2017年8月4日金曜日

【中央競馬予想と与太話】九州スポーツ杯(2017)~都井岬の御崎馬~

 夏の甲子園の組み合わせも決まり、夏本番だ。わが子たちも祖父母(私の両親)の家で1週間お世話になった。よい思い出にしてほしいものだ。

 そんな土曜の小倉メインは九州スポーツ杯、そして9Rに組まれているのが都井岬特別だ。都井岬とはどんなところなのか、まずはJRAの特別レース名解説を見てみた。

都井岬(といみさき)は、宮崎県南端、日向灘と志布志湾とを分ける岬。日南海岸国定公園に属し、天然記念物である小型の御崎馬やニホンザルが生息している。

 なるほど、お馬さんつながりでレース名になっているようだ。御崎馬はポニーの一種で、江戸時代に軍馬の育成のためにこの地に放牧された。周年放牧(ほとんどほったらかし)で育てられていた馬が代々つながって今に至り、現在はほとんど野生の状態なのだそうだ。
 勉強になりました。いちど、行ってみたいものだ。

 レースにいってみたい。予想は九スポ杯を取りあげる。
 芝1200 mの1000万条件戦。メインが1000万条件とは、夏競馬モード全開だ。本命は◎ディアエナ。1000万クラスでは0-0-1-5と苦戦しているが、ここ3走は僅差で走っている。特に前走は、1着からクビ、ハナ、アタマ、ハナ差とタイム差なしの5着に頑張った。小倉は1分7秒9の好時計勝ちもあり、得意の舞台。スローペース見込みで、展開も向きそう。
 ディアエナがそれほど人気しそうにないので、これを推奨穴馬としておく。

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2017年8月2日水曜日

【書評】池上彰『はじめてのサイエンス』(NHK出版新書)

知っておきたい科学知識を池上流に分かりやすく解説


 何でも分かりやすく解説してしまう池上氏が、サイエンスを解きほぐした本。序章でまず「科学とはどういう営みか」を解説し、土台を整える。そして、1章から順に物理学、化学、生物学、医学、地学、環境科学が易しく語られる。
 それぞれの章では、各分野の全体像が述べられるわけではなく、身近ないくつかのトピックに絞って解説されるため、とても分かりやすい。たとえば物理学では原発、化学では水素エネルギー、生物学では遺伝子組換えなど、社会にかかわるトピックがおもに取りあげられている。最終的には各分野と社会のかかわりに話は行き着き、科学が身近に感じられる流れになっている。

 科学そのものの説明も分かりやすいのだが、池上氏の真骨頂はやはり科学と社会のかかわりの部分。さまざまな科学研究や科学的知見が、どのように社会とかかわり、社会に影響を与えているのか。また逆に、社会がどのように科学に影響しているのか。このあたりの説明は相変わらずお見事。
 最低限の科学的知識を持つことがいかに大切かよく分かる。池上氏のかみ砕いた説明により、マイナスイオンや水素水、あるいは健康食品などに惑わされないような科学知識を身につけたいものだ。



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2017年7月31日月曜日

【お父さんの週末料理】2017年7月29日~予定変更で息子がガッカリ~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小4)、息子(小1)の4人である。

 今週は日曜は出かけたので土曜のみ。

 7月22日(土) 

◆昼ご飯◆
 恒例の土曜昼の手抜き料理はスパゲティナポリタン。ベーコン、ニンニク、タマネギ、トウガラシ、ネギを炒めてケチャップを投入し、パスタと絡めて完成。暑さをもろともせず、モリモリ完食した。
 他はサラダ、中華スープ。

ナポリタン。手軽で美味い

◆晩ご飯◆
 この日も私ひとりで買い物に。息子が「サケが食べたい」と言っていたのでサケを買う予定だったのだが、超特価のブリを見つけたので予定変更。息子はガッカリしていた(笑)。サケもよいが、ブリはブリで美味しかった。
 他はサラダ、中華スープ、そうめん。息子は野球の練習中に水分を取り過ぎて、お腹がちゃぷちゃぷで苦戦。炎天下の適切な水分補給はもちろん大切だが、3時間の練習中に2リットルは飲み過ぎでは…。

超お買い得のブリ

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【中央競馬予想の回顧】アイビスSD、クイーンS、佐世保S、薩摩S、小倉サマーJ

 今週はアイビスSD。
 ◎フィドゥーシアは好スタートを切り、外ラチ沿いへ。終始、抜群の手応えで追い出しを待つ。いざスパートし、後続を突き放して完勝…と思ったところにラチ沿いを突っ込んできたのがラインミーティア。最後はクビ差でかわされて、フィドゥーシアは惜しい2着。ラインミーティアはうまく前が開くという幸運に恵まれたが、西田騎手の好騎乗だった。
 馬券は馬連をとった。40倍超とは嬉しい誤算。

 札幌ではクイーンS。
 パドックで◎マキシマムドパリのイレ込みが目立ったので、馬券はボックスで勝負した。マキシマムドパリは後方からそれなりに差したが7着まで。位置取りが響いた。イレ込みも影響したかもしれない。
 勝ったのはアエロリット。スイスイ逃げて2馬身半差の圧勝。距離の懸念もなんのその、GI馬の力を見せつけた。
 馬券はアエロリットを切っていたのでハズレ。

