2018年12月8日土曜日

【中央競馬予想と与太話】阪神ジュベナイルフィリーズ(2018)~新レース名の初代勝ち馬~

 今週は阪神JF。舌を噛みそうなレース名も、すっかり定着した。今年で70回目を迎えるが、これは牡牝混合レースだった関西3歳S時代も含めての数だ。1991年に牝馬限定線になり、2001年から現在のレース名になった。
 新しいレース名になって最初の勝ち馬がタムロチェリー。15番人気で小倉2歳Sを勝ち、大穴を開けたが、次走のファンタジーSで惨敗。本番の阪神JFでは7番人気だったのも妥当なところか。
 しかしレースでは、中団から鋭く差して見事に勝利。またもや穴を開けた。ペリエ騎手の豪腕も光った。その後は2桁着順が続き、4歳で引退。GIで一世一代の走りを見せた馬だった。

タムロチェリー。JRA VANより

 レースにいってみたい。
 フルゲートの18頭が揃った。底を見せていない馬が多いわりには人気は偏っている。隠れた実力馬がいるのだろうか。
 本命は◎ダノンファンタジー。新馬戦こそグランアレグリアに破れたものの、未勝利戦、ファンタジーSは追わずに圧勝。さらに上積みを見込める今回も、人気に応えてほしい。
 推奨穴馬はメイショウショウブ。展開に恵まれたのは確かだが、牡馬相手の重賞2着はもっと評価されても。

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