2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。2019年12月の大阪マラソンでサブ3.05(3時間05分)を達成。現在(47歳)はサブ3を目標にトレーニング中。
◆総 評◆
月間走行距離は241 km。週末が4回で、抜く週も作ったのでこんなものか。雨で帰宅ランが減ったり、コロナ禍で仕事での外出がなくなった影響もあった。
元々、練習会などには参加せず、トラックもほとんど使っていない(使えない)ので、コロナ禍でも練習環境はほぼ変化なし。
ポイント練習は週3回。坂ダッシュ、インターバル走、ロング走の三つだ。
◆坂ダッシュ◆
今月は4回。いずれも近所の公園の前の坂を、400 m×5本。6~7%の傾斜だから、けっこうな坂だ。
走っている時間は8分半ほどだが、何とキツいことか。走る前は「5本では負荷が足りないかな。そろそろ本数を増やしても」なんて考えるのだが、走り始めると無理。5本で十分だ。
◆インターバル走◆
こちらも今月は4回。公園外周を3回と、近所の直線道路を1回走った。
公園の外周は900 m強。3%程度の登りコースなので、ペースはキロ4:05~10になる。気温が高くなり、心拍数がきれいに上がるようになった。
雨が上がって夕方に少し時間が取れた日に、直線道路を久しぶりに走った。久々にフラットなコースでのインターバル走だったので「すごい速いペースで走れたりして」と妄想していたら、そうはいかなかった…。
◆ロング走◆
スピード鍛錬期間中も、週に1回はロング走。今月は3回。
1回はいつもの峠越えのコース。最後は坐骨神経痛が出て、予定の2時間半に4分ほど足りずに終了。仕事で座っている時間が極端に長くなり、腰に来ているのが原因の一つだろう。フォームがよくないのも一因か。大事には至っていないが、用心のため、フォームを見直し、ストレッチを入念に行うようにした。
残りの2回はびわ湖沿いのフラットなコース。坐骨神経痛は、1回は大丈夫だったが、1回は最後に少し張った。2回とも予定の2時間半を走り切れたのはよかった。フォームの見直しがよかったのかもしれない。
1回は久しぶりに近江舞子へ向けて走った。歩道が狭く走りにくい印象だったが、そうでもなかった。景色もよいし、また行こう。
◆フォーム◆
4月末頃から、肩甲骨を狭める意識で走ってきた。背筋が伸びて、よいフォームになったと思っていたのだが、上記のように坐骨神経痛が出てしまった。肩甲骨を狭める意識が強すぎ、肩に力が入って不自然に重心が上がり、反り腰になって、腰が伸びきっていたようだ。
そんなときに読んだ(立ち読みですみません…)のが、金氏の『走りがグンと軽くなる 金哲彦のランニング・メソッド完全版』(高橋書店)。金氏は肩甲骨を重視する指導者なので、肩甲骨に関する記述も多い。
パラパラめくっていると「肩に力が入ると、腰を痛める」と書いてある。あ、オレ、これかも。さらに、肩甲骨を動かす意識が分からない人にお薦めの「ペンギン走り」の記述が。ペンギンのように、後ろに手を伸ばしたまま走ると、肩甲骨の動きが分かるというのだ。さっそく実践してみると…なるほど、なんとなく分かったような。「肘は後ろに引く」という知識はあったが、それが全くできていなかったようだ。
それからは、肩の力を抜いて腕を下げ気味にし、こぶしを体の前に出さない意識で走っている。力が抜けて楽になったような。
腰を張るのも控えめにすると、腰は落ちる感じだが、こちらも力は抜けたかも。何だか、1周回って元のフォームに戻ってきたような。それもまたよしということにして、しばらくはこんな感じで走ってみよう。
◆抜く週と夏休み◆
今月も抜く週を作った。1週間ジョグだけにすると、やはり楽だ。「すっかり疲れが抜けて、100%リフレッシュ」とはいかないが、休むことも大事なのだろう。
8月は、最初の週末にロング走をした後に、夏休みを取る予定だ。仕事も夏休みになるし、梅雨が明けて猛暑も来るし、坐骨神経や右足小指の打撲も気になるし、3週間ほどは軽いジョグだけにしようと思う。
コロナで次の大会の見通しが立たず、目標がないのでいまいちやる気が出ない。ケガをしないうちに小休止しよう。筋トレをやろうかな。
◆大雨で道路が陥没◆
大雨が降り、ロング走のお気に入りの峠コースの道路が崩落した。半径10 mほどの半円状の形で、道路が崩れて落ちていた。まさかお気に入りのランニングコースでこんなことが起きるとは…。
日本の気候が変わってきている感じがする。局地的な大雨が、すごく増えているような。道路の復旧には、数カ月かかりそうだ。
◆まとめ◆
次の大会がいつになるか分からないわりには、トレーニングは積めているほうか。
走り始めてちょうど3年。最初の頃ほどどんどん走力が上がらないので、トレーニングの効果を実感できないのはつらいところ。大会もないし、モチベーションの維持が難しいが、やれることをやっていこう。
「そんなに追い込まなくてもいいから、やれる範囲で、ユルく走ろう」と思うと、「じゃあ、ちょっとだけ走っとこか」という気分で走れることを発見。次の目標(大会)が決まるまでは、そんな感じでつないでいこう。
コロナの自粛モードが終わり、インターバル走をしている公園に人が戻ってきた。野球とサッカーの少年少女たちに加え、テニスのおじさん・おばさんたちがスポーツを楽しんでいる。よい光景だ。感染には気をつけて、みんなで楽しみましょう。
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