2019年11月16日土曜日

【中央競馬予想と与太話】マイルCS(2019)~ペリエマジック~

 今週はマイルチャンピオンシップ。今年で36回目と、意外に歴史が浅い。

 ちょうど半分の、第18回の勝ち馬がゼンノエルシド。マル外全盛時代のカーリアン産駒だ。藤沢厩舎×ゼンノといえばゼンノロブロイが思い浮かぶが、その3年先輩のGI馬だ。
 クラシックの出走権がなかったこともあり、藤沢流で3歳時は無理使いされなかった。4歳夏に1000万条件戦を勝つと、格上挑戦の京成杯AHを1番人気で勝利。続くスプリンターズSは1番人気で10着に惨敗して迎えたのがマイルCSだった。
 前走の凡走で4番人気に下げたが、レースでは2番手から抜け出して見事に勝利。テン乗りのペリエ騎手が勝利に導いた。マル外馬という区分はいまやほとんどないに等しいが、短期免許の外国人騎手はいまも大活躍だ。真逆で面白い。

ゼンノエルシド。厩戸より

 レースにいてみたい。
 GI馬を複数含む、好メンバーが揃った。本命は、GI馬を差し置いて、◎ダノンキングリー。ダービー、毎日王冠と続けて馬券を取らせてもらった馬を、本命に推さないわけにはいかないだろう。
 前走は出遅れも何のその。一頭だけ次元の違う脚で一気に差しきった。差しの決まり始めた京都の馬場で、末脚一閃。
 推奨穴馬はフィアーノロマーノ。ダービー卿CTの勝ちっぷりは強烈だった。右回りに戻って大駆けが。

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2019年11月15日金曜日

【中央競馬予想と与太話】東京スポーツ杯2歳S(2019)~90年代の名脇役~

 11月半ばになり、ようやく秋めいてきた。そろそろおでんを作ろうか。

 そんな土曜は東京で東京スポーツ杯2歳ステークスが行われる。
 東京スポーツ杯2歳Sは1966年に作られたオープン特別を原点とするレースで、1996年に重賞になった。
 重賞になる前、1991年の勝ち馬がマチカネタンホイザ。当時は府中3歳Sというレース名だった。ホソカワミクロンの細川益男氏の持ち馬で、この頃は「マチカネ」の馬がたくさん走っていた。
 2戦1勝で迎えたこのレースでは、1勝馬にもかかわらず単勝1.4倍の断然人気を集めた。素質が高く評価されていたのだろう。レースは岡部騎手を初めて鞍上に迎え、3馬身差の楽勝。
 これ以降、岡部騎手のお手馬となり、翌年のクラシックを戦ったが、3歳時は未勝利に終わった。古馬になり、ダイヤモンドS、目黒記念、AJCC、高松宮杯の四つの重賞を勝ったが、GIは未勝利に終わった。90年代前半の、名脇役の一頭に数えてよい馬だろう。

マチカネタンホイザ。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。
 本命は◎マイネルデステリョ。前走は好位から抜け出して2馬身半差をつけた。時計も優秀。もう一丁を期待したい。
 推奨穴馬はリグージェ。底を見せていない馬は押さえるに限る。

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2019年11月12日火曜日

娘の誕生日と修学旅行【娘が12歳になりました】

 娘が12歳の誕生日を迎えた。小学6年生の年女だ。娘が生まれてから、早くも干支が一周とは…。年を取るはずだ。

 毎年書いているが、娘の偉いところは、地道な努力ができることだ。ピアノにしろ公文にしろ、毎日こつこつやることが苦にならない。いや、苦にはなっているのかもしれないが、その気持ちは抑えてやるべきことをやっている。天才タイプと努力家タイプという分け方をよく耳にするが、私はそういう区別には意味がないと思う。努力できることが才能だ。

今年の発表会。6年間、こつこつ頑張った

 誕生日プレゼントは何がよいか聞くと「図書カードがいい」だそうだ。娘は読書が大好きで、放っておけば一日中でも本を読んでいる。私など30分も本を読むと休憩したくなるが、娘には全く不要。読書体力は相当なものだ。
 プレゼントの図書カードで、着々と本を買いそろえている。自分で本を買うのも楽しくて仕方ないらしい。

最近ハマっているシリーズ。超面白いらしい

 学校では勉学面でも交遊面でも問題なく過ごしている。小6の女子ともなればややこしい話もいろいろあるのだろうが、目立つグループとは少し離れたポジションでうまく世渡りしているのかなあ。少なくとも「主役争い」に参加していないことだけは確かなようだ(笑)。
 誕生日の翌週には修学旅行もあった。一泊二日で広島へ行き、宮島や平和記念公園を訪れ、お好み焼きを食べて帰ってきた。楽しかったようで、何よりだ。よい思い出になっただろうか。

