そんな土曜は東京で府中牝馬ステークスが、京都で清水ステークスが組まれている。そして、なぜか今週から新潟が開幕。この1週間のズレが、非常に気持ち悪いのは私だけだろうか…。
府中牝馬Sはエリザベス女王杯の古馬開放に伴い、1996年から今の1800 mになった。それ以前は長い間1600 mで行われており、その時期の勝ち馬の一頭がノースフライトである。
(今で言う)3歳の5月と遅いデビューだったノースフライトは、3戦2勝の成績で、4戦目にこのレースを選択した。3歳馬がこのレースを使うのは今では異例だが、当時はけっこう走っていたようだ。2段階の格上挑戦にもかかわらず、4番人気。やはり光るものをもっていたのだろう。50 kgの軽量も味方に、3番手から抜け出して快勝した。
次走の当時は3歳限定だった女王杯は2着に敗れたが(ベガはベガでもホクトベガの年)、その後はマイルを中心に使われ、翌年の安田記念とマイルCSを制覇。1600 mでは5戦5勝の負け知らずで、マイル女王として君臨した。
子どもが重賞を一つも勝てなかったとは残念。どこかで子孫がブレイクしてほしいものだ。
レースにいってみたい。
本番の女王杯との結びつきが薄かったのだが、5年前にレインボーダリアがジンクスを打破すると、昨年は1、2着を独占した。今年はどうだろうか。
本命は◎アドマイヤリード。前走のクイーンSは不甲斐なかったが、洋芝の滞在競馬が向かなかったということにしておきたい。追い切りが絶好の動き。GI制覇の府中で、剛脚を再び。
相手はヴィブロスとクイーンズリングの2頭に絞りたいが、強いて推奨穴馬をあげるならクロコスミア。すんなり先手を取れそう。渋った馬場も得意。

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