2018年9月9日日曜日

【読書メモ】須賀しのぶ『夏の祈りは』(新潮文庫)

 ある高校の野球部を追った連作集。いろいろな立場や年代から一つの「部」を切り取るという手法が斬新だ。
 最も印象に残ったのが、ちょうど真ん中の第3話の「マネージャー」という一話。おそらく現実にはこんな球児はほとんどいないが、だからこそ印象に残ったのかも。

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【中央競馬予想の回顧】セントウルS、京成杯オータムH、エニフS、紫苑S(2018)

 今週はセントウルS。
 ◎ネロはポンと出て押していったが、ラブカンプーの2番手。この形では持ち味が出ず、直線では粘りを欠いて、6着。ハナを切れないと厳しい。
 勝ったのはファインニードル。中団から突き抜けて1馬身半差を付つけた。本番へ向け、視界良好。

 中山では京成杯オータムH。
 ◎ロジクライは好発を切ったが、他の馬も前に殺到し、控える形。直線では内をつき、ジリジリと伸びて前は捉えたが、最後に後ろからかわされて3着。もうひと伸びが足りなかった。
 勝ったのは1番人気のミッキーグローリー。条件戦からの連勝で重賞初制覇。

 土曜はエニフS。
 ◎ディオスコリダーは中団から押していくが、さっぱり進まず、10着に惨敗。この程度の馬だったのか。
 勝ったのはメイショウウタゲ。新馬戦で単勝万馬券を取らせてもらった馬だ。もう終わった馬だと思っていたら激走した。

 中山では紫苑S。
 ◎パイオニアバイオは後方馬群。3、4コーナーでは内をついてスルスルと上がっていき、いい感じで直線を向いた。しかし、そこから外に切り替えるのに手間取り、最後は猛然と追い込んだが4着まで。内を抜けることはできなかったのだろうか…。
 勝ったのはノームコア。好位から最速で上がって3馬身差をつけた。本番が楽しみだ。

 今週は4戦全敗。先週の万馬券の反動だ…。

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2018年9月8日土曜日

【読書メモ】恩田陸『夜のピクニック』(新潮文庫)

 書評を書くのがおっくうになってきたので、何を読んだかを読書メモとして残そうと思う。

 初めて読んだ恩田作品。高校生が2日間ぶっ通しで歩き続けるうちに、抱えているものを吐露していくという設定がグー。
 ただ、男子高校生が揃いも揃って草食系というか、何というか…。10代の男子なんて、頭の中の80%は性的なことで占められているんだけど(笑)。

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【中央競馬予想と与太話】セントウルS、京成杯オータムH(2018)~なぜ阪神とセントウル~

 今週は阪神でセントウルステークスが、中山で京成杯オータムハンデが組まれている。
 セントウルSは、いつの間にやらGIIに格上げされ、スプリンターズSのメイン前哨戦となった。ロードカナロアを初めとした一線級の参戦も多いためか、昨年まで6年連続で1番人気が連対している。

 セントウルはギリシャ神話に出てくるケンタウロスの英語読み。あの、上半身が人間で下半身が馬の種族(個人名ではない)だ。阪神競馬場にはセントウル像があり、競馬場のシンボルとなっているが、その由来はよく分からない。単に馬つながりということなのだろうか。

 レースにいってみたい。
 本命は◎ネロ。ここ3走はダートに使ったが、芝に戻してきた。テンのスピードは一級品。渋った馬場も大丈夫。ラブカンプーとの兼ね合いがカギだが、それほど激しい流れにはならないと見た。坂路の暴君が久々の重賞制覇へ。
 推奨穴馬はレジーナフォルテ。馬場をこなせれば。

 京成杯オータムHは人気でも◎ロジクライ。好枠を引き、ハンデも恵まれた。

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2018年9月7日金曜日

【お父さんの週末料理】2018年9月2・4日~大好評マカロニグラタン~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小5)、息子(小2)の4人である。
 最近は、特に息子の野球のある日は、朝をしっかり食べて昼を軽めにというパターンが定着。

 今週は土曜まで社員旅行だったので、私が作ったのは日曜の晩ご飯のみ。週明けの火曜日は、台風で会社が休業になったので私が作った。

 9月2日(日) 

◆朝・昼ご飯◆
 妻が、朝は鮭を焼いて、昼はチャーハンを作ってくれた。

◆晩ご飯◆
 久しぶりにマカロニグラタンを作った。マカロニに自作ミートソース、市販のホワイトソースをかけ、溶けるチーズをたっぷり乗せてトースターでチン。グラタンはいつも量が多すぎるので、控えめに作ったらちょうどよかった。子どもたちには
「いつもより美味しい!」
と大好評。特に作り方を変えたわけではないのに、なぜだろう。
 他はサラダとスープ。

大好評グラタン

 9月4日(火) 
大型台風が関西を直撃し、会社が休業となった。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は妻が作ってくれた。
 昼は旅行のお土産の長浜ラーメン。とんこつスープにストレートの細麺は、黄金の組合せだ。2人前を3人で分けて、ズゾズゾと平らげた。
 他は蒸し鶏、ちくわ、ナスとカボチャの天ぷら。

◆晩ご飯◆
 子どもたちにエビフライかエビの天ぷらかどっちがよいか尋ねたところ、「天ぷら」と珍しく意見が一致したので天ぷら大会。エビ、スズキ、鶏むね肉、ナス、カボチャ、オクラを揚げた。エビの殻は素揚げしてエビパリに。スズキが特に好評だった。揚げ物は、ついたくさん作ってしまう。
 他はスープ、サラダ、蒸し鶏、そば。

