そんな土曜は中山でターコイズSが組まれている。重賞になってから今年で4回目だ。3年前の第1回は大きく荒れ、愛知杯の流れを受け継いでいるかのようだったが、一昨年と昨年は中波乱。今年はどうなるだろうか。
重賞になる以前は、オープン特別として行われていた。その時代の1993年の勝ち馬がユキノビジン。華麗な馬名で印象に残る馬だが、毛色は栗毛だった…。
桜花賞とオークスでともに2着したこの馬が、なぜかこのレースに登場。単勝1.9倍の圧倒的人気に応えて快勝した。このレースにはホクトベガも出ていたのだから驚きだ。しかし、この後ユキノビジンは脚部不安を発症し、これが最後のレースとなってしまった。母親としてもこれといった産駒を残せず、2016年に亡くなったそうだ。
ユキノビジンなのに栗毛って
レースにいってみたい。
フルゲートの16頭が揃ったので、愛知杯時代のような格上挑戦馬は見られない。本命は◎フローレスマジック。前走で条件戦を卒業したばかりなのに、ハンデの54 kgは少し見込まれた印象だが、実力が評価されているということにしておきたい。ノリノリのルメールを背に、3連勝で重賞制覇へ。
推奨穴馬はリナーテ。血統的には距離延長は歓迎。
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