2013年1月10日木曜日

北沢伸也騎手、おめでとう! 2012年度 最多勝利障害騎手

 北沢伸也騎手が2012年度の最多勝利障害騎手となり、見事に自身初のJRA賞を受賞した。おめでとう!
 私は、障害レースの馬券は基本的に騎手買いであり、その一番手がこの北沢騎手なのだが、それには理由がある。

 北沢騎手は1971年生まれ(私より一つ年上)で、1990年に荻野光男厩舎(ヤエノムテキが代表管理馬)からデビューした。この荻野厩舎に、私の母方の親戚が競走馬を預けていのだ。北沢騎手の通算勝利のうちには、私の親戚の馬によるものもいくつか含まれるはずである。
 そんな事情で、北沢騎手にはひそかに注目してきた。数少ない(?)北沢騎手ウオッチャーなのだ。

 デビュー当初は北沢騎手も平地に乗っていた。私の親戚の馬に乗っていたのもその頃のことだ。その後、勝利数の伸び悩みや荻野厩舎の解散などの事情もあったのだろう、1998年から障害レースに乗り始めた。そして2010年には10勝を突破して優秀障害騎手に選ばれ、翌年からは平地の免許を返上して障害専門の騎手となった。たしかにこの頃から、馬券に絡む回数も増えてきた。ほぼ欠かさず北沢騎手の馬券を買っている私が言うのだから、(たぶん)間違いない。
 そしてついに2012年、13勝を挙げて見事に最多勝利障害騎手の名誉を手に入れたのだ。40歳を過ぎて初のJRA賞を受賞した騎手は初めてなのではないだろうか?(未確認)

 2012年の北沢騎手の成績は、勝率0.200、連対率0.308、複勝率0.415という素晴らしいもの。社台の良血馬にたくさん乗っている外人騎手も真っ青の成績だ。当然、北沢騎手の馬券を買っている私はホクホクだったわけで、Club A-PATによると、2012年の回収率は147%だった。ごっつぁんです。2013年もたのみまっせ。

 その騎乗ぶりは、道中は無理せずなるべく脚を溜め、ラストに末脚を使わせるというかたちが多い。そのため、人気を背負っていても「差して届かず」で取りこぼすことも多いのだが、逆に大きく惨敗することも少ない。馬主孝行な騎乗ぶりといえるのかもしれない。これは、平地時代からそうだったように思う。

 本当におめでとう。これからもオッサンの星として、怪我なく騎乗して障害レースを盛り上げてほしいものだ。次の目標としては、ぜひともGI(中山大障害or中山GJ)を勝ってもらいたいなあ。

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2013年1月6日日曜日

2013東西金杯、シンザン記念 予想の回顧

 2013年の競馬が東西金杯で開幕。
 まずは中山金杯。◎タッチミーノットは中団の内を手応えよく追走。直線で前が開くと一気に伸び、2着に1馬身3/4差をつけて快勝。2着に入ったアドマイヤタイシとの馬連をゲット。さい先良いスタートを切った。

 京都金杯は◎ヤマニンウイスカーが予定通り逃げ、競りかけてくる馬もおらず、手応えを残したまま直線を向く。勝ち馬には一気にかわされ、最後は2着馬にも競り負けたが、3着を確保。馬券をワイドで買っていたのが大正解で、1-3着、2-3着のワイドを獲った。
 東西金杯を両方的中するという(おそらく)自分史上初の快挙となった。

 シンザン記念は◎アグネスキズナがいい位置につけたが4コーナーで手応えがなくなり、12着に惨敗。新馬勝ち直後の重賞は敷居が高かったようだ。距離も短いほうがよいのかもしれない。
 勝ったのは逃げ切ったエーシントップ。今回は何とかしのいだが、距離は1600 mがギリギリの印象。ずいぶん先の話だが、今秋のスプリンターズSの有力候補か。

