2019年1月13日日曜日

【中央競馬予想と与太話】京成杯(2019)~直行ローテの先駆け~

 3日間開催最終日は京成杯。昔は1600 mだったが、1999年から2000 mに延長された。クラシックに結びつけようという意図だったのだろう。しかし、その意図とは裏腹にあまり皐月賞、ダービーにはつながらなかった。
 その流れを変えたのがエイシンフラッシュ。2010年にこのレースを制すると、皐月賞へ直行。3着に敗れたが、そこをステップに見事にダービーを制した。この頃から、1、2月のレースを使ってクラシックへ直行、というローテが流行りだしたように感じる。昨年のアーモンドアイがまさにそうだ。

エイシンフラッシュ。見栄えのよい馬だった

 レースにいってみたい。1勝馬がほとんどで、どこからでも狙えそう。人気も割れ気味だ。本命は◎シークレットラン。前走は7番人気の低評価を覆す快勝。後方からひとマクリで1番人気のランフォザローゼスを差しきった。同じ舞台で、もう一丁を期待したい。
 推奨穴馬はヒンドゥタイムズ。前走のレベルは疑問だが、底を見せていない馬は押さえておくに限る。

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2019年1月12日土曜日

【読書メモ】えらいてんちょう『しょぼい起業で生きていく』(イーストプレス)

 知人からご恵贈いただいた本。その知人が、著者のえらいてんちょう氏の下で働いていたのだそうだ。

「会社勤めがつらいなら、無理に続けなくても、しょぼい自営業で食っていこうよ」という考えを提唱し、それを実践するえらいてんちょう氏が、そのノウハウを語った本だ。企業というと「事業計画を立て、資金を調達し、ようやく準備完了」のようなイメージだが、しょぼい起業にはそんなことをする必要はない。
 なるほど一理あるというか、まっとうな考え方だと思う。サラリーマンが当たり前の現代では減ってしまったが、高度成長期以前は、こういう生き方をしていた人も大勢いたのだろう。しょぼい起業は、「万屋(よろずや)さん」の現代版とでも言えるのかもしれない。

 また、しょぼい起業の手法も、芯がしっかりあり、よく考えられている。基本コンセプトがぶれないのが強さの秘訣だろう。
 ただし、「しょぼい」のは起業の「規模」であって、やっていることはしょぼくない。また、向き不向きがあり、万人が真似できる手法ではない。しょぼい起業のキモは
「暇な人、生きにくい人が集まってくるような、居心地のよい場所を作る」
ことにある。これができる人は、しょぼい起業に向いている人だろう。ちなみに、私は苦手だ。どうもしょぼい起業向きではないようだ。

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【中央競馬予想と与太話】日経新春杯(2019)~競馬界のムッシュ~

 3日間開催の中日は日経新春杯。今年で66回目を迎える、伝統のハンデGIIだ。ずっと2400 mの距離で行われている…と思ったら、この距離になったのは1995年からで、それまでの7年間は2200 mだった。どういう事情だったのだろうか…。
 2400 mに戻る前の1994年は京都が改装中で阪神の2500 mで行われた。そのときの勝ち馬がムッシュシェクル。フランス好きの友人が肩入れしていたので、よく覚えている馬だ。アルゼンチン共和国杯や京都記念など、長距離のGIIには欠かさず顔を出していたような印象があった。しかし意外に活躍期間は短く、重賞で活躍したのは1年程度だったようだ。

ムッシュシェクル。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。
 16頭が勢揃い。冬場のレースにしては、好メンバーが揃ったと言えるだろう。本命は◎メイショウテッコン。強い4歳世代の重賞勝ち馬の一頭だ。前走の菊花賞はリズムが作れず大敗したが、その前の神戸新聞杯では寸前まで粘って0.1秒差の3着。すんなり行けそうなここは、その再現を期待したい。
 推奨穴馬はロードヴァンドール。前走だけで見限れない。

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2019年1月11日金曜日

【中央競馬予想と与太話】フェアリーS(2019)~重賞でよいのか~

 1年で最も寒い時期を迎えるが、冷え込みは弱い。なんて油断をしていたら、大寒波が来るのかもしれないが。
 そんな今週は恒例の成人の日の3日間開催。3日とも重賞が組まれており、初日は中山でフェアリーSが行われる。

 フェアリーSが年末から年初に移って距離が延びたのが、ちょうど10年前の2009年のこと。クラシックとの結びつきが期待されたが、結果は大ハズレ。今年のメンバーを見ても分かるように、ほとんど500万条件戦だ。
 このレースを重賞のまま残しておいてもよいのだろうか。いっそのこと、ダート重賞するのもよいかもしれない。

