2013年11月9日土曜日

2013 エリザベス女王杯、武蔵野S オレの予想を聞いてくれよ

 京都の日曜メインはエリザベス女王杯。その昔、イギリスのエリザベス女王が来日したときに、それを記念して作られたレースだ。今年、女王のひ孫にあたる男の子が生まれ、ジョージと名付けられた。
 ジョージつながりでいうと、JRAには以前、ミルジョージという種牡馬がいた。ダート専門の種牡馬というイメージだったのだが、調べてみるとイナリワンやオサイチジョージの父とのこと。懐かしい。サイン馬券が好きな方は、ミルジョージの血の入った馬を探してみてはいかがだろうか。

 さて今年のレース。例年通り、3歳vs古馬という図式。
 本命は◎ヴィルシーナ。今年の3歳牝馬のレベルに疑問というよりも、4歳牝馬のレベルが高いという見立て。その世代で、ジェンティルドンナに次ぐナンバー2の位置ににいるこの馬を狙う。前走はあくまでも叩き台。そこへ持ってきて、ハナを切るという予想外の展開。予定通りの一変を期待したい。
 推奨穴馬はオールザットジャズ。この馬も前走は叩き台。鞍上も怖い。

 武蔵野Sは◎ベルシャザール。底を見せずにJCDへ進んでほしい。

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2013年11月8日金曜日

2013 ファンタジーS、京王杯2歳S、京都ジャンプS オレの予想を聞いてくれよ

 今年もあと2ヶ月を切り、会社や家庭では年末の予定が話題になりはじめた。早いなあ。競馬界もキズナが有馬記念参戦を決めるなど、年末モードに入りつつある。

 そんな土曜の京都メインはファンタジーS、東京メインは京王杯2歳S。片方は牝馬限定戦とはいえ、同じ日に同じ距離の2歳重賞をしなくてもいいのでは…と思うのは私だけだろうか。
 そのファンタジーSはジュベナイルフィリーズのメイン前哨戦なのだが、本番との結びつきはそれほど強くない。京都の1400 mと阪神の1600 mでは要求される能力が違うのだろう。今年はそれを乗り越える馬が出るだろうか。

 本命は◎エルノルテ。前走は休み明けで内に刺さってしまい、追い出しが遅れた。それでも最後は脚を見せて0.2秒差の4着まで差してきた。その前走は内回りで、今回は外回り。逆転があると見た。気の悪いところを見せなければ。この時期の2歳戦、何が来てもおかしくないので、手広く流す。
 推奨穴馬はモズハツコイ。初戦で◎と接戦を演じた馬だ。

 京王杯2歳Sはどこからでも狙えそう。本命は◎トーセンシルエット。前走は泥んこ馬場で距離も長かった。東京1400 mで見直す。

 京都ジャンプSは、人気しそうだが本命は◎デンコウオクトパス。前走は長期休養明けで61 kgを背負っていたが、1.2秒差5着と格好をつけた。叩き2走目で実力発揮。

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2013年11月7日木曜日

息子よ、スマンかった

 ウチには6歳の娘と3歳の息子がいる。二人とも、規則正しい生活を送っている健康優良児だ。だから土曜も日曜も、7時過ぎ頃には目を覚ます。
 一方、両親は毎晩夜更かしして酒宴を繰り広げているため、寝不足である。不健康ダメ親だ。だから土曜と日曜は、なるべく寝かせてもらいたい。

 よって、子どもたちがテレビの操作を覚えたのをよいことに、土曜と日曜は、子どもたちが先に起きてテレビを見るという生活パターンが定着している。
「いかんなあ」
と思いつつ惰眠をむさぼるダメ親なのだった。

 そして、この前の日曜日(2013年11月3日)。息子が一番に起きて、テレビを見に行った。7時半は過ぎていたので、もうキョウリュウジャーは始まっているはずだ。娘は珍しく、まだグーグー寝ている。私は
「楽になったもんだ」
とダメ親っぷりを発揮して、二度寝した。

 すると、8時過ぎ頃に、息子が母親のところへ戻ってきた。何だろうと思っていると
「6チャンネルでいいんやんな」
と聞く(わが家は関西です)。
「そうやで、6チャンネルやで(そんなことで起こすなよ)」
と、テレビのところへ行くと…映っているのは、何と駅伝。確かに6チャンネルだ。この日は駅伝中継のため、獣電戦隊キョウリュウジャーと仮面ライダーガイムはお休みだったらしい。知らなんだ…。

 息子は30分以上、薄暗い部屋(カーテンを閉めていた)で
「いつキョウリュウジャーが始まるのかなあ」
と、ジーッと駅伝を見続けていたらしい。
 息子よ、すみませんでした。起こされても怒らないから、今度はお父さんを呼んでください。

