2020年12月20日日曜日

【中央競馬予想の回顧】朝日杯フューチュリティS、ターコイズS(2020)

 今週は朝日杯フューチュリティS。
 ◎ホウオウアマゾンは好位から進めたが、直線では反応せず、9着に敗退。前走がピークだったのだろうか。
 勝ったのはグレナディアガーズ。初勝利に3戦を要したが、その次走でGI制覇とは恐れ入った。

 土曜はターコイズS。
 ◎スマイルカナは行きたい馬を行かせて、離れた3番手から。推奨穴馬のビッククインバイオと併せ馬の形で4コーナーを回ると、その勢いで突き抜けた。最後はアンドラステに迫られたが、ハナ差で残して見事に1着。
 馬券は単勝と馬連をとった。1-3番人気の組合せが20倍以上ついたとは、嬉しい驚き。

 今週は2戦1勝。土曜はよかったが、日曜で吐き出してしまった。

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【中央競馬予想と与太話】朝日杯フューチュリティステークス(2020)~最初の勝ち馬は超良血馬~

 今週は朝日杯フューチュリティS。この舌を噛みそうなレース名になって、今回で20回目となる。時の経つのは早いものだ。
 レース名が変わって最初の2001年の勝ち馬がアドマイヤドン。ベガを母に持つ、日本の至宝とも言える良血馬だ。
 ダートのデビュー戦と芝の2戦目を連勝し、このレースを迎えた。当時は中山で行われていたレースを1番人気に応えて勝利。クラシックの主役になると思われたが、三冠レースでは馬券圏内に入れなかった。
 菊花賞の次走からダートに使われると素質が開花。GIや交流重賞を含め、七つの重賞を勝った。
 引退後に種牡馬となってからは、アルバートを初めとする芝の長距離馬が活躍した。血統は面白い。

アドマイヤドン。JBISサーチより

 レースにいってみたい。フルゲートの16頭が揃った。底を見せていない馬も多く、馬券的には面白い。
 本命は◎ホウオウアマゾン。前走はレコード決着の2着。勝ち馬にはアタマ差及ばなかったが力は見せた。阪神1600 mでの安定感は抜群。好位で折り合いたい。
 推奨穴馬はジュンブルースカイ。前走は強敵相手に健闘。馬体が増えていれば。

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2020年12月19日土曜日

【中央競馬予想と与太話】ターコイズステークス(2020)~中山大好きの芦毛牝馬~

 寒波到来で今週は冷えた。せめて財布だけでもあつくしたいものだ。
 中央競馬も残り2週。終わりよければすべてよしというし、ラストスパートといきたいところ。

 そんな土曜は中山でターコイズSが組まれている。重賞に格上げされてから、もう6年が経つとは早いものだ。
 このレースは重賞になる前は、長らくオープン特別だった。ちょうど30年前、1990年の勝ち馬がユキノサンライズ。サンライズの冠名の松岡氏の持ち馬ではないので注意が必要だ。
 馬名から分かるように芦毛の馬で、増沢末夫騎手のお手馬だった。3歳秋にこのレースに出走すると、1番人気に応えて勝利。このほかにもフラワーC、中山牝馬S、中山記念の3重賞を制するなど、中山を大の得意とした牝馬だった。
 引退後に生んだエイダイクインは、たしかメジロマックイーンの初年度産駒で、父に初重賞勝利をもたらした馬だったはず。牝系がつながってほしいものだ。

ユキノサンライズ。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。フルゲートの16頭が揃った。ハンデ戦でもあり、馬券的には非常に面白い。
 本命は人気だろうが◎スマイルカナ。前々走は崩れたが、前走はきっちり巻き返した。軽快な先行力はいかにも中山向きで、ハンデの54 kgも恵まれた印象。スムーズに先行したい。
 推奨穴馬はビッククインバイオ。いまなら右回りでも。

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2020年12月15日火曜日

【お父さんの週末料理】2020年12月12・13日~豪華手巻き寿司大会~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代後半)、母(年齢非公表)、娘(中1)、息子(小4)の4人。

