2017年10月17日火曜日

【中央競馬予想の回顧】秋華賞、府中牝馬S(2017)

 今週は秋華賞。
 ◎ディアドラは3番人気。思っていたよりも人気だった。
 レースでは後方から。これはルメール騎手も橋田師もレース後に述べているように、想定外だ。3、4コーナーでは内に入れて直線も内に突っ込んだ。
「勝ちにいくなら、そうするしかないよな…。でも、この馬群、どうやって抜けるのよ」
と諦めモードだったが、スルスルと内を抜けて、最後は先に抜けたリスグラシューをグイッとかわし、さらに前にいたモズカッチャンを捉えて見事に1着。京都の内回りでイン差しを決めるとは、運も味方したとはいえ、さすがルメール騎手。お見事。
 馬券はリスグラシューとの馬連をとった。少し浮いた。

 土曜は東京で府中牝馬S。
 ◎アドマイヤリードは後方から。レースはかなりのスロー。いやな感じだ。直線に向くと、アドマイヤリードの前は壁。結局、外に持ち出して前を追ったが、時すでに遅しで3着まで。前が開いてからの脚は際立っていたのでもったいなかった。もう少し流れていれば…。
 勝ったのは推奨穴馬のクロコスミア。まんまと逃げ切った。

 今週は2戦1勝。他がいまいちでトータルはややマイナスだったが、GIをとったのでよしとしておきたい

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2017年10月14日土曜日

【中央競馬予想と与太話】秋華賞(2017)~記念すべき第1回の勝ち馬は~

 今週は秋華賞。エリザベス女王杯の古馬開放に伴い、1996年に新設されたGIだ。
 その1996年、記念すべき第1回の勝ち馬はファビラスラフイン。フランス生まれの外国産馬だ。いまでいう3歳の2月と遅いデビューになったが、3連勝で重賞制覇。しかし、当時はマル外馬にクラシックレースへの出走権がなかったので、桜花賞、オークスは不出走だった。
 秋は(事情は忘れたが)ぶっつけで秋華賞へ。前走のNHKマイルCで惨敗していたこともあり、5番人気だったが、好位からズバッと抜け出して1馬身半差の完勝。そして次走は果敢にもジャパンカップに挑戦。3歳牝馬にはさすがに厳しいだろうという7番人気の低評価を覆して激走。シングスピールとの激しい叩き合いには破れたが、ハナ差の2着に頑張った。
 産駒の重賞勝利はギュスターヴクライの1勝だけというのは残念。孫やひ孫から大物が出てほしいものだ。

 レースにいってみたい。
 オークス馬が不在で、桜花賞馬はトライアルで大敗。馬券的には面白い。本命は◎ディアドラ。今回が14戦目という叩き上げの馬だ。2勝目がなかなか上げられず、春は押せ押せのローテーションになったが、何とかオークスに出走すると、4着に頑張った。夏休み後は1000万条件、紫苑Sを連勝。その紫苑Sは、不利な大外枠を克服して差しきり勝ち。ひと皮むけた印象だ。ハービンジャー産駒初のGI制覇へ。
 推奨穴馬はカワキタエンカ。前走は前崩れの展開のなか、一頭だけ踏ん張った。雨もへっちゃら。

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2017年10月13日金曜日

【中央競馬予想と与太話】府中牝馬S、清水S(2017)~マイル女王といえば~

 10月も半ばに入り、秋本番。週末は秋雨がしとしと降りそうだ。
 そんな土曜は東京で府中牝馬ステークスが、京都で清水ステークスが組まれている。そして、なぜか今週から新潟が開幕。この1週間のズレが、非常に気持ち悪いのは私だけだろうか…。

 府中牝馬Sはエリザベス女王杯の古馬開放に伴い、1996年から今の1800 mになった。それ以前は長い間1600 mで行われており、その時期の勝ち馬の一頭がノースフライトである。
 (今で言う)3歳の5月と遅いデビューだったノースフライトは、3戦2勝の成績で、4戦目にこのレースを選択した。3歳馬がこのレースを使うのは今では異例だが、当時はけっこう走っていたようだ。2段階の格上挑戦にもかかわらず、4番人気。やはり光るものをもっていたのだろう。50 kgの軽量も味方に、3番手から抜け出して快勝した。
 次走の当時は3歳限定だった女王杯は2着に敗れたが(ベガはベガでもホクトベガの年)、その後はマイルを中心に使われ、翌年の安田記念とマイルCSを制覇。1600 mでは5戦5勝の負け知らずで、マイル女王として君臨した。
 子どもが重賞を一つも勝てなかったとは残念。どこかで子孫がブレイクしてほしいものだ。

