2022年8月11日木曜日

【読書メモ】桜井美奈『殺した夫が帰ってきました』(小学館文庫)

 タイトルそのまま、殺したはずの暴力夫が帰ってきた。記憶をなくし、別人のように優しくなった夫。信じてよいのか…。
 奇妙な共同生活が続くうちに、徐々に大きくなる違和感。何かがおかしい。

 並行して語られるのが、主人公(夫を殺した妻)の過去。
 違和感がマックスに達し、主人公の過去と現在がつながるとき、すべてが明らかになる。

 ちょっと都合のよい展開が多いが、ページをめくる手を止めさせないドキドキ感はなかなかのもの。一気読み間違いなしのスリルサスペンス。

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【お父さんの週末料理】2022年8月7・11日~具だくさんパスタ~

 わが家では土曜、日曜の晩ご飯は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(アラフィフ)、母(年齢非公表)、娘(中3)、息子(小6)の4人。

 危険な暑さが続くが、食欲がそれほど落ちていないのはいいことだ。
 土曜は妻が食事を作ってくれた。11日の祝日は晩ご飯のみ私が担当。

 8月7日(日) 

 午後に娘は塾、息子は野球の練習。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は鯖を焼いた。朝ご飯の定番だ。息子もそれほど苦戦せずに食べられた。他はキュウリとコーン五穀米。
 昼は冷しゃぶ。こちらは息子の好物。食べるスピードが全然違う。他はキュウリとコーン五穀米。

鯖の塩焼き。朝ご飯の定番

◆晩ご飯◆
 ベーコンがたくさんあったので、トマトと一緒にパスタにした。具だくさんパスタは好評。ベーコンとトマトは鉄板の組合せだ。
 他はサラダとスープ。

具だくさんパスタ

◆作り置き◆
 久しぶりにベーコンの煮物を作った。煮卵が1番人気だ。

 8月11日(木・祝) 

 息子は午後に練習。炎天下の中、みんな元気だ。
 妻が朝は目玉焼きを、昼は玉子丼を作ってくれた。

◆晩ご飯◆
 実家からいただいたハムを食べた。ほどほどの塩味で美味しかった。
 他はサラダとうどん。暑い日は麺類に限る。

ハムとうどん。変わった組合せだが、よくあう

2022年8月8日月曜日

滋賀のおっさんランナーのランニング週報:2022年8月1~7日の記録【サブ3を達成して燃え尽き気味】

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。現在は49歳。
 2020年12月の神戸トライアルマラソンでサブ3を達成! 続く2021年3月のなにわ淀川マラソンで2回目のサブ3を達成したが、やや燃え尽き気味…。

◆総 評◆
 熊本から帰ってポイント練を再開。珍しく週中に2回のポイント練を実施した。
 週間走行距離は53 km。

◆閾値走◆
 火曜に夏休みをとったので閾値走。今回も90%(心拍数160)で6 kmの設定だ。午前中から絶望的に暑いが、何とか倒れずに完走した。ペースが落ちるのは仕方ない。心拍数はいい感じに収められたか。
 近所に日陰で閾値走やペース走ができるコースがないかなあ。誰か傘を持って伴走してくれないだろうか(笑)。

ペースは落ちるが心拍数は上がる…

◆レペティション走◆
 今週もレペ走で、(200+400)×3本を2セット。ほぼフラットなコースで400 m走をするのは久しぶりだ。2セット目は、特に200 mがかなり落ちた。ストライドが全然維持できないので、400よりも200への影響のほうが大きいのだろうか。
 びわ湖大橋の向こう側に行く予定だったが、どす黒い雲が近づいてきたので近所の歩道で済ませた。案の定、1セット目が終わったところでかなりの降雨があった。
 8月末に記録会があるので、そこまでは200 mも含めた短距離走をやろうと思う。もう少し出力を上げたい。

1セット目

2セット目

◆ロング走◆
 土曜の午後に日が陰ったので、急遽、ロング走を実施した。公園まで行き、不整地をグルグル回ってから帰った。この時期に135分走れれば合格点。久しぶりにランニングだけで120分以上体を動かした。
 カンカン照りにもならず、雨も降らず、ほどよいコンディションで走り切れたのはラッキー。珍しく天候に恵まれた。


◆まとめ◆
 猛烈な暑さで距離もペースも落ち気味だが、必要な負荷をかけられていると思いたい。早朝や夕方以降に走ればよいのだが、ジョグならともかく、ポイント練をその時間にやるのはいろいろな意味で難しい。
 気温が下がるのが待ち遠しいなあ。

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2022年8月7日日曜日

【読書メモ】今田寛『ことわざから出会う心理学』(ミネルヴァ書房)

 書き方はやさしいが、中身はちょっと硬派な心理学の入門書。近年の心理学の研究で明らかにされた成果が、八つ紹介されている。血液型占いの真偽、人間は生まれ(親からの遺伝)か育ち(周囲の人間)のどちらの影響を大きく受けるのか、日本人が「出る杭」になるのを避けるのはなぜかなど、興味深いテーマが心理学の立場から説明される。

