2020年2月8日土曜日

【中央競馬予想と与太話】きさらぎ賞、東京新聞杯(2020)~良血のボンボン~

 今週は西できさらぎ賞が、東で東京新聞杯が組まれている。
 きさらぎ賞は今回で60回目の還暦を迎える。前々回のねずみ年、1996年の勝ち馬がロイヤルタッチ。ウイニングチケットを兄に持ち、その兄と同じく伊藤雄二師の管理馬で、デビュー前から評判の馬だった。
新馬とラジオ短波賞を2連勝して迎えた3戦目がこのレース。同じサンデーサイレンスを父に持つダンスインザダークとの良血馬対決をクビ差で制して3連勝を飾り、クラシック戦線の最前線に立った。
 しかし、これが最後の勝利になると、誰が思っただろうか。皐月賞2着、ダービー4着、菊花賞2着と、絵に描いたような善戦ホースとなってしまった。結局、GIを勝つことなく引退。「良血のボンボン」というイメージを持つのは私だけだろうか。

ロイヤルタッチ。惜しくもGIは勝てなかった

 レースにいってみたい。
 8頭立ての少頭数。本命は◎サトノゴールド。札幌2歳Sの2着馬だ。今年の3歳世代は、北海道組のレベルが低い気がしないでもないが、実績は上位。例年とは違い、外差しの決まる馬場も向きそう。
 あまり人気がないので、本命馬を推奨穴馬とする。

 東京新聞杯は◎ヴァンドギャルドが本命。まだまだ伸びる。

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2020年2月7日金曜日

【中央競馬予想と与太話】アルデバランステークス、稲荷特別(2020)~神社の名前ではなかった~

 ようやく冬らしい冷え込みになった。冬の京都開催は、これくらいでなくっちゃ。

 そんな土曜の京都メインはアルデバランSだが、アルデバランネタは尽きたので、9Rの稲荷特別を取りあげる。
 稲荷とは何を指すのか。特別レース名解説によると、以下の通りだった。

稲荷(いなり)は、京都市伏見区の山。東山連峰の南端に位置する。西麓には、秦伊呂具(はたのいろぐ)が鎮守神として創建したとされる伏見稲荷大社があり、山麓から山頂まで千本鳥居が続いている。同大社は、全国の稲荷神社の総本社として信仰を集めている。

 伏見稲荷大社そのものではなく、山を指しているとは知らなんだ。
 伏見稲荷は日本人よりもむしろ外国人観光客に大人気の神社だ。いまは新型コロナウイルスの影響でかなり空いているはず。伏見稲荷に限らないが、京都をゆっくり観光したい方は、今がチャンスかも。

 レースにいってみたい。予想はアルデバランSを中心に。
 本命は人気でも◎スワーヴアラミス。前々走は人気を裏切ったが、前走はすぐさま巻き返し、4馬身差で圧勝した。斤量は1 kg増えるが、それくらいは何ともなかろう。ここは通過点。
 推奨穴馬はブレスジャーニー。ダートは向くかも。堅実。

 稲荷特別は◎リュヌリュージュが本命。最近は、休み明けは割引ではなくむしろプラス材料。

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2020年2月4日火曜日

【読書メモ】市橋伯一『協力と裏切りの生命進化史』(光文社新書)

 これは分かりやすい。地球で生命がどのように進化してきたのか、その流れを概観するにはうってつけだ。といってもチンパンジーとホモサピエンスの違いなどの最近の話ではなく、原核生物から真核生物へ、そして多細胞生物へと進化し、そこから動植物が生まれるという、十億年単位の進化史が解きほぐされている。
 さらに、「そのあたり話はだいたい知ってるかな」という人にも楽しめる内容になっている。それは、進化を「協力と裏切り」という切り口から語っているためだ。その切り口から進化を見ると、なるほど生物と無生物の違いが分かる。
 また、現在判明していない大事なことが書かれているのもグー。最初期の生物がどんなものだったのかは、実は分かっていないのだ。
 幅広い層に楽しめる進化の本だ。

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2020年2月3日月曜日

【お父さんの週末料理】2020年2月1、2日~また作ろう!~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小6)、息子(小3)の4人。

 今週は外食はなかった。

 2月1日(土) 
いつも通り、昼から息子の野球。

◆朝・昼ご飯◆
 朝と昼は妻が肉ジャガを用意してくれた。お陰でサクッと走れた。

◆晩ご飯◆
 息子に焼きそばかお好み焼きかどっちがよいか聞くと「お好み焼き!」との答え。お好み焼き粉は使わず、土井さんのレシピで作ってみた。キャベツたっぷり、小麦粉少なめのヘルシーお好み焼き。山芋の甘みもきいて、美味しく食べた。
 1.5倍量を作り、3枚焼いた。残るかもと思ったら、全部食べきった。娘も息子も、よく食べました。また作ろう。
 他はステーキ、サラダ、潮汁。お好み焼きの前に、ステーキを1枚焼いた。これも大好評。TPPのお陰か、牛肉が安い。

