2019年9月7日土曜日

【中央競馬予想と与太話】セントウルS、京成杯オータムH(2019)~直千大好き牝馬~

 秋競馬開幕週は阪神でセントウルステークスが、中山で京成杯オータムハンデが組まれている。朝日CCがなくて寂しいなあなんて思ってる人は、もうほとんどいないのかな…。

 セントウルSは今回でぞろ目の33回目。前回のぞろ目の第22回の勝ち馬がカノヤザクラ。サクラバクシンオーを父に持つ快速牝馬で、このレースを含めて重賞を三つ勝った。このレース以外の2勝はいずれもアイビスSDという、直千大好きホースだった。
 3連覇を狙った2010年のアイビスSDで故障して予後不良。残念ながら子を残すことはできなかった。
 そういえば最近「カノヤ」の馬を見ないなあと思っていたら、もう一頭も登録されていないようだ。神田薫氏が馬主をやめたのだろう。

 レースにいってみたい。
 セントウルSはサマースプリントSの最終戦と、スプリンターズSの前哨戦という、二つの顔を持つレースだ。本命は人気でも◎タワーオブロンドン。藤沢師が珍しく中1週で重賞を使ってきた。もちろんサマースプリント王者を狙ってのことだろう。勝ってシリーズチャンピオンへ。
 推奨穴馬はファンタジスト。1200 mに戻って。

 京成杯オータムHは◎プロディガルサンが本命。休み明けは得意。

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2019年9月6日金曜日

【中央競馬予想と与太話】紫苑S、エニフS(2019)~暗黒のオープン特別時代~

 朝晩は少し涼しくなってきたが、日中は真夏の暑さだ。早く気温が下がってほしい。
 中央競馬は今週から阪神・中山開催。秋が近づいている。

 そんな開幕初日の土曜は阪神でエニフステークスが、中山で紫苑ステークスが組まれている。
 紫苑Sは重賞に格上げされてから今回で4回目。レベルが上がったのか、過去3回ともGI馬を出している。しかし、それ以前のオープン特別時代は、本番の秋華賞ではほとんど「消し」状態だった。
 その流れを作ったのが、第2回の勝ち馬のレディパステル。その年のオークスを制した馬だ。オークス馬がこのレースに参戦したのはこの例だけなのではないだろうか。その紫苑Sはクビ差の辛勝。次走の秋華賞ではテイエムオーシャンの3着に敗れた。これ以降、紫苑S組はほとんど秋華賞では活躍しなくなってしまった。
 母としては今のところパッとしないが、2歳にロードカナロア産駒がいるようだ。ブレイクなるか。

レディパステル。(c)Umayado Oji

 レースにいってみたい。
 春の実績馬はオークス2着のカレンブーケドールのみ。この馬に人気が集中しそうだが、外枠に入った。あえて他を狙ってみる。
 本命は◎レッドベルディエス。休み明けの前走は、前残りの流れのなか、中団から抜け出して2勝目をあげた。2走前のクイーンCではカレンブーケドールに1馬身3/4差をつけられたが、枠の利を生かして逆転がないか。
 推奨穴馬はクールウォーター。右回りが向けば。

 エニフSは紅一点の◎ヴァニラアイスが本命。52 kgは恵まれた。

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子どもたちの夏休み後半戦【小6の娘と小3の息子】

 夏休み後半も、札幌旅行、祖父母の家にお泊まり、甲子園8/12、キャンプ、練習試合と盛りだくさん。
 札幌旅行はこちらにまとめた。

札幌へ家族旅行へ行ってきた【小6の娘と小3の息子】

◆祖父母の家へお泊まり◆
 札幌から帰ってきた翌日から、さっそく祖父母宅へ。東京から従兄弟一家(私の妹の一家)が来ており、ワイワイと楽しんだようだ。
 猛暑のため、楽しみにしていたひらパーは中止になったが、この暑さでは仕方あるまい。その代わりに、花火をしたそうだ。
 11歳から3歳まで、大勢の子どもの世話はたいへんだろう。おじいちゃん、おばあちゃんには、いつもありがとうございます。