 レースにいってみたい。
 本番の女王杯との結びつきが薄かったのだが、5年前にレインボーダリアがジンクスを打破すると、昨年は1、2着を独占した。今年はどうだろうか。
 本命は◎アドマイヤリード。前走のクイーンSは不甲斐なかったが、洋芝の滞在競馬が向かなかったということにしておきたい。追い切りが絶好の動き。GI制覇の府中で、剛脚を再び。
 相手はヴィブロスクイーンズリングの2頭に絞りたいが、強いて推奨穴馬をあげるならクロコスミア。すんなり先手を取れそう。渋った馬場も得意。

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2017年10月10日火曜日

【お父さんの週末料理】2017年10月7~9日~豪華イクラ丼~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小4)、息子(小1)の4人である。

 今週は3連休。いちど外食した。

 10月7日(土) 

◆昼ご飯◆
 豚ステーキをナス、ピーマンと炒めて、焼き肉のタレを絡めた。ナスが旬で美味しい。かじるのが苦手な息子も「味は美味しい」とモリモリ食べた。
 他はサラダ、和風スープ、白ご飯、切り干し大根の煮物。

豚とナスとピーマンの炒め物。ナスが旬だ

◆晩ご飯◆
 私が選んだ「今週の魚」はサンマとサゴシ。1匹100円のサンマを見ると、ついつい買ってしまう。娘と私はサンマを1匹、息子と妻はサゴシを1切れずつ食べた。娘は尾頭付きを上手に食べる。息子は「うーん、普通」の評価。サケのほうが美味しいらしい。
 他はサラダ、和風スープ、白ご飯、切り干し大根の煮物、カボチャとささ身のマリネ。今週もみんなのきょうの料理を参考にした。カボチャ好きの息子がたいへん気に入った。

サンマの塩焼き。今年はいまいち脂ののりが悪いような?

 10月8日(日) 

◆昼ご飯◆
 午前中はランニングをしたかったので、ドリアを「あとはチンするだけ」の状態に作っておいた。落合氏のレシピの自家製ミートソース、ご飯、カボチャをのせて、チーズとホワイトソースをたっぷりかけて、トースターへ。
「うまいっ」
と思ったのは最初だけで、さすがに重すぎたのか、途中からは
「お腹いっぱいや~」
状態になってしまった。どうもグラタンは具だくさんになりすぎてしまう。
 他はサラダ、ハムスープ、カボチャとささ身のマリネ。

グラタン。具だくさんすぎた

◆晩ご飯◆
 ナスが旬だ。というわけで、また陳建一氏のレシピのマーボーナスを作った。ナスを素揚げするのがポイントだ。ひと手間かかるが、メチャ美味。ぜひお試しあれ。ピリ辛が苦手な娘は、豆板醤抜きバージョン。2種類作るのは面倒だ…。
 他はサラダ、ハムスープ、スパゲティミートソース、カボチャとささ身のマリネ、切り干し大根の煮物、里芋の素揚げ。スパゲティは昼のミートソースの残りで作った。飲み物のように瞬殺。

里芋の素揚げ。ナスを揚げるついでに作った

 10月9日(月・祝) 
昼は外食した。

◆晩ご飯◆
 今年もふるさと納税を注文した。和歌山県湯浅町のイクラとサケだ。冷凍物なのだが、イクラもサケもプリプリで超美味。冷凍技術が発達しているのだろう。ご飯は寿司飯にして、イクラを豪快にぶっかけた。息子が「!」とばかりにスプーンを取りに走った(笑)。
 サケも焼いた。塩辛すぎるとブーイングが出たが、美味しく完食。テレビで腎臓病の特集を見た妻が、減塩モードに入っている…。
 他はサラダ、コンソメスープ、里芋の素揚げ。

豪華イクラ丼。スプーンでかきこんだ(笑)

サケの塩焼き

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2017年10月9日月曜日

【中央競馬予想の回顧】京都大賞典、毎日王冠、オパールS、サウジアラビアRC、平城京S(2017)

