2015年9月21日月曜日

【予想の回顧】ローズステークス、セントライト記念、阪神ジャンプS、オークランドRCT(2015)

 日曜の阪神メインはローズS。
 ◎ミッキークイーンは出遅れ…。トライアルでもあり、道中は無理せず、後方でジッと待機。幸い、レッツゴードンキが引っ張ってくれたお陰でハイペースだ。3コーナーあたりから仕掛け、4コーナーでは大外へ。人気の馬を、トライアルで内に突っ込ませる騎手はいないだろう。直線ではさすがの脚を見せたが、一列前にいた勝ち馬を捉えきれず2着まで。前哨戦としては無難な結果か。
 勝ったのはタッチングスピーチ。前走で500万条件を勝ったばかりの馬が、ルメールの手綱で激走した。馬券はタッチングスピーチを押さえておらず、ハズレ。

 3日間開催最終日は、中山でセントライト記念。
 ◎ベルーフは5、6番手から。ペースはスロー。3コーナー過ぎから外に出して前を追ったが、逃げた馬と番手の馬が1、2着を占めた流れでは5着まで。もう少し流れてほしかった。
 勝ったのはキタサンブラック。ぴたっと2番手につけると、直線では満を持して抜け出して見事に優勝。流れが向いたのは確かだが、きっちりとものにした。次走は菊か盾か。

 土曜は阪神で阪神ジャンプS。
 ◎ダンツメガヒットはスタート直後に好位につけた。道中は順位を上げたり下げたりしながら、ラチ沿いをキープ。しかし最終周ではおかれてしまい、最後は少し脚を使ったが5着まで。レースは上手だが、ここでは敷居が高かったようだ。
 勝ったのは人気のオースミムーン。高田騎手が見事に3連覇を達成。

 土曜の阪神メインはオークランドRCT。
 ◎グッドマイスターは好発を切ったが、行く気もなく後方から。3コーナーから仕掛けていき、4コーナーでは前を射程圏に捉えたが、それほど伸びず6着。結果論だが、位置を取りに行ってもよかったかもしれない。
 勝ったのは初ダートのアウォーディー。前の馬が残る展開で、中団から差した。ダート適性は高そうだ。

 今週は4戦0勝…。とほほな結果に終わったが、最終馬連のお陰でトータルはトントン。重賞を買うのやめようかな…。

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2015年9月20日日曜日

【予想と与太話】セントライト記念、仲秋ステークス(2015)~セントライトが泣いている~

 3日間開催の最終日は中山でセントライト記念が行われる。
 このレース、今回で69回目という伝統の菊花賞トライアルなのだが、近年はさっぱり本番に結びつかない。3年前にフェノーメノがここを快勝したときはチャンスだったのだが、天皇賞に向かってしまった。フェノーメノはその後に天皇賞・春を2連覇したように、京都の長距離レースは適性があったので、結果論だがもったいなかった。
 このレースをステップに菊花賞を制したのは、先日死んでしまったマンハッタンカフェまでさかのぼるらしい。セントライトも悲しんでいるだろう。今年は本番に結びつくだろうか。

 レースにいってみたい。
 今年はダービー2着馬が登場。ダービー上位馬が出てきたときは素直に信頼してよしというデータはあるが、本命は◎ベルーフ。前走の小倉記念でお世話になったこの馬を本命に推す。後方からいく馬だが、京成杯や前走を見ると、むしろ小回り向きか。「同厩舎の2頭出しは人気薄を狙え」の格言通りにならないか。
 推奨穴馬はレッドライジェル。1000万条件でひと叩きした馬が怖い。

 仲秋ステークスは◎フロアクラフトが本命。阪神は大の得意。

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2015年9月19日土曜日

【予想と与太話】ローズステークス(2015)~武豊騎手会長も同意見~

 今週は3日間開催。小倉や新潟の開催を削った分をこちらにあてているのだろうが、いいことのようには思えないなあ。毎年同じことを書いているが、武豊騎手会長も私と同じ意見だし、JRAには再考してほしいものだ。

 日曜の阪神メインはローズS。このレースが来ると
「いよいよだな」
と思うのは私だけではないだろう。
 この10年、1着は春の実績馬、とくにオークス上位馬ばかりなのだが、ヒモは意外に荒れている。今年はどうだろうか。

 レースにいってみたい。
 ショウナンアデラの回避は残念だったが、春のクラシックホース2頭が顔をそろえ、今年も豪華メンバーになった。
 本命は◎ミッキークイーン。オークス1着馬を素直に信頼したい。そのオークスは破壊力抜群の末脚で一気に差しきった。阪神外回りは大歓迎。貫禄を見せてほしい。
 推奨穴馬はテルメディカラカラ。残念ながら引退した藤田騎手の元お手馬だ。