 あとで息子に聞くと、驚いたことに、駅伝は駅伝でけっこう面白かったらしい。好みがシブいですな。

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娘が6歳になりました

 先日、娘が誕生日を迎え、6歳になった。来年から小学生とは…早いものだ。

 保育所では、給食が遅かったのも早くなり、行事にも張り切って参加する扱いやすい子なのだそうだ。
 家でも、ケンカは絶えないが優しいお姉ちゃんで、弟(3歳)と仲がいい。私も2歳下の弟がいたが、こんなに仲良くなかったなあ。私にとって弟は子分や家来のようなものだったが、娘と息子にはそこまでの上下関係がない。娘(お姉ちゃん)の人徳のなせる業だろう。
 あまりにもいい子ちゃん過ぎるのがちょっと心配だが、これも贅沢な悩みだ。そろそろ親離れも始まるだろうし、小学校の友達関係など面倒なことも出てくるだろう。それまでの、束の間の悩みの少ない時期なのかもしれない。

 将来の夢は、ケーキ職人になって世界一美味しいケーキを作り、いまの家の近くに店を開いて、お父さんやお母さんに毎日買いに来てもらうことなのだそうだ。涙が出ますなあ。
 写真は、誕生日のお祝いの乾杯のシーン。娘の希望で近所の焼き肉屋さんに行った。

娘、誕生日、6歳、乾杯

 これからも、素直で優しい人に育っていってください。お父さんも、口うるさくしすぎないように気をつけます。

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2013年11月6日水曜日

書評 阿川佐和子『聞く力 心をひらく35のヒント』(文春新書)

  ご存じ、2012年のベストセラー。永遠のお姉さん(?)であるアガワ氏が、相手の話を引き出すための極意をまとめた本。なるほど参考になった。

 アガワ氏は週刊文春で対談の連載を持っており、橋本元総理の夫人、大相撲の若貴兄弟、元メジャーリーガーの松井秀喜氏、映画監督の是枝氏、落語家の笑福亭鶴瓶などなど、各界の著名人にインタビューをしている。そうそうたるメンツを相手に対談をこなしてきた実体験を元に語られるのだから、臨場感がある。

 一つ一つの極意はとても分かりやすく書かれており、それが35に分けられている。しかし、アガワ流極意は一方向には収まらない。たとえば
「相手の話をじっくり聞くことが大事」
と書いたあとで
「でも、聞いてばかりではダメ」
などと書いてあったりする(書いてあることに矛盾があるわけではない)。
 このように体得が難しいアガワ流だが、その根底にあるのは
「自分の話をしたくない人などいない」
ということだろう。語り手に興味のあることを気持ちよく語ってもらうための「あれやこれや」がアガワ流にまとめられている。

 もちろん、日々の仕事や生活にも応用できる話があちこちに書かれている。私も仕事柄、相手の話を引き出して情報を得なければならない場面が多いので、おおいに参考になった。
 しかし勘違いしてはいけないのは、聞き手が興味を持たなければ、何も始まらないということだ。
「あなたの話が聞きたいのです」
という思いがなければ、話は引き出せない。当たり前だが、大事なことである。



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2013年11月3日日曜日

予想の回顧 みやこS、アルゼンチン共和国杯 2013

 京都のメインはみやこS。
 ◎ローマンレジェンドはレース直前に1番人気に上がった。レースでは、縦長の展開の4、5番手を進む。いい位置取りに見えた。直線の入り口でブライトラインに並びかけるが、かわせそうでかわせない。最後はインカンテーションにも差されて3着。休み明けで59 kgの分だろうが、それを承知で馬券を買ったので、何とかしてほしかった。

 東京ではアルゼンチン共和国杯。
 ◎ルルーシュは先団のインを手応えよく追走。直線で前の馬の間を割って抜け出す。
「よし、相手は?」
そこへ、さらにインから伸びてきたのがアスカクリチャン。馬券は押さえている。
「よしやった。そのままっ」
と取らぬ狸の皮算用をしていたら、外からアドマイヤラクティが差してきた。
「や~め~て~」
という声も虚しく、ゴール前できっちり差されて3着。馬券もハズれた。

 今週は2戦2敗。他のレースもイマイチで、トータルの収支もマイナス。GI同様、馬券もひと休みということで、来週から巻き返したい。

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2013年11月2日土曜日

2013 みやこS、アルゼンチン共和国杯 オレの予想を聞いてくれよ

 金曜まで出張だったため、土曜の予想はアップできなかった。
 出張の行き先は北海道で、仕事とは関係ないのだが白老町を車で通った。そう、馬産が盛んな町である。高速道路から、広い牧場に馬がポツポツといるのが見えた。一頭あたり、どれくらいの面積があてられているのだろうか。少なくとも、私に割り当てられた面積の数百倍であろう。ちょっとうらやましい。

 そんな日曜の京都メインはみやこS。JCDの前哨戦として新たに作られた重賞で、今回が4回目。過去3回の優勝馬はいずれもGI馬で、2、3着馬からもGI馬が出ている。かなりレベルの高いレースといえるだろう。
 本命は◎ローマンレジェンド。昨年このレースを制したときは
「いったいどこまで強いのだろう」
と思わせたが、その後、やや物足りないレースが続いている。しかし、休み明けは得意だし、京都のダートでは負け知らず。ここを制して、再びダート王を目指してもらいたい。

 堅く収まりそうだが、強いて推奨穴馬を挙げるならグランドシチー。絞れた前走が好内容だった。

 アルゼンチン共和国杯は◎ルルーシュ。ハンデ頭だが、57.5 kg止まりなら。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...