2019年3月1日金曜日

【中央競馬予想と与太話】チューリップ賞、オーシャンS(2019)~初めて阪神で行われたとき~

 今週末から3月に突入。気温も上がり、春はすぐそこだ。今冬は本当に暖冬だった。なんて油断してたら寒波が来るのかもしれないが。
 そんな土曜は阪神でチューリップ賞が、中山でオーシャンステークスが組まれている。

 チューリップ賞は昨年にGIIへ昇格した。GIIIからGIIへのアップは珍しいが、過去の勝ち馬の顔ぶれを見ると、これも当然か。
 最初はオープン特別として始まり、1994年に重賞になった。1回目と2回目は中京と京都で行われ、初めて阪神に来たのが1996年。それ以来ずっと、阪神の1600 mで行われている。
 その1996年の勝ち馬がエアグルーヴ。前年の(いまで言う)2歳GIで後塵を拝したビワハイジを、5馬身ちぎって圧勝した。武豊騎手のお手馬だったが、このレースはなぜかペリエ騎手が騎乗していたようだ。
 これは牝馬三冠も狙えると期待されたが、脚部不安で桜花賞は欠席。オークスで復帰して、見事に1番人気に応えた。競走生活のハイライトは、翌年の天皇賞・秋。並み居る牡馬相手に見事に勝利。牝馬でも古馬中長距離戦線で戦えることを示した名牝だった。
 繁殖としてもアドマイヤグルーヴなどを生み、大成功を収めた。ドゥラメンテの2代母として、これからも血統図に名を残していくだろう。

エアグルーヴ。neteiba.comより

 レースにいってみたい。
 今年も、前年の女王がここを始動戦に選んだ。本命はその◎ダノンファンタジー。昨年もそうだったように、2歳チャンピオンがここに出てきたときは、素直に信頼の一手。最内枠は想定外だが、包まれさえしなければ。
 推奨穴馬はナシ。堅く収まる見立て。

 オーシャンSは◎エスティタートが本命。ハイペースになりそう。

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【目指せサブ3】45歳でランニングを始めました(2019年2月の記録)

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた(現在は46歳)。2018年2月の初マラソンでサブ4を、3月の2度目でサブ3.5を、翌シーズン2018年11月の3度目でサブ3.1(3時間10分)を達成。サブ3を目標にトレーニング中。

◆総 評◆
 月間走行距離は97 km。中旬に京都マラソンを走った後は、全く走っていない。腸脛靱帯炎を治すためだ。京都マラソン1週間後から筋トレを再開した。

◆京都マラソンとその調整◆
 幸運にも京都マラソン初エントリーで当選。当日の詳しい様子はこちらを。

【目指せサブ3】京都マラソン2019に参加した

 土山マラソンで発症した腸脛靱帯炎の再発を防ぎながら、だましだまし調整して、何とか出場にこぎ着けた。長い距離(時間)を走れないのは本当に難儀だった。
 本番では案の定、撃沈。ジョグの大切さを痛感した。

家族が応援に来てくれた。ありがとうございました

◆京都マラソン後◆
 京都マラソンで再発した腸脛靱帯炎や筋肉痛は、3日もすれば治まった。やはり、失速すると、体へのダメージはむしろ少ない。
 1週間は完全休養し、翌週からウオーキングと筋トレを再開した。

◆筋トレ◆
 腸脛靱帯炎の再発を防ぐべく、しばらくランニングはやめて、筋トレに励もうと思う。近所に格安のジムがあるのだが、木曜が休みなのがネック。木曜は時間が取れるので、この日に筋トレをしたいのだが…。また、今月は入会金無料キャンペーンもやっていないので、回数券を買って、まずは何度か試してみようと思う。
 とりあえずは、家でできるトレーニングから開始。週2、3回は行い、強度を増していきたい。これまでは筋トレは補助だったが、しばらくはこちらをメインにしてしっかり筋肉をつけよう。