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2015年9月18日金曜日

【予想と与太話】阪神ジャンプS、オークランドRCT(2015)~同一重賞最多勝記録~

「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り「暑いなあ」なんて思うことはなくなってきた。子どもたちは運動会の準備に余念がない。すっかり秋だ。

 そんな土曜の阪神では障害重賞の阪神ジャンプステークスが組まれている。メインレースはオークランドレーシングクラブトロフィーなのだが、障害レースがメインでもいいと思うんだけどなあ。
 阪神ジャンプSは今回で17回目だが、それ以前にも行われていた阪神障害ステークスの流れを引き継いでいるので、それも含めれば非常に伝統のあるレースだ。阪神障害Sは何と1968年が最初らしい。
 このレースはコウエイトライと小坂騎手のコンビが4回勝利した。3連覇のあと、1年空いてもう1勝したのだ。同一重賞3勝の馬はたくさんいるが、4勝はこの馬だけ。偉業である。

「クロミちゃんの競馬日記」さんから拝借

 レースにいってみたい。
 その小坂騎手が今年も登場。今年の相棒は◎ダンツメガヒット。平地では未勝利戦の1勝にとどまったが、入障初戦の前走では、7番人気の低評価を覆して完勝。未知の魅力にあふれるこの馬を本命に推す。おそらくそれほど人気しないと思うので、馬券は複勝またはワイドでの勝負を考えている。
 本命が人気薄なので、推奨穴馬はナシ。

 オークランドRCTは◎グッドマイスターを狙う。3年前の1番人気馬だ。

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2015年9月16日水曜日

【書評】小川洋子『猫を抱いて象と泳ぐ』(文春文庫)

人形に入ってチェスを指す「盤下の詩人」リトル・アリョーヒン。
そのはかなくも美しい生き様に心が暖かくなる。


 主人公はチェス指しの少年。この少年は、人形に入ってチェスを指す。その人形は過去の名棋士にちなんで「リトル・アリョーヒン」と名づけられた。小説内では少年もリトル・アリョーヒンと表現される。少年と人形は一体なのだ。

 少年はチェスの先生や祖母をはじめ、さまざまな人との出会い、別れを経験する。その媒介にはつねにチェスがあり、対話はチェスによってなされるのだ。
「最強の手が最善とは限らない」
というチェスの先生の教えに従い、対局相手との共同作業により美しい棋譜を次々に生み出すリトル・アリョーヒン。その、はかなくも美しい生き様に心が暖かくなる。

 物語の背景にはつねに「死」があるのだが、恐怖感や暗さはなく、むしろほんのりと暖かい読後感が残る。
「死は生のすぐ隣にあるけれど、怖いことではないんだよ」
と語りかけられている感じがした。これが小川作品の通奏低音なのだろう。




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2015年9月13日日曜日

【お父さんの週末料理】2015年9月12・13日~今季初サンマ~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代前半)、母(年齢非公表)、娘(小2)、息子(年中組)の4人である。なお、朝ご飯はパンとヨーグルト程度で済ませているので、特別に何か作ったとき以外は省略する。

 今週は外食はなかったので4食分。今季初のサンマが登場。

 9月12日(土) 

◆昼ご飯◆
 昼食後にすぐに出かける必要があったので、さっと食べられるカレー。

<牛すじカレー>
 牛すじとタマネギとセロリを煮込んでベースにした。ニンジン、ジャガイモ、カボチャ、ナス、甘トウガラシ、マッシュルームと具だくさんのカレー。子どもはバーモント甘口、大人はジャワカレー辛口。ご飯は少なめ。

<サラダ>
 キュウリ、ズッキーニ、ニンジン、ワカメ。ちょっとドレッシングが多かったかも。


<コロッケ>
 また出ました、1個18円コロッケ。最近、息子は「いらん」というので、私と娘で半分こした。

<ブリの刺身>
 ちょっと贅沢した。


―評 価―
 息子は珍しくサラダにやや苦戦したが、二人ともカレーは瞬殺。もくろみ通り。

◆晩ご飯◆
 待望の今季初サンマ。

<サンマの塩焼き>
 今日は買い物に行く前からサンマにしようと思っていたところ、美味しそうなサンマが売っていたので迷わず購入。3匹を4人で分けた。私以外の3人は内臓が苦手なので、娘が内臓をズボッと抜いた。抜き方は下記参照。尾側で内臓も切っておくと、より抜けやすい。
 妻、娘、息子は尾側を、私は3匹分の頭側を食べた。