 和歌山県御坊市から、ふるさと納税の返礼品の鮮魚が到着! 手巻き寿司大会を開催した。
 土曜は私がマラソン大会に出させてもらったので、昼は外食。他のみんなは外食はなかった。

 12月12日(土) 

 息子は午後に野球の練習。娘はヒマ人。私は早朝からマラソン大会へ。

◆朝・昼飯◆
 朝と昼は妻が作ってくれた。ありがとうございます。
 私は朝ご飯に練り物などを食べて、マラソンへ。昼は走った後にカレーを食べた。

◆晩ご飯◆
 帰りが夕方になるので、簡単に準備できるたこ焼き。前回は小麦粉の量を間違えるという失態を犯したので、今回は慎重に量った…。
 初めて、娘と息子の2人で返してくれた。上手にやってくれる。いつもと同じ量を用意したのに、なぜか1周でなくなってしまったのは残念。たこ焼き好きの子どもたちはモリモリ食べた。
 他は鯵の刺身、サラダ、スープ。サラダとスープは娘が作ってくれた。助かります。
 息子は少し足りなかったので、サワラの塩焼きも食べた。「え~、魚なん」と不満げだったが、食べるなり「この魚おいしい」とパクついた。

みんな大好きたこ焼き

 12月13日(日) 

 娘も息子も朝から練習。体を動かすのはよいことだ。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は前日に焼いたサワラ。娘も息子も気に入った。新鮮なのだろう。他は簡単サラダとご飯。
 昼は、息子は妻の作ってくれた弁当をグランドで食べた。娘と私は魚の頭三昧。6匹分の頭を煮物と焼き物にしてたべた。頭好きの娘も「さすがに、もうええわ」だそうだ(笑)。
 他はサラダ、潮汁、ご飯。魚のアラでダシをとって、潮汁を作った。

頭三昧。墓場のようだ(笑)

サワラの塩焼きと、端切れの揚げ焼き

◆晩ご飯◆
 新鮮な魚が来たとなれば、手巻き寿司大会。サワラ、イサキ、鯵(2匹)、鯖(2匹)の6匹をさばくのはけっこう楽しかった。
 イサキ、鯵、鯖を1匹ずつとサワラの半身を刺身ときずしにした。1番人気はサワラ。あまり刺身では食べない魚だ。すぐに悪くなってしまうからだという。私も刺身は初めてだったかもしれない。ねっとりして美味しい。
 次に人気だったのが、意外にもきずし。酸味がグーらしい。他も美味しく、4匹分の刺身をほぼ食べ尽くした。紀州の海の幸を堪能した。あと3回来るのだから楽しみだ。次回は1月。
 他はサラダと潮汁。

新鮮!

左から鯖、鯵、イサキ、サワラ

左は鯖と鯵のきずし。右上からイサキ、鯵と鯖、サワラ

◆作り置き◆
 鯖のもう1匹は、大根と煮た。明日から食べてください。

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【祝 サブ3達成!!】神戸トライアルマラソン2020に出場した(滋賀のおっさんランナー)

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。2019年12月の大阪マラソンでサブ3.05(3時間05分)を達成。現在(48歳)はサブ3を目標にトレーニング中。
 2020年12月12日の神戸トライアルマラソンでサブ3を達成した!!
 3週間前の明石城公園マラソンは、まさかの激坂難コースで失速。ダメージが少なかったので、急遽、この大会の出場を決めた。

◆調整とコンディション◆
 上記の経緯で急遽エントリーしたので、調整が難しかった。
 3週前が失速したフルマラソン。2週前に15 kmの、1週前に10 kmのペース走を入れた。2週前はいつもなら20 kmを走るのだが、前の週にフルを走ったばかりだったので、今回は減らした。約10日前に400 m×10本を、3日前に1 km×2本を走るのはいつも通り。うまく調整できただろうか。
 痛いところや気になるところがないのはありがたい。体調も良好だ。

