2021年7月19日月曜日

【読書メモ】理化学研究所脳科学総合研究センター『つながる脳科学 「心のしくみ」に迫る脳研究の最前線』(講談社ブルーバックス)

 日本の、いや世界の脳研究の最前線機関である理研の脳科学総合研究センターが、一般読者に自分たちの研究を紹介した書籍。脳研究、もっと言うと心の研究がどこまで進んでいるかがよく分かる。
 近年、いままでなかなか見ることができなかった脳内の神経回路のオン・オフを見る技術が一気に発展した。その技術を駆使して、記憶、感情、精神病、親子のつながりなどが「見える」ようになった。その研究内容を記した一冊だ。近い将来「心のしくみ」はかなりの部分まで明らかになるのだろう。
 ただし本書はかなり難しい。生命科学に一定以上の知識と関心がないと、理解できないかもしれない。

2021年7月18日日曜日

【中央競馬予想の回顧】中京記念、函館記念、函館2歳S、不知火S(2021)

 今週は小倉で中京記念。
 ◎ボッケリーニは僅差の2番人気。レースでは好位につけたが、3コーナーから激しく手が動き始め、6着に敗退。もっとやれると思うのだが…。
 勝ったのはアンドラステ。好位から抜け出して人気に応えた。夏は牝馬の季節。

 函館では函館記念。
 ◎トーセンスーリヤも僅差の2番人気。レースでは好位から進め、4コーナーで早くも先頭に。直線でも勢いは衰えず、3馬身差の圧勝。洋芝もよかったのだろう。強かった。
 焦点は2着争い。バイオスパーク(買っている)が粘るところにディアマンミノル(買ってない)が外を差してくる。バイオスパークが何とか残したか…と思ったところに内からアイスバブル(買ってない)が突っ込んで2着に浮上…。14番人気までは手が回らなかった。
 馬券は単勝がチョロッと的中。

 土曜は函館2歳S。
 ◎メリトクラシーは何と後方から。前走で逃げ切り勝ちをした馬がこれでは勝負にならず、ブービーの10着に敗退。論ずるに値しない走りだった。
 勝ったのはナムラリコリス。泉谷騎手が嬉しい重賞初制覇。

 小倉では不知火S。
 ◎グランスピードはハナへ。その手もありと思っていた。スローに落とすことに成功し、手応え十分に直線へ。後続との差を広げたときには「やった」と思ったが、最後の最後に人気のダブルシャープの強襲にあい、惜しくも2着。
 馬券は馬連をとった。単勝もとれれば万々歳だったが…。競馬は当たってナンボ。よしとしておこう。

 今週は4戦2勝だったが、他がいまいちでトータルはマイナス。2勝がともにチョロ当たりに終わったのが痛かった。馬券は難しい。

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【中央競馬予想と与太話】中京記念、函館記念(2021)~馬名が印象に残る馬~

 今週は小倉で中京記念が、函館で函館記念が組まれている。
 中京記念は小倉でたびたび行われており、1993年もそうだった。その年の勝ち馬がアラシ。馬名が印象に残る馬だ。キタサンブラックを出したヤナガワ牧場の生産馬で、土肥騎手を主戦に、このレースと福島記念を制した小回り巧者だった。
 中京記念の次走は宝塚記念に挑戦したが、GIの壁にはね返されて9着に終わった。ちなみに、メジロマックイーンが単勝1.5倍の人気に応え、杉本清アナの夢だったロンシャンボーイが最下位に終わったレースだ。

 レースにいってみたい。12頭のうち、半分の6頭が単勝10倍以下(前日時点)という混戦模様。
 本命は◎ボッケリーニ。前走は人気を裏切ったが、0.3秒差なら流れひとつ。得意の小回りで本領発揮。
 推奨穴馬はメイケイダイハード。いつかもう一度、穴を開けそうで。

 函館記念は◎トーセンスーリヤが本命。まだやれる。

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2021年7月17日土曜日

【読書メモ】荻原浩『海の見える理髪店』(集英社文庫)

 表題作を含む6編の短編が収められている、直木賞受賞作。。
 テーマは家族。といっても、家族の温かい愛ではなく、ちょっとねじれた家族感情の機微を描いた小説だ。
 切っても切れない家族の絆。好きなわけじゃないけど、断ち切ることもできない。「腐れ縁」とは血縁のことを言うのかもしれない。


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【中央競馬予想と与太話】函館2歳S、不知火S(2021)~不知火って、ドカベンの投手?~

