2016年1月25日月曜日

【映画評】味園ユニバース(2015)

ありがちなストーリーだからこそ、中身が問われる


 記憶を失った男が仲間の助けを借りつつ、失った人生を取り戻し、新しい人生を切り拓いていく。ぶっちゃけ、ありがちなストーリーだ。しかしありがちだからこそ、中身が問われる。
 そして肝心の中身は…合格! 歌を媒介にした人情の機微がよく描かれている。元気の出る映画だ。

 タイトルの由来は、大阪の千日前に実在する味園ビルにあるユニバースという貸しホール。そのことは映画では説明されず、前提となっている。そのあたりについては、少し予備知識があるほうが、より楽しめるだろう。
 少し残念だったのは、主人公と仲間たちが絆を深めていく部分の描写が、ちょっと弱かったような。もう一つ、二つエピソードがあれば、ラストシーンがより際だったように思う。

 大阪のディープな下町を表現するのにうってつけのキャスト陣にも注目だ。
 ヒロイン役の二階堂ふみが少し大根役者っぽかったのは、大阪弁のネイティヴではないから、仕方ないということにしておきたい。許す。
 主人公約の渋谷すばるの熱演も光った。猫背がグー。



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2016年1月24日日曜日

【お父さんの週末料理】2016年1月23・24日~大寒波を乗り切るあったかメニュー~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代前半)、母(年齢非公表)、娘(小2)、息子(年中組)の4人である。なお、朝ご飯は妻が早起きして作ってくれている。


 1月23日(土) 
今週末は数年にいちどの大寒波が本州にやってきた。あったかメニューで乗り切ろう。

◆昼ご飯◆
 グラタンがメイン。即席ホワイトソースもうまくできた。オーブントースターを導入してから、グラタンや餅がうまく仕上がるようになった。
 他は、白ご飯、サーモンの刺身、和風スープ、サラダ、納豆、大根の葉の佃煮風。サーモンの刺身はご飯にのせて海鮮丼風に。

ご飯、グラタン、サラダ

海鮮丼風

◆晩ご飯◆
 息子が選んだ本日の魚はサバ。安くて美味そうだ。2枚に下ろしてもらって揚げ焼きに。大人はおろしポン酢で食べた。
 他は、白ご飯、サーモンの刺身、和風スープ、サラダ、大根の葉の佃煮風。
 息子が「お腹すいてない~」とグズってギブアップ。土日は体をあまり動かさないためか、たまにこういうことがある。

 1月23日(日) 

◆昼ご飯◆
 今週も「みんなのきょうの料理」からあったかメニューを探したところ、いいのがありました。ネギとショウガで体の芯から温まった。つゆは昨日からの和風スープを転用し、具はゆで卵や糸コンニャクを加えた。
 他は、白ご飯、納豆、サラダ、大根の葉の佃煮風。納豆は、最近お気に入りのしそのり納豆。

   みんなのきょうの料理 かしわ南蛮

かしわ南蛮

◆晩ご飯◆
 久しぶりにみんなでギョウザを作った。娘がキャベツを刻んで、タネをこねた。包むのには息子も参加。みんなで楽しく作った。
 明日の弁当分も作ったのだが、予想外によく売れて、弁当分が少なくなってしまった。やはり自分で作ると美味しいのだろうか。
 他はソバ、サラダと、余ったギョウザのタネで作ったハンバーグ。

ギョウザとソバ

焼く前のギョウザ。奥はギョウザバーグ

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【予想の回顧】東海S、アメリカJCC、石清水S、太秦S(2016)

 今週は東海S。
 ◎モンドクラッセは注文通りハナを切る。競りかけてくる馬もおらず、スムーズに直線へ。2番手にいたアスカノロマンとの激しい叩き合いになり、最後はアスカノロマンがグイッと抜け出して見事に1着。行った行ったの決着となった。
 ボックス馬券にアスカノロマンも入っており、馬単をとった。

 中山ではAJCC。
 ◎ディサイファは中団のインをピタッと追走。余裕の手応えで4コーナーで前に並びかけると、手応え通りに伸びて1馬身1/4差をつけて完勝。海外遠征へ弾みをつけた。武豊騎手の連続重賞勝利も30年に伸びた。本人は淡々としているが、とてつもない記録である。
 馬券は2着のスーパームーンを押さえておらず、ハズレ。

 京都では石清水S。
 ◎タイセイアプローズは出遅れ。前に行く馬だけに、痛かった。ぽっかり空いた内を押し上げていき、3コーナーあたりで間に並びかけたが、ここまでに脚を使ったのか、直線では失速し、10着に敗れた。スタートを決めたかった。
 レースは内を抜けたラングレーと外を回したブラックムーンの人気2頭の一騎打ち。最後は内のラングレーに軍配。
 馬券はボックスに両馬が入っていたため馬連が当たったが、トリガミ。外れるよりはいいということにしておきたい。