 心理学というと、フロイトの夢判断みたいなのを想像しがちだが、現代の心理学は、生物学や脳科学が取り入れられ、データの分析には統計学が必須であり、理系の学問に近づきつつある。
 特に行動遺伝学という双生児を用いた研究の成果には目を見張るものがあり、なんとなく常識とされていたことが覆ることもあるようだ。中でも「生まれか(遺伝)、育ちか(環境)」に関する知見に行動遺伝学が与えた影響は大きく、(ざっくり言えば)知能は遺伝の割合がかなり大きく、性格(社会的行動)は家族外での人間関係がそのほとんどを決定するそうだ。

 心理学の分野を長年、牽引してきた今田氏が、豊富な文献を参照しつつ、エビデンスベーストに「人間の性質」を解説してくれた。一般市民がちょっと詳しく心理学を覗いてみたいときには最適の一冊。

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2022年8月6日土曜日

【お父さんの週末料理】2022年7月29日・8月2日~熊本名物だご汁~

 わが家では土曜、日曜の晩ご飯は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(アラフィフ)、母(年齢非公表)、娘(中3)、息子(小6)の4人。

 週末(7/30~)は息子の野球の大会で熊本へ。魚もうどんも馬も美味しかった…。
 その前後の7/29と8/2は私がご飯を担当した。

 7月29日(金) 

 息子と妻はこの日から熊本入りしたので、娘と私の2人メシ。

◆昼・晩ご飯◆
 ホッケを3枚焼いて、昼と夜で食べた。私は仕事だったので、昼は娘の1人メシ。
 夜は娘の作ってくれたサラダとスープを加えた。あとはご飯と冷や奴。ホッケは珍しいアメリカ産だった。普通に美味しかった。

アメリカ産ホッケ

 8月2日(火) 

 熊本から帰ってきた翌日は、私は夏休み。子どもたちと過ごした(いやがってたけど…)。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は食パンと卵フィレと鰯。変わった組合せだが、文句は出なかった(出させなかった?)。
 息子が熊本では、ずっとホテルのバイキングと仕出し弁当だったので、大好きなラーメン屋に連れて行った。大好物の豚骨ラーメンを平らげて満足したそうだ。私は冷やし中華を食べた。昨年食べたときは「1回でいいかな」という感じだったが、今年は「もう1回くらい食べてもいいかな」と思った。美味しくなったような。
 娘は家で熊本土産のだご汁を食べた。汁が少なく「だご」だったような?…

熊本土産のだご汁とラーメン

◆晩ご飯◆
 夏休みで子どもたちの昼ご飯が必要なのでから揚げ大会。いつも通りむね肉4枚を揚げ揚げした。IHの天ぷらモードを使い始めてから、揚げ物がうまくできるようになった。以前はかなり低い温度で揚げていたのだろう。
 他はサラダ、だご汁、五穀米。だご汁は具と汁を足したら美味しかった。大分の団子汁とほぼ同じものなのだろう。味噌があう。

から揚げ。これで半分

2022年8月5日金曜日

【読書メモ】道尾秀介『カエルの小指』(講談社文庫)

「あいつらが帰ってきた」
 続編にありがちなフレーズだが、本書を一言で表すならこれしかなかろう。前作『カラスの親指』で大暴れした4人に、その息子と新たな少女が加わり、総勢6名で大ペテンを仕掛ける。
 誰が誰を騙していていて、どこからが本当でどこからが茶番なのか、二転三転どころか、四転五転。ようやく「なるほどねえ」とオチが見えたところで、すべてがひっくり返って幕を閉じる。またも道尾氏にしてやられた。
 いつも通り、やめられない止まらない、道尾小説。寝不足のときに読み始めないように注意。

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2022年8月3日水曜日

滋賀のおっさんランナーのランニング週報:2022年7月25~31日の記録【サブ3を達成して燃え尽き気味】

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。現在は49歳。
 2020年12月の神戸トライアルマラソンでサブ3を達成! 続く2021年3月のなにわ淀川マラソンで2回目のサブ3を達成したが、やや燃え尽き気味…。

◆総 評◆
 週末に予定があったので、1週間早めて今週を抜く週にした。やばい暑さだったし、ちょうどよかったかもしれない。
 週間走行距離は34 km。

◆帰宅ジョグ◆
 火曜と木曜に帰宅ジョグ。薄暮の時間でも30℃超で、汗だくになった。風が吹いても、熱風が吹き付けるだけで、何も涼しくない…。初めて帰宅ジョグの途中に水を買った。

◆熊本の白川をジョグ◆
 週末は息子の野球の大会で、熊本に行った。朝食後に時間がとれたので、娘を部屋に残して白川を海に向けて走った。4~5 kmで河口に出ると思っていたら、とんでもない勘違い。9 kmほど走って小島橋までたどり着いても、河口ははるか先にうっすら見える程度…。そこで引き返した。

行きは白川を、帰りは町中を走った

 軽くジョグどころか、ちょっとしたロング走になってしまった。曇り空だったので事なきを得たが、日が照っていたら危なかったかもしれない。
 ヘトヘトになって帰ったら、娘はホテルで勉強していた。偉い。ご褒美代わりに、2人でご当地ジュースを飲んだ。
 もう1回走りたかったけど、暑さも普通じゃなかったし、仕方ないかな。

パインサイダーは佐賀、デコポンジュースは熊本

◆まとめ◆
 あまりの暑さと、旅の疲れで、抜く週のわりには負荷がかかったかも。疲労をためないように気をつけよう。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...