【土井善晴の初夏のおいしいもん】大阪とっておき お好み焼き

 2月2日(日) 
娘は朝から公文のテストとジュニアドクター。息子は昼から野球。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は定番の鯵(アジ)の焼き浸し。安くて美味しい鯵は庶民の味方だ。前日に作り置いた。
 他はキャベツ、潮汁、五穀米。
 昼は息子と私は納豆卵ご飯。安くて簡単で栄養満点。困ったらこれ。娘はおにぎりとゆで卵を弁当で持っていった。

鯵の焼き浸しと五穀米

納豆卵ご飯。困ったらこれ

◆晩ご飯◆
 久しぶりに豚のスペアリブ。オーブンでこんがり美味しく焼けた。娘の前歯が使いづらいので避けていたのだが、娘も息子も「美味しい、また食べたい」だそうだ。
 他は塩野菜、ホワイトスープ、五穀米。作り置きの一部も食べた。

◆作り置き◆
 今週はたくさん作った。
 息子のリクエストでカブを買ったら、葉がいっぱい出たので、リサイクル炒めを二度作った。一つはカレー風味、もう一つはウスターソース。

リサイクル炒めカレー味

リサイクル炒めソース味

 格安鶏むね肉を2枚購入。1枚はきゅうりのキューちゃんと炒めた。娘の好物。もう1枚は大根と一緒にトマトで煮込んだ。

上はベーコンと厚揚げの煮物、下はきゅうりのキューちゃん炒め

鶏肉と大根のトマト煮込み。ちょっと焦げた

 ベーコンブロックが安かったので、厚揚げと煮物にした。これも娘の好物。明日から食べてください。

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2020年2月2日日曜日

【中央競馬予想の回顧】シルクロードS、根岸S、舞鶴S(2020)

 今週はシルクロードS。
 ◎モズスーパーフレアは注文通りハナへ。絡まれもせず、最初の600 mを33.9秒なら許容範囲か。先頭で直線に入り、後続を引き離す。残り200 mでセイウンコウセイとの一騎打ちに持ち込んだ…はずだったのだが、最後の最後にガラッと入れ替わって4着まで。あと少しだったのに…。
 勝ったのはアウィルアウェイ。外を差してきた馬が1~3着を占めた。

 東京では根岸S。
 ◎ミッキーワイルドは5番手から内を突いたが、伸びそうで伸びず、11着に沈んだ。この程度の馬なのか。
 勝ったのはモズアスコットコパノキッキングが抜け出して勝ったと思ったところに飛んできた。ダート適性はかなり高そうだ。

 土曜は舞鶴S。
 ◎マグナレガーロは好位からズドンと抜け出して2馬身半差の楽勝。単勝1.6倍にふさわしい勝ちっぷりだった。
 馬券は2着のウインユニファイドを押さえておらず、ハズレ…。11番人気には手が出なかった。

 今週は3戦0勝。他も散々で惨敗。開催が変わって、流れも変わってしまった…。

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2020年2月1日土曜日

【目指せサブ3】45歳でランニングを始めました(2020年1月の記録)

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。2019年12月の大阪マラソンでサブ3.05(3時間05分)を達成。現在(47歳)はサブ3を目標にトレーニング中。

◆総 評◆
 月間走行距離は276 km。週末が4回で、風邪で走れなかったり、抜く週を1週つくったわりにはまずまずか。スピード練もロング走も、ほぼ予定通りに消化できた。
 ポイント練習は基本的に週3回。インターバル走と閾値走とロング走の三つだ。

◆アスファルト以外の走路◆
 アスファルトばかりでなく、なるべく軟らかいところを走るのがよいことを改めて知り、そういう走路を探した。
 家から約4 kmのところに芝生のグランドがある。空いているときは、そこでインターバル走をさせてもらった。スピードは出にくいが、よいトレーニングになる。京都の定番コースである鴨川や梅小路公園も土や芝の走路があり、これらも使えそうだ。
 足りないのはトラック。皇子山のトラックで走ってみたいのだが、いつも中高生がゾロゾロ練習しているので、おっさんが一人で混じる勇気が出ない…。西京極に行ってみようか。

◆インターバル走と短距離走◆
 今月は3回で、いずれもインターバル走。1回は鴨川で0.8 km×6本。まずまずのペースで追い込めた。
 残りの2回は芝生グランドで1 km×5本。1周約350 mなので1本は3周弱なのだが、右回りと左回りでガーミンの示す距離がかなり違う。どうも右回りが実際の距離より長く出るようだ。すなわち、右回りでは走る距離が短くなり、ペースが上がったことになる。短い距離を周回するときは、GPSに頼らないのがよさそうだ。
 ペースは3:50を切るくらいが目安だが、芝生だとペースは落ちる。また気温が下がったためか、心拍数も以前ほど上がらない。もっと追い込む必要があるのだろうか。キツい…。