 レースにいってみたい。
 上にも書いたように4枠の2頭を除く14頭が1勝馬。私が馬主なら、ぜひ出走させたいレースだ。本命は◎アゴベイ。前走は鋭い末脚を見せて、1着馬を追い詰めた。直線の短い中山で、初の右回り。課題は多いが、吹き飛ばしてくれないか。
 推奨穴馬はスカイシアター。底を見せていない馬は押さえておくに限る。

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2019年1月6日日曜日

【お父さんの週末料理】2018年1月5・6日~わが子たちの大好物~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小5)、息子(小2)の4人である。
 最近は、特に息子の野球のある日は、朝をしっかり食べて昼を軽めにというパターンが定着。


 1月5日(土) 
金曜から一泊旅行に行っていたため、作ったのは晩ご飯のみ。

◆晩ご飯◆
 白菜のひき肉あんを作った。日経新聞のレシピだ。ショウガがきいていて、とろみもグー。体の芯から温まった。しかし「グー」と思ったのは私だけで、子どもたちはショウガがそれほど好きではなく「ふつう」だそうだ…。
 他はサラダ、黒カボ、ソーセージ、パン。

白菜のひき肉あん。体の芯から温まった

 1月6日(日) 
午後は息子の野球があった。

◆朝・昼ご飯◆
 朝はスクランブルエッグを焼いた。他はスープ、サラダ、黒カボ、鶏ネバー、パン。
 昼はサクッと食べられる肉まん・あんまん。一人1個ずつを食べた。他はサラダ、スープ。

◆晩ご飯◆
 子どもたちのリクエストで餃子。翌日分も含め、44個を作った。こねるのは娘が担当。息子も加わって3人で包んだ。途中でタネがなくなったので、追加で納豆とサンマ缶の変わり餃子も作った。両方とも好評。特に息子がモリモリ食べた。大好物らしい。
 他はサラダ、黒カボ、鶏ネバー、黒豆、リサイクル炒めwithパリパリ薄揚げ、餅入りスープ、パン。


大好物の餃子。左はノーマル、右は変わり種

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【中央競馬予想の回顧】シンザン記念、京都金杯、中山金杯(2019)

 今週はシンザン記念。
 ◎アントリューズは抜けた1番人気。ちょっと「押し出された1番人気」感が漂っているような…。レースでは後方から外に出したが、パッチンを食らってレース終了。8着に終わった。不完全燃焼。
 勝ったのはヴァルディゼールアントリューズと同じような位置から、こちらはうまく抜け出して、2着馬の追撃を振り切った。

 土曜は京都金杯。
 ◎パクスアメリカーナも抜けた1番人気。こちらは想定内だ。レースでは、中団から楽な手応えで外を回す。粘るマイスタイルをかわすのに手間取ったが、最後の50 mでグイッと伸びてねじ伏せた。今後が楽しみだ。
 馬券は、2着のマイスタイルを押さえておらず、ハズレ…。

 中山金杯は◎タニノフランケルが押して押してハナへ。1000 mを59.9秒の平均ペースで行かせてもらえれば、粘り腰を発揮できる。勝ち馬にはかわされたが、ゴール前まで2番手をキープ。
「そのまま~」
という声もむなしく、最後にドドッと差された…。テレビ中継の画面では、そのように見えたが、何とハナ差の3着に粘ってくれていた。お陰で、複勝と2-3着のワイドを的中。2着のステイフーリッシュが人気薄だったので、けっこうついた。ありがとうございました。
 勝ったのは中団から差したウインブライト。冬場がよい馬なのかもしれない。

 今週は3戦1勝。中山金杯がそこそこついたので、トータルはプラスになった。開幕週で勝ったのは何年ぶりだろうか。

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2019年1月5日土曜日

【読書メモ】宮下奈都『羊と鋼の森』(文春文庫)

 朴訥な少年が、調律師という仕事に出会うことにより成長していく過程を、静謐に描いた作品。主人公がしっかりと一歩ずつ、誠実に進んでいく様子が心にしみる好著だ。主人公はもちろん、双子の姉妹や同僚の今後も知りたくなること請け合い。続編を激しく希望したい。
 また、宮下氏の独特な感性が独特な言葉で表現されていて、まさに「羊と鋼の森」を歩いているような感覚になる。宮下ワールドという言葉を使いたくなる、独特の作風だ。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...