◆甲子園◆
 山の日の祝日に、妻と息子が高校野球観戦。内野自由席の券を持っていたのだが、超人気のため、午前中は外野席へ。午後から内野席に入れたそうだ。
 猛暑のなか、智辯学園-八戸学院光星の好カードを観戦。息子は大喜びだった。妻の高校野球好きも相当だ。

八戸学院が打ち勝った

◆キャンプ1発目◆
 お盆の週は、娘のキャンプ。台風で電車が止まったが、お陰で送迎バスがわが家の最寄り駅まで来てくれるという幸運に恵まれた。台風の影響もそれほど受けず、楽しんだようだ。大学生から小学生まで、同じ部屋で寝泊まりして、仲良くなったそうだ。
 最終日にはソーラーボートの大会に参加。びわ湖で無人のソーラーボートを走らせ、そのタイムを競う大会だ。

びわ湖クルーレス・ソーラーボート大会

 第23回という老舗大会なのだが、参加チームは少ない。娘の参加したカテゴリーはたったの2チーム。しかし、唯一のライバルチームは何と東大生! 東大の学生さんたちが、わざわざびわ湖まで参加しに来てくれたのだ。娘によると、まあまあ健闘したらしいが、やはり東大生にはかなわなかったそうだ。
 前日の懇親会でも東大生と同じテーブルになり、いろいろ話したらしい。将来は、東大生チームとして参加してください(笑)。

東大チームの映像はこちら

◆キャンプ2発目◆
 翌週には、びわこ成蹊スポーツ大学の先生が主催するキャンプにも参加。いま思うと、どちらか一方でよかったかもしれない。昨年は息子も参加したのだが、びわ湖で泳ぐのが気持ち悪かったらしく、今年は不参加…。
 小学生が対象のキャンプなので、娘は最年長。いつの間にやら、リーダー格だ。

◆息子の野球◆
 今年は野球の練習試合が何度かあった。息子は投手や捕手もやらせてもらうなど、4年生以下のチームの主力なのだそうだ(息子基準)。息子は親に似て筋肉質なタイプで、けっこう筋肉がついた。今はそれが有利に働いているが、早熟傾向は否めない。このリードをいつまで保てるだろうか。

投手もやらせてもらっている

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【読書メモ】片川優子『ぼくとニケ』(講談社)

 小6の娘が読書感想文用に買った、2019年の夏の課題図書。

 ニケとは「ぼく」の幼なじみが拾ってきた猫だ。なぜか、ぼくの家で飼うことになってしまったのだが、これが可愛い。ぼくとその家族がニケにどんどん夢中になっていく様子がほほえましく描かれる。
 しかしニケは生き物だ。こちらの想定通りに育ってくれるわけではない。ある日、ニケに異変が起きる。

 生き物を飼うことの責任、命の重さ、思春期の異性との関係など、小学校高学年の少年少女が出会う、答えのない問題が提示される。それが物語の中で、自然な形で出てくるのがよい。
 大人が読んでももちろん面白い。最期の「ニャア」は、分かっていても思わず涙がポロッとこぼれて落ちた。年を取って、涙腺が緩くて困る…。

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2019年9月4日水曜日

【お父さんの週末料理】2019年8月31日、9月1・2日~2週連続揚げ物大会~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小6)、息子(小3)の4人。

 月曜は会社の創立記念で私は休みだった。

 8月31日(土) 
息子はいつも通り野球の練習。

◆朝・昼ご飯◆
 朝昼は妻が用意してくれた。練習前のオムライスは息子も喜んでパクついた。

息子が大好きなオムライス。うまく包めた

◆晩ご飯◆
 冷凍物のサンマが美味しそうだったので、一人1匹を購入。道の駅で買ったバジルと合わせて香草焼きにした。オーブンのレシピで作った。バジルはちょっと苦かったが、サンマは美味。不器用な息子もきれいに食べた。早く新物が食べたいものだ。
 他はバジルサラダ、味噌汁、ご飯。

