2013年5月6日月曜日

2013 NHKマイルカップ、新潟大賞典、京都新聞杯 予想の回顧

 日曜は東京でNHKマイルC。◎ガイヤーズヴェルトはポンとスタートを切ると、何と2番手につける。エーシントップよりも前とは驚いた。仕掛け気味に4コーナーを回り、直線入り口で逃げ馬に並びかけると、残り200 mでトップに立つ。
「そのまま」
と声を出したのも束の間、1~3着にドドッと差されて5着。結果論になるのかもしれないが、もう少し仕掛けを我慢してほしかった。強気に乗りすぎた印象。
 ただ、翌日のスポニチを読むと、武邦彦氏は
「決してハイペースではない。差して来た馬の能力が上だったということ」
という見解だった。

 新潟では新潟大賞典。◎アドマイヤタイシは中団の内を進む。直線ではうまく進路を確保すると鋭く伸び、パッションダンスと併せ馬になって抜け出す。ハナ差及ばなかったが2着を確保。期待に応えてくれた。5戦連続重賞2着というオマケもついた。
 馬券は馬連をゲット。25倍つけば十分だ。

 土曜の京都は京都新聞杯。◎アクションスターは後方から。直線では一瞬伸びかけたが、それほど切れる脚を持っている馬でもなく、6着まで。前につけて粘り込む競馬をしてほしかった。
 勝ったのはキズナ。後方待機から一気に突き抜けた。格が違う勝ち方だった。本番の1番人気はこの馬か。
 惜しかったのが3着のジャイアントリープ。あまりにも人気がなかったので、本命をこの馬に変えようかと思っていた馬だ。直線ではいったん抜け出して、あわやの場面を作った。最後は1、2着馬にかわされたが、見せ場十分だった。
 馬券は1-3着のワイドを引っかけたが、当然トリガミ。

 今週は3戦1勝だったが、中穴をしっかり獲ったということで、よしとしておきたい。

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2013年5月4日土曜日

2013 NHKマイルカップ、新潟大賞典 オレの予想を聞いてくれよ

 5月だ、GIの季節だ。張り切って当てていきたい。
 それはよいのだが、今週から5週連続で東京でGI。5週連続というだけでも「何だかなあ」なのに、そのうち三つは1600 m。多すぎやろ。一つか二つ、関西に持ってくるべきだ。何もダービーをよこせとは言わないから、このレースかヴィクトリアマイルを関西に移してはどうだろうか。

 番組批判はこれくらいにして、レースにいってみたい。
 このレース、設立当初は「マル外ダービー」と呼ばれ、外国産馬が勝ちまくっていたのだが、それも過去の話。気がつけば外国産馬の勝利は、12年前のクロフネが最後らしい(持ち込み馬のキングカメハメハの勝利はあったが)。
 今年、1番人気は外国産馬のエーシントップになりそうだ。ジンクスを打ち破り、12年ぶりの外国産馬の勝利なるかに注目が集まる。しかし、コパノリチャードがいいペースで逃げ、差し馬向きの展開になることを期待して、本命にはしない。
 本命は◎ガイヤーズヴェルト。現在のところ2番人気なのは誤算だが、このレースと相性のよい毎日杯で2着だった馬だ。1着のキズナは京都新聞杯で強い勝ち方を見せたし、桜花賞、皐月賞、天皇賞と関東馬が3連勝しているのも、この馬を後押しする。ズバッと差してきてほしい。
 推奨穴馬はマイネルホウオウと、フラムドグロワール。中距離実績のある馬が怖い。

 新潟大賞典は◎アドマイヤタイシ

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2013年5月3日金曜日

2013京都新聞杯 オレの予想を聞いてくれよ

 5月最初の週末。今年も、はや3分の1が終わったわけだ。早いなあ。
 そんな京都の土曜メインは京都新聞杯。やはりこのレースは菊花賞トライアルであるべきで…という繰り言は今年はやめておく。

 このレースがこの時期に移ってダービーの前哨戦となったのが、2000年のこと。初年度からいきなりアグネスフライトというダービー馬を輩出し、順調なスタートを切った。それ以降は、ダービー馬こそ出ていないが、2着、3着馬はボツボツと出ている。