 会場は三ノ宮から徒歩で20分程度のところ。迷わずに到着できた。エントリーが300人強ともともと少ないところに、大阪在住者の出場を控えるようお達しがあったので、密にならなかったのはラッキーだった。
 1.25 kmを17往復するコース。折り返しは180°ぐるっと回るので、地味にダメージが蓄積される。
 90分前にパンを、60分前にバナナを、30分前にゼリーを摂って、いざレースへ。

◆序 盤◆
 9:30から順次スタート。レイトエントリーだったので、最後尾のスタートだ。ただ、ウェーブスタートでネットタイムのみの計測なので、全く焦る必要はない。同じく最後尾スタートだった男性の後ろについた。サブ3ペースで走っているようだ。

 序盤は、いつもはペースの上げすぎに気をつけねばならないくらいなのに、今回はそこまで余裕がない。やはり3週間前のフルのダメージが残っているのか、それとも調整の仕方を誤ったか。10 kmでややきつくなり始めたときには「今日はダメかも」と弱気になった。しんどくなるのが早すぎる…。
 とはいえ15 kmを63分かからずに通過し、1分弱の貯金を作った。

海沿いを17往復する

◆中 盤◆
 キロ4:10~15のペースを維持し、ハーフを89分を切るタイムで通過。貯金は1分強に増えた。
 しかし昨年の大阪マラソンや10月のロケットマラソンのときと比べて、明らかにしんどい。いつもは中間点にはスイスイ到達して「30 kmから、どれくらいペースを上げられるだろう」と妄想できるくらい余裕があるのに…。
 しかも、時間が経つにつれて、復路の向かい風がきつくなっていく。

◆終 盤◆
 25 km以降は少しペースが落ちたが、まだ4:15以下をキープ。30 km通過時点で、1分以上の貯金がある。すでにかなりきついが、心拍数は思いのほか上がっておらず、前半と大差ない。「いけるはず」と自分に言い聞かせる。

 いよいよ残り10 km。ここからはきつくて当たり前。しかし、きつくなるのが早かった分、大阪や土山のときよりもしんどく感じる。
 ラスト10 kmで1分以上の貯金があるので、キロあたり5秒遅れても3時間は切れる計算だ。復路の向かい風区間は4:20ペースまでは許容範囲とした。
 このあたりで女性ランナーに追いつかれたので、後ろにつかせてもらった。最もきついところで引っぱってもらい、向かい風区間は風よけにもなってもらい、めちゃめちゃ助かった。
 30~35 kmはさらにペースが落ちたが、なんとか4:15ペースで乗り切った。

◆ラスト5 km◆
 1分の貯金を保ったまま、ラスト5 kmを通過。残り2往復だ。いける。
 最後の5 kmは毎回、必死のパッチ。あと2往復と思えば脚を動かせる。引っぱってくれた女性はやや失速。最後は単独走になった。本当にありがとうございました。
 ラスト2周の向かい風区間(40 km手前)はキロ4:30まで落ちたが、まだ1分以上貯金がある。スタート地点に戻り40 kmに到達。残り1往復! 追い風区間でキロ4:12まで上げることができ、サブ3を確信した。
 最後の1 kmは向かい風のなかを4:20でまとめて、2時間58分台で見事にゴール! さすがにしばらく動けず、へたり込んだ。
 途中で引っぱってくれた女性もほどなくゴール。お礼を申し上げ、健闘をたたえあった。

サブ3達成!!