◆ウオーキング◆
 ウオーキングは腸脛靱帯にほとんど影響しないので、積極的に歩いている。2時間シャキシャキ歩けば、けっこうよい運動になる。短い距離でたくさん時間がかかるのもよい。肩甲骨を動かすと、足がどんどん出る。
 ジョグの代わりとまではいかない(心拍数がそこまで上がらない)が、LSD的な効果はあるのかもしれない。もう少し速度を上げて、心拍数も上げてみようか。

◆まとめ◆
 何とか京都マラソンも完走でき、今季は終了。11~2月の最も走り込みによい季節を腸脛靱帯炎で棒に振ってしまったが、仕方あるまい。今季の目標だった3時間15分を上回り、サブ3.10も達成できたのだからよしとしよう。
 3~4月は筋トレ月間。しっかり腸脛靱帯炎を治して、来季へつなげていきたい。

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2019年2月25日月曜日

【読書メモ】塩田武士『盤上に散る』(講談社文庫)

 『盤上のアルファ』の続編というかスピンアウト的な内容。前作に登場した真剣師の林鋭生の行方を男女二人が追う。ストーリーの主軸である林鋭生本人はほとんど登場しないところが面白い。
 昭和の香りがムンムンと漂う作品だ。今年から年号も変わり、昭和は「ふた昔」前の時代になってしまう。ネットも携帯もなかった時代、社会がまだ「余白」をたくさん残していた様子が上手く描かれている。
 吉本的なノリは本作でも冴えている。「もずく」にはワロタ。テレビドラマ版では、このノリが全く無視されているのは残念。ストーリーも大幅に違うし、別の話として見るのがよいのだろう。

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2019年2月24日日曜日

【お父さんの週末料理】2019年2月23・24日~好評アンガスビーフ~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小5)、息子(小2)の4人である。
 最近は、特に息子の野球のある日は、朝をしっかり食べて昼を軽めにというパターンが定着。

 今週はずっと家で食べた。

 2月23日(土) 

◆朝・昼ご飯◆
 朝は妻が卵焼きを作ってくれた。
 昼は買い物ついでに買ったパン。娘はチーズパン、息子はソーセージパン、私はピロシキ。たまにはパンもいいね。

◆晩ご飯◆
 今週もみんなのきょうの料理から、ウーロン茶鍋。つゆはレシピを参考に作って、具は豆腐や大根など、いろいろ加えた。家族に何の味か聞いたが、誰も正解できず。ウーロン茶と聞いて驚いていた。味は
「また食べたいほどではないかなあ」
と微妙な反応だったわりにはモリモリ食べた。空腹に勝る調味料なしだ。

 2月24日(日) 

◆朝・昼ご飯◆
 朝は前日に作りおいたイカとエリンギのオイスターソース炒め。最近、イカが高くて食卓に登場する回数が減っているが、ヤリイカが安かったので久しぶりに作った。ちょっと味が濃かったか。
 他はとろろご飯、味噌汁、サラダ。娘はとろろ好きなのだが、今回はメカブとオクラを混ぜたのがお気に召さなかったらしい。とろろもちょっとスジが残っていたような。
 昼はサンドイッチ。カボチャペーストとハムチーズの2種類。カボチャペーストはいまいち受けなかった。もう少し伸ばすほうがよかったかな。他はサラダ、味噌汁、牛レバー。最近、スーパーの精肉屋のレバーが安い。

イカとエリンギのオイスターソース炒め。久々のイカ

とろろとご飯

サンドイッチと牛レバー

◆晩ご飯◆
 スペシャルメニューの牛ステーキを焼いた。気になっていた100グラム198円のアンガスビーフを、シンプルに塩コショウで焼いた。ちょっと硬いが味はグー。やっぱり肉は元気が出る。また焼こう。ただし息子は
「ハンバーグのほうが好き」
だそうだ…。噛む力をつけましょう。
 他はサラダ、鶏ワカー、黒カボチャ、味噌汁、とろろご飯。

ステーキは元気が出る

◆作り置き◆
 牛ステーキの半分は、玉ねぎと炒めてオイスターソースを絡めた。弁当向けの味になった。明日から食べよう。
 もう一品、わが家の定番メニューのベーコンと厚揚げの煮物も作った。娘のお気に入りで、安いベーコンブロックがあると、つい買ってしまう。