 さて今年。キズナが一本かぶりの人気になりそうだ。単勝1倍台もあるかもしれない。しかし、そこまでの信頼はおけない印象。やや折り合いに難のある馬だし、今回は本番を見据えて後ろからじっくり行くだろう。差して届かずとならないか。アッサリもあるだろうが、そのときは諦める。
 本命は◎アクションスター。前走の大敗で人気を下げているが、それまでは実に堅実な走りを見せていた馬。前残り傾向の馬場で、前につけてほしいところ。
 相手はマズルファイヤー、リグヴェーダ、ジャイアントリープあたりを中心に。
 推奨穴馬はウインアルザス。すんなりハナを奪えれば。

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2013年5月2日木曜日

5歳の娘の歯が抜けた

 昨日、娘の歯が抜けた。娘はいま5歳半。まず2月10日に下の右の歯が抜け、それに続いて5月1日に、上の左の歯が抜けた。このように、対角線の順に抜けていくものだろうか。少なくとも私はそうではなかったように思う。下の歯が先に抜けるのも珍しい気がするなあ。
 こちらは、上の歯が抜けた後の写真。



 上の前歯が抜けると、かなり目立つ。「ニコッ」と笑うと、レレレのオジサンのようだ。
 以前からグラグラしていたので違和感があったのだが、それが抜けて、本人はいたってご機嫌である。
 まっすぐ生えてくれるといいのだが。

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2013年4月30日火曜日

書評 荷方邦夫『心を動かすデザインの秘密 認知心理学から見る新しいデザイン学 』(実務教育出版)

 デザインを認知心理学の立場から分析した一冊。
 デザインの本ではなく、デザインの心理学の本だ。心理学について予備知識があると、理解しやすいだろう。

 まず断っておきたいのが、本書の「デザイン」という言葉の定義だ。
 本書では「デザインとは、人間が生きていく中で、目の前にある世界をなんらかの目的を持って手を加えて変化させること。あるいは、自分を取り巻く世界を変化させる工夫のこと」と、デザインという言葉を定義している。
 だから、「デザイナー」とか「車のデザイン」などからイメージされる「デザイン」という言葉を想定していると、肩すかしを食らうことになる。
 本書では「人が手を加える」行為を、すべて「デザイン」としているので、人工物はすべて「デザインされたモノ」となるわけだ。「人生をデザインする」などと言う場合の「デザイン」に近い意味だと思えばよいだろう。

 前半では、人が人工物に愛着や魅力を感じる理由が語られる。
 人がどのような理由・過程で人工物に魅力を感じるか、その理由がが認知心理学の観点から解き明かされる。
 本書で強調されるのは「意味」だ。愛着を感じる理由は、モノの値段や社会的価値ではなく、そのモノの持つ意味らしい。言い換えれば、そのモノと自分の過ごした歴史が愛着につながるというのだ。
 なるほど、我が身を振り返ってもたしかにそうだ。愛着のあるモノは、高価なものよりもむしろ安物のほうが多い気がする(単に金がないだけかも)。

 後半は、デザインを扱う学問について書かれている。デザインされたモノ(人工物)の消費者やデザインの現場の人が、デザイン学とどのようにかかわるかが述べられる、
 興味深かったのは、デザインの現場の主人公(であると、われわれが感じている)デザイナーは、われわれが思っているほどアーティスト(美術系)ではないということだ。
 デザインにはさまざまな制約があり、デザイナーはそれらの制約を満たすように、モノをデザインしなければならない。クリエイティブな職業ではあるが、われわれが思っているほど、アーティスティックな作業ではないらしい。デザイナーはアーティストではないということは、デザイナーを志す人は知っておくべきだろう。

 ただ(私が心理学にあまり通じていない、という事情もあるのだろうが)本書はちょっと難しかった。内容がすいすいと頭に入ってこない。書籍全体としても、部分部分にしても、スッと理解しづらいところが多かった。
 また、オビには「なぜ、これを買ってしまうのか―その理由は「デザイン」にあった!」とあるが、そのようなことは書かれていなかったように思う。