 今週は東西金杯を当て、トータルの収支でも少額だがプラスを計上。来週からもこの勢いにノッていきたい。

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2013年1月5日土曜日

2013シンザン記念 オレの予想を聞いてくれよ

 年明け二日目の京都メインはシンザン記念。数少ない、馬名を冠したレースだ。かつてはクラシックとさっぱり結びつかないレースだったのだが、一昨年のオルフェーヴル、昨年のジェンティルドンナと2年連続で三冠馬を輩出した出世レースとなった。シンザンも喜んでいることだろう。

 さて今年のレース。例年にも増して1勝馬が多い印象。実績ならエーシントップが抜けているが、距離が心配だ。京王杯のときにお世話になったので気が引けるが、評価を下げる。
 本命は◎アグネスキズナ。京都金杯に続き、二日連続で武豊騎手を本命に抜擢する。その京都金杯は(ワイドだが)馬券を獲らせてもらった。連日でお世話になりたいところだ。
 推奨穴馬はアルバタックス。社台が外人騎手を乗せるときは押さえておくに限る。

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2013年1月4日金曜日

2013京都金杯、中山金杯 オレの予想を聞いてくれよ

 今年も東西金杯で競馬が始まる。今年は1月5日が土曜日なので、久しぶりに金杯が平日でない日に行われることになった。売り上げも伸びそうだ。
 個人的には最悪の年末年始だったのだが、本厄(今年41歳です)の災いがこれですべて終わったと思いたい。こういうときこそ競馬で気分転換といきたいものだ。

 さて金杯だが、年末年始の変則日程でたいそう荒れているのかと思いきや、意外にも平穏に収まっている。今年もその流れが続くと見た。
 昨年の京都の年始の開催は、異常なほど前が残るレースが多かった。今年もそうではないかという見込みで、前に行く馬から◎ヤマニンウイスカーを抜擢する。前走は最低人気だったが見事に逃げ切り、WIN5の2億円の立役者となった。喉を手術した効果が現れてきたらしい。開幕馬場で、もう一丁を期待したい。
 実力最上位はトーセンレーヴだろう。57.5 kgと後ろから行く脚質が心配で少し評価を下げたが、厚めに押さえておきたい。
 推奨穴馬はブリッツェン。◎との行った行ったがないか。

 中山金杯は◎タッチミーノット。鉄砲・中山ともに得意。

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2012年12月30日日曜日

書評 ダン・ブラウン『ロスト・シンボル 上・中・下』(角川文庫)

『天使と悪魔』『ダ・ヴィンチ・コード』に続く、ロバート・ラングドン教授シリーズの第3弾。文庫版の帯にある
「今度はフリーメイソンだ!」
の一文が本書をよく表している。前二作はキリスト教が大きなテーマだったが、今回はそこを少し離れ、世界最古の秘密結社とされるフリーメイソンが取り上げられる。

 ラングドンが招かれたワシントンDCの連邦議会議事堂で、事件が発生。どうやらラングドンは誰かにおびき寄せられたらしい。彼をおびき寄せたマラークという男はいったい誰なのか。ラングドンとマラークの間に、手に汗握る駆け引きが繰り広げられる。さらにはCIAまでが介入し、前二作同様のハラハラドキドキの展開を満喫できる。
 基本的なストーリー展開は前二作と同じなのだが、これをマンネリというなかれ。分かっていつつグイグイと引き込まれてしまうのは、歴史的事実とフィクションが巧みにミックスされているせいか。気がつけば、上・中・下3冊を、あっという間に読破していた。

 しかし前二作、特に『ダ・ヴィンチ・コード』のイメージが鮮烈すぎたため、やや物足りなく感じてしまった。テーマが日本人にはあまり馴染みのないフリーメイソンだったことも、その理由の一つだろう。フリーメイソンが世界の歴史、特にアメリカ史の中でどういう位置を占めるのかなど、もう少し知識あればさらに楽しめたのだろうと思う。
 また、ヒロインのキャサリンがイマイチパッとしなかったのも残念だった。40代の天才美人科学者という設定なのだが……やっぱりヒロインは天才じゃなくてもいいから20代のほういいなあ(ああ、言っちゃった)。ラングドン教授も、今回はそれほど「フォーリンラヴ」ではなかったような気がしないでもない。