 土曜は京都で太秦S。
 本命◎カジキは序盤のハナ争いを制して先頭へ。絡まれることもなくスムーズに直線を向いたときには勝利を確信したが、ラスト200 mでドドッとかわされて8着。スタート直後のハナ争いが激しく、そこで脚を使ってしまったのかもしれない。逃げ馬が負けるときはこんなものか。
 レースは、好位組につけたブルドッグボスが快勝。人気に応えた。2着争いはゴーイングパワー(買ってない)が抜け出したところにトキノゲンジ(買っている)が襲いかかる。
「差せ、差せ~~」
という声もむなしく、ハナ差でゴーイングパワーが粘りきった。ボックス馬券はハズレ。

 今週は4戦2勝だが、トータルはマイナス。ボックス買いにして、的中率が上がってきたのはいい傾向ということにしておきたい。

※追記
 京都の最終レースが当たり、トータルもプラスになった。珍しい。

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2016年1月23日土曜日

【予想と与太話】東海S、アメリカジョッキークラブC、石清水S(2016)~徒然草の有名な一段~

 猛烈な寒気が入ってきて荒天の予報だが、京都、中京、中山ともに前日発売が行われている。大きな影響がないことを願いたいものだ。

 今週は中京で東海S、中山でAJCCの重賞が組まれているが、京都は重賞はナシ。そのメインレースは石清水Sである。石清水とは石清水八幡宮のことだろうが、久しぶりにJRAの特別レース名解説で調べてみると

石清水(いわしみず)は、石清水八幡宮の略称。石清水八幡宮は、京都府八幡市にある旧官幣大社。都からみて裏鬼門に位置しており、鬼門に位置する比叡山延暦寺とともに都の守護、国家鎮護の社として崇敬を受けてきた。

なのだそうだ。略称でしたか。
 私は歩いて石清水八幡宮にいけるところで生まれ育ったので、なじみのある神社だ。徒然草の有名な一段である「先達はあらまほしき事なり」にも登場する、由緒ある神社なのだ。高校生のころ、古文の教科書にこの一段が載っていたのを見て
「え、こんなに昔から有名な神社やったんか」
と驚いた記憶がある。

 レースにいってみたい。芝1600 mの準オープン戦。
 本命は◎タイセイアプローズ。前走は人気を裏切ったが、得意の京都に戻って巻き返しがないか。ポンと出て、揉まれずに先行したい。
 推奨穴馬はマイネルイルミナル。前走頑張ったわりには人気がない。

 東海Sは◎モンドクラッセが、AJCCは◎ディサイファが本命。馬券は、いずれも今年から導入しているボックス買いの予定。

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2016年1月22日金曜日

【予想と与太話】太秦ステークス(2016)~有名な難読地名~

 いやあ、冷える。日曜から月曜にかけては、最低気温は氷点下、最高気温は5 ℃以下の予報。間違いなく今シーズンピークの寒さとなるだろう。

 そんな土曜の京都メインは太秦S。
「見たことあるような、ないようなレースだな」
と思っていたら、2013~15年の間は行われておらず、4年ぶりに復活したレースだった。

 太秦は京都の地名で「うずまさ」と読む。嵐山に近く、映画村で有名なところだ。東映太秦映画村は映画のテーマパークで、戦隊シリーズ(今はニンニンジャー)や仮面ライダーシリーズ(今はゴースト)が人気だ。
 わが子たち(小2と年中組)はいまだに
「仮面ライダーとかニンニンジャーとかは、映画村に住んでいて、日々、敵と戦っている」
という話を信じているようだ。年中組はともかく、小2になって…と思わないでもないが、純粋でよいということにしておきたい。

 レースにいってみたい。
 ダート1200 mのオープン特別。前走カペラS組とジャニュアリーS組が過半数を占める。どちらを上に見るか悩んだが、やはり重賞を上と見るのが筋か。
 本命は◎カジキ。カペラS最先着(2着)の馬だ。明けて7歳だが数を使っておらず、衰えは心配なさそう。15戦して連対率は5割以上、複勝率は7割以上と抜群の安定感を誇る。揉まれなければ。

 推奨穴馬はサウンドガガ。前走は人気を裏切ったが、そう大きくは負けていない。

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2016年1月17日日曜日

【お父さんの週末料理】2016年1月16・17日~待ちに待った鏡開き~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代前半)、母(年齢非公表)、娘(小2)、息子(年中組)の4人である。なお、朝ご飯は妻が早起きして作ってくれている。