一番人気のスズキ

いつも好評のエビパリ

鶏の天ぷら

カボチャ

蒸し鶏

ナス

オクラと鶏。オーブンで加熱したもの

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【中央競馬予想と与太話】エニフS、紫苑S(2018)~王者の砂初挑戦~

 ようやく気温が下がってきた。今週末は今季初サンマが食卓に登場する予定だ。
 それと合わせるように、中央競馬も秋競馬が開幕。阪神・中山開催がスタートする。

 そんな阪神初日のメインはエニフステークス。秋競馬初日のメインになってから、今回で5回目になる。それよりも前、2005年の勝ち馬がヴァーミリアン。OP特別に出ていたことも意外だが、3番人気だったというからさらにビックリだ。
 しかし戦歴を調べてみると、それもそのはず。このレースが初のダート戦だった。2歳時にラジオ短波杯を勝ったときには、翌年のクラシックを賑わせることは間違いないと思われたが、翌春からは4戦連続で2桁着順と不振を極めた。そこで、矛先を変えて向かったのがこのレースだった。これをきっかけに、砂の王者に登り詰めたのはご存じの通り。

 レースにいってみたい。
 天気は下り坂で、馬場状態も考慮に入れる必要がある。本命は◎ディオスコリダー。前走は人気を裏切ったが、長期休養開けではやむを得ないか。渋った馬場は苦にしない。叩き2走目で前進。
 推奨穴馬はアキトクレッセント。まだ見限れないが、穴というほどではないかも。

 紫苑Sは◎パイオニアバイオを狙う。内を抜けられるか。

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2018年9月3日月曜日

【目指せサブ3.25(3時間15分)】45歳のオヤジがランニングを始めました(2018年8月の記録)

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。2018年2月の初マラソンでサブ4を、3月の2度目でサブ3.5を達成。来シーズンのサブ3.25を目標にトレーニング中。

◆総 評◆
 月間走行距離は243.9 km。これまでの最長記録(2018年3月)とほぼ同じ距離を走った。まれに見る酷暑の年の8月に、インターバル走も毎週やっての結果だから、上々と言ってよいだろう。8月31日に9月分の30 km走を行ったことと、夏休みで走る時間が確保できたことが大きかった。
 35℃を超える猛暑が続き、ジョグもままならない。時間が許せば日が暮れてから走ったり、ジョグをトレラン(というかトレイル)に変えたりして、変化を持たせた。

◆比叡山トレイル◆
 35℃を超えると、さすがにジョグも厳しいので、朝夕に時間が取れないときは、ジョグを山登りで代替した。
 月初めに比叡山坂本駅から延暦寺東堂エリアまでトレイルした。2~3時間はかかると思っていたら、登りは50分、下りは45分で往復できた。あわよくば小走りで登ろうと思っていたが、それは無理だった。
 日差しがないと、全然違う。ジョグでは使わない筋肉を使うのもグー。距離は稼げないが、よいトレーニングになる。
 また比叡山は、上まで行けばお店があるのもありがたい。トイレに行って、スポーツドリンクを補給して下山した。

延暦寺東堂エリア。売店があるのがありがたい

 翌週は、飯室不動堂から延暦寺横川エリアへ登った。マイナーなルートらしく、誰ともすれ違わなかった。また、登り切ってから道に迷い、鹿に遭遇したのはちょっとしたハプニングだった。
 それほど難ルートではないが、人がほとんど通らないので、何かあったときが怖い。一人では行かないほうがよいだろう。

元三大師堂への道を登った

◆30 kmジョグ◆
 月半ばのお盆明けに、8月分の30 km走を行った。息子の野球やら何やらで、午前と午後の2回に分けたが、酷暑の時期だし、それでよかったかも。ペースはキロ6分程度。午前は150 m、午後は200 m以上を上り下りしたので、まずまずよいトレーニングになったはず。
 そして月末の8月31日に、社員旅行を利用して、9月分の30 km走もやった。福岡の大濠公園を、中国・韓国からの観光客に揉まれながら周回。日本を満喫して下さい。
 キロ5分を切るペースでと思っていたが、30℃まで気温が上がると無理。心拍数150を目安に、キロ5分10~20秒で走りきった。
 慣れないところで走ったので、水分補給がおろそかになり、走った後に初めてクラっときた。脱水症状だ。天神の地下街で休憩したら収まり、事なきを得たが、紙一重だったかもしれない。反省。

◆スピード系トレーニング◆
 毎週土曜日に、5 kmのインターバル走を行った。夏は質の高いスピードトレーニングはできないというのが定説だが、せっかくインターバル走が定着したのをやめるのが何だかもったなくて、続けている。
 体感気温とペースが密接に関連しているのがよく分かる。直射日光がないと、キロ20秒くらいはペースが上がるような。気温が下がってきたら、5 kmで20分切りを目指したい。
 冬ほどスピードが出ないので、足への負担が少ないのはよい。これからペースが上がっていくと、怪我には要注意だ。

◆BCTトレーニング◆
 先月に引き続き、一部の種目をやっている。確かに腹にグッと力を入れる(ドローイン)と、体幹がとても安定する。ランニング中も、腹をへこませると、背筋が伸びて体に芯が通る。
 このフォームを42.195 km続けられるようになるのが、BCTの目標なのだろう。続けていきたい。

◆まとめ◆
 8月後半は、30 km走を2回やったり、15 kmのペース走をしてヘロヘロになったり、かなり負荷がかかったような。久しぶりに、足の張りが気になる。9月の1週目は「抜く週」にするのがよいかもしれない。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...