎ピオネロテイエムジンソクが人気を集めそうだが、実績はこちらが上。なかなか勝ちきれないが、いつも崩れずに上位に入る安定株。軸には最適だ。札幌は2歳時の札幌2歳S以来でダートははじめて。不安もあるが、小回りがよい方向に出ないか。
 推奨穴馬はクリノスターオー。エルムSの常連。

 関屋記念は◎ウインガニオンが本命。新潟の芝は前残りの馬場のようだ。

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2017年8月11日金曜日

【中央競馬予想と与太話】阿蘇ステークス(2017)~熊本と言えば~

 お盆を控え、うだるような暑さが続く。人馬とも、体調管理には気をつけたい。
 そんな土曜の小倉メインは阿蘇ステークス。一昨年から土曜のメインになったレースだ。阿蘇は熊本の名峰で、熊本と言えば馬刺し。競馬好きの人には馬肉を食べない人もいるが、私は好物だ。昨年に熊本に出張した際は、デパ地下で買った馬肉をつまみにホテルの部屋でひとり晩酌するという贅沢なひとときを堪能した。WIN5を的中させて、次回は専門店で食事したいものだ。

 レースにいってみたい。
 オープン特別のハンデ戦。トップハンデが56 kgと、ハイレベルとは言い難いメンツと言ってよいだろう。本命は◎メイショウウタゲ。休み明けの前々走は、8番人気の低評価を覆して快勝。前走も距離不足の重賞で掲示板に踏ん張った。夏の小倉は得意の舞台。初コンビの武豊騎手を背に、突き抜けてほしい。
 推奨穴馬はトラキチシャチョウ。叩き2走目で。

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2017年8月6日日曜日

【中央競馬予想の回顧】小倉記念、レパードS、九州スポーツ杯(2017)

 今週は小倉記念。
 ◎バンドワゴンはモッサリとしたスタートだったが、大外枠が幸いしてすんなりハナにたった。そのまま3コーナーへ。
「よしよし」
と思っていたら、すぐ後ろのヴォージュストロングタイタンが早めにプレッシャーをかけてきた。
「おいおい、やめてくれ~」
という願いが届くはずもなく、この3頭はすべて掲示板外へ脱落。結果論だが、人気のストロングタイタンに騎乗していた川田騎手の仕掛けが早すぎた。
 勝ったのはその3頭の後ろでジッとしていたタツゴウゲキ。内を突いて、ハナ差の勝負をものにした。代打、秋山騎手の好騎乗。

 新潟ではレパードS。
 ◎スターストラックは中団の後ろあたりから、徐々にポジションを上げていく。3コーナー過ぎからは、早くも手綱が激しく動き始める苦しい形だったが、じわじわ伸びて8着。もっと溜めてもよかったのでは、というのは結果論か。
 勝ったのはローズプリンスダム。内のインでじっと我慢し、直線で外に持ち出すと、矢のように伸びて、逃げた2着馬を1馬身1/4かわして見事に1着。鞍上の木幡巧騎手は嬉しい重賞初制覇。

 土曜は九州スポーツ杯。
 ◎ディアエナは7、8番手と思ったよりも後ろの位置取り。4コーナーで進路を切り替えるロスがあっては勝ち負けには加われず、8着まで。前につけてほしかった。パドックでも少し覇気がないように見えたし、体調ももう一つだったか。
 勝ったのはスノーエンジェル。逃げて穴を開けた。前に行く馬が有利という予想はよかったのだが、まさかこの馬が行くとは…。

 今週は3戦0勝。他もダメでトータルもマイナス。夏バテだ。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...