牛肉と玉ねぎのオイスターソース炒め。弁当向き

ベーコンと厚揚げの煮物。わが家の定番

◆リサイクル炒め◆
 ほぼ毎週、日曜の夜に、リサイクル炒めなるものを作っている。ダシを取った後の昆布や大根の皮や葉など、捨てることも多い部分を再利用するので「リサイクル炒め」なのだ。娘が命名した、妻のお気に入りメニュー。
 今週は大根の皮、ダシを取った後の昆布、キャベツの外葉。味付けはオイスターソースとマヨネーズ。

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【中央競馬予想の回顧】阪急杯、中山記念、仁川S(2019)

 今週は阪急杯。
 ◎ミスターメロディは何と1番人気。レースでは先行集団から枠なりに外を回る。4コーナーで前に並びかけるが、なかなかかわせない。最後は差し馬が殺到して7着に沈んだ。流れが向かなかったにしても、不甲斐なかった。
 勝ったのはスマートオーディン。後方一気を決めて穴を開けた。

 中山では中山記念。
 ◎スワーヴリチャードは+14 kg。やや余裕残しか。レースでは中団からインを突いたが、ジリジリとしか伸びず、4着まで。太かったのか、覇気が戻らないのか。
 勝ったのはウインブライト。先に抜け出したラッキーライラックをクビ差で捉えた。中山だと走る。

 土曜は仁川S。
 ◎タガノディグオは中団から。これでは持ち味が生きず、ブービーの15着。前につけてほしかった。
 勝ったのはテルペリオン。2番手から押し切った。タガノディグオにこういう競馬をしてほしかったのだが…。

 今週は3戦0勝だが、土曜に中穴が二つ的中して、トータルはプラスを計上した。続けていきたい。

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2019年2月23日土曜日

【中央競馬予想と与太話】阪急杯、中山記念(2019)~エイシンではない理由~

 開幕週の日曜は、西で阪急杯が、東で中山記念が組まれている。中山記念と入力しようとすると、予測変換でなかやまきんに君が先頭に出てくるのが少しうっとうしい。

 阪急杯が1400 mに伸びて、はや10年以上が経つ。距離が伸びて、むしろ本番の高松宮記念との結びつきは強くなったように思う。
 最後に1200 mで行われた2005年の勝ち馬がキーンランドスワン。平井氏の持ち馬なのに、なぜか冠名の「エイシン」がついていない馬だ。理由を調べてみると、1999年生まれの外国産馬だけは「スワン」の冠名をつけたのだそうだ。この馬の他にはイチロースワンなどという馬もいたが、おそらくキーンランドスワンが出世頭だったようだ。

 レースにいってみたい。
 18頭のフルゲート。これといった軸馬もおらず、混戦模様だ。本命は◎ミスターメロディ。何と前日夜の時点では1番人気。混戦の1番人気馬は狙いづらいが、初志貫徹。外枠もやや誤算でも、スッと先行できれば問題なかろう。前走はダイアナヘイローにまんまと逃げ切られたが、ダービージョッキーの祐一騎手なら同じ轍は踏まないだろう。
 推奨穴馬はラインスピリット。前残りの流れになりそう。

 中山記念は◎スワーヴリチャードが本命。昨秋はパッとしなかったが、走る元気がなかったようだ。覇気が戻った今回は、実力発揮。

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2019年2月22日金曜日

【読書メモ】高村薫『冷血(上・下)』(新潮文庫)

 合田雄一郎シリーズ第4弾。
 エグい。合田シリーズは総じてエグいが、中でも本作は、エグい指数ナンバーワンだ。
 腹に虚無を抱えた輩がうごめく様子が描かれるのは、前三作と同じ。重油のような、ドロッとした精神の描写が今回も強烈。まさに虚無だ。結末に救いがないのもエグさを際立たせる。
 一方、合田本人の虚無は、ずいぶん小さくなったようだ。老成して諦念したということなのだろうか。高村氏自身の諦念と通じるところがあるのかもしれない。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...