魚屋三代目日記 サンマの捌き方

<牛すじスープ>
 昼のカレーのベースをスープに転用。具はニンジン、エノキ。

<サラダ>
 昼と同じものにキャベツとサラダほうれん草を加えた。

<白ご飯>
 普通の白ご飯。

<豚肉と野菜の焼き浸し>
 今週の作り置きメニュー。豚肉(角切り)、ズッキーニ、ナス、カボチャ、マッシュルーム、ピーマンをニンニク風味の焼き浸しにした。


―評 価―
 サンマは美味しかった。サンマはやはり生(冷凍じゃない)に限る。子どもたちももりもり食べた。娘は自分で骨を取って食べるのが偉い。息子は骨を取るのはまだ無理だが、美味しく完食。

 9月13日(日) 

◆昼ご飯◆
 息子が唐突に「骨付きを食べたい」と言ったので、リクエストに応えた。チキンレッグのことを言っていたのかもしれないが、手羽元でお茶を濁した。

<手羽元のポン酢煮込み>
 手羽元をポン酢で煮込むレシピ。さっぱりして美味しい。ゆで卵とジャガイモを加えた。

みんなのきょうの料理 鶏手羽元のやわらか煮

<牛すじスープ>
 昨日と同じ。

<サラダ>
 昨日と同じ。

<白ご飯>
 普通の白ご飯。

<豚肉と野菜の焼き浸し>
 昨日と同じ。

―評 価―
 朝ご飯が多めだったので思いのほか進まなかった。手羽元の煮込みは美味しかったらしいが、お腹がそんなにすいてなかったとのこと。

◆晩ご飯◆
 いつもギョウザなので、たまにはシュウマイを。ノーマルに近いタイプと、ちょっと変わったタイプと、2種類を作ってみた。調理には娘が参加してくれた。こねたり包んだりするのは楽しいらしい。

<キャベツたっぷり肉シュウマイ>
 キャベツをたっぷり使ったメニュー。ギョウザ風の味わい。

みんなのきょうの料理 塩キャベツたっぷりのシューマイ

<トマトとえびのシュウマイ>
 少し変化球のシュウマイ。あっさりして美味しかった。バジルは割愛。

みんなのきょうの料理 トマトとえびのシューマイ

<牛すじスープ>
 昨日と同じ。

<サラダ>
 昨日と同じ。

<白ご飯>
 普通の白ご飯。

<豚肉と野菜の焼き浸し>
 昨日と同じ。

―評 価―
 娘はトマトのほうが、息子は肉のほうが好みだった。ただし、娘は加熱したトマトの食感は気に入らなかったそうだ。娘は「ぶにょ」っとしたものが苦手。焼きリンゴ(アップルパイ)もダメだ。
 シュウマイどうしがくっついて食べにくかったのが、少し残念だった。大きい蒸し器がほしくなる。シュウマイを包むのは難しかった。ギョウザのほうがポピュラーなのは、そのためだろう。

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【予想の回顧】セントウルS、京成杯オータムH、エニフS(2015)

 今週はセントウルS。
 ◎ハクサンムーンは逃げたアクティブミノルを見ながら2番手をキープ。ペースは思ったよりもスロー。しめしめだ。持ったままで直線を向き、あとは逃げ馬を捉まえるだけだったのだが、追い出しても反応せず、ずるずると後退。休み明けが堪えたか、衰えが見られるのか。何の見せ場もなかった…。
 勝ったのは、逃げたアクティブミノル。あれよあれよと逃げ切った。本番(スプリンターズS)では2着に差してきたウリウリが人気しそうだ。

 中山では京成杯オータムH。
 ◎アルビアーノは1番人気。人気上位なのは分かっていたが、1番人気とは。レースでは2番手追走から4コーナーで逃げ馬に並びかけ、直線では完全に抜け出した。
「よし、そのままっ」
と思ったのもつかの間、ラスト1ハロンでつかまって7着。それほどハイペースには見えなかったが、差し馬の流れになった。
 13番人気のフラアンジェリコが1着、10番人気のエキストラエンドが2着。こりゃ取れん。

 土曜は小倉でエニフS。
 ◎タイセイファントムは一団となった先頭集団の後ろから。前残りの馬場なので、もう少し前にいってほしいと思っていたのだが、3コーナー過ぎから仕掛けていき、直線では内から馬群を抜けてきた。グイグイ伸びて2着まで上がったところがゴール。さすが岩田騎手。
 1着は人気薄のエイシンビートロン。3番手からグイッと抜け出した。馬券はこの馬を押さえておらず、ハズレ。結果論だが、買えない成績ではなかったかなあ…。

 今週は3戦0勝だったが、最終馬連の恩恵にあずかりトータルはトントン。よしとしておきたい。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...