 3日間開催最終日は京都大賞典。
 ◎スマートレイアーはスタート後に狭くなって後方から。これは想定外だ。レースはよどみない流れで4コーナーへ。この時点でもスマートレイアーはまだ後方。武豊騎手は内に進路を選択。
「これで前が詰まらなかったら奇跡やな…」
と諦めムードだったのだが、詰まることなくグイグイ内を伸びて、見事に1着。行くところ行くところ前が開いた幸運にも恵まれたが、すごい切れ味だった。
 馬券は2着のトーセンバジルを押さえており、馬連をとった。

 日曜は毎日王冠。
 ◎グレーターロンドンは後方から。4コーナーでは外を回して最速の上がりで前を追ったが、3着まで。もう少し前につけたかった。
 勝ったのは対抗に推していた○リアルスティール。馬場の真ん中を抜け出した。デムーロ騎手のコメントにもあったように、きれいに勝った。
 馬券は枠連ではなく馬連で買ったので、ハズレ。

 京都ではオパールS。
 ◎ソルヴェイグは人気に応えて見事に逃げ切ったのだが、2着のヒルノデイバローは買っておらず、馬券はハズレ。

 土曜はサウジアラビアRC。
 ◎ボウルズは先行集団でかかり気味。手応えよく直線を向いたように見えたのだが、ズブズブ沈んで10着。かかったのが応えたが、力も足りなかったか。なお、向こう正面で他の馬を妨害したことで、小牧騎手が騎乗停止になった。
 勝ったのはダノンプレミアム。やや重馬場でレコードをたたき出した。ディープ産駒から大物が出たか。

 京都では平城京S。
 ◎スウィフトレイドは中団の後ろからそれなりに伸びたが5着まで。不良馬場で後方一気では届かなかった。
 勝ったのは10番人気のタガノヴェリテ。全くノーマークだった。

 今週は5戦1勝だったが、スマートレイアーのお陰でトータルも少しプラスになった。お馬さんも武豊騎手もありがとうございました。

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2017年10月8日日曜日

【書評】玉木正之『不思議の国の野球―チェンジアップを16球―』

クセの強い野球コメディ


 元祖スポーツコメンテーターとも言える玉木氏が、プロ野球を題材に書いたコメディが12編収められている。それに加えて、南海ホークスの最後を描いたノンフィクションが2編あり、あとがきと参考資料一覧を合わせて全部で16章立てとなっている。
 12編のプロ野球コメディが中心なのだが、どれもクセが強い。ほとんどが巨人を題材としたもので、「空白の一日事件」や「桑田の1位指名」などをシニカルに揶揄した小話が並んでいる。ちょっと私の口には合わなかったなあ。こういうノリが好きな人もいるんだろうけど。
 南海ホークスの最後を描いた2編はよかった。やはり玉木氏はノンフィクションのほうがいい。次はノンフィクション作品を読んでみようと思う。

 玉木氏とは少し縁があることが分かったので、これからも注目していきたい。



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【中央競馬予想と与太話】京都大賞典(2017)~単勝1.1倍にふさわしい勝ちっぷり~

 3日間開催最終日は京都大賞典が組まれている。
 昔は横綱級の馬が秋の始動戦として出走し、七分の仕上げであっさり楽勝というレースだった。典型例は1991年。このときの横綱はメジロマックイーン。この時点ですでに菊花賞と天皇賞・春と二つのGIレースを勝っていた。
「この馬にはかなわん」
と思ったのか、7頭立ての少頭数。メジロマックイーンの単勝は、なんと1.1倍。重賞ではなかなか見られない数字だ。レースでも人気にふさわしい勝ちっぷりで、2着に3馬身半差をつけた。
 その次走の天皇賞・秋でも、圧倒的人気を集めて1着でゴールしたのだが、なんと降着に。いまでも物議を醸しているレースだ。

 レースにいってみたい。
 メジロマックイーン級の馬こそいないが、それなりのメンバーと言ってよいだろう。本命はスマートレイアー。7歳の牝馬だが、今年も牡馬混合のGIIで2回も2着に入るなど、まだまだ元気。若い頃よりも円熟味を増している印象さえある。メジロマックイーンの主戦、武豊騎手の手綱捌きにも期待したい。
 推奨穴馬は、こちらも牝馬のマキシマムドパリ。走るときと、そうでないときの差が大きい馬。走るときなら。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...