◆シューズ◆
 サブ3達成の影の立役者はホカオネオネのカーボンロケット(新発売のロケットXではない)。アディゼロプロが残念ながら足の甲に痛みが出るので、今回はこちらで走った。
 早々にきつくなっても粘り切れたのは、シューズのお陰も大きかったと思う。軽くて接地感と安定感がよく、ピッチ走法の私にあうのだろう。ヴェイパーフライのような「ビヨーン」と跳ねるシューズではないのがよかったのかもしれない。

◆まとめ◆
 きつくなり始めるのが早く、ラスト10 kmはいままでで最もしんどかった。そのわりに心拍数がドリフトしなかったのは、閾値走やロングジョグの効果だろうか。
 前半からきつかったのが逆によかったのか、それとも3週前の疲れが残っていたのか。どうも後者のような気がするので、疲れのない状態で走れればもう少しタイムを縮められるかもしれない。
 さすがに体にダメージがあり、左脚に腸脛靱帯炎が出ている。しっかり休んで、違和感がなくなってからランニングを再開しよう。

 走り始めて約3年半。当初は夢のまた夢だったサブ3を達成できた。家族のみんな、周囲の方々には、ありがとうございました。
 ただ、これでゴールではない。今後はフルマラソンのタイムを追求するばかりではなく、他のことにも挑戦していきたい。

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2020年12月13日日曜日

【中央競馬予想の回顧】阪神ジュベナイルF、カペラS、中日新聞杯(2020)

 今週は阪神ジュベナイルF。
 ◎オパールムーンは行き脚がつかず、後方から。これは想定内。3コーナー過ぎから追い上げ、直線入り口では馬場の中ほどに持ち出して進路を確保。ここから前走同様に伸びてくる…はずだったのだが、前走ほどの脚は使えず6着まで。これがGIの壁か。
 勝ったのはソダシ。好位から馬群を抜け出し、内をすくったサトノレイナスとの叩き合いをハナ差で制した。白毛馬初のGI制覇の偉業を達成。

 中山ではカペラS。
 ◎フォーテは前に行けず、中団から。これでは持ち味が出ず、ブービーの15着。重賞の壁は高かった。
 勝ったのはジャスティン。2番手から粘り込み、クビ、クビ差の接戦を制した。

 土曜は中日新聞杯。
 ◎ボッケリーニは中団から最速で上がり、粘るシゲルピンクダイヤをクビ差で捉えて見事に勝利。良血馬が重賞初制覇。
 しかし、2着のシゲルピンクダイヤを押さえておらず、馬券は単勝をちょろっと取っただけではトリガミ。

 今週は3戦で0勝2敗1分。他もイマイチでトータルはマイナス。連勝はあっさりストップしてしまった…。

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【読書メモ】村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』(文春文庫)

 村上氏が、ランニングを切り口に作家人生をふり返った本。後書きで村上氏自身が「僕はこの本を『メモワール』のようなものだと考えている。個人史というほど大層なものでもないが、エッセイというタイトルでくくるには無理がある」とオシャレに説明している。さすが、上手いこと言うなあ。

 村上氏は30歳で小説家としてデビューし、2年後に専業になる決意をした。そしてその翌年に、ランニングを生活に取り入れた。それ以来、四半世紀にわたって小説を書き続け、地面を走り続けてきた人生のメモワールが本書である。村上氏の作家人生とランナー人生は、ほぼ重なっているのだ。
 本書が書かれたのは2005年から06年にかけてだ。40代後半(1995年頃)にランナーとしての(速く走るという意味での)ピークを過ぎて、タイムが落ちてモチベーションを下げていた村上氏が、再び走る気が湧いてきて、真剣なランニングを再開した時期だ。
 練習内容はわりとサラッと書いてあるが、ちゃんと読めばかなりのトレーニングを積んでいることが分かる。「継続」を大事にして、ストイックにトレーニングをしていたようだ。小説も同じようなスタイルで執筆しているのだろう。

 ランナー(特に長距離ランナー)なら、たびたび尋ねられるであろう「なんで、そんな苦しい思いをしてまで走るの?」という疑問。なかなか答えるのが難しいが、それを村上氏が上手に語ってくれた。
 私も長距離ランナーの端くれとして、おおいに共感するとともに、多くの刺激を受けた。走る気持ち、人生を頑張る気持ち、感謝の気持ちが湧いてくる本だ。モチベーションが落ち気味のランナーには特にお勧めしたい。
 また、村上氏が京都の生まれだとは知らなかった。一方的に親近感を感じてしまった。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...