2017年1月21日土曜日

【中央競馬予想と与太話】アメリカジョッキーズCC、東海S(2017)~東海Sと平安Sの違い~

 今週は中山でアメリカジョッキークラブカップが、中京で東海ステークスが組まれているが、京都では重賞はなし。
 東海Sが平安Sと入れ替わりでこの時期に移ってから、今回で5回目。過去4回の優勝馬のうち、3頭がフェブラリーSでも馬券に絡んでおり、トライアルの役目を果たしていると言えるだろう。平安Sが本番とほとんど結びつかなかったのとは大違いだ。
 これは、コースの違いに拠るのかもしれない。中京1800 mと東京1600 mは、直線が長いタフなコースという共通点がある。しかも同じ左回り。平坦で先行有利な京都1800 mとは要求される能力が違うのではないだろうか。

 レースにいってみたい。
 フルゲートの18頭が揃い、本番でも勝負になりそうな馬がちらほら。なかなかハイレベルだ。
 本命は◎グレンツェント。昨秋に復帰後は、古馬相手に2、1着。しかも負けたのは後のGI馬。この時期は、特にダートでは古馬の壁が厚く4歳馬は苦戦することが多いのだが、今年の4歳はレベルが高く、通用すると見た。人気でも。
 推奨穴馬も4歳馬からロンドンタウン。昇級2戦目で。

 アメリカJCCは、こちらも人気馬の◎ゼーヴィントが本命。中山2200 mは絶好の舞台。

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2017年1月20日金曜日

【書評】東野圭吾『祈りの幕が下りる時』(講談社文庫)

加賀刑事がガリレオ湯川を超えたかも??


 東野作品なら、ミステリーとして面白いのは当たり前。それに加えて、加賀刑事の人生の背景が見事に描かれる。加賀刑事シリーズ10作目にして、一つの節目と言える作品。見事な出来栄えだ。
 最初はミステリー色の強かった加賀刑事シリーズだが、最近の作品では加賀刑事のキャラクターが前面に出てきている。明らかに阿部寛を意識した人物像になってきているところもニクい(笑)。
 本作ではついに、加賀が日本橋にこだわる理由が明らかになり、加賀の人生にも一つの区切りが訪れる。おそらく新展開を迎えるであろう次作が非常に楽しみな終わり方になっているのもさすがだ。

 ガリレオ湯川シリーズが、最近は湯川のキャラに頼り気味なのに対して、加賀刑事シリーズは加賀のキャラと人情ミステリーの組み合わせがより洗練され、ますます成熟してきている。
 ガリレオ湯川の巻き返しにも期待したいが、現時点では加賀刑事に軍配かな。

《あらすじ》
 ある女が、何のかかわりもない男の部屋で殺害された。そして同時期に起きた、ホームレス男性の焼死事件。この二つの事件が結びつき、さらには加賀の過去の人生がかかわってくる。
 女はなぜ殺されたのか。殺された部屋の持ち主は誰なのか。加賀はなぜ日本橋にこだわるのか。徐々にピースが埋まり、最後に明らかになる構図はいったい。



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【中央競馬予想と与太話】すばるステークス(2017)~WIN5を当てたらやってみたいこと~

 先週は火曜開催という異例の日程になった京都競馬。関係者は今週は無休だっただろうが、お陰で競馬が楽しめる。ありがたいことだ。
 今週も雪の予報だが、影響がないことを願いたい。

 そんな土曜の京都メインはすばるS。昨年はメインから格下げで第10レースになったが、今年は時期が1カ月ほど早まり、メインに復活した。どういう都合なのだろうか。
 そして、第9レースに組まれているのが祇園特別。祇園とは、ご存じ京都の誇る伝統的繁華街だ。舞妓や芸者さんがいる界隈で、祇園甲部と祇園東の二つの花街を抱えている。WIN5でも当てて、いちどお座敷遊びをしてみたいものだ。
 もちろん普通の飲食店やバーもたくさんある。京都で仕事をしているからには行きつけの店の一つや二つもっていたいところだが、私にはないのが残念だ…。

 レースにいってみたい。予想はすばるSを。
 フルゲートの16頭が揃った。本命は◎スマートアヴァロン。常に掲示板を賑わせる堅実派だ。前走はオープン昇級初戦でハナ、クビ、クビ差の4着に頑張った。2走目でさらに。展開が向いてほしい。
 推奨穴馬はパーティードレス。前走が上々。

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2017年1月18日水曜日

【中央競馬予想の回顧】日経新春杯、京成杯、愛知杯、新春S(2017)

 今週の日曜の京都競馬は、いったんは時間を遅らせて開催されることが決まったが、雪が強くなり結局中止に。出馬投票をやり直して火曜に代替するという異例の日程になった。
 その火曜に日経新春杯が行われた。
 ◎カフジプリンスはパドックではモッサリ見えた。後方集団につけると、3コーナーから手が動き始め、押っつけ通しで伸びてきたが、5着まで。バテているのではなさそうだし、かなりズブい馬なのだろう。素早くギアチェンジできるようになれば、もっとやれそう。
 変則日程で荒れるかと思いきや、ミッキーロケット(1番人気)、シャケトラ(2番人気)で決着。今年の4歳はレベルが高そうだ。

 日曜は中山で京成杯。
 ◎コマノインパルスは思ったよりも後方の位置取り。心配したが、外を回って前に取りつくと、グイッと抜け出す完勝劇。ここでは一枚上だった。前走で破れたレイデオロの評価もさらにアップ。
 馬券は息子が本命にしたガンサリュートを押さえており、馬連をとった。息子のお陰で馬券が的中。

