2020年1月13日月曜日

【中央競馬予想の回顧】シンザン記念、フェアリーS、淀短距離S(2020)

 今週はシンザン記念。
 ◎カバジェーロは中団の後ろ。前にはつけられず、手応えもいまいち。その見立て通り、直線は失速してブービーの9着。ここで通用するレベルにはなかったようだ。
 勝ったのはサンクテュエール。2着馬が抜け出したところを、インを強襲。クビ差で勝利をものにした。
 惜しかったのは2着のプリンスリターン。ラスト50 mで抜け出して、原田騎手の重賞初勝利かと思ったが、最後に差された。

 3日間開催の最終日はフェアリーS。
 ◎スマイルカナは最内枠からスッとハナへ。1000 mを59.0秒の平均ペースに持ち込むと、危なげなく逃げ切った。枠にも展開にも恵まれたにしろ、強かった。
 2着に推奨穴馬のチェーンオブラブが突っ込み、気持ちよく的中。単勝と馬連をとった。

 土曜は淀短距離S。
 ◎カラクレナイは2番手から進めたが、前には残られ、勝ち馬には差されて3着。せめて逃げた馬はかわしてほしかった。
 勝ったのは人気のアイラブテーラー。好位からズドンと抜け出す完勝劇。重賞級の器だろう。

 今週は3戦1勝。フェアリーSがガツンと当たったが、トータルはトントン。他がいまいちだった。

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2020年1月12日日曜日

【中央競馬予想と与太話】フェアリーステークス(2020)~1200 m時代の最後の勝ち馬~

 3日間開催最終日は中山でフェアリーSが組まれている。
 フェアリーSは、以前は暮れの開催で、有馬記念の前週に1200 mでひっそりと行われていた。その1200 m時代の最後の勝ち馬が、2007年のルルパンブルー。父ジャングルポケット、母父フジキセキと、クラシックを湧かせた馬を父と祖父に持つ。
 ファンタジーSでしんがり負けを喫してここへ。もちろん人気はなく11番人気。しかしレースではテン乗りとなる吉田隼人騎手を背に後方一気を決め、大穴を開けた。これが最後の勝利となったように、一世一代の大駆けだった。
 ルルパンブルーの子どもが何頭か現役で走っており、2020年開幕週の先週にライラックカラーが勝利をあげた。重賞に手が届くだろうか。

 レースにいってみたい。
 例年はほとんど500万条件戦状態だが、今年は比較的レベルが高いような。本命は◎スマイルカナ。前々走の赤松賞では7着で、今回のメンバー数頭に先着を許したが、初の左回りで控える競馬に戸惑った割にはそれほど負けなかった。次走でしっかり巻き返したように、地力は確か。ディープ産駒らしからぬ先行力を武器に、最内枠から勝利を掴んでほしい。
 推奨穴馬はチェーンオブラブ。赤松賞で僅差の4着。侮れない。

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2020年1月11日土曜日

【中央競馬予想と与太話】シンザン記念(2020)~阪神で行われたシンザン記念~

 3日間開催中日のメインはシンザン記念。ジェンティルドンナやアーモンドアイを出すなど、すっかり出世レースの地位を固めている。アーモンドアイにならって、ここを勝ってクラシックへ直行という馬も増えていくだろう。

 来年は京都競馬場が改装のため、違うところで行われることになりそうだ。京都以外で行われたことがあったのか調べてみると…ありました。1980年に阪神で行われたのが唯一の例のようだ。
 そのときの勝ち馬がノトダイバー。福永祐一騎手の師匠である北橋修二師の管理した馬だ。北橋師がこんなに早くから調教師をしていたとは知らなんだ。

 レースにいってみたい。
 今年も牝馬を中心に楽しみな馬が出てきた。本命は牝馬ではないが◎カバジェーロ。前走の新馬戦は良血の1番人気ダブルアンコールに競り勝った。母父が先日亡くなったダンスインザダークというのも何かの縁か。前走同様、前につけたい。
 本命馬が人気薄なので、これを推奨穴馬とする。

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2020年1月10日金曜日

【中央競馬予想と与太話】淀短距離ステークス(2020)~13歳まで走ったマル外馬~

 成人の日の3連休は、恒例の3日間開催。
 その初日の土曜京都メインは淀短距離S。その名の通り、ずっと京都で行われているレースだ。しかし、来年の今頃は改装中。阪神、もしくは中京の淀短距離Sとなるのだろうか。
 このレース、年初に行われるようになったのは2000年からで、それまでは2月に組まれていた。2月の淀短距離Sの最後の勝ち馬がトキオパーフェクト。当時幅をきかせていたマル外の快足馬で、芝・ダート兼用の馬だった。99年のこのレースで、これも当時短期免許でぶいぶい言わせていたペリエ騎手を背に、アグネスワールドに1馬身差をつけて快勝した。
 その後は芝、ダートを問わずたまに入着するという、オープン特別の常連組となった。そして、7歳にして地方に転入し、何と13歳まで走ったという息の長い馬だった。ウィキペディアによると、現在は岩手馬術連盟に功労馬として繋養されているそうだ。

 レースにいってみたい。
 本命は◎カラクレナイ。ここ2走は3着に入っており、明けて6歳だがまだまだ元気。ある程度、前につけたい。
 推奨穴馬はティーハーフ。10歳だが、甘く見ると一発が。

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2020年1月9日木曜日

【読書メモ】斎藤成也『核DNA解析でたどる 日本人の源流』(河出書房新社)

 いま「日本人」と呼ばれている人たちは、どのように形成されたのか。もちろん以前から研究されてきたテーマだが、近年になってDNA解析という武器が加わった。現代人のDNAはもちろん、古代人のDNAも解析し、進化の過程をたどる。