◆閾値走とペース走◆
 閾値走は心拍数を155(85%の強度)に保って10 km走る。今月は梅小路公園の1回だけだった。ペースは4:15を少し切る程度。ファルトレク的に走ったら、足をひねりかけた。ファルトレクにするなら、もう少しペースを落とすほうがよさそうだ。
 5 km×3本のペース走を2回やった。4:10以下のペースが目標値だ。このところ、この練習が一番キツい。このペースでもう少し楽に走れるようになるとよいのだが。
 2回のうち1回は、元旦。2020年の走り初めがキツい練習とは…。元旦からびわ湖岸をゼーゼー走っているオッサンは、さぞ怪しかっただろう。
 もう1回は東京出張中にトラックで走った。東京はいろんなところにトラックがあり、うらやましい。この日の客は私だけで、貸し切り状態だった。1周200 mを25周。私ひとりだったので、右回りと左回りを交互に走ったら、やはり右回りは距離がかなり長く出た。

逆光で分かりにくいが、トラックと東京スカイツリー

◆30 km走◆
 ロング走ではなく、ペース走としての30 km走をやった。タイミングが合ったので、初めて練習会に参加した。最初はゆっくり目に入り、3 kmからペースアップ。そこから30 kmまで4:07~08のペースで走りきり、自信になった。やはり集団で練習するとよく追い込める。
 30 km走はなるべく練習会などを利用したいが、息子の野球などもあり、なかなか難しい。篠山マラソン前の最後の30 km走は、単独でやることになりそうだ。

◆ロング走◆
 ロング走は距離ではなく時間で測っている。
 平坦なところを走るときは150分。そうすると、だいたい30 kmになる。30 km走っても腸脛靱帯に違和感が出ないのは嬉しい。
 アップダウン(峠)を走るときは120~140分ほど。脚作りにとてもよい。

◆抜く週◆
 抜く週を1週間とった。この週は風邪気味だったり雨だったりで、つなぎのジョグもあまりできず、20 km程度しか走らなかった。ケガ以外では異例の短さだ。

◆諏訪通久氏の本を読んだ◆
 諏訪通久氏の書いた『サブ2.5医師が教えるマラソン自己ベスト最速達成メソッド』を読んだ。書名はかなり煽り気味だが、内容は地に足のついた良書だ。
 サブ2.5を達成した超市民ランナーである諏訪氏の本職は医師。全国でも珍しい「ランナーのための外来」を担当するお医者さんだ。したがって、故障のリハビリ法や予防法は特に参考になった。
 諏訪氏のマラソン愛が感じられる、気持ちのよい本だった。

◆まとめ◆
 ケガもなく、いい感じで練習を積めたように思う。大阪マラソンから、上積みがあるだろうか。もう少し強度を上げてもよいのかもしれないが、無理は禁物。バランスが難しい。
 丹波篠山マラソンまで、あと4週間。トレーニング期間は、あと2週間だ。ケガのないよう、さらに上積みしていきたい。

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【中央競馬予想と与太話】シルクロードS、根岸S(2020)~第1回の勝ち馬はあの快速牝馬~

 今週は京都でシルクロードステークスが、東京で根岸ステークスが組まれている。

 シルクロードSは今回で25回目の節目を迎える。ただし、これは重賞になってから25回目という意味で、それ以前はオープン特別だった。
 重賞になって最初の1996年の勝ち馬がフラワーパーク。ニホンピロウイナーを父に持つ快速牝馬だった。3歳秋と遅いデビューだったが、4歳の春のこのレースの出走時点では4-0-1-1の好成績。それまでは村山明現調教師が鞍上だったが、このレースから田原成貴騎手に手綱が渡った。レースでは2番手から鋭く抜け出して重賞初制覇。次走の高松宮杯も制して見事にGI馬となったのだった。
 冬のスプリンターズSでは、ライバルのエイシンワシントンとの激しい叩き合いに。3着を5馬身千切るマッチレースだった。長い長い写真判定に「同着かなあ」とみんなが思った頃、掲示板の1着にフラワーパークの11番が点滅した。こんなに長い写真判定は記憶にない。ただし、馬券は(たぶん)スギノハヤカゼから買っていたので、まったくドキドキも興奮もしなかったのだが…。

フラワーパークとエイシンワシントンの叩き合い。競馬2chまとめパカパカ情報局!より

 レースにいってみたい。
 18頭のフルゲートが揃った。本命は◎モズスーパーフレア。前走は人気を裏切ったが、新た馬場は不向きだった。コース替わりの最初の週なら持ち味を発揮。すんなり行けそうなのもよい。
 推奨穴馬はカラクレナイ。勝ち味には遅いが、堅実。

 根岸Sは◎ミッキーワイルドが本命。重賞初制覇へ。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...