2018年11月13日火曜日

【お父さんの週末料理】2018年11月10・11日~月にいちどのから揚げデー~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小5)、息子(小2)の4人である。
 最近は、特に息子の野球のある日は、朝をしっかり食べて昼を軽めにというパターンが定着。

 土曜に新しい冷蔵庫がきた。長く活躍してほしいものだ。

東芝の冷蔵庫を買った

 11月10日(土) 
新しい冷蔵庫が到着するため、中身をなるべく減らしたかったので、昼は中食。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は妻が作ってくれた。
 昼は上記の事情で中食。息子はハンバーグ弁当を、娘と私はおにぎりと焼き鳥を食べた。妻はオールブラン。

◆晩ご飯◆
 冷凍庫を空にするため、ふるさと納税の牛テールを使い切った。流水で洗い、15分ほど下茹でし、アクをとって血を抜く。そして、香味野菜とグツグツ煮込むこと4~5時間。塩とコショウでシンプルに味付けして完成だ。前回は血抜きが不十分で息子が難色を示したが、今回は
「グー。前とは全然違う」
とのこと。下処理の大事さを再確認した。もっと煮込めば、もっとほろほろになりそう。次回は来年かな。
 他はサラダ、黒カボ、鶏ワカー、五穀米。今週の鶏ワカーのワカメは茎ワカメを刻んだもの。

テールスープ。下処理は大切だ

 11月4日(日) 
昼は息子の野球の試合のため、弁当。

◆朝・昼ご飯◆
 息子の野球の試合で朝が早く、電車で朝ご飯。おにぎり、黒カボ、鶏ワカー、豚とエリンギのオイスターソース炒めを食べた。おにぎり以外は、昼と兼用。
 昼はサンドイッチを作った。他は黒カボ、鶏ワカー、豚とエリンギのオイスターソース炒め。グランド周辺にあまり店がなさそうだったので、多めに作った。
 私は弁当は食べず、ランニングを兼ねてひと足先に帰宅。サンマを焼いた。他はサラダ、寿司、コロッケ、玉ねぎスープ。

◆晩ご飯◆
 (決めてるわけじゃないけど)月にいちどのから揚げデー。もも肉2枚とむね肉1枚を揚げた。今回の衣は片栗粉を多めにしたところ、白っぽくなった。衣を目分量で作ったら、2回目は少し緩かった。
 野球の試合でお腹の減っていた子どもたちが
「やったー、から揚げや~」
とパクついた。これだけモリモリ食べてくれると、作った甲斐もあったというものだ。大きめのから揚げを五つも食べて満腹になった。翌日の弁当、晩ご飯もから揚げ。
 他はサラダ、黒カボ、味噌汁、ご飯、大根の皮と昆布の漬け物風。黒カボチャは昼の弁当でなくなったので、追加で再び作った。

月にいちどのから揚げデー。こだわりの2度揚げ

◆リサイクル炒め◆
 ほぼ毎週、日曜の夜に、リサイクル炒めなるものを作っている。ダシを取った後の昆布や大根の皮や葉など、捨てることも多い部分を再利用するので「リサイクル炒め」なのだ。娘が命名した、妻のお気に入りメニュー。
 今週は大根の葉、ネギ、セロリ、生姜。ネギ、セロリ、ショウガは土曜の牛テールスープで煮込んだもの。特にセロリはふにゃふにゃで筋が残り、あまり向かなかったかもしれない。

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2018年11月11日日曜日

【読書メモ】湊かなえ『花の鎖』(文春文庫)

 3人の女性が一人称を入れ替わりながら、物語が進んでゆく。湊小説の得意技だ。
 湊小説にしてはブラック指数は低め。途中からはオチは見えてくるが、それは湊氏も想定済み。最後の大団円へ向けて、物語が収束していくのが心地よい。
 結末をブラックと見るか、そうではないと見るか。そこは読者の判断にゆだねようということなのだろう。

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【読書メモ】小国綾子『アメリカの少年野球こんなに日本と違ってた ─シャイな息子と泣き虫ママのびっくり異文化体験記─』(径書房)

 夫のアメリカ転勤に伴い、息子をアメリカの少年野球チームに入れることになったママが書いた、異文化体験記。プロだけでなく少年野球でも、ベースボールと野球で文化が全く違うのが興味深い。
 特に違うのがチームを移ることへの抵抗のなさ。アメリカでは、少年野球でも基本的に1年契約なので、年ごとにメンバーがどんどん変わる。親も子も、自分に最適な環境を求めてチームを移ることに何の抵抗もないばかりか、とても熱心だ。このとき、上を目指すばかりではないのがアメリカ流。チームのランクを下げて、自信を付けることも、頻繁に行われるそうだ。