 習い事は上記のピアノと公文に加え、水泳とチャレンジをやっていたが、チャレンジは年間契約が切れたのを機に、10月でいったんやめた。昨年からはジュニアドクター育成塾にも行っている。
 来年からは中学生。どの習い事を続けるか、考える時期になってきた。いったんすべて白紙にして、夏休みまで中学生活を送ってみて、そこで改めて考えてもよいのかなあ。私としては、せめて中学を卒業するまでは、何か体を動かすことはやってほしいと思う。

 娘に冷たくされて、つらい思いをしている父親も多いだろうに、一緒にマラソン大会に行ってくれたり、料理してくれたり、ありがたい話だ。これからも仲良くしてください。

今年もマラソン大会についてきてくれた。ありがとう

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2019年11月10日日曜日

【中央競馬予想の回顧】エリザベス女王杯、福島記念、デイリー杯2歳S、武蔵野S(2019)

 ◎クロノジェネシスは予定通り先行集団につけた。レースは超スロー。逃げたクロコスミアが早めにスパートし、後続を引き離す。クロノジェネシスもこれを追い、2着馬に迫ったが、2着からクビ、クビ、クビ差の5着まで。1~3番手の馬が2~4着を占める流れでは届かなかった。
 勝ったのはラッキーライラック。一頭だけ違う脚で鋭く伸び、2歳以来のGI制覇。スミヨンマジックが炸裂した。

 福島では福島記念。
 ◎クレッシェンドラヴは1番人気。レースでは中団から。3コーナー過ぎから外を回って進出開始。そのまま前を飲み込んで、1馬身1/4差の完勝。人気に応えた。
 単勝と、2着のステイフーリッシュとの馬連を押さえており、けっこう浮いた。

 土曜はデイリー杯2歳S。
 本命予定の◎ライティアは-10 kg。心配が現実になってしまった。予定を変更し、馬券はライティアの単勝をチョロッとと、インザムードウイングレイテストの複勝を買った。結果はウイングレイテストが見事に2着に入り、複勝が的中。ライティアは5着、インザムードは9着だった。
 勝ったのはレッドベルジュール。デットーリ騎手が騎乗予定だったが、騎乗停止で武豊騎手が急遽乗った馬だ。+28 kgも何のその、最内を抜け出して突き抜けた。

 東京では武蔵野S。
 ◎デュープロセスは好位につけたが全く伸びず、7着。差し馬の展開になったにしろ、不甲斐なかった。今年の3歳は、それほどレベルが高くないのか。

 今週は4戦2勝。福島記念がけっこうつき、他もポツポツ的中したので、久々にプラスを計上した。年末に向けて、巻き返したい。

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2019年11月9日土曜日

【中央競馬予想と与太話】エリザベス女王杯、福島記念(2019)~ダンシングブレーヴ産駒の名牝~

 今週はエリザベス女王杯。その裏で福島記念も行われる。
 エリザベス女王杯は今回でゾロ目の44回目。エリザベス女王がご主人のフィリップ殿下と来日したのが1975年のこと。その年に、来日を記念してできたのがこのレースだ。

 ゾロ目つながりで、第22回の勝ち馬がエリモシック。(今で言う)3歳3月と遅いデビューにもかかわらず、オークストライアルの4歳牝特で3着に入り、オークスでは何と2番人気を集めたが、6着に敗れた。10月に1勝を上積みして滑り込んだ秋華賞は3番人気2着。実績の割に人気のあった馬だった。素質が評価されていたのだろう。
 そして、古馬になって迎えたエリザベス女王杯では、断然人気のダンスパートナーをクビ差で競り落として見事にGI馬となった。父のダンシングブレーヴを彷彿とさせる鬼脚だった。
 母としてパッとしなかったのは残念。子孫から大物が出てほしいものだ。

エリモシック。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。
 本命は◎クロノジェネシス。秋華賞で本命に推し、期待に応えてくれた馬だ。GI連勝は簡単ではないが、ここは追いかけるのがスジだろう。その前走は休み明けでプラス20 kgとパワーアップ。まだ上積みが見込めそう。
 推奨穴馬も3歳からシャドウディーヴァ。相手なりに走る。

 福島記念は人気でもクレッシェンドラヴ。ハンデ戦だが平穏傾向のレースだ。

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2019年11月8日金曜日

【中央競馬予想と与太話】デイリー杯2歳S、武蔵野S(2019)~なぜ仲がよいのか~

 11月に入り、ようやく気温が下がってきたが、これでも平年よりは高いそうだ。日本の気候が変わってきているのだろうか。
 そんな土曜は京都でデイリー杯2歳ステークスが、東京で武蔵野ステークスが組まれている。