 1月16日(土) 
寒い。こんな日は鍋に限る。今晩は、楽しみにしていたてっちりだ。

◆昼ご飯◆
 正月に買ったマルちゃん正麺(味噌味)が残っていたので食べた。2人前を4人でシェア。具は豚肉、春菊など。
 他は、バロー名物18円コロッケ、サラダ、鶏そぼろ。作り置きメニューの鶏そぼろは娘が「グー」の評価。今週も「みんなのきょうの料理」のレシピだ。煮汁を煮立てて鶏ミンチを入れるだけの超簡単メニュー。お勧め。

みんなのきょうの料理 鶏そぼろ

左は鶏そぼろ、右は豚肉の焼き浸し

◆晩ご飯◆
 クレジットカードのポイントでふぐを取り寄せた。1万ポイントを使ったわりには、質・量ともにいま一歩だった。子どもたちは、てっちりはそうでもなかったが、てっさはおおいに気に入った。いちど、もっと美味しいふぐを食べさせてあげたいものだ。
グルメ ア・ラ カルト 2015

 1月17日(日) 

◆昼ご飯◆
 息子が選んだ本日の魚は鯛。真鯛ではないのだが、何の鯛だったか忘れた。塩を振ってソテーした。パリッと焼けて美味。
 子どもたちが楽しみにしていた鏡餅も焼いた。他はサラダ、スープ、カツオたたき。作り置きの煮物と鶏そぼろと豚肉の焼き浸しも。オーブントースターのお陰で、餅がプクーッと焼けた。

鏡餅

◆晩ご飯◆
 鶏もも肉をロールしてチャーシュー風に蒸した。レンジでチンするだけの簡単レシピ。今回も「みんなのきょうの料理」を参考に。レモンソースは作らず、ネギ味噌などで代用した。子どもたちにも好評で、明日の弁当用に残す予定がすべて食べ尽くしてしまった。
 他はお餅、スープ、サラダ、カツオたたき、鶏そぼろ。待ちに待ったきなこ餅を食べて大満足。

みんなのきょうの料理 鶏ロール蒸しレモンジンジャーソース

鶏ロール蒸し

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【予想の回顧】日経新春杯、京成杯、愛知杯、雅S(2016)

 今週は日経新春杯。
 ◎ベルーフは好位の直後から。直線では内を突いたがさほど伸びず、5着。2着とは0.1秒差だからそれほど負けてはいないのだが、見せ場というほどのものはなかった。
 レースは、3コーナーの坂下でメイショウウズシオが一気にスパートし、直線半ばまで先頭をキープ。
「まさか逃げ切るの?」
と思ったところに飛んできたのがレーヴミストラル。久々に、この馬らしい切れ味をみせた。今年で引退する松田博厩舎お得意の、豪快な勝ちっぷりだった。
 馬券は、今年から導入しているボックス買いが功を奏し、馬単をとった。2-1番人気の組み合わせではトントンだが、外れるよりはいい。

 中山では京成杯。
 ◎ケルフロイデは逃げた馬を見る位置から。直線に入っても持ったままで、同じに位置にいたプロフェットとともに前を捉まえにいく。直線は、この2頭の激しい競り合い。残り1ハロンでプロフェットが抜け出して勝負を決めた。馬券は馬連を買っており
「よし、取った取った」
と気を許したところに飛んできたのがメートルダール。一気に◎ケルフロイデに迫る。
「うわー、やーめーてー。そーのーまーまー」
という声に応えて、ケルフロイデがクビ差で2着に残ってくれた。いやあ、冷や汗をかいた。
 馬券はボックス買いで馬連が的中。75倍近くついたのは美味しかった。

 土曜は中京で愛知杯。
 ◎マキシマムドパリは2番人気。そんなものか。レースでは、中団から外を回って早めに追い上げ、直線半ばで先頭に。
「よし、突き抜けろ」
と思ったところで脚色が鈍り、どどっと差されて4着に終わった。結果論だが、もう少しじっくりいったほうがよかったか。馬体減も応えていたのかもしれない。
 勝ったのはバウンスシャッセ。前崩れに乗じてズバッと差しきった。ボックス買いの最後の一頭をアルマディヴァンと迷ったあげく、+22 kgを理由に切ってしまった。トホホ。
 2着は推奨穴馬のリーサルウェポン。惜しかった。

 京都では雅S。
 ファンファーレが鳴り、全馬ゲートイン。さあいよいよスタート…というところで、何と◎テイエムグンカンが放馬。発走除外となってしまった…。中山金杯に続き、早くも今年2回目の本命馬除外。妖怪に取り憑かれているのだろうか。

 今週は4戦2勝。日曜の東西重賞を的中し、トータルもプラスを達成。いい感じだ。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...