 もう一つ教えてもらったのが、アメリカでは野球は白人のスポーツだということ。確かに本書を読む限りでは、かなり裕福かつ時間のある家庭でないと、子どもに野球をしっかりやらせることは難しそうだ。ブルジョワのスポーツなのだろう。
 MLBには黒人選手がたくさんいるが、彼らのほとんどはアメリカ育ちではなく、中南米出身の選手なのだそうだ。アメリカで生まれ育ったMLB選手は少ないらしい。

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【中央競馬予想の回顧】エリザベス女王杯、福島記念、デイリー杯2歳S、武蔵野S、京都ジャンプS(2018)

 今週はエリザベス女王杯。
 ◎リスグラシューは落ち着きもあり、好気配。テレビ解説の細江純子氏も太鼓判を押していた。
 レースでは後方馬群から。スロー見込みだけに、やや心配だ。3コーナー過ぎから追い上げ、4コーナでは外の馬をはじくようにして進路を確保すると、一頭だけ別次元の脚を見せて、追い込んできた。
「よし、差せ~」
という声に応えて、逃げ馬を捉えたところがゴール。これまでの惜敗が嘘のような快勝で、ついにGIを制覇した。モレイラが乗ると、何かが違うのだろうか。
 2着に逃げ粘ったのは、何とクロコスミア。押さえておらず、馬券はハズレ。実は昨年もモズカッチャンが本命だったのに、クロコスミアが抜けて馬券は外れた。2年連続で同じ馬に同じようにやられるとは…。こういう馬券の相性の悪い馬がいるんだよなあ。

 福島では福島記念。
 ◎ナイトオブナイツは後方からいい足で差してきたが、4着まで。ワイドを買っていたので惜しかったが、前とは3馬身半差だから完敗だった。

 土曜はデイリー杯2歳S。◎アドマイヤマーズは何とハナへ。直線ではメイショウショウブとの一騎打ちを制して3連勝。人気ほどの勝ちっぷりではなかったが、期待に応えた。
 しかし、メイショウショウブは押さえておらず、馬券はハズレ…。

 東京では武蔵野S。
 ◎インカンテーションは中団から足を伸ばしたが、ジリジリとしか伸びず、6着。伸びそうで伸びなかった。
 勝ったのはサンライズノヴァ。いつもの後方一気で人気に応えた。破壊力はかなりのものだ。

 障害の京都ジャンプSも組まれていた。
 ◎ミヤジタイガは逃げたタマモプラネットを見る位置から。最後まで追いすがったが、タマモプラネットをかわせず、2着。うまく逃げ切られた。
 馬券は馬連をとって、それなりに浮いた。

 今週は5戦1勝で、ほかもチョロチョロではトータルはマイナス。GIをサクッと当てたい。

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2018年11月10日土曜日

【中央競馬予想と与太話】エリザベス女王杯、福島記念(2018)~ポッキーの日~

 今週はエリザベス女王杯。今年は11月11日という、1が四つ並ぶ日に行われる。ポッキーの日なのだそうだ。
 11年前の2007年も、同じくポッキーの日に行われた。そのときの勝ち馬がダイワスカーレット。JRA史に残る名牝と言ってよいだろう。桜花賞でウオッカを退け、ローズS、秋華賞と3連勝して臨んだのがこのレースだった。ウオッカが出走を取り消したため、単勝は1.9倍。レースでは逃げきり勝ちで人気に応えた。このとき、2着に追いすがったのがフサイチパンドラ。アーモンドアイのお母さんである。

 レースにいってみたい。
 今年も古馬と3歳馬の世代間の比較が難しい。例年、秋華賞を使って疲れているはずの3歳馬の成績がよいのは承知で、本命は◎リスグラシュー。GIで2着になること4回。実力は確かだ。距離は少し長いが、そこは鞍上のモレイラが何とかしてくれるはず。アーモンドアイとディアドラのいないここは絶好のチャンス。悲願のGI制覇へ。
 推奨穴馬はミスパンテール。前走だけで見限れない。

 福島記念は◎ナイトオブナイツを狙う。

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2018年11月9日金曜日

【中央競馬予想と与太話】デイリー杯2歳S、武蔵野S、京都ジャンプS(2018)~20年前の大改革~

 気温が高めで過ごしやすい日が続く。木曜夜から金曜午前にかけて雨が降ったが、それほど影響はなさそうだ。

 そんな土曜は京都でデイリー杯2歳ステークスが、東京で武蔵野ステークスが組まれており、京都では障害重賞の京都ジャンプステークスも行われる。
 京都ジャンプSは今年で20回目の節目を迎える。20年前の1999年は、障害レースが大きく変わった年だった。障害の400万クラスがなくなったり、重賞が格付けられたりした。それまでは「障害重賞」というくくりしかなく、JGIやJGIIという区別がなかったのだ。

