2020年2月14日金曜日

【中央競馬予想と与太話】クイーンカップ(2020)~いかにもサンデー牝馬~

 記録的な暖冬で、春のような天気が続く。このまま冬が終わってしまうのだろうか。そんな土曜は東京でクイーンCが組まれている。

 クイーンCは今回で55回目の節目を迎える。20年前の35回目の勝ち馬がフューチャサンデー。2000年の開幕週で新馬戦を勝ち、2戦目にここを使ってきた。その新馬戦がダートでは人気するはずもなく、2桁の10番人気。しかし、レースでは後方から一気に差しきって見事に重賞勝利。2番目の馬より0.5秒も速かったのだから、サンデーサイレンス牝馬らしいキレキレの鬼脚だった。レッツゴードンキなどで知られる廣崎氏の初重賞制覇の瞬間でもあった(たぶん)。
 しかし、この激走で燃え尽きてしまったのか、この後はスランプに陥った。5歳時に準オープンを勝って穴を開けたが、それが最後の勝利となった。キレキレの末脚といい、燃え尽き症候群といい、いかにもサンデー産駒らしい馬だった。

フューチャサンデー。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。
 1勝馬が大半だが、なかなかのメンバーが揃った。本命は◎ルナシオン。スワーヴリチャードを兄に持つディープ産駒が期待を集めないわけがなく、ここも人気しそうだが、あえて狙ってみたい。前走の新馬戦は窮屈な競馬を強いられたが、前が開くとスパッと伸びて差しきった。シルクの牝馬から、また大物か。
 推奨穴馬はアールクインダム。数少ない2勝馬の一頭だが、人気がない。

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2020年2月12日水曜日

【お父さんの週末料理】2020年2月8、9、11日~久々の天下一品~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小6)、息子(小3)の4人。

 祝日の火曜は久しぶりにみんなで天下一品を食べにいった。娘は土・日・祝とも特に予定がなく、ヒマ人ぶりを発揮していた…。

 2月8日(土) 
いつも通り、午後から息子の野球。

◆朝・昼ご飯◆
 妻が、朝はフレンチトーストを、昼は納豆卵ご飯を出してくれた。お陰でランニングができた。

◆晩ご飯◆
 久しぶりの手作り餃子鍋。ヒマ人の娘に皮を作ってもらった。小麦粉でタネを作り、半分を餃子の皮に、半分をうどんにするのがわが家流。餃子を包むのは息子も参加した。モチモチ手作り餃子は鍋によくあう。また作ろう。
 他はサーモンの刺身とメンチカツ。フレスコのメンチカツはなかなかイケる。

手作り餃子。モチモチ

 2月9日(日) 
この日も昼から息子の野球。

◆朝・昼ご飯◆
 鰤(ぶり)が安かったので照り焼きにして、朝と昼で食べた。ちょっと焼きすぎたかも。
 他は前日の鍋の残りと五穀米。

ブリの照り焼き。付け合わせは大根の葉

◆晩ご飯◆
 前日の餃子の皮の残り半分をうどんに。鶏肉や大根など、具だくさんにした。もちもちでグー。
 他はサラダ。

半分はうどんに。これもモチモチ

◆作り置き◆
 定番のベーコンと厚揚げの煮物を作った。娘の好物。
 それに加えて、激安鶏むね肉を使った2品。一つは山クラゲとの炒め物。山クラゲは「これ何~? 美味しいで~」とまずまず好評。

鶏と山クラゲの炒め物

 もう一つはシイタケとのマヨ醤油炒め。先週買ったシイタケを使い切った。マヨ醤油を絡めると、むね肉のパサつきが抑えられる。

 2月11日(火・祝) 
この日は野球はなし。昼は久しぶりにみんなで天下一品に行った。

◆朝・昼ご飯◆
 日曜に作りおいた鶏肉を食べた。
 昼は天一へ。息子と私はこってり、娘はあっさり、妻は屋台の味をチョイス。子どもたちは、ほぼ初めての天一だ。こってりを食べた息子は
「美味しかったけど、しばらくええわ~」
だそうだ。よく分かる感想だ(笑)。しかし、また食べたくなるから不思議だ。

久しぶりに天一に行った

◆晩ご飯◆
 鰤の塩焼きがメイン。普通に美味しく完食。
 昼が天一だったので少量を心がけたが、娘は天一は「小」だったのでけっこうお腹が空いていたらしく、作り置きと納豆も食べた。よいことだ。
 他はマロニー入りスープとサラダ。米は炊かず、マロニーを炭水化物源にした。

鰤の塩焼きとマロニースープ

◆作り置き◆
 豚ステーキが安かったので4枚購入。2品を作った。
 一つは大根のデミグラ煮込み。娘も息子も、トマト煮込みよりもデミグラ煮込みのほうが好きなのだそうだ。

豚と大根のデミグラ煮込み

 もう一つはモヤシとつぼ漬の炒め物。われながら美味しくできた。明日から食べてください。

豚とモヤシとつぼ漬の炒め物

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2020年2月11日火曜日

【読書メモ】梨木香歩『f植物園の巣穴』(朝日文庫)

 いつもの日常生活を送っていたはずなのに、いつの間にやら人ではない世界に。梨木小説の得意技だ。どこが始まりでどこが終わりか分からない梨木ワールド。脈絡があるような、ないような異世界を堪能するのが正しい楽しみ方だ。
 ところが、気づかないうちに話は進み、ちゃんと話は閉じる。いつものごとく、しみじみと染み渡るような読後感だ。