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2012年の競馬成績回顧 オレの予想を聞いてくれよ

 2012年のJRAの全日程が終わった。みなさん、馬券の成績はいかがでしたか。今回は、2012年の私の競馬の成績を振り返ってみる。私は馬券のほとんどをPATで購入しているので、馬券の成績が詳細に分かる(分かってしまう)のだ。

 年初にたてた目標は「回収率90%、的中率25%」というもの。さて成績はというと…「回収率83%、的中率25%」だった。的中率は目標を達成したが、回収率は目標を下回った。ということは、いまの馬券の買い方では的中率は25%では足りないということだ。これは、ワイドの馬券を増やしたためだろう。
「開催別成績一覧」を見ると、プラスを計上した開催は2回のみ。これでは回収率は上がらない。特に痛かったのは年末の阪神・中山開催だ。なんと回収率59%という、今年下から2番目の低成績だった。ここを普通に乗り切れば回収率85%が見えていたのだが…。
 一方、馬券道場では、昨年を上回る六段まで到達。回収率も93%と健闘した。ここから見えてくるのは、単・複の控除率の低さ。JRAの馬券の控除率は、単・複は20%、それ以外は25%だ。普段はあまり意識しない数字だが、トータルで見ると回収率の差となって出てくることが分かる。馬券を単・複中心にシフトすれば回収率はアップする可能性が高いが、ついつい配当に目がいってしまう。(井上オークス氏のような)「単勝1点買い」をしばらくしてみようか。

 もう一つ、「お馬のアイコン」」というサイトの競馬予想大会に今年から参加した。すると何と、その下半期の大会で優勝してしまった。その回収率は110%超。これはこれで喜ぶべきことなのだが、実際の馬券成績との差に驚かされる。
 この差は、予想大会と実際の馬券で違う馬を買っているわけではなく、買い方の違いが原因である。「お馬のアイコン」では◎からの馬連・馬単に加え、印をつけた馬5頭の3連複ボックスなどを買う設定になっている。この買い方だと、回収率が110%になるというのだ。来年は、この3連複5頭ボックスも、実際の馬券に取り入れたい。

 2013年は「回収率90%、的中率30%」を目標にする。そのための馬券作戦として「単または複の1点勝負」と「3連単5頭ボックス」を取り入れる。馬連中心の馬券から、レースによって馬券の種類を変えてみようというわけだ。さて、この作戦が当たるかどうか。

 来週からさっそく競馬がスタートする。このご時世の中、毎週競馬をさせてもらえてありがたい。2013年も競馬を楽しみたい。

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2012年12月25日火曜日

2歳児のおしゃべり

 私の息子は、いま2歳と8カ月。よくしゃべるようになった。子どもの成長は早いものだ。
 最近はかなり言葉も上達してきたのだが、ちょっと前まではろれつが回らず、よく文字がひっくり返っていた。これがなかなか面白いので、備忘録代わりに残しておこうと思う。言葉を覚える過程はなかなか興味深い。
 それでは息子の面白語録を紹介しよう。たとえばこんな感じ。

 実家から送られてきたイモを見て。
「あ、がじゃいもや!」
いえ、じゃがいもです。

 1歳の従兄弟の写真を見ると
あちゃかんだ~」
あちゃ~。

 風邪を引いたときは
おすくり飲むで~」
上手に飲んでください。

 保育所で電車を見に行った日は、興奮して報告してきた。
さんばーだーど、さんばーだーど!
サンダーバード(関西と北陸を結ぶ特急電車)を見たんだね。すごいスピードで走ってるね。

 保育所から帰るときは
「せんせい、さよらな
はい、また明日。

 こんな感じである。「ワハハ~」と笑うと、本人もうまく言えなかったのが分かるらしく、ちょっとすねてしまうのだが、思わず笑わずにはいられない。可愛いものだ。

 最後は、面白語録とはちょっと違うのだが、息子が久しぶりにあんパンを食べたときのこと。
「おおっ。パンの中からまんじゅうが出てきたで~。すごいなあ(ボク、感激)」

 彼の中では、あんこ=まんじゅうだったようだ。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...