サンマの香草焼き。黒いコゲのようなものがバジル

 9月1日(日) 
当初は休みの予定だったが、息子の野球の練習が入った。

◆朝・昼ご飯◆
 朝はチンするだけのシウマイと、ちくわのポン酢炒め。さくっと食べた。他はサラダとご飯。
 昼は納豆卵ご飯とサラダ。納豆と卵を混ぜるのはOKだが、生卵だけで食べるのはNGという妻からの指示があり、娘は自分で目玉焼きにしていた。指示もよく分からないが、納豆と卵は絶対別に食べたいというこだわりもよく分からない…。

ちくわのポン酢炒め。左は地元産の枝豆

◆晩ご飯◆
 豪華チキンレッグが登場。オーブンで焼いたら、パリッと上手にできた。ちゃんと中まで火が通っていた。いつも少なめが希望の妻には手羽元。こちらもジューシーに焼けた。わが家のオーブンは、なかなか高性能だ。
 他はサラダ、デミグラスープ、ご飯。スープは缶のデミグラスソースを使って、シチュー風にした。

豪華チキンレッグ。バリッとジューシーにできた

小食の妻には手羽元

 9月2日(月) 
創立記念で私の会社が休み。子どもたちは始業式。

◆朝・昼ご飯◆
 朝はいつも通り妻が用意してくれた。お陰でゆっくり眠れた。
 昼は息子の希望で近所の人気ラーメン店へ。気温30 ℃超えの日にラーメンもないやろうと思うのだが、息子は「やっぱりうめえ」と大満足。替え玉はやめさせた。息子と私はあっさりとんこつを、娘は期間限定のとんこつ醤油を食べた。どちらもグー。
 翌日に息子が「またラーメン食べたいなあ」とつぶやいた。そこまで好きですか。

近所の人気ラーメン。食べログより

◆晩ご飯◆
 2週連続で揚げ物。今週は春巻きだ。皮を2パック(20枚)買って、普通の春巻きを16本と変わり春巻きを4本作った。変わり春巻きはナスとシイタケをカボチャペーストで和えたもの。揚げているうちに皮が破れてしまった。カボチャから水分が出たのだろうか。揚げ時間を短くする必要があったのかもしれない。
 昼のラーメンで満腹の息子は、変わり春巻きで終了。替え玉はやめといて正解だった…。一方、娘は変わり春巻きと普通春巻きの2本をモリモリ完食。春巻きは大好きなのだ。ラーメンを息子と私に手伝ってもらったのもあったんだけど。
 他はサラダ、スープ、食パン。

普通の春巻き。娘の大好物

変わり春巻きは破れてしまった

◆作り置き◆
 翌日の弁当用に、揚げ物ついでに茗荷とカボチャの天ぷらも作った。春巻きもたくさん作ったし、いっぱい食べてください。

茗荷とカボチャの天ぷら

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【読書メモ】当原珠樹/文、酒井以/絵『かみさまにあいたい』(ポプラ社)

 小3の息子が読書感想文を書くために買った、2019年の夏の課題図書。

 クラスで一番の悪ガキが神様に会いたがっていることを知ったのをきっかけに、なぜか仲良くなっていく少年が主人公。優等生と悪ガキが徐々に友情を深め合っていくという、少年小説の王道だ。
 反抗期を迎え、学校や親に反発する悪ガキの気持ちがよく描かれている。おばあちゃんへの懺悔のシーンと、カステラの出てきた場面にはウルッときてしまった。子ども向けの本で涙がにじむとは、私の涙腺も緩くなってきたものだ…。

 感想文を書くためもあったのだろうが、息子が何度も読み返していた。思うところがあったのかもしれない。

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2019年9月2日月曜日

【読書メモ】村上春樹『1Q84』(新潮社)

 ご存じ、村上氏の長編小説の一つ。そのうち読もうと思っていたら、出版から10年が経っていた。二つの時系列の話が重層的に語られ、それが一つに交わるところが終着点という、村上小説のいつもの手法だ。

 私が読んだ村上小説の中では、最もミステリー色の濃いストーリーだった。ただし、ミステリーではないので、謎や伏線のほとんどは回収されない。
 少ない登場人物でこれだけの大作を描ききる手腕は、相変わらずお見事。どこからどこまでが、どの世界なのか。その微妙な境界と曖昧さを愉しんだ。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...