 装丁やレイアウトなど、本の作りは素晴らしかった。勉強になりました。



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2013年4月28日日曜日

2013天皇賞(春)、青葉賞、下鴨S 予想の回顧

 日曜は京都で天皇賞。◎ゴールドシップは指定席の最後方からスタート。一周目の正面で少し順位を上げる。
「あら?」
と思ったのは向こう正面。いつもなら、ちょっと仕掛けるとスーッと進んでいくのだが、今回は鞭が入り、押して押して上がっていく。明らかに手応えが悪い。直線では伸びを欠き、惨敗の気配。しかし外に出すともう一度伸びて、5着でゴール。
 序盤になし崩し的に脚を使ったのがいけなかったのか、4コーナーで外からかぶせられたのが応えたか。少し不利はあったようだが、それがなくても前には届かなかっただろう。それにしても、天皇賞は荒れるなあ。
 もう一頭の軸、○フェノーメノは先頭を見る位置でジッと我慢。4コーナーで前に並びかけ、直線はスパッと抜け出して完勝。見事に3強の一角を崩した。
 馬券は、2頭軸で勝負していたため、ハズレ。

 土曜は東京で青葉賞。◎ラストインパクトは4、5番手で内ラチ沿いを追走。直線ではヒラボクディープを先に行かせて、その外に持ち出し、満を持して追い出す。スパッと切れて完勝…のはずだったのだが、前で粘る2頭を捉えきれず、3着。もっと切れそうな感じだったのだが、伸びあぐねた。前で残った2頭を褒めるべきなのか。
 馬券はハズレ。

 京都は下鴨S。◎ユウキソルジャーはスタートから出していくが、前には行けず、中団から。
「前残りの京都の馬場ではちょっと厳しいかなあ」
と思っていたら、4コーナーでポッカリ空いたインをスルスルと上がっていき、直線入り口で人気のカレンミロティックに並びかけ、ねじ伏せた。強い勝ち方だった。直線平坦コースが合うようだ。
 安かったが馬連を獲った。

 今週は3戦1勝で、1勝も本命サイドだったのだが、他のレースがぼつぼつ的中し、トータルの収支は久々のプラスを計上した。続けていきたいものだ。

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2013年4月27日土曜日

2013天皇賞(春) オレの予想を聞いてくれよ

 さあ、今週は天皇賞(春)。京都の誇る二大長距離GIの一つである。
 JRAのCM(THE LEGEND)で、どの馬が取り上げられるのか注目していた。昨年がライスシャワーだったので、今年はメジロマックイーンに違いないと思っていたのだが、マックイーンは一昨年に登場済みだった…。
 フタを開けてみれば、正解はディープインパクト…。なんでやねん。2006年は最近すぎるだろう。それに、ディープインパクトの代表レースがこのレースというのも、イマイチ納得がいかない(確かに異次元の走りではあったけど)。
 と、文句を言いつつ、次回(ダービー)は何が取り上げられるのか、楽しみに待ちたい。私の本命は、ミホノブルボンだ。

 さて、天皇賞。この伝統のレースが、近年、荒れに荒れているのは周知の通り。この10年で、1番人気で連対したのはディープインパクトのみ。昨年も、鉄板と思われていたオルフェーヴルが惨敗。先週の福島牝馬Sよりも荒れ傾向にある。
 今年のメンバーを見ると、普通に考えれば2頭が抜けている。果たしてこの2頭で収まるのか、それとも今年もビックリホースの大駆けがあるのか。
 迷ったあげく、今年は平穏に収まると見て、本命は◎ゴールドシップ、対抗に○フェノーメノ。ただ、この2頭の差はそれほどなく、逆転もあると見る。伝統の長距離GIで、強い馬が強い競馬を見せてほしいという願望を込めての本命・対抗。
 3着候補筆頭には上がり馬カポーティスターを抜擢。穴を開けるなら、後ろから行く馬か。推奨穴馬はジャガーメイルレッドデイヴィス

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...