 デイリー杯2歳Sはスポーツ紙の名を冠した重賞だ。他には東スポ杯2歳Sがこのパターンだが、この二紙はJRAと特に仲がよいのだろうか。
 JRAがこのレース名をどのように解説しているか、いつものように「特別レース名解説」を見てみると

本競走は、昭和41年に創設された重賞競走。創設時は1600 mだったが、翌年から1400 m(49年~52年は1200 m)に短縮され、平成9年より再び1600 mとなった。
 デイリースポーツは、神戸新聞社より発行されているスポーツ紙。本競走は、同社より寄贈賞を受けて実施されている。

だそうだ。なぜ仲がよいのかまでは書いていなかった…。

 レースにいってみたい。
 例年同様、1勝馬がほとんどで、どこからでも入れそう。本命は◎ライティア。シンハライトの全妹が新馬を勝ってここに駒を進めてきた。その前走は時計も上がりも大して速くないが、2走目の上積みで姉譲りの切れ味を見せてほしい。細い馬なので、馬体減には注意。
 推奨穴馬はウイングレイテスト。良馬場が向けば。

 武蔵野Sはデュープロセスが本命。3歳世代を代表するダート馬だ。

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2019年11月6日水曜日

【お父さんの週末料理】2019年11月2~4日~レトルトもレンジの時代~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小6)、息子(小3)の4人。

 文化の日の3連休。娘の誕生日があった。

 11月2日(土) 
娘は小学校のお祭りへ。息子はお祭りは行かず、いつも通り野球の練習へ。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は妻がオムレツを作ってくれた。お陰でゆっくり眠れた。
 昼は娘と妻はお祭りへ行った(妻はスタッフとして)ため、息子と私の二人メシ。娘の苦手なカレーを食べた。息子はボンカレーネオの中辛。ボンカレーの高級版があるとは知らなかった。レンジで簡単に作れるのにもびっくり。私は銀座カレー。他はサラダ。

ボンカレーネオ。レンジですぐできる

◆晩ご飯◆
 私が選んだ「今週の魚」は鱸(すずき)。シンプルにオリーブオイルでソテーしらた、娘も息子も「これ、美味しい!」と高評価。魚を食べるのが苦手な息子が「骨も少ないし、食べやすいで~」と、珍しく娘よりも早く食べ終えた。また食べよう。
 他はサラダ、スープ、ご飯。

鱸のソテー。息子が喜んだ

 11月3日(日) 
この日も息子は午後から野球の練習。晩は娘の誕生祝いに焼き肉屋へ。

◆朝・昼ご飯◆
 朝はサクッと食べられるシウマイと練り物。ソーセージ巻は息子の好物だ。他はサラダとご飯。
 昼は娘にホットケーキを焼いてもらった。お陰でランニングに精を出せた。助かります。他はサラダ。

娘が自分で作った誕生日ケーキ

 11月4日(月・祝) 

◆朝・昼ご飯◆
 朝は鰯(いわし)の焼き浸し。安くて美味しい。野菜がたっぷり摂れるのもよい。他はサラダとご飯。
 昼はちょっとサボって納豆めかぶ卵ご飯。娘は納豆&卵ご飯、息子は卵かけご飯とめかぶを別に食べ、私は納豆、めかぶ、卵をご飯にぶっかけた。手軽で栄養満点。
 他はサラダ。

鰯の焼き浸し。野菜もたっぷり

◆晩ご飯◆
 厚切り牛ステーキを焼いた。アメリカはアンガス産だ。大きなステーキを焼いて、4人に切り分けたら、レアが苦手な息子と妻が難色を示した…。ステーキはレアが美味しいと思うんだけどなあ。息子は、味や見た目よりも、レアな肉を噛むのが苦手なのだ。好みはともかく、元気が出た。
 他は漬け物風サラダ、ホワイトスープ、ご飯。ホワイトスープはスープにホワイトソースを入れたもの。息子の好物で、このときだけは一滴残さずスープを飲み干す。

厚切り牛ステーキ。焼き加減が難しい

◆作り置き◆
 今週は4品とたくさん作った。ベーコンブロック一つと豚ステーキ6枚を使った。
 一つ目はベーコンと厚揚げの煮物。厚切りベーコンがグー。娘の好物だ。二つ目は豚と大根の土手煮。試食した息子が激しく気に入った。

左が厚揚げとベーコンの煮物、右が豚と大根の土手煮

 三つ目は豚肉のQちゃん炒め。豚肉ときゅうりのキューちゃんを炒めた。コリコリ食感。四つ目は豚とナスのトマト煮込み。娘のリクエスト。明日からモリモリ食べてください。

左が豚とQちゃんの炒め物、右が豚とナスのトマト煮込み

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...