 五輪開幕を1週間後に控え、祝福ムードどころか不穏な空気が漂っている。賛否両論あるだろうが、行われる以上は選手には全力を出し切ってほしいものだ。

 そんな土曜は函館で函館2歳ステークスが組まれている。2歳世代最初の重賞だ。そして、3週間開催最終週の小倉のメインは不知火ステークス。不知火とは何なのか、久しぶりに「特別レース名解説」で調べてみると…。
不知火(しらぬい)は、夜間の海上に多くの光が点在し、ゆらめいて見える現象。干潟の冷えた水面と大気との間にできる温度差によって、漁火が無数の影像をつくる異常屈折現象とする説が有力。八代海や有明海は、不知火の名所として知られる。
なのだそうだ。九州つながりで小倉で組まれているとは知りませなんだ。ドカベンの不知火投手のことではなかったということで、一件落着としておきたい。

不知火ちがい

 レースにいってみたい。予想は函館2歳Sを中心に。
 今年は11頭と異例の少頭数になった。なぜなのだろう。
 本命は◎メリトクラシー。評判のシルバーステートに初勝利をもたらした馬だ。初戦逃げ切り勝ちの馬は好みではないのだが、外枠なら逃げなくても競馬はできそう。父に初重賞勝利を届けたい。
 推奨穴馬はフェズカズマ。初芝でも。

 不知火Sは◎グランスピードが本命。前につけたい。

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2021年7月13日火曜日

【お父さんの週末料理】2021年7月10・11日~娘のリクエスト~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代後半)、母(年齢非公表)、娘(中2)、息子(小5)の4人。

 週末は梅雨前線が去り、梅雨明けの気配。娘の部活も、息子の野球も予定通り行われた。

 7月10日(土) 

 娘は朝から初の公式戦。残念ながらデビュー勝ちはならなかった。
 妻と私は早朝から息子の野球公式戦にかり出された。試合はまたも1点差負け…。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は妻がシウマイを出してくれた。
 昼は娘は試合会場でおにぎり。他の3人は試合後にピエリで外食。息子と妻はすがきやのラーメン、私はから揚げ定食を食べた。

◆晩ご飯◆
 昼が遅い時間でがっつりだったため、食欲なし。野球の審判もやってクタクタだったが、気力を振り絞って(大げさ)鱧(はも)の湯引きとカツオのたたきを作った(たたきは切っただけ)。さっぱりでグー。
 他は簡単サラダと五穀米。

ハモの湯引きとカツオのたたきなど

 7月11日(日) 

 娘は珍しく2日連続で部活。
 息子も2日連続で早朝から試合。この日も妻が付き添ってくれた。少年野球の拘束時間の長さはハンパない…。しかも結果は大敗…。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は妻が餃子を作ってくれた。他は簡単サラダと五穀米。
 昼は息子はグランドでおにぎりとソーセージ。
 娘と私は家で冷や奴とオムレツを食べた。息子が冷や奴が苦手なので、息子のいないときに食べることが多い。他はサラダと五穀米。

オムレツ

◆晩ご飯◆
 娘の給食が終わったので、昼に何が食べたいか聞くと「春巻きがええなあ」とのこと。たっぷり20本を作った。春雨ではなく、ビーフンで作った春巻きもなかなかグー。この日は昼が遅く、ジュースも飲んだのであまり進まなかったが、明日からモリモリ食べてください。娘よりも息子がぱくついた。
 他はサラダ、スープ、五穀米。

春巻き

たくさん作った

2021年7月11日日曜日

【中央競馬予想の回顧】プロキオンS、七夕賞、マレーシアC(2021)

 今週はプロキオンS。
 ◎メイショウウズマサは注文通りハナへ。2番手のトップウイナーにつつかれるかたちでややハイペースになった。4コーナーを先頭で回り、トップウイナーにはかわされたがラチ沿いで粘っている。そこへ飛んできたのが同馬主のメイショウカズサ。ズドンと突き抜けてJRAレコードで勝利。
 カズサにかわされたときにウズマサのほうは外へヨレた。もう限界だったのだろう。しかし、ダノンスプレンダーの追撃をギリギリでしのいで3着を確保。
 お陰様で馬券はガッツリ勝っていた複勝が的中。10倍ついたのでかなり浮いた。

 福島では七夕賞。
 ◎ロザムールも同様にハナへ。こちらは平均ペースに落とすことに成功し、トーラスジェミニと併せ馬のかたちで4コーナーへ。直線では2頭のマッチレースになり、最後はトーラスジェミニに軍配。行った行ったのレースになった。
 馬券は馬連が的中。46倍つけば大満足。

 土曜はマレーシアC。
 ◎ジュランビルは3番手から進めたが、先に抜けたボンボヤージには届かず、3着止まり。このレースも前々の決着だった。ちなみに、7頭立てで全馬の単勝が10倍以下という珍しいレースだった。

 今週は3戦2勝。2勝ともそれなりにガッツリ的中し、トータルもプラスを計上した。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...