 20年前の記念すべき第1回京都ジャンプSの勝ち馬がトキオワイルド。当時、幅をきかせていたマル外馬で、新馬戦を勝ったときには期待されたのだろうが、成績は頭打ちに。
 4歳夏に早々と入障すると、いきなり2連勝。その後はなかなか勝てなかったが、久々の3勝目をあげたのがこのレースだった。1、2番人気がともに競走中止という幸運にも恵まれて重賞初勝利を飾った。

 レースにいってみたい。
 9頭立ての少頭数。暮れのJGIには結びつかなそうだ。本命は◎ミヤジタイガ。前々走こそ崩れたが、前走はきっちり巻き返した。叩き2走目で、さらに前進を期待。高田騎手には、落馬負傷で乗れない小坂騎手の分も頑張ってほしい。
 推奨穴馬はナシ。人気どころで収まると見た。

 デイリー杯2歳Sは人気でも◎アドマイヤマーズ。GIIまでなら強いダイワメジャーの産駒だ。推奨穴馬はアズマヘリテージ

 武蔵野Sは◎インカンテーションを狙う。衰えは見られない。連覇へ。推奨穴馬はグレンツェントメイショウウタゲ

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2018年11月6日火曜日

【目指せサブ3.15(3時間15分)】あいの土山マラソンに参加した(45歳のオヤジがランニングを始めました)

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。2018年2月の初マラソンでサブ4を、3月の2度目でサブ3.5を達成。2018~19シーズンのサブ3.15を目標にトレーニング中。
 2018~19シーズンのフルマラソン初戦はあいの土山マラソン。無理なく日帰りで参加できる大会と知り、エントリーした。

◆調 整◆
 本番12日前までけっこう追い込んだので、最後の1週間は疲労を抜くことに専念。1週前の土曜は4分半のペース走10km、日曜はジョグ15 km。水曜にペース走を5 kmを入れ、前日に40分ジョグ+ペース走2 km。月、火、木、金の4日は休養と、大胆に休んだ。とはいえ、出張もあってかなり歩いたんだけど。
 カーボローディングも少しやった。月~水は糖質は控えめにし、木~土は多めに摂った。本番前日の昼食は、子どもたちがお出かけで一人で食べたので、豚骨ラーメン+ミニ炒飯のダブル糖質メニュー。こんな食べ方は学生のとき以来かもしれない。
 夜に体重を測ると、通常とほとんど変わらなかった。かなり上手くいったかも?

◆出 発◆
 ありがたいことに、小5の娘がついてきてくれた。走るのは好きではないが、会場でブラブラするのは好きらしい。一人でお金を使ってご飯を食べるという機会もなかなかないし、楽しいのだろう。とはいえ、3時間以上も待つのは退屈もするだろう。荷物を見てくれたり、焼きそばを買っておいてくれたり、本当に助かった。
 行きの電車でおにぎりを二つ(娘は一つ)食べた。3本の電車を乗り継ぎ、貴生川駅へ。電車のトイレで軽量化できたのはラッキーだった。貴生川駅からはバスで会場へ向かう。けっこう遠かった。
 受付を済ませ、体育館へ。ゼッケンをつけて、トイレに行って、1時間前にバナナを食べて、などしていると、あっという間にスタート時刻に。娘に荷物を預けてスタート地点へ。

◆スタート~序盤◆
 朝から雨が降っていたが、スタート後すぐにやんだ。その結果、曇りで気温が低いという、理想的なコンディションになった。
 演出のたぐいはほとんどなく、粛々とスタートが近づく。硬派な大会だ。陸連登録をしたので、スタート時のロスは数秒程度。
 いざスタート! 最初から自分のペースで走れるのはありがたい。
 ハーフ手前の急坂までは、キロ4:25~4:30をキープの予定。4:36のペースで走り切れれば3時間15分なのだが、最近はペース走を4:30に設定しており、そのペースでいける手応えがあった。
 予定通りのペースで19 kmへ。心拍数も160前後を保っており、想定以上に順調だ。1カ月前は、このペースがほぼ全力走で、心拍数も170を超えていたが、気温が下がると心拍数も下がった。

◆中盤の急坂◆
 20 km手前には、土山名物の急坂。
「急坂いうけど、それほどでもないやろ」
と高をくくっていたら、返り討ちに遭った…。本当にかなりの急坂だ。30秒はロスしただろう。坂を越えたら、今度は一気に下る。ロスしたタイムを取り返したくなるが、足のダメージも気になる。足に負担をかけずに、いかにタイムを取り戻すかが難しい。
 ハーフを1時間33分台で通過。このままのペースでいけば、3時間15分はもちろん、3時間10分も切れそうだ。心拍数もまだ低いままで余裕がある。この時点で、3時間10分を意識し始めた。

◆20~30 kmは絶好調◆
 難所を越え、スペシャルドリンクでエネルギーチャージ(少し量が多すぎた)。まだ余裕があるので、予定通りペースアップ。20~30 kmはキロ4:20~25で通過した。下りの多いラップでは4:10台も出るなど、想定以上に快調だ。平均心拍数が160以下のラップもあり、まだまだ余裕。
 30 km以降はさらにペースを上げられそうだ。3時間5分も狙えるかも。もしかして、絶好調!?