 土曜は中京で愛知杯。
 ◎ゴールドテーラーは後方から追い込みを図ったが、前が残る展開では10着まで。もう少し流れてほしかった。
 勝ったのは、別次元の末脚を見せたマキシマムドパリ。後方からただ一頭だけ追い込んできて1馬身半差をつける完勝。素質馬がついに重賞を勝利。今後が楽しみだ。

 京都では新春S。
 ◎ハクサンルドルフは1番人気。いつもの切れ味がなく、8着に惨敗。内にもたれていたように、疲れがあったのか。

 今週は4戦1勝でトータルはマイナス。ようやく本ブログの今年初的中があったので、上昇気流に乗っていきたいものだ。

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2017年1月15日日曜日

【お父さんの週末料理】2017年1月14、15日~大雪の日のあったかメニュー~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小3)、息子(年長組)の4人である。

 今週末は大寒波到来で大雪だった。

 1月14日(土) 

◆昼ご飯◆
 午前中はまだ晴れていたので息子と買い物に。息子が選んだ「本日の魚」はイワシ。バローのイワシはいつも新鮮で、上手に開いてあるので食べやすい。塩、コショウを降って、小麦粉を薄くまぶして揚げ焼きにした。息子が
「イワシを選んでよかったなあ(満足)」
とつぶやく美味しさだった。
 他はサラダ、ラーメン、納豆。ラーメンは実家からのいただき物。2人前を4人で分けた。

◆晩ご飯◆
 鶏もも肉をソテーした。重しを乗せて押しつけるように焼くと、パリッと仕上がる。娘の希望で照り焼きにした。子どもたちも「グー」とモリモリ食べた。
 他はサラダ、しじみ汁、パスタ。パスタは市販のパスタの素を絡めたもの。子どもたちの大好物だ。

 1月15日(日) 

◆昼ご飯◆
 今週も「みんなのきょうの料理」からフライパンブイヤベース。トマトベースのスープで、タラ、アサリ、イカ、エビを煮込む。フードプロセッサーを使うのはやや面倒だったが、それに見合う美味しさ。トマトの風味と魚介の旨味が見事にマッチした、あったかメニューだ。汁物のスープを残すことが多い息子が、具よりも先にスープを飲み干した。体の芯から暖まった。
 他はサラダ、肉まん。

ブイヤベース。体の芯から暖まった

みんなのきょうの料理 フライパンブイヤベース

◆晩ご飯◆
 大寒波到来、大雪、チョー寒い! となれば、おでん。おでんを作るといつも人気の具材からなくなっていき、最後は不人気アイテムが残ってしまうので、今回は具材を絞った。外せないのは大根、卵、鶏団子、イトコン、モチ巾着。これらをたくさん煮込んで、練り物系は必要に応じて加えることにした。息子が選んだ本日の練り物は「たこぼっくり」。たこの食感がグーだった。息子は
「これ買ってよかったなあ~」
とご満悦。
 他は焼きそば、大根の煮物。
 今週は久々の「ノーお米ウィークエンド」だった。たまにはこういうのもいいよね。

おでん。たこぼっくりが美味だった

たこぼっくり。現在、1パック7個に増量中

伏見蒲鉾 たこぼっくり

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2017年1月14日土曜日

【中央競馬予想と与太話】日経新春杯、京成杯(2017)~日経とJRAが仲がよい理由~

 今週は京都で日経新春杯が、中山で京成杯が組まれている。
 日経新春杯は今回で64回目を迎える伝統のハンデGII。このレース以外に日経賞もあるし、日経新聞とJRAは昔から仲がよいようだ。いったいなぜかしらと思ってグーグル先生に聞いてみると…おお、ありました。産経新聞の記事にばっちり書いてあるではないか。便利な世の中になったものだ。

産経WEST 競馬に縁遠い日経新聞、冠レース最多の不思議 JRAとの意外な〝蜜月〟

 苦しい時代を支えてくれた恩があるということだろう。系列のラジオNIKKEIが競馬中継をしていることとも、無関係ではあるまい。

 レースにいってみたい。
 例年以上に薄いメンバーという印象。本命は◎カフジプリンス。菊花賞では人気を裏切ったが、前走はひと息入れて仕上がり途上の状態で準オープンを卒業。その勢いで重賞のタイトルを。
 推奨穴馬はヤマカツライデン。穴というほどではないが、すんなりなら一変が。

 京成杯は◎コマノインパルスを狙う。

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2017年1月13日金曜日

【中央競馬予想と与太話】愛知杯、新春S(2017)~まさに荒れ放題~

 今週末は大寒波が日本列島を襲うそうだ。競馬もだが、センター試験に影響が出ないように願いたい。

 そんな土曜は中京で愛知杯が組まれている。一方、京都のメインは新春ステークス。
 愛知杯は年末から年始に移ってきて2回目。年末に行われていたときから荒れ放題のレースだった。女王杯で好走した馬が人気するが、各上挑戦の軽ハンデ馬が穴を開けるというパターン。年始に移った昨年もその流れは変わらず、8-5番人気の決着で馬連は万馬券。今年も荒れるという前提で予想を進める。

 本命は◎ゴールドテーラー。前走は条件戦で8着とはいえ、ここで人気しそうなマキシマムドパリとは0.3秒差。休み明けをひと叩きされ、気配もアップ。50 kgの軽量を味方に、激走を期待したい。
 本命が人気薄だが、推奨穴馬をあげておくなら、同枠のアンジェリック。前走は不利があった。渋った馬場も得意。

 京都では新春S。先週は特殊な馬場状態で、日曜の午前まではインの先行馬有利だったが、午後は雨によって外差しの決まる馬場に一変した。馬場状態の見極めが鍵になりそうだ。
 本命は◎ハクサンルドルフ。差しの決まる馬場という前提での本命。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...