2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。現在は48歳。
2020年12月の神戸トライアルマラソンでサブ3を達成! 今回のなにわ淀川マラソンは後傾ラップでのサブ3をテーマに、2時間57分を目指して走った。前半のハーフを89分、後半を88分の合計177分が目標だ。
天気予報が悪く大荒れも覚悟したが、雨は小雨、風はほどほど、気温は平穏、日差しはなしと、まさかの好条件が揃った。自己ベストや目標達成が続出したに違いない。
◆トレーニング◆
年が明けて神戸トライアルのダメージも癒え、1、2月は順調にトレーニングを積めた。ただ、やや負荷が足りなかったかも(走り終えた今だから思うことなのかもしれない)。
今まで、インターバル走、閾値走、ロングジョグをポイント練習として取り組んできた。サブ3を達成できたのだから間違ってはいないのだろうが、マンネリ化してきたような。今後は練習メニューを考え直そう。
◆テーパリング◆
4週前に30 km走、2週前に20 km走を行い、距離を落としていった。3週前のロング走で右足首を少し捻挫したが、走れないほどではない。むしろ右腰の微妙な違和感のほうが気がかり。座骨神経痛が出なければよいが。
最後の3日間は恒例のプチカーボローディングも行い、準備完了。体重は神戸トライアルのときより1 kgほど重いが、問題ない範囲。これくらいの体重のほうが速く走れるかも、という皮算用もあった。
◆レース前◆
朝ご飯をしっかり食べて、新快速で新大阪へ。雨予報だったので、ギリギリまで駅で過ごして会場入りする計画だ。着替えもここで済ませた。
ところが、1時間前に食べるはずのバナナを忘れた…。代わりにうどんを食べたら、1時間前にしてはちょっと多すぎた。これは失敗だった。おにぎりやカステラで済ますべきだった。
スタート30分前に会場に到着。すぐにトイレに行けたのはラッキーだった。
荷物はビニール袋に入れて野ざらしで放置。これは改善を望みたい。
◆Runmetrix◆
今回はカシオとアシックスが共同開発したRunmetrixをつけて走った。フォームを解析してくれるツールだ。果たしてどういう結果が出るか楽しみだ。
Runmetrixについては別記事にまとめる予定なので、そちらを読んでほしい。
◆前 半◆
いざスタート。ウェーブスタートはよいのだが、せっかく目標タイム順にアルファベットをつけているのに、Aから順に並ばせないのでアルファベットの意味なし。これも改善を望みたい点だ。
スタート後は、最初の数百メートルこそ少し混雑したが、大きな問題はナシ。すぐに目標ペースで走れた。
キロ4:10~15のペースを保ってハーフを89分で通過する計画。序盤は4:10前後になってしまい、ややオーバーペースか。心拍数も上がり気味で、早くも少ししんどい…。
10 km過ぎから4:15にペースを落とした。落とした分、楽になるはずなのにけっこうきつい…。
ハーフは予定より30秒ほど早い88分半で通過。しかし、あまり余裕がない。後半、ペースを上げることができるのだろうか…。
◆後 半◆
ハーフを88分で走るには4:10のペースが必要。しかし、速度が上がらない。4:15をキープするのがやっとだ。こんなことでは失速するのは当然で、35 km手前からペースダウン。35~40 kmは22分(キロ4:25ペース)かかってしまった。
キツくなり始めるのが早いと、キツい時間が長くなるので(当たり前)、走るのが嫌になってくる。「もうフルマラソンなんか、二度とやるか!」と毒づきながら、必死のパッチで脚を動かした。
結局、2時間59分を少し切るタイムでゴール。サブ3はクリアして自己ベストを4秒更新したものの、目標には1分半以上及ばなかった。
何とかサブ3はクリア
◆総 評◆
結果的には、神戸トライアルのときとほぼ同じラップで、ほぼ同じタイムだった。神戸のときより気象条件はよかったし、調整もうまくできたので、1~2分は速く走れると思ったのだが…。
昨秋にロケットマラソン30 kmで同じコースを走ったときは、4:10のペースでもっと楽にいけたのに、前半のハーフをそのときの感覚で走れなかった。心拍数も今回のほうが高い。
1時間前のうどんがよくなかったのか、テーパリングに問題があったのか。それらもあるのかもしれないが、昨年末にサブ3を達成して、燃え尽き気味でトレーニングの質が落ちたような気もする。
サブ3は達成したが、サブエガははるか遠い。正直、目標設定とモチベーションの維持が難しい。しばらくゆっくりして、次の目標を定めよう。
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