◆魔の30 km◆
 30 kmをほぼ2時間13分で通過。3時間10分のペースよりも2分貯金がある。いや、それはレース後のいまだから思うことで、そのときは
「どれくらいペースを上げれば3時間5分を切れるだろう」
と考えていた。
 30 kmからはキロ4:20を切るペースにアップ。ラスト5 kmはさらにラストスパート、という青写真だったのだが…。30 km過ぎに一気にきた。魔の30 kmだ。前回サブ3.5を達成したときは35 km以降だったし、今回のほうが順調にここまできたので余裕をこいていたら、ガツンとやられた。急にペースが上がらなくなる。
 キロ4:30をキープするのがやっと。心拍数は急に跳ね上がり、190近くになっている。これはたぶん誤計測だろうが(190までいったら、倒れると思う)、急に上がったことは間違いないのだろう。
 ここからの約10 kmの長かったこと…。

◆地獄の30~40 km◆
 何とかキロ4:30を維持しようとするが、ままならない。35 km地点で、3時間10分までの貯金は、まだ2分を保っている。30~35 kmは、ほぼ4:30のペースで頑張ったということだ。しかし、ラスト4 kmでキロ5分に落ちれば食いつぶしてしまう時間とも言える。
 35~40 kmは必死のパッチでキロ4:35を維持。4:40まで落ちたラップもあったが、何とか1分半の貯金を保って40 kmへ。

◆ゴールへ◆
 40 kmを2時間58分30秒ほどで通過。残り2.195 kmを11分半で走れば3時間10分だ。止まらなければいけそうだが、足が保つのか。必死で足を動かす。
 ここで待ち構えるのが、最後の坂。沿道の関係者が
「土山は最後の坂ですよ~っ」
と、応援しているのか、足を引っ張っているのか分からない声を投げかけてくる。周囲のランナーも、3時間10分を目指して力を振り絞っている。
 何とか止まらずに坂を登り切り、スタート地点を通り過ぎてゴールへ。そして、ゴールへの曲がり角を回ったときに娘が見えた。ゴール前で待っていてくれたのだ。一気に力が湧いて、ラストスパート。最後に3人抜けたのは、娘のくれたパワーのお陰だろう。見事に3時間8分台でゴールした。

◆シューズ◆
 今回の相棒は、前回と同じジャパンブースト。ただし、本番用に新しく買ったもので、試し履きだけして、フレッシュなままキープしておいた。サイズも26.0Wから26.0のノーマルに変わった。
 もっと薄いシューズを履くことも考えたのだが、ジャパンで正解だった。最後を何とか粘れたのは、ジャパンのクッションのお陰だろう。
 後傾ラップできれいに上がれる人はともかく、普通の人は、少し軽さを犠牲にしてでも、クッションのある厚めのシューズのほうがよいと思う。
 ジャパンブーストはサブ4向けという位置づけだが、サブ3にも十分に耐えられる、よいシューズだ。と言いつつ、次回はズームフライを試してみようと思っているのだが…。

◆まとめ◆
 シーズン初戦で、5分以上のおまけつきで、いきなり今季の目標を達成。大阪マラソンの市民アスリート枠や別大マラソンの出場資格を手に入れることができた。万々歳といってよいだろう。
 しかし最後の10 kmはきつかった。後から見てみると、30 km以降はダラダラと登っており、ゴールとは100 mほどの標高差があった。これも一気に疲労がきた原因の一つだろう。
 今季のフルマラソンはあと2回の予定。サブ3は厳しいだろうが、3時間5分を切って、来季にはサブ3を目指したいなあ。
 次戦は加古川マラソンなのだが、娘は用事があって欠席の予定。勝利の女神(?)が不在とは…。

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【読書メモ】深木章子『殺意の構図』(光文社文庫)

 初めて読んだ深木作品。なるほどよく組み立てられたストーリーだ。「構図」という言葉をタイトルに使いたくなるのも頷ける。  一人称を変えることにより、さまざまな角度から事件に光が当たる。 「なるほどそうか」「確かにそうだよね」「そうか、この人だったか」 と納得しているうちに...