 本作は梨木ワールド指数がかなり高めだ。慣れていない人は、別の作品から入るのがよいかもしれない。

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2020年2月10日月曜日

【中央競馬予想の回顧】きさらぎ賞、東京新聞杯、アルデバランS、稲荷特別(2020)

 今週はきさらぎ賞。
 ◎サトノゴールドは中団の後ろから。3コーナーから進出を開始…したかったが、上がっていけず、そのまま後方でゴール。6着に終わった。どうも今年の3歳世代は、北海道組のレベルが低かったようだ。
 勝ったのはコルテジア。3番手からグイッと伸びて、ブービー人気馬が穴を開けた。

 東京では東京新聞杯。
 ◎ヴァンドギャルドは出遅れたが、スッと中団まで巻き返し、いい感じに見えた。直線に入りインを狙うが進路が見つからず、ラスト200 mで外へ切り替えた。これでは間に合うはずがなく、6着。インをつけなかったかなあ…。
 勝ったのはプリモシーン。ヴァンドギャルドとは対照的に、インから抜け出した。

 土曜はアルデバランS。
 ◎スワーヴアラミスは2番手。人気のロードレガリスが来るのに合わせて進出開始。直線では2頭の一騎打ちになったが、惜しくも惜敗。相手が悪かった。
 3着にブレスジャーニーが入り、2-3着のワイドをチョロッととったが、トントン。

 9Rは稲荷特別。
 ◎リュヌリュージュは2番手から抜け出す。かわされそうになりながらも、何とか粘りきってクビ、クビ、クビ差の接戦を制した。
 馬券は単・複をとった。

 今週は4戦2勝だが、他がいまいちでトータルはマイナス。開催が変わって、すっかり落ち込んでしまった…。

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2020年2月8日土曜日

【中央競馬予想と与太話】きさらぎ賞、東京新聞杯(2020)~良血のボンボン~

 今週は西できさらぎ賞が、東で東京新聞杯が組まれている。
 きさらぎ賞は今回で60回目の還暦を迎える。前々回のねずみ年、1996年の勝ち馬がロイヤルタッチ。ウイニングチケットを兄に持ち、その兄と同じく伊藤雄二師の管理馬で、デビュー前から評判の馬だった。
新馬とラジオ短波賞を2連勝して迎えた3戦目がこのレース。同じサンデーサイレンスを父に持つダンスインザダークとの良血馬対決をクビ差で制して3連勝を飾り、クラシック戦線の最前線に立った。
 しかし、これが最後の勝利になると、誰が思っただろうか。皐月賞2着、ダービー4着、菊花賞2着と、絵に描いたような善戦ホースとなってしまった。結局、GIを勝つことなく引退。「良血のボンボン」というイメージを持つのは私だけだろうか。

ロイヤルタッチ。惜しくもGIは勝てなかった

 レースにいってみたい。
 8頭立ての少頭数。本命は◎サトノゴールド。札幌2歳Sの2着馬だ。今年の3歳世代は、北海道組のレベルが低い気がしないでもないが、実績は上位。例年とは違い、外差しの決まる馬場も向きそう。
 あまり人気がないので、本命馬を推奨穴馬とする。

 東京新聞杯は◎ヴァンドギャルドが本命。まだまだ伸びる。

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2020年2月7日金曜日

【中央競馬予想と与太話】アルデバランステークス、稲荷特別(2020)~神社の名前ではなかった~

 ようやく冬らしい冷え込みになった。冬の京都開催は、これくらいでなくっちゃ。

 そんな土曜の京都メインはアルデバランSだが、アルデバランネタは尽きたので、9Rの稲荷特別を取りあげる。
 稲荷とは何を指すのか。特別レース名解説によると、以下の通りだった。

稲荷(いなり)は、京都市伏見区の山。東山連峰の南端に位置する。西麓には、秦伊呂具(はたのいろぐ)が鎮守神として創建したとされる伏見稲荷大社があり、山麓から山頂まで千本鳥居が続いている。同大社は、全国の稲荷神社の総本社として信仰を集めている。

 伏見稲荷大社そのものではなく、山を指しているとは知らなんだ。
 伏見稲荷は日本人よりもむしろ外国人観光客に大人気の神社だ。いまは新型コロナウイルスの影響でかなり空いているはず。伏見稲荷に限らないが、京都をゆっくり観光したい方は、今がチャンスかも。

 レースにいってみたい。予想はアルデバランSを中心に。
 本命は人気でも◎スワーヴアラミス。前々走は人気を裏切ったが、前走はすぐさま巻き返し、4馬身差で圧勝した。斤量は1 kg増えるが、それくらいは何ともなかろう。ここは通過点。
 推奨穴馬はブレスジャーニー。ダートは向くかも。堅実。

 稲荷特別は◎リュヌリュージュが本命。最近は、休み明けは割引ではなくむしろプラス材料。

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2020年2月4日火曜日

【読書メモ】市橋伯一『協力と裏切りの生命進化史』(光文社新書)

 これは分かりやすい。地球で生命がどのように進化してきたのか、その流れを概観するにはうってつけだ。といってもチンパンジーとホモサピエンスの違いなどの最近の話ではなく、原核生物から真核生物へ、そして多細胞生物へと進化し、そこから動植物が生まれるという、十億年単位の進化史が解きほぐされている。
 さらに、「そのあたり話はだいたい知ってるかな」という人にも楽しめる内容になっている。それは、進化を「協力と裏切り」という切り口から語っているためだ。その切り口から進化を見ると、なるほど生物と無生物の違いが分かる。
 また、現在判明していない大事なことが書かれているのもグー。最初期の生物がどんなものだったのかは、実は分かっていないのだ。
 幅広い層に楽しめる進化の本だ。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...