 小倉では佐世保S。
 ◎オーヴィレールは直線で全く伸びず9着。1番人気を裏切った。「目に見えない疲れが」なんてコメントが出るのだろうか…。

 土曜は小倉で薩摩S。
 ◎ナムラアラシはほぼ最後方から大外をブン回すという豪快なレース。しかし、直線半ばで脚が上がって8着止まり。展開は向いただけに、物足りなかった。
 勝ったのはマインシャッツ。中段からぐいっと伸びて、ハナ差で勝利をものにした。

 小倉サマーJは◎メリーモナークが強敵相手に頑張ったが、3着とは大きく離れた4着。今回の経験を糧にしてほしい。

 今週は5戦1勝。アイビスSDがけっこうついたので大負けは免れた。

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2017年7月29日土曜日

【中央競馬予想と与太話】アイビスSD、クイーンS、佐世保S(2017)~大昔の家族旅行~

 今週は新潟でアイビスサマーダッシュ、札幌でクイーンステークスが組まれているが、小倉では重賞がなく、メインは佐世保ステークスである。
 佐世保には大昔に家族旅行で訪れ、ハウステンボスに行ったのだが、あまり記憶に残っていない…。HISが買収して再建し、客足も復活したようなので、機会があればまた行ってみたい。佐世保でハウステンボス、福岡でホークス、小倉で競馬なんていう贅沢な旅をしてみたいものだ。

 レースにいってみたい。予想はクイーンSを中心に。
 本命は◎マキシマムドパリ。前走は前につけて抜け出すという大人の競馬で重賞2勝目を飾った。あの走りができるなら札幌でも通用しそう。本格化した素質馬が秋へのステップに。
 推奨穴馬はクインズミラーグロパールコード。人気の盲点か。
 アドマイヤリードは脚質が、アエロリットは距離が不安。

 アイビスSDは◎フィドゥーシア、佐世保Sはオーヴィレールが本命。

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2017年7月28日金曜日

【中央競馬予想と与太話】薩摩S、小倉サマージャンプ(2017)~なぜ、ひらがな表記?~

 今週から小倉・新潟開催がスタート。夏競馬まっ盛りだ。
 そんな開催初日の小倉メインは薩摩ステークス。聞き慣れないレース名だと思って調べてみたら、今年新設されたレースだった。ここ数年、初日のメインはKBC杯だった。競争条件は同じなので、実質的にはKBC杯を引きついだレースと言えるだろう。KBCがレースのスポンサーを降りたのかもしれない。

 薩摩地方には、いちど社員旅行で訪れたことがある。指宿の砂むし風呂で汗を流してから飲んだビールは最高だった。
 指宿では「砂むし温泉」と「むし」をひらがなで表すのが公式名称のようだ。むしは蒸しのことなのだろうが、なぜひらがなを用いるのだろうか。少し調べてみたが分からなかった。来年までの課題としておきたい。

 レースにいってみたい。
 ダート1700 mの準オープン戦。フルゲートの16頭が揃った。
 本命は◎ナムラアラシ。前走の白川郷Sでも本命に推したが、1番人気を裏切る5着に終わった。行った行ったの決着で展開が向かなかったのが敗因。今回は行きたい馬が複数いて流れは向きそう。ズバリと差しきってほしい。調教が軽いのが少し気がかりだが「体調はよい」という陣営のコメントを信じたい。
 推奨穴馬はマッシヴランナー。前走掲示板のわりには印がない。

 小倉サマージャンプは◎メリーモナークを狙う。入障後、まだ底を見せていない。

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2017年7月27日木曜日

【書評】辻谷秋人『馬はなぜ走るのか―やさしいサラブレッド学―』(三賢社)

馬が何を考えて走っているのか、分かった気がする


 サラブレッドの進化や運動生理学を易しくまとめた好著。
「馬は走るのが好き」
「馬は一緒に走る馬を抜こうとする闘争心がある」
「賢い馬はゴール板を知っている」
などの迷信というか思い込みを廃し、科学の目でサラブレッドを捉える。その結果、従来の常識とは異なる点が見えてくることもあれば、逆に従来の常識は正しかったことが分かる場合もある。
 たとえば上記の二つ目の「抜こうとする」という点。辻谷氏は、これは擬人化だという。われわれ人間は、並んで走るとなるべく前に行く、すなわち1着になろうとする生き物だが、馬はそうではないというのだ。
 その理由は次の通り。自然の状態で馬が全力で走るのは、肉食動物から逃げるときだ。そのとき、1着になって、何か生存に有利な点があるだろうか。肉食動物に食べられずに生き延びるには、最下位にさえならなければよい。逆に、先頭を走れば前から来る敵に襲われる可能性があり、むしろ生存には不利に働く可能性すらあるかもしれない。
 レースで馬が一生懸命走るのは、みんなについて行き「一緒に走る」ためなのだ。先頭に立つと速度を緩める馬がいるのも、一緒に走りたいからなのだろう。

 こんな感じで、競走馬のさまざまな側面を解きほぐしていく。主張が一貫しており、とても読みやすく、馬が何を考えているのかが少し分かった気がする。ただ、馬券の役には立たないかもしれない。その証拠に、本書を読み終えた先週の馬券成績は散々だった…。



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【福知山マラソン走ってきました~】滋賀のおっさんランナーのランニング週報:2024年11月18~24日の記録

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。現在は52歳。  2020年12月の神戸トライアルマラソンでサブ3を達成! 自己ベストは2024年3月のびわ湖マラソンの2時間54分台。 ◆総 評◆  土曜に、福知山マラソンを走ってきた。果たして結果はいかに。キロ...