 これまでの定説であった「まず縄文人がホモサピエンスとして最初に日本にやってきて、そこに稲作技術を携えた弥生人が渡来し、混血していった結果が現代の日本人である」という説はおおむね正しいことが、DNA解析からも裏付けられた。
 ただ、「渡来」は大きく2回あったのではないかと、本書で斎藤氏は主張している(うちなる二重構造モデル)。近縁である二つの種族が時期を分けて渡来したのではないかというのだ。
 一度目は東南アジアから「海の民」が渡来してきた。彼らが稲作技術を持っていたかどうかは微妙だそうだ。二度目は中国、韓国から稲作技術をもった種族が渡来した。そのため日本の中心部(関東から九州へのベルトライン)と周辺部(東北、日本海側、四国)では遺伝的な違いが見られるというのが斎藤氏の説だ。天孫降臨は、海の民がいる地域への、第2波の渡来を象徴しているという。

 しかし、縄文人がどこから来たかなど、まだ分かっていない肝心なことも多い。これからさらに研究が進み、さらなる事実が明らかになっていくだろう。
 意外な人種が日本人と近縁だったりするのかもしれない。

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2020年1月7日火曜日

【お父さんの週末料理】2020年1月1~5日~2020年のおせち料理~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小6)、息子(小3)の4人。

 お正月はおせちをおかずに、餅やご飯を食べた。1月4日(土)からはホテルで一泊。超豪華コース料理で舌鼓を打った。

 1月1日(水) 
大晦日に作ったおせち料理を一挙公開。

◆おせち料理◆
 今年はたくさん作った。
 小さいお重は、エビとタコのあっさり煮、鰤の焼き浸し、だし巻き、数の子(市販品)。

左下からエビとタコ、鰤、だし巻きと数の子

 大きいお重は黒豆、大根と里芋の炊いたん、筑前煮。

左下から黒豆、大根と里芋、筑前煮。左上はサービスの煮卵

黒豆。ちょっと堅かったが、娘は気に入った

 それに加えて、お重に入りきらなかった豚と大根のふわふわ煮。

豚と大根のふわふわ煮

 人気だったのは鰤とだし巻きと数の子。ふわふわ煮は「それほどふわふわではないなあ」と、厳しい評価…。大根と里芋もなかなか減らなかった。

◆朝・昼ご飯◆
 朝と昼は餅とおせち。朝は雑煮にした。

餅が見えないが雑煮

◆晩ご飯◆
 正月スペシャルメニュー。楽天で取り寄せた牛タンを焼いた。噛みきれないので、ナイフとフォークを使って食べたほどの分厚さ。厚切り牛タンを満喫した。

厚切り牛タンを堪能

 1月2日(木) 
朝と昼はおせちと餅を食べた。

◆晩ご飯◆
 冷凍してあった豚肉を焼いた。2日続けて肉は珍しい。
 餅に飽きてきたのでご飯を炊いたが、子どもたちは「餅がよかった」らしい。

豚肉のステーキ。2日連続の肉

 1月5日(日) 

◆晩ご飯◆
 娘がカキフライが食べたいというので、総菜を購入。ちょっとだけ揚げ物をするのは、何だかもったいない気がする。
 また、2箇所から卵をいただき、たくさん卵があったので、極太卵焼きも作った。子どもたちに大好評。また作ろう。
 他はサラダ、スープ、五穀米。

極太卵焼き。大人気

◆作り置き◆
 今週の作り置きは鶏肉。むね肉4枚を使った。
 半分(2枚)はうすピーのスパイシー炒めに。春日井製菓のうすピーと炒めた。クミンシードなど、ちょっとスパイスをきかせた。
 残り半分は里芋とごぼ天の煮物に。定番の一品。
 後はリサイクル炒めと、おせちで余っていたゴボウをゴボウサラダにした。
 2020年がスタート。今年も病気などしないよう、バランスよくしっかり食べよう。

鶏とうすピーの炒め物とゴボウサラダ

鶏と里芋とごぼ天の煮物

リサイクル炒め

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【中央競馬予想の回顧】京都金杯、中山金杯、万葉S(2020)

 2020年の開幕日は例年通り東西の金杯。
 京都金杯の本命は◎サウンドキアラ。好位で流れに乗り、直線半ばで抜け出すと、ダイアトニックの追撃を振り切って1馬身1/4差の完勝。期待に応えてくれた。京都は走る。
 馬券は馬連を取り、それなりに浮いた。

 中山金杯は◎クレッシェンドラヴが本命。スタート後、位置を取りにいく気はなく、後ろへ下がる。しかし、後方2番手とは後ろ過ぎないか。この心配が現実となり、差してはきたが7着止まり。いくら何でも位置取りが後ろ過ぎた。
 勝ったのはトリオンフ。2番手から抜け出してアタマ差で勝ちを収めた。中山2000 mのお手本のような競馬で重賞3勝目。

 月曜日は万葉S。
 ◎レノヴァールは6番人気と思いのほか人気がない。道中は後方で死んだふり。2週目の3コーナーから進出し、4コーナーでは「そこまで外に出さなくても」というほど大外へ。さすがに厳しいかとおもいきや、グイグイ伸びて3着に突っ込んだ。
 馬券は最後に複勝を買い足したのが大正解で、少し浮いた。
 勝ったのはタガノディアマンテ。後方からレノヴァールよりもひと脚早く仕掛けて突き抜けた。

 今週は3戦2勝。他もポツポツ当たって、開幕週からプラスを達